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2012年9月2日 (日) 10:24時点における最新版
『428 〜封鎖された渋谷で〜』(よんにいはち 〜ふうさされたしぶやで〜)は、2008年12月4日にセガより発売されたWii用サウンドノベルゲーム。チュンソフト開発で、セガ×チュンソフトプロジェクト作品の1つ。
2009年9月にはスパイクよりプレイステーション3版およびプレイステーション・ポータブル版が、2011年11月にはチュンソフトよりiOS版(iPhone / iPod touch / iPad)版が発売。インターフェイスの改良や、PS3版はハイビジョン出力やリアル5.1チャンネルサラウンドに対応する。ゲーム本編中に追加要素はないものの、オフィシャルガイドブックに収録されているエピローグがスペシャルエピソードに追加されている。
廉価版は、2010年2月25日に「みんなのおすすめセレクション」としてWii版(税込2,800円)が、同年12月2日に「Spike The Best」としてPS3版(税込3,360円)、PSP版(税込2,940円)が発売されたほか、2011年3月にはPSPのダウンロード版(税込2,000円)が配信開始された。
CMキャッチコピーは「さらば、昨日までの渋谷」。
目次
概要[編集]
チュンソフトのサウンドノベルシリーズ。渋谷の街を舞台に繰り広げられるサスペンスである。渋谷が舞台、実写を使用、複数主人公制など『街 〜運命の交差点〜』との共通点が多いのも特徴で、内容に直接の関係はないが、同作の世界の10年後であることをほのめかす記述がいくつかある。なお、それぞれの主人公ごとに別々の物語が並列して進行していた『街 〜運命の交差点〜』とは違い、本作では主人公全てが同一の事件に関わっており、メインシナリオ全体で一つの物語となる構成となっている。
使用される画像は一部の動画を除いて静止画を基本とするが、この静止画は役者が実際に台詞を伴った演技を行う中で撮影された。当初、総監督のイシイジロウは静止画ゆえに撮影時の台詞は不要と考えていたが、撮影監督の毛利の提案により台詞を付けることとなった。撮影された静止画の総数は12万枚に上る。
- ボーナスシナリオ
- 2つのボーナスシナリオが収録されており、これらは特定の条件を満たしてメインシナリオを終了させることで閲覧できる。ボーナスシナリオのうち1つは『かまいたちの夜』シリーズのシナリオを手掛けた我孫子武丸が担当。もう1つは実写ではなくアニメ絵で構成されており、TYPE-MOONが制作を担当。ボーナスシナリオの世界観や設定にはメインシナリオとの繋がりはあるが、独立したストーリーとなっている。
- スペシャルエピソード
- ボーナスシナリオ以外にも「スペシャルエピソード」が複数収録されている。これらはメインシナリオ中に登場したサブキャラクターにスポットを当てたものであり、特定の条件を満たさないと閲覧できない。
- 隠しシナリオ
- ボーナスシナリオともスペシャルエピソードとも異なる隠しシナリオもいくつか存在している。これらはかなり複雑な条件を満たさねば閲覧できないものではあるが、本編の世界観と直接的に関係するストーリーではない。
- その他
- 『週刊ファミ通』のインタビュームービー(予約特典のメイキングビデオ収録)ではプロデューサーである中村光一が「4月28日に起こった十時間の出来事を描く」、「『24 -TWENTY FOUR-』(テレビドラマ)のようなものが作りたかった」とコメントしている。
- なお、本作と『忌火起草』は、機種が決定していない段階でパソコン上で動く状態で開発を開始し、その後発売が決定した家庭用ゲーム機に移植するという手順で開発が行われている。そのため、Wii、PS3のモーションセンサーなど独自機能はあえて使用されていない。開発責任者であるイシイジロウはインタビューで「サウンドノベルというゲームは普通のコントローラーさえあればプレイできるものだと思っています」と語っている。ただし全く使用していないわけではなく、モーションセンサー機能を使用する(WiiではWiiリモコンのスピーカーも使用)変則的な隠しシナリオが存在する。
評価[編集]
本作は「日本ゲーム大賞 2008」フューチャー部門を受賞した。
