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'''JBCスプリント'''(じぇいびいしーすぷりんと)とは[[日本]]のJBC実行委員会と施行競馬場を管轄下する地方競馬団体とで、各地方競馬の[[競馬場]]で持ち回り開催される「'''[[ジャパンブリーディングファームズカップ|ジャパンブリーディングファームズカップ(JBC)]]'''」で施行される[[地方競馬]]の[[重賞]]([[ダートグレードレース|統一JpnI]])[[競馬の競走|レース]]である。
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'''JBCスプリント'''(じぇいびいしーすぷりんと)とは[[日本]]のJBC実行委員会と施行競馬場を管轄下する地方競馬団体とで、各地方競馬の[[競馬場]]で持ち回り開催される「'''[[ジャパンブリーディングファームズカップ|ジャパンブリーディングファームズカップ(JBC)]]'''」で施行される[[地方競馬]]の[[重賞]]([[統一グレード競走|統一JpnI]])[[競馬の競走|競走]]である。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[2001年]]から始まったジャパンブリーディングファームズカップの準メイン競走として、春の[[かしわ記念]](統一JpnI・[[ダート]]1600[[メートル|m]])、秋の[[マイルチャンピオンシップ南部杯]](統一JpnI・ダート1600m)と並ぶ地方競馬の短距離路線の最高峰の競走として創設された。
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[[2001年]]から始まったジャパンブリーディングファームズカップの準メインレースとして春の[[かしわ記念]](統一JpnI・[[ダート]]1600[[メートル|m]])、秋の[[マイルチャンピオンシップ南部杯]](統一JpnI・ダート1600m)と並ぶ地方競馬の短距離路線の最高峰のレースとして創設された。
  
施行コースはダート1200mが基本だが競馬場のコース事情<ref>地方競馬が開催される日本の競馬場でダート1200mの競走が施行できるのは[[門別競馬場]]、[[盛岡競馬場]]、[[船橋競馬場]]、[[大井競馬場]]の4か所しかない。</ref>により前後する。
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施行コースはダート1200mが基本だが競馬場のコース事情<ref>地方競馬が開催される日本の競馬場でダート1200mのレースが施行できるのは[[門別競馬場]]、[[盛岡競馬場]]、[[船橋競馬場]]、[[大井競馬場]]の4か所しかない。</ref>により前後する。
  
出走条件は[[トライアル競走|トライアルレース]]の[[東京盃]](統一JpnII・ダート1200m)・[[マイルチャンピオンシップ南部杯]](統一JpnI・ダート1600m)の優勝馬及び、選定選抜された[[サラブレッド系種|サラ系]]3歳(旧4歳)以上の日本国内の競馬団体に所属する[[競走馬]]である。負担重量については変則的である。本競走が10月月末から11月月始に行われるが、10月に行われる場合には3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減で行われ、11月に行われる場合には3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減で行われる。2007年は10月31日に施行されるため、前者の規定で行われる。
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出走条件は[[トライアルレース]]の[[東京盃]](統一JpnII・ダート1200m)・マイルチャンピオンシップ南部杯(統一JpnI・ダート1600m)の優勝馬及び、選定選抜された[[サラブレッド系種|サラ系]]3歳(旧4歳)以上の日本国内の競馬団体に所属する[[競走馬]]である。負担重量については変則的である。本レースが10月末から11月始めに行われるが10月に行われる場合には3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減で行われ11月に行われる場合には3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減で行われる。2007年は10月31日に施行されるため、前者の規定で行われた。
  
