西東京市

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西東京市(にしとうきょうし)は、東京都多摩地域東部にあるである。

2001年(平成13年)1月21日田無市保谷市の合併により誕生した。21世紀最初の新設合併による市である。

地理[編集]

地形的には武蔵野台地のほぼ中央に位置し、関東ローム層に覆われている。水利の便の乏しい多摩地域にあって市内に石神井川白子川、新川(白子川支流)と玉川上水から分水した千川上水があり、比較的水利に恵まれた土地である。市域は東西4.8キロメートル、南北に5.6キロメートル、北側がすぼまった葉の形をしている。

交通東京の中心へ向かう東西が主で青梅街道五日市街道の主要道路鉄道西武鉄道池袋線、西武鉄道新宿線がいずれも市内を東西に連絡している。鉄道線は南北への連絡はなく、南北の移動は市域のほぼ中央にあたる谷戸新道、境新道を用いてのバスが中心となる。

市内の中心は、西武新宿線西武柳沢駅田無駅北側と西武池袋線ひばりヶ丘駅保谷駅南側となる。

平成22年国勢調査によれば、東京都特別区部への通勤率は42.9%である。

市勢[編集]

  • 人口:197,938人
    • 男:97,283人
    • 女:100,655人
  • 世帯数:88,299世帯

2011年(平成23年)1月1日現在)

隣接自治体[編集]

地域[編集]

旧田無市
谷戸町北原町緑町西原町田無町芝久保町南町向台町、ひばりが丘3丁目2番の一部
旧保谷市
ひばりが丘ひばりが丘北住吉町栄町北町下保谷東町中町泉町保谷町富士町東伏見柳沢新町

合併にともない、田無市本町が西東京市田無町、保谷市本町が西東京市保谷町に変更、田無市ひばりが丘団地が西東京市ひばりが丘3丁目2番に編入された。

歴史[編集]

旧田無市は江戸時代より青梅街道の宿場町であり、交通の要所として栄える。その後甲武鉄道(現JR中央線)のルートが市内を大きく外れたことで次第にその優先的な地位を失う。

旧保谷市は縄文時代から人が住んでいたことが下野谷遺跡の発掘で分かっている。江戸時代には玉川上水の分水である千川上水の整備により新田開発が南部で行われ、大正時代までは農村地帯だった。戦時中は旧田無市内に軍需工場があり空襲を受けている。また、旧保谷市南部も中島飛行機武蔵工場に近いため空襲を受けている。そのため武蔵野市とともに不発弾が発見されることがある。その後は旧両市とも、武蔵野鉄道(現在の西武鉄道池袋線)、西武鉄道新宿線の開通、工場、社宅団地の整備により東京のベッドタウンとしての発展を続けている。

合併の経緯[編集]

旧保谷市は旧田無市の北、東、南を囲むような形をしており、特に南部が細長い市形となっていたため、行政効率などの点で田無市との合併が古くから考えられてきていた。また、ひばりが丘団地が2市と東久留米市にまたがっており、3市での合併を構想したこともあった。

年表[編集]

合併以前の年表については、田無市および保谷市の項を参照

名称問題[編集]

新市名の選考にあたっては、まず公募によって集まった名称から「西東京市」「けやき野市」「北多摩市」「ひばり市」「みどり野市」の5つが候補として絞り込まれた。これを受けて実施された市民意向調査によって最も多くの支持を集めた「西東京市」が、合併協議会によって新市名と決定された[1]

しかし、単に『東○○市』『西○○市』風の方角名称にすることに対しては、同時期に合併が行われた『さいたま市』(埼玉県)や『東かがわ市』(香川県)などと同様に、「安易過ぎる」との批判も多い。しかし、この『西東京市』以降、『西○○市』風の方角自治体が続々と誕生している。なお、それ以前にも東大阪市東広島市のような例はあった。

「西東京」という呼称は、「旧東京市の西」ではなく、「旧東京府の西部」を指すことが多かった。例えば西東京バスは青梅、日野、八王子地区に路線を持っている。そのため、旧東京府の中央部にある市にこの名称を付ける事に疑問を呈する意見もあった。合併協議会でも、東京という市は存在せず、位置的に正確な表現とは言えないのではないかという意見があった[2]