『週刊ファミ通』のクロスレビューでは、史上9本目となる40点満点を記録した。2008年発売ソフトのユーザー満足度ランキングでも、『メタルギアソリッド4』、『テイルズ オブ ヴェスペリア』に次ぐ3位になっている。
2009年7月15日より更新されたみんなのニンテンドーチャンネル内「おすすめランキング」では、2010年8月までの約1年間、最高評価のプラチナランクに入っていた(現在はゴールドランク)。
ゲームシステム[編集]
渋谷の街を舞台に複数の主人公のストーリーが密接に絡み合いつつ同時進行する。特定の主人公のストーリーを読み進めているだけでは行き詰るようになっており、複数の主人公をこまめにザッピングする必要がある。ゲームの進行状況や選んだ選択肢は5分単位で構成されたタイムチャートで視覚的に確認でき、既読の時間帯であれば自由に移動が可能。
- BAD END
- 通常のサウンドノベルと同様に、ゲーム内の選択によりバッドエンドを迎えてゲームオーバーになることがあるが、本作の場合はその主人公自身の行動だけではなく、他の主人公の選択の影響も受ける。その主人公にとっては些細で重要ではない選択肢が、他の主人公に致命的な影響を与えることもある。なお、「BAD END」といっても悪い末路とは限らず、コミカルだったりむしろハッピーなエンディングも多く含まれている。
- TO BE CONTINUED
- ゲーム内の時間帯は基本的に1時間単位で区切られており、その主人公のストーリーが区切りを迎えると「TO BE CONTINUED」と表示されてストーリーが進行できなくなる。その時間帯における全ての主人公のストーリーをTO BE CONTINUEDにすると、予告編ムービーが流れてから次の時間帯に移行する。
- KEEP OUT、JUMP
- ある主人公のストーリーをある程度読み進めていると、突然立ち入り禁止を示す「KEEP OUT」という表示が出て先に進めなくなることがある。その場合は他の主人公のストーリーで、その主人公の名前が赤く表示された箇所を探し出し、それを選択してJUMPすることで先に進めることができる。
- TIP
- ゲーム中の文章で青く表示された単語を選択するとその単語の解説画面「TIP」を閲覧できる。解説内容は、ゲーム中の設定を説明する「428」マーク付きのものと、現実世界と共通の説明をする虫眼鏡マーク付きの2種類がある。
あらすじ[編集]
4月28日、午前10時。渋谷中央署の新米刑事、加納慎也はスクランブル交差点にいた。渋谷管内で誘拐事件が発生し、犯人は被害者の妹、大沢ひとみに現金を持たせるよう指示。加納は先輩刑事の笹山と共に、身代金引き渡し現場に張り込んでいるのだ。配属後、初めての大事件捜査に緊張する加納。彼はまだ、事件の裏に自分の想像を遥かに超える陰謀が隠されていることを知らない。
同じ頃、遠藤亜智は日課のゴミ広いに精を出していた。途中、女性に絡むスカウトをあしらったりしながら渋谷駅前まで来た亜智は、ハチ公前に佇む一人の少女を目にした。好みのタイプであったため、思わず見とれてしまう亜智。突如目の前で起きる事件。少女に向けられた銃口。身の危険を察した亜智は咄嗟に飛び出し、少女をかばい逃走する。
事件捜査に奔走する加納。少女と行動を共にする内に徐々に事件に関わっていく亜智。二人の青年を中心にフリーライターの御法川実、被害者の父である大沢賢治、謎の着ぐるみタマの物語が複雑に絡みつつ、渋谷の街は今、騒乱の渦に包まれようとしていた。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- 加納慎也(かのう しんや)
- 演 - 天野浩成
- 渋谷中央署の新米刑事。一年前、渋谷署刑事課強行犯係に配属されたばかり。正義感は強いものの、どこか頼りなさがある。また感情的になったり、他人のペースに流されたりと精神的な未熟さも目立つ。
- 高校時代のラグビーで鍛えた身体と俊足が売りでタックルが得意。
- 先輩刑事の建野京三に憧れており、彼が口に出した数々の言葉を“デカの心得”として書き溜めて大事にしている。
- 恋人の工藤留美とは結婚も考えているのだが、留美の父である静夫が中々会ってくれず、難儀している。
- 遠藤亜智(えんどう あち)
- 演 - 中村悠斗
- 渋谷の若者を統率しているグループ「KOK」の初代ヘッド。現在は離脱し、渋谷のゴミ拾いに精を出す毎日。
- 一見強面だが環境問題のことをしっかりと考え、正義感も強い好青年。渋谷ではちょっとした有名人。