 
なお、[[2006年]]は[[川崎競馬場]]のコース形態によりダート1600mで名称を'''JBCマイル'''として施行された。
 
なお、[[2006年]]は[[川崎競馬場]]のコース形態によりダート1600mで名称を'''JBCマイル'''として施行された。
  
== Road to JBC(トライアル競走シリーズ)==
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== Road to JBC(トライアルレースシリーズ)==
このシリーズはJBCスプリントの出走権をかけて争うシリーズで、大きくトライアル指定競走と選抜指定競走の2つで構成されている。
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このシリーズはJBCスプリントの出走権をかけて争うシリーズで、大きくトライアル指定レースと選抜指定レースの2つで構成されている。
=== トライアル指定競走 ===
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次に示す2競走の優勝馬については優先出走権が与えられる。
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*[[東京盃]](統一JpnII・大井競馬場ダート1200m)
 
*[[東京盃]](統一JpnII・大井競馬場ダート1200m)
 
*[[マイルチャンピオンシップ南部杯]](統一JpnI・盛岡競馬場ダート1600m)
 
*[[マイルチャンピオンシップ南部杯]](統一JpnI・盛岡競馬場ダート1600m)
  
=== 選抜指定競走 ===
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次に示す各競走は、優勝馬がJBCの出走馬を決める選定の対象馬としてノミネートされる。
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次に示す各レースは、優勝馬がJBCの出走馬を決める選定の対象馬としてノミネートされる。
 
*アフター5スター賞(S3・大井競馬場ダート1200m)
 
*アフター5スター賞(S3・大井競馬場ダート1200m)
 
*オータムスプリントカップ(重賞・金沢競馬場ダート1400m)
 
*オータムスプリントカップ(重賞・金沢競馬場ダート1400m)
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*[[2006年]] ダート1600mのJBCマイルとして施行。[[ブルーコンコルド]]が初の2連覇。
 
*[[2006年]] ダート1600mのJBCマイルとして施行。[[ブルーコンコルド]]が初の2連覇。
 
*[[2007年]] 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIに変更。
 
*[[2007年]] 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIに変更。
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*[[2011年]] [[スーニ (競走馬)|スーニ]]が2頭目となる同レース2勝目。また、[[1980年]][[9月18日]]にカオルダケが記録したコースレコード(1:10.2、大井競馬場・ダート1200m)を31年ぶりに更新。
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=== 歴代優勝馬 ===
 
=== 歴代優勝馬 ===
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*[http://www.keiba.go.jp/guide/jbc/jbc_01.html 地方競馬全国協会・JBC]
 
*[http://www.keiba.go.jp/guide/jbc/jbc_01.html 地方競馬全国協会・JBC]
  
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2017年1月31日 (火) 01:12時点における最新版

JBCスプリント(じぇいびいしーすぷりんと)とは日本のJBC実行委員会と施行競馬場を管轄下する地方競馬団体とで、各地方競馬の競馬場で持ち回り開催される「ジャパンブリーディングファームズカップ(JBC)」で施行される地方競馬重賞統一JpnIレースである。

概要[編集]

2001年から始まったジャパンブリーディングファームズカップの準メインレースとして春のかしわ記念(統一JpnI・ダート1600m)、秋のマイルチャンピオンシップ南部杯(統一JpnI・ダート1600m)と並ぶ地方競馬の短距離路線の最高峰のレースとして創設された。

施行コースはダート1200mが基本だが競馬場のコース事情[1]により前後する。

出走条件はトライアルレース東京盃(統一JpnII・ダート1200m)・マイルチャンピオンシップ南部杯(統一JpnI・ダート1600m)の優勝馬及び、選定選抜されたサラ系3歳(旧4歳)以上の日本国内の競馬団体に所属する競走馬である。負担重量については変則的である。本レースが10月末から11月始めに行われるが10月に行われる場合には3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減で行われ11月に行われる場合には3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減で行われる。2007年は10月31日に施行されるため、前者の規定で行われた。

なお、2006年川崎競馬場のコース形態によりダート1600mで名称をJBCマイルとして施行された。

Road to JBC(トライアルレースシリーズ)[編集]

このシリーズはJBCスプリントの出走権をかけて争うシリーズで、大きくトライアル指定レースと選抜指定レースの2つで構成されている。

トライアル指定レース[編集]

