「君津駅」の版間の差分
細 |
|||
1行目: | 1行目: | ||
+ | [[ファイル:君津駅 1.jpg|350px|thumb|北口]] | ||
+ | [[ファイル:君津駅 2.jpg|350px|thumb|南口]] | ||
'''君津駅'''(きみつえき)は、[[千葉県]][[君津市]]東坂田一丁目にある、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[内房線]]の[[鉄道駅|駅]]である。 | '''君津駅'''(きみつえき)は、[[千葉県]][[君津市]]東坂田一丁目にある、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[内房線]]の[[鉄道駅|駅]]である。 | ||
2014年8月23日 (土) 20:33時点における最新版
君津駅(きみつえき)は、千葉県君津市東坂田一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
当駅から館山方面は単線となる。木更津駅 - 当駅間は内房線でもっとも距離が長い区間である。総武線・京葉線直通の快速列車は朝の上り1本以外は当駅が始発・終着としている。特急「さざなみ」の全列車が停車し、上下2本ずつが当駅を始発・終着としている(平日のみ)。
歴史[編集]
- 1915年(大正4年)1月15日 - 木更津線の周西駅(すさいえき)として開業。
- 1919年(大正8年)5月24日 - 路線名称変更により北条線の駅となる。
- 1929年(昭和4年)4月15日 - 北条線の房総線編入により、房総線の駅となる。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 房総線蘇我 - 安房鴨川間の房総西線分離により、房総西線の駅となる。
- 1956年(昭和31年)4月10日 - 君津駅に改称。
- 1969年(昭和44年)7月11日 - 木更津 - 千倉間が電化。
- 1970年(昭和45年)3月24日 - 木更津駅 - 君津駅間が複線化。
- 1972年(昭和47年)7月15日 - 路線名称変更により内房線の駅となる。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 一部の特急列車が停車開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1993年(平成5年)7月2日 - 全特急列車が停車開始。
- 1999年(平成11年)6月1日 - イオカード供用開始。東京近郊区間に組み込まれる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカード「Suica」供用開始。
駅構造[編集]
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線のあわせて2面3線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。1番線の山側に2本の留置線があり、下り方に引上げ線がある。なお、3番線の海側にも数本の留置線があるが、こちらは現在使用されていない。北口に通じる跨線橋が長いのは、かつて貨物扱いがあり、駅構内が広かったことによる。2007年4月にはエスカレータ・エレベーター・多機能トイレが設置された。2009年6月には各ホームに待合室が設置された。
直営駅であり、管理駅として、青堀駅 - 浜金谷駅間の各駅を管理している。みどりの窓口(営業時間:6:00 - 21:00)、自動券売機・指定席券売機・自動改札機・自動精算機が設置されている。
ホーム、改札口共に電光掲示板が設置されている。改札外にNEWDAYS、コインロッカーがある。公衆電話は駅舎内には改札外に1台、改札内に1台ある。鉄道関連施設として、交通建設木更津工事所がある。
駅南口、北口ともに、駅前は広めなロータリーとなり、バスやタクシーの便がある。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■内房線 | 下り | 館山・安房鴨川方面 | 一部は2・3番線 |
2・3 | ■内房線 | 上り | 千葉・東京方面 |
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 千葉方面着発 | 安房鴨川方面着発 | 引上げ線着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
電2 | ホームなし | 不可 | 不可 | 入出区可 | 留置線 | |
電1 | ホームなし | 不可 | 不可 | 入出区可 | 留置線 | |
下本 | 1 | 15両分 | 到着可 | 出発可 | 入出区可 | 下り主本線 |
中 | 2 | 15両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | |
上本 | 3 | 15両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | 上り主本線 |
上1 | ホームなし | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 不可 | 架線なし |
- 主本線を発着する場合は通過が可能。
- 電留1,2番線と、ホームとの入出区は、青堀方の引上げ線にてスイッチバックを行う。
- 夜間、1,2番線と電留1,2番線(15両対応)に京葉線直通2本、総武快速線直通2本が留置される。臨時列車在線時は引上げ線上で留置される場合もある。
* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月
利用状況[編集]
2012年度の乗車人員は1日平均8,508人(前年度比99.7%)。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 10,156 |
1991年 | 10,650 |
1992年 | 11,116 |
1993年 | 11,373 |
1994年 | 11,500 |
1995年 | 11,382 |
1996年 | 11,151 |
1997年 | 10,702 |
1998年 | 10,441 |
1999年 | 10,332 |
2000年 | 10,244 |
2001年 | 10,138 |
2002年 | 10,027 |
2003年 | 9,837 |
2004年 | 9,594 |
2005年 | 9,494 |
2006年 | 9,461 |
2007年 | 9,430 |
2008年 | 9,383 |
2009年 | 9,018 |
2010年 | 8,817 |
2011年 | 8,535 |
2012年 | 8,508 |
バス路線[編集]
北口発着[編集]
日東交通によって運行されている。
乗り場 | 経由地 | 行先 |
---|---|---|
1番 | 君津市役所→北子安→八重原 | 君津市内循環線(A回り)八重原方面 |
大和田D1棟前→君津製鐵所→畑沢三丁目北 | 君津市内循環線(B回り)大和田・製鐵所方面 | |
2番 | 畑沢三丁目北→君津製鐵所→大和田D1棟前 | 君津市内循環線(A回り)畑沢・製鐵所方面 |
3番 | 君津台中央・神門・青堀駅 | イオンモール富津 |
君津台中央→君津高校→大和田→神門→周西幼稚園 | コミュニティバス・人見・大和田・神門循環線 |
南口発着[編集]
日東交通・小湊鐵道・天羽日東バス・京浜急行バス・京成バスによって運行されている。
乗り場 | 経由地 | 行先 |
---|---|---|
1番 | 杢師四丁目・法木作・君津バスターミナル | 中島 |
中野西公園・中央門前 | 君津製鐵所 | |
(ノンストップ) | 上総高校(通学生専用) | |
人見大橋・青堀駅・下飯野・富津市役所 | 大貫駅東口 | |
南子安小→君津バスターミナル→常代五丁目 | コミュニティバス・小糸川循環線(内回り) | |
自動車学校前→貞元社宅→常代五丁目 | コミュニティバス・小糸川循環線(外回り) | |
3番 | 陽光台・畑沢三丁目東・君津中央病院 | 木更津駅西口 |
5番 | (高速バス) | 東京駅八重洲口前・浜松町・東雲車庫 |
6番 | (高速バス) | 羽田空港 |
成田空港 |
駅周辺[編集]
その他[編集]
隣の駅[編集]
- 東日本旅客鉄道
- ■内房線
- 特急「さざなみ」停車駅