- ケンカの腕はかなりのもので、売られたケンカは買っていたという。しかし頭を使うのが苦手で、小難しい話が苦手だったり、ことわざをよく間違えたりする。
- 考えるよりも直感で行動するタイプで、困っている人を見ると放っておけない。
- 大沢賢治(おおさわ けんじ)
- 演 - 小山卓治
- 大手製薬会社「大越製薬」の研究所長で、ウイルス研究の第一人者。
- 非常に寡黙な人物で、人と人の関わりについては何の興味も持たない、いわゆる仕事人間。自分の研究にしか意欲を見せず、淡々と日常を過ごしていた。
- 美術的なことにも全く興味のなかったが、あることがきっかけで上木彩矢のファンになる。
- 娘の誘拐事件をきっかけに、今まで避けてきたものと向かい合うこととなる。
- 御法川実(みのりかわ みのる)
- 演 - 北上史欧
- 元新聞記者で、現在はフリーライター。
- 自分の書いた記事に絶対の自信を持っており、取材対象への態度もやたらと大きい。しかし、困っている周囲の人間を見捨てない義理堅さを持ち、インチキやイカサマを許さない正義感は強い。何かにつけ、人や物を指差す癖がある。
- 『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』からのスピンオフキャラクター。
- また、本作からのスピンオフとしてスパイク発売のPSP用ゲームソフト『ガチトラ! 〜暴れん坊教師 in High School〜』に御法川実の妹である御法川ミドリが登場している。
- タマ
- 演 - ???
- ネコの着ぐるみを着た人物。雑貨屋で見つけたペンダントを買うためにアルバイトをしている。本人曰く、「か弱い乙女」であるらしい。
- ファスナーが壊れて着ぐるみが脱げなくなってしまい、しばらく着ぐるみのままで仕事をすることになる。
- 他人への気遣いはあるものの、どこかおっちょこちょい。アルバイト代のためにあらゆることを頑張っているため、努力家な一面もある。
- ひとみ
- 演 - 近野成美
- 亜智がハチ公前広場で出会った少女。19歳。謎の男に命を狙われている。
- ルックスは美人の部類で、性格も可憐でおしとやか。
- しかし、目的のためには多少の無茶をするといった無鉄砲さ、度胸の座った一面ものぞかせる。
- 上木彩矢(かみき あや)
- 演 - 上木彩矢
- 人気上昇中の女性歌手。渋谷のあらゆるところに彼女の新曲の広告が出されている。
加納 編[編集]
- ジャック・スタンリー
- 演 - ジャック・ウッドヤード
- ある事件を追う謎の外国人。
- 目的や任務のためなら多少の犠牲は仕方がないと考え、なおかつ他人のことは深く信用しない生粋のエージェント。しかし、その裏にはかつて弟と共に巻き込まれた爆破事件での弟の犠牲が影を潜めている。
- 久瀬宏二(くぜ こうじ)
- 演 - 諏訪太朗
- 警視庁管理官、加納が刑事になったときの渋谷中央署刑事課長。
- 冷静なときは普通の話言葉であるが、興奮すると途端にオネエ言葉になる。
- 笹山裕二(ささやま ゆうじ)
- 演 - 瀬戸口剛
- 加納とコンビを組む先輩刑事。新婚ホヤホヤで、事ある毎に加納に「結婚はいいぞぉ」と自慢してくる。奥さんの愛称は「ミーちゃん」。
- 捜査中、刑事だとバレないように様々な変装をしているため、「コスプレ刑事」の二つ名を持っており、本人も変装を楽しんでいる。加納は彼と組むようになってからは、「真面目にやりましょう」が口癖になりつつある。
- 建野京三(たての きょうぞう)
- 演 - 工藤俊作
- 渋谷中央署の刑事で、加納の先輩。誘拐事件の捜査では大沢ひとみを警護する役割を任されていた。
- 加納の警察官としてのあり方に多大な影響を与えた人物。彼の言葉は“デカの心得”として加納の胸に深く刻まれている。
- リーランド・パーマー
- 演 - ブレイク・クロフォード
- 緑山学院大学の英語講師。誘拐事件が発生した日、被害者が出席したパーティに同席していた。
- 工藤留美(くどう るみ)
- 演 - 茂呂真紀子
- 加納の恋人。国民的女優に似ているらしい。
- 工藤静夫(くどう しずお)
- 演 - 秋元羊介
- 留美の父。今は長野で農業をしているが、かつては警視庁捜査一課の刑事だった。しかし、刑事である加納と留美の交際については頑なに反対している。
亜智 編[編集]
- 杖の男
- 演 - ???