次に示す2レースの優勝馬については優先出走権が与えられる。

選抜指定レース[編集]

次に示す各レースは、優勝馬がJBCの出走馬を決める選定の対象馬としてノミネートされる。

  • アフター5スター賞(S3・大井競馬場ダート1200m)
  • オータムスプリントカップ(重賞・金沢競馬場ダート1400m)
  • 青藍賞(D重賞・水沢競馬場ダート1600m)
  • 姫山菊花賞(重賞・園田競馬場ダート1700m)

歴史[編集]

  • 2001年 創設。
  • 2006年 ダート1600mのJBCマイルとして施行。ブルーコンコルドが初の2連覇。
  • 2007年 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIに変更。
  • 2011年 スーニが2頭目となる同レース2勝目。また、1980年9月18日にカオルダケが記録したコースレコード(1:10.2、大井競馬場・ダート1200m)を31年ぶりに更新。
  • 2012年 タイセイレジェンドが1:26.6で勝ち、川崎1400mのレコードを更新。

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2001年10月31日 ノボジャック 牡4 JRA 1:11.1 蛯名正義 森秀行 (有)池ばた
第2回 2002年11月4日 スターリングローズ 牡5 JRA 1:11.4 福永祐一 北橋修二 (株)協栄
第3回 2003年11月3日 サウスヴィグラス 牡7 JRA 1:09.7 柴田善臣 高橋祥泰 南波壽
第4回 2004年11月3日 マイネルセレクト 牡5 JRA 1:10.6 武豊 中村均 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第5回 2005年11月3日 ブルーコンコルド 牡5 JRA 1:25.3 幸英明 服部利之 (株)荻伏レーシング・クラブ
第6回 2006年11月2日 ブルーコンコルド 牡6 JRA 1:39.6 幸英明 服部利之 (株)荻伏レーシング・クラブ
第7回 2007年10月31日 フジノウェーブ 牡5 大井 1:11.0 御神本訓史 高橋三郎 大志総合企画(株)
第8回 2008年11月3日 バンブーエール 牡5 JRA 1:25.6 松岡正海 安達昭夫 (有)バンブー牧場
第9回 2009年11月3日 スーニ 牡3 JRA 1:25.9 川田将雅 吉田直弘 吉田和美
第10回 2010年11月3日 サマーウインド 牡5 JRA 0:57.6 藤岡佑介 庄野靖志 ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
第11回 2011年11月3日 スーニ 牡5 JRA 1:10.1 川田将雅 吉田直弘 吉田和美
第12回 2012年11月5日 タイセイレジェンド 牡5 JRA 1:26.6 内田博幸 矢作芳人 田中成奉
第13回 2013年11月4日 エスポワールシチー 牡8 JRA 1.27.1 後藤浩輝 安達昭夫 (株)友駿ホースクラブ
第14回 2014年11月3日 ドリームバレンチノ 牡7 JRA 1:09.0 岩田康誠 加用正 (株)セゾンレースホース
第15回 2015年11月3日 コーリンベリー 牝4 JRA 1:10.9 松山弘平 小野次郎 伊藤恵子
第16回 2016年11月3日 ダノンレジェンド 牡6 JRA 1:27.2 M.デムーロ 村山明 (株)ダノックス

脚注[編集]

  1. 地方競馬が開催される日本の競馬場でダート1200mのレースが施行できるのは門別競馬場盛岡競馬場船橋競馬場大井競馬場の4か所しかない。

外部リンク[編集]

ダートグレードグレードワンレース
GI フェブラリーステークス | ☆チャンピオンズカップ | 東京大賞典
JpnI 川崎記念 | かしわ記念 | 帝王賞 | ジャパンダートダービー | マイルチャンピオンシップ南部杯 | JBCレディスクラシック | JBCスプリント | JBCクラシック | 全日本2歳優駿
  • 中央競馬主催のレースは「☆」で示している。
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