「経験値タイプ」の版間の差分
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同じ進化系統のポケモンの経験値タイプは、登場時期が異なっていても同じであり、進化によって経験値タイプが変わることは無い。 | 同じ進化系統のポケモンの経験値タイプは、登場時期が異なっていても同じであり、進化によって経験値タイプが変わることは無い。 |
2017年8月5日 (土) 14:37時点における版
経験値タイプ(けいけんち - )とはポケットモンスターにおけるそれぞれのLvに達するために必要な経験値の種類。
目次
概要
ポケモンは種類によって、成長の速度が異なり、最高レベル(Lv100)到達に必要な経験値も異なっている。成長の速度のパターンは6タイプ(第2世代までは4タイプ)あり、最高レベル到達に必要な経験値の万の位までをとってそれぞれ、60万・80万・100万・105万・125万・164万タイプとよばれる。経験値タイプが上に行くごとに最高レベルまで育てにくくなる。
同じ進化系統のポケモンの経験値タイプは、登場時期が異なっていても同じであり、進化によって経験値タイプが変わることは無い。 例)ピンプク(第4世代)-ラッキー(第1世代)-ハピナス(第2世代)...いずれも80万タイプ。
各タイプ
60万タイプ
第3世代から登場。初期は成長が非常に遅い(全タイプ中最遅)が、途中から早くなり、高レベルになっても必要な経験値がほとんど増えなくなるタイプ(特にレベル99からレベル100に上げる為に必要な経験値は全経験値タイプで唯一1万を切っている。)。164万タイプの真逆になる。レベル27までは必要経験値が全タイプ中最多だが、レベル38から100万タイプより少なくなり、最終的に最速で最高レベルに到達する。全体的に持っているポケモンのレベルが低いストーリー攻略では育てにくい。ツチニン-テッカニン(ヌケニン)、ヒンバス-ミロカロス、など22体が該当する。リリーラ-ユレイドルなどの化石系ポケモンも一部該当する。
80万タイプ
最初から最後まで比較的早いペースで成長するタイプ。 ピィ-ピッピ-ピクシー、ルリリ-マリル-マリルリなどのファンシー系に多いが、ムウマ-ムウマージ、カゲボウズ-ジュペッタなどのゴースト系にも比較的多い。56体が該当する。レベルn到達がnの3乗の8割である。
100万タイプ
標準的に成長するタイプで、このタイプの系統は335体と最も多い。レベルn到達がnの3乗で表されるため、成長の見積もりがしやすい。
105万タイプ
初期は早いペースで成長し、途中から標準的なペースに移行するタイプ。 各バージョンの最初に選択する3匹(御三家)の系統はすべてこのタイプである(ピカチュウ版のピカチュウは100万タイプ)。またポッポ-ピジョン-ピジョット、メリープ-モココ-デンリュウなどストーリー序盤に野生で手に入る系統が比較的多く(100万タイプと比べて育てやすいのが実感できる)、ストーリー攻略に向いていると言える他、その他の2進化ポケモンにも多い。202体が該当する。 最高レベル到達に必要な経験値が1,059,860であるため、千の位を切り上げて106万タイプとよばれることもある。
125万タイプ
最初から最後まで比較的遅いペースで成長するタイプ。ドラゴン系、伝説系などに多く育てにくい。173体が該当する。レベルn到達がnの3乗の1.25倍である。
164万タイプ
第3世代から登場。初期は成長が非常に早い(全タイプ中最速)が、途中から遅くなっていき、高レベルになると1レベル上げるのに必要な経験値が爆発的に増えていくタイプ(特にレベル99からレベル100に上げる為に必要な経験値は7万近くに上っており、これは80万タイプならレベル1からレベル43まで上げてしまえる程の量である)。60万タイプの真逆になる。レベル27から必要経験値が100万タイプを超え、レベル37で最も多くなり、最終的に最遅で最高レベルに達する。ストーリー終盤では非常に育てにくい。2進化ポケモンにはこのタイプはいない。キノココ-キノガッサ、マクノシタ-ハリテヤマ、など14体が該当する。このタイプのポケモンは60万タイプのポケモンと対になっている場合が多い(例:♂のみのバルビートが60万タイプなのに対して♀のみのイルミーゼが164万タイプ、ルビーのみに出現するザングースが60万タイプなのに対してサファイアのみに出現するハブネークが164万タイプといった具合)。
必要な経験値の計算式
- 60万タイプ
- floor(Lv3×(100-Lv)÷50) (2≦Lv≦50)
- floor(Lv3×(150-Lv)÷100) (50≦Lv≦68)
- floor(Lv3×floor((637-10×Lv÷3))÷500) (68≦Lv≦98)
- floor(Lv3×(160-Lv)÷100) (98≦Lv≦100)
- 80万タイプ
- floor(0.8×Lv3)
- 100万タイプ
- Lv3
- 105万タイプ
- floor(1.2×Lv3-15×Lv2+100×Lv-140)
- 125万タイプ
- floor(1.25×Lv3)
- 164万タイプ
- floor(Lv3×(24+floor((Lv+1)÷3))÷50) (2≦Lv≦15)
- floor(Lv3×(14+Lv)÷50) (15≦Lv≦36)
- floor(Lv3×(32+floor(Lv÷2))÷50) (36≦Lv≦100)
備考
- Lv1のポケモンの経験値は全てのタイプで0である
- 「floor X」はXの小数点以下の数字を切り捨てを出す記号
- 「X mod Y」はXをYで割った余りを出す記号