- ひとみの命を拳銃で狙う謎の男。杖をつきながら歩く。
- 謎の少女
- 演 - ティギー・ウィリアムス
- 物語に絡む重要人物。武術に秀で日本語が堪能。ある登場人物のずば抜けた行動力が彼女を渋谷へ引き寄せた。
- 遠藤大介(えんどう だいすけ)
- 演 - 森田順平
- 遠藤亜智の父親。遠藤電気店を経営している。東京電工大学に特待生で入学し、首席で卒業した経歴を持つ。その技術力を生かし、渋谷の商店街の監視カメラシステムを構築し、その管理を一手に引き受けていると同時に、商店街の会長でもある。
- 西沢進(にしざわ すすむ)
- 演 - 谷口大介
- KOKの現リーダー。かつては亜智を慕っていたが、彼がKOKを抜ける際のいざこざから、今では名前を呼ばれることすら厭うようになってしまった。
- 序列を重要視せずチームの誰に対しても同様に接するため、仲間からは慕われている。
- 桐生洋司(きりゅう ようじ)
- 演 - 加々美正史
- KOKの現ナンバー2。かつては池袋を拠点としており「ブクロのシャチ」と呼ばれていたが、敵対するチームはどんな手を使ってでも叩き潰すクレイジーさから仲間からも見放され、渋谷に流れてきた。
- 彼がKOKの運営を仕切り始めた頃から、徐々にチームは不良の溜まり場へと変化していく。さらに彼はリーダーの座をも奪おうと現在自身の取巻きを増やしつつある。
- 米田マキ(よねだ-)
- 演 - 杉村祐有子
- 一昨年亡くなった夫の跡を継いでそば屋「どうげん庵」の主を勤めている。冷やしカレーそばが名物。
大沢 編[編集]
- 田中護(たなか まもる)
- 演 - 高橋大祐
- 大沢が所長を務める研究所の副所長で、大沢の右腕的存在。研究に没頭する彼の雑務を一手に引き受けている。
- 梶原義男(かじわら よしお)
- 演 - 川屋せっちん
- 渋谷中央署の刑事。誘拐事件の捜査に加わる。優秀だが、いつも飄々としたお茶目な態度が、大沢の神経を逆撫でることが多い。ポケットにバナナを何本も入れている。
- 大沢愛(おおさわ あい)
- 演 - 万里里
- 大沢の妻。大沢の勤める製薬会社「大越製薬」の重役の娘でもある。
- 牧野卓(まきの すぐる)
- 演 - 大槻修治
- 「大越製薬」の重役で、愛の父。大沢の上司でもある。
御法川 編[編集]
- 頭山照雄(とうやま てるお)
- 演 - 塾一久
- ゴシップ紙「噂の大将」を出版しているヘブン出版の社長。
- 以前は新聞社のデスクを勤めていて、御法川の上司であった。多額の借金を抱えてしまい、自殺を考えている。
- 頭山花(とうやま はな)
- 演 - 椹爽
- 頭山照雄の一人娘。10歳。年齢のわりにどこか冷めている少女。趣味は詩を書くこと。
- 磯千晶(いそ ちあき)
- 演 - 右手愛美
- 御法川の知り合いの新米フリーライター。記事には御法川も光るものを感じているが、人と話すのが苦手でろくな取材が出来ないという、ライターとしては致命的な欠点を持つ。
- 森田ミク(もりた ミク)
- 演 - 風香
- 中学時代は、盆栽のチャンピオンでもあったが、心無い行為に怒りを覚えて御法川から格闘技道場を紹介された過去があり、今では女性格闘家が戦う様を観客が酒を飲みながら観戦して楽しむショーパブ「BRIDE」のチャンピオン。
- 君塚八郎(きみづか はちろう)
- 演 - 田中要次
- 働く男の味方を自称する、頼れるタクシー運転手。釣り銭はきっちり返す主義。
- 柿沼涼子(かきぬま りょうこ)
- 演 - 落合恭子
- 喫茶店「ロートレック」でアルバイトをしている。緑山学院大学法学部の二年生で、常に六法全書を持ち歩いている。
- バイト先に向かう途中ホスト風の男たちに絡まれている所を亜智に助けられる。
- 大洗真之介(おおあらい しんのすけ)
- 演 - 塩塚晃平
- 劇団「迷天使」を主宰している。かつて民放テレビ局「テレビ太陽」でバラエティ番組を担当していた放送作家だった。御法川には名前を「おおわらい」だと思われているが、正確には「おおあらい」である。
- 州小沢みちる(すおざわ みちる)
- 演 - 桑原裕子
- 「迷天使」で製作スタッフのチーフをしている。御法川から「スゴワザさん」と呼ばれるが、正式には「すおざわ」。
- 片山光一郎(かたやま こういちろう)
- 演 - YURUKI
- 超日本印刷社員。時間に非常に厳しい。口癖は「これ、社会の常識」。
- 小津朝雄(おづ あさお)
- 演 - 川本裕之
- 宝田金融の取立人。天竜組のヤクザで、瀬川の兄貴分に当たり、二人コンビで債務者の取立てを行っている。
- スキンヘッドにサングラスと見た目は怖いが、物腰は柔らか。
- 瀬川湯太郎(せがわ ゆたろう)
- 演 - 馬場恒之
- 宝田金融の取立人。天竜組のヤクザで、小津の弟分。二人コンビで取立てを行っており、主に債務者に対する脅しつけを担当している。
- 安田大成(やすだたいせい)
- 演 - 千々和竜策
- 35歳。数日前に雑貨店を開業した。街頭で御法川の強引なインタビューを受けてから何かと遭遇する事が多い。格闘技ファン。
タマ 編[編集]
- 柳下純一(やなぎした じゅんいち)
- 演 - なすび
- 海外から怪しい商品を大量に取り寄せて日本で販売をする株式会社「大日本ヘルシー」の代表取締役。
- あからさまな詐欺に簡単に騙されるも、新たな金策を見つけるとそれまでの失敗を忘れて走り出す楽天家。
- 非常に意地汚く、がめつい部分もあるがどこか憎めない人物。借金が200万円ある。
- 大杉知里子(おおすぎ ちりこ)
- 演 - 原裕香
- タマのバイト仲間。一日十食も食べる大食漢。思ったことは遠慮無く言う性格。下手だが手品など意外と多芸な一面を持つ。タマや柳下からは「チリ」と呼ばれる。
ボーナスシナリオ1[編集]
- 遠藤鈴音(えんどう すずね)
- 演 - 小林涼子
- ボーナスシナリオ1の主人公。渋谷中央病院に拡張型心筋症で入院している少女。17歳。亜智の妹。
- 風間拓也(かざま たくや)
- 演 - 須賀健太
- 鈴音と同じ渋谷中央病院に入院している少年。14歳。
- 佐伯(さえき)
- 演 - 大塚明夫
- 渋谷中央病院の心臓外科医で鈴音の主治医。
ボーナスシナリオ2[編集]
プラチナトロフィーの取り方[編集]
本編をクリアする[編集]
- ブロンズ×8 ○時クリア 全登場人物が○時のシナリオをクリア
- シルバー THE END エンディングをクリアした。
- ゴールド NEVER ENDS 真エンディングをクリアした。
BADコンプリートに挑戦[編集]
- ゴールド 全BADENDコンプ ゲーム中に存在する全BADENDを読んだ。
- シルバー×9 ○時BADENDコンプリート ○時に存在する全BADENDを読んだ。
- 428攻略&まとめwikiを参照に1個づつ潰していく。時間ごとに区切り発生条件の選択肢を選び人物をBADENDに導く。一部JUMPを伴うものがあるが関係しそうな人物を中心に進めばOK
ボーナスシナリオを読む[編集]
- シルバー 鈴音編読了 鈴音編を読んだ。本編をクリア+BADEND50個以上で白い栞が出現し読める。
- ゴールド カナン編読了 カナン編を読んだ。真ENDでクリアすると黒い栞が出現し読むことが出来る。結構長い。
スペシャルエピソードを全部読む[編集]
- シルバー 全スペシャルエピソードを開放した。開放方法は2種類。カルトクイズ428の回答と特定場面で放置するとコマンドが出現するので入力する。
PS3版カルトクイズ418問題
Q1.ウーアウィルスの大きさ - A1.100ナノ
Q2.笹山の奥さんの愛称は? - A2.みーちゃん
Q3.ミラクルストーンの仕入れ値 - A3.5000えん
Q4.違う!○○はお前だ! - A4.きょくろん
Q5.大沢ひとみの血液型は? - A5.ぼんべい
Q6.柳下の会社名は? - A6.だいにほんへるしー
Q7.劇団迷天使の制作の名前 - A7.すこざわ
Q8.パンデミックを日本語で言うと? - A8.かんせんかくだい
Q9.フランクの所属はシカゴ市警のなんていう班? - A9.ばくだんほうかはん
Q10.19:57に大沢マリアの携帯を鳴らしたのは? - A10.かなん
Q11.大越研究所の暗合解読。採用した解除方法は? - A11.さいどちゃねる 特定場面で放置(微妙にスクロールしています。速度は同じではない)
- 御法川(16:05) 「あの出版社までなら、10分で着きますよ」の場面
- 大沢(12:30) 「あれ、随分とあっさりしてますね」の場面
- 加納(15:25) 「その言葉の意味を加納は噛み締めた。」の場面
- 亜智(14:35)「BAD END No.36」の「二人がかりで弱い者いじめかよ。」の場面
- 加納(12:40)「BAD END No.18」の「待て!!」の場面
- 御法川(12:00) 「俺の言動に腹が立ったかもな。」の場面
- 亜智(15:05)「BAD END No.43」の「まっすぐに監視カメラモニターの~」の場面
- 大沢(14:20) 「BAD END No.40」の「大沢の脳裏にばたばたと~」の場面
- マリア(14:00) 「自分で処分するとは言ったものの」の場面
- 亜智(13:50)「BAD END No.28」の「二人は絶句した。」の場面
- 初音編「名前を聞いても・・・・・・いい?」の返事の場面
エコ吉編を読む[編集]
- ゴールド エコ吉編を読んだ。上記、真END後に一部TIPが追加されるので、そこからJUMP。
- 亜智(15:30)のワゴン爆発直後のカナンの台詞「シャツ」TIP
- マリア(16:00)冒頭の「爆発現場」TIP
- 加納(16:40)冒頭の「サウスヒル」TIP
- 大沢(16:40)の梶原の台詞「謎」TIP
- 亜智(17:05)の「路肩」TIP 順番に読めばOK!
陰謀編・真の陰謀編を読む[編集]
- ゴールド 陰謀編を読んだ。金の栞になっていることが条件。
- 御法川17:35よくある名前2の「中村」を選択後10秒放置すると中村光一からのメッセージが流れる。メッセージにしたがいコントローラーを左右に振ると陰謀編が始まる
- ゴールド 真の陰謀編を読んだ。
- 亜智(17:05)の「路肩」TIPからエコ吉編を読む。すると3文字目縦読みで「スイッチをきれ」と表示される場面があるのでPS3の電源を切る。(コントローラーからPSボタンで本体の電源を切る)
- PS3のスイッチを入れ428を開始すると真の陰謀編が始まる
以上でオールコンプ、プラチナトロフィーをゲット出来る。
スタッフ[編集]
- プロデューサー - 中村光一
- 総監督 - イシイジロウ
- チーフプログラマ - 金田元貴
- アートディレクター - 中村基
- シナリオディレクター - 伊東幸一郎
- 演出 - 古田剛志
- ミュージックディレクター - 中嶋康二郎
- サウンドディレクター - 沖邊美佐紀
- 仕様 - 佐藤郁夫
- プロジェクトマネージャー - 山口裕士
- シナリオ - 北島行徳
- 音楽 - 佐藤直紀、坂本英城、保本真吾
- ボーナスシナリオ1担当 - 我孫子武丸
- ボーナスシナリオ2制作 - TYPE-MOON
主題歌[編集]
- 上木彩矢「世界はそれでも変わりはしない」
- 作詞 - 上木彩矢 / 作曲 - 大野愛果 / 編曲 - 葉山たけし(ストリングスアレンジ - 池田大介)
小説版[編集]
シナリオ担当の北島行徳による小説版が講談社のレーベル講談社BOXより発売、全4巻。イシイジロウ全面協力により、脚本家:桑原裕子の原案を元に「劇団・迷天使編」が書き下ろされている。イラストはN村。
- 10:00-13:00 (2009年9月1日発行)ISBN 978-4-06-283720-0
- 13:00-15:00 (2009年10月1日発行)ISBN 978-4-06-283726-2
- 15:00-17:00 (2009年11月4日発行)ISBN 978-4-06-283729-3
- 17:00-20:00 (2009年12月1日発行)ISBN 978-4-06-283732-3
アニメ版「CANAAN」[編集]
TYPE-MOON制作のボーナスシナリオ2を題材にしたテレビアニメ『CANAAN』(カナン)が2009年7月より全13話が放送された。本編シナリオの2年後が舞台で本編のキャラクターも一部登場する。また、このアニメ関連のインターネットラジオも3番組配信されている。
- 『CANAAN×南條愛乃』
- ニコニコ生放送にて2009年8月12日00:00より1時間越えで放送された特別番組。『CANAAN』での大沢マリア役南條愛乃がホストを務めイシイジロウをゲストに『CANAAN』第1話Aパートの生オーディオコメンタリーや、イシイジロウによるボーナスシナリオ2の生プレイ動画、PSP版・PS3版の特典DVDや『CANAAN』関連商品の紹介などで構成されており、主に前半は『CANAAN』、後半は『428』を取り上げていた。イシイジロウはニコニコ動画の特性である視聴者のコメントついても様々な反応を見せ、素朴な疑問に対しての回答なども行った。
- ノベライズ版『CANAAN』
- 角川スニーカー文庫刊、上下巻。アニメ版『CANAAN』に比べ『428』のテイストをより多く取り込み、『428』と『CANAAN』の深い部分での融合を目指し執筆された。著:杉原智則、イラスト:関口可奈味。
- 『CANAANスフィル』
- 携帯コミック誌「週2コミック! ゲッキン」2010年3月1日配信回より連載が開始された漫画。ウェブコミック誌「YOMBAN」でも再配信されている。アニメ『CANAAN』の前日譚にあたり、『428』と『CANAAN』を物語的にも設定やキャラの空気感的にも繋ぐ作品とされている。漫画:細雪純。
予約特典[編集]
- SHIBUYA 60DAYS 〜Making of 428〜 スペシャルDVD(Wii版)
- 428 PREMIUM FAM DISC プレミアムDVD(PS3・PSP版共通)
関連商品[編集]
CD[編集]
- 428 〜封鎖された渋谷で〜 オリジナルサウンドトラック(2009年2月4日、LACA-9142、ランティス)
書籍[編集]
- 428 〜封鎖された渋谷で〜 オフィシャルガイドブック(2009年1月29日、エンターブレイン)ISBN 978-4-7577-4690-9
脚注[編集]
外部リンク[編集]
TYPE-MOON作品 | |
月姫一覧 | 月姫 - 月姫PLUS-DISC - 歌月十夜 - 月箱 - MELTY BLOOD - 真月譚 月姫 |
---|---|
Fateシリーズ | Fate/stay night(ラジオ Fate/stay tune) - Fate/hollow ataraxia - Fate/Zero - フェイト/タイガーころしあむ(続編:アッパー) - Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ - 氷室の天地 Fate/school life - Fate/unlimited codes |
その他の作品 | 魔法使いの夜 - 空の境界(ラジオ:the Garden of listeners the Garden of wanderers) - 鋼の大地 - DDD - Character material - アーネンエルベの一日 |
関連項目 | 奈須きのこ - 武内崇 - こやまひろかず - つくりものじ - カテゴリ |