歴史的には、「東京」という地名は、明治維新期に「東の京」という意味から名付けられた。「西東京」では「東の京の西」という意味になる。こうした地名の誕生は、東京都民や市民にとって、もはや「京都が京」という概念が消え去っていることの表れと考えられる。そもそも上記の経緯まで考えずとも、現在の東京都全体から見てむしろ中央より東寄りに位置することは、その名称に対する疑問の一因である。

北多摩市にした場合、北多摩郡の範囲(多摩郡からの分割時点で2町1駅36村)に比べて、西東京市の範囲が北東に寄りすぎており、かつ保谷市は1907年(明治40年)に東京府北多摩郡に編入されるまで埼玉県新座郡(新羅郡)(1896年(明治29年)に北足立郡に合併)に属しており、多摩郡の支配地域ではなかったという問題がある。合併協議会でも、多摩市と混乱を生じる可能性や、地域的に北多摩郡の一部に過ぎず適当ではないといった意見が出されている[2]

また、市内の地名にも方角が付くものが多く(例:南町東町北町)、「東京都西東京市南町」などと方角だらけの住所表記となってしまう地域も多い。

特別職報酬引き上げ問題[編集]

2007年(平成19年)11月「報酬審議会」で他市との比較を理由に10パーセント引き上げが答申され[3]2008年(平成20年)4月1日より市長月額8万5千円の増額(月額105万円の報酬)、議員月額5万5千円の増額(月額55万円の報酬)となった[4]。これに対して、市民から複数の報酬引き上げ撤回を求める陳情[5]が提出されるもいずれも不採択となり、「市長・議員の報酬は増額、市民へは増税」として新聞テレビ等でも取り上げられた。

また、引き上げ分の受け取りを拒否した市議会議員森てるおに対して、市側は報酬(全額)の支払いを停止して法務局に全額を供託する事態となった。

人口[編集]

東京都25市の中で5番目の人口である。合併後人口は増加傾向にある。

512px
西東京市と全国の年齢別人口分布図(比較) 西東京市の年齢・男女別人口分布図
紫色は西東京市
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
総務省統計局 / 国勢調査2005年

昼夜間人口[編集]

2005年に夜間人口(居住者)は189,386人である。市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は148,056人で、の0.782倍の人口で、夜間に比べて昼の人口は4万1千人ほど減る。昼夜間人口比0.782は東京23区および東京都市部25市の中で狛江市、稲城市に次いで3番目に小さい数字で、西東京市がオフィスや工場・学校が少なく住宅の多い街であることが示されている。

通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者59,549人、市外から市内へ入る通勤者は24,210人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうが多く、学生でも市内から市外に出る通学生は11,024人、市外から市内へ入る通学生は5,033人と学生でも昼は市外へ流出する人数のほうが多い[6]。なお、国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いるため、この項の昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に若干の誤差は生じる。

行政[編集]

市長[編集]

  • 丸山浩一(まるやま・こういち)
    • 2013年(平成25年)2月18日就任、1期目

歴代市長[編集]

  • 初代: 保谷高範(ほうや・こうはん):2001年(平成13年)2月18日 - 2005年(平成17年)2月17日(旧保谷市最後の市長でもあった)
  • 2代: 坂口光治(さかぐち・こうじ):2005年(平成17年)2月18日 - 2013年(平成25年)2月17日

市庁舎[編集]

  • 田無庁舎 所在地 〒186-8666 西東京市南町五丁目6番13号
  • 保谷庁舎 所在地 〒202-8555 西東京市中町一丁目5番1号

合併時の経緯で旧保谷・田無両市役所を流用し2庁舎体制としている。市長室は田無庁舎にあるため実質的な代表庁舎は田無庁舎であるが、部署により設置庁舎を分散させている。

出張所[編集]

  • 柳橋出張所 所在地 〒202-0023 新町一丁目4番25号

谷戸出張所と中原出張所は統合し、移転。(2009年(平成21年)5月7日開設)

  • ひばりヶ丘駅前出張所 所在地 〒202-0005 住吉町三丁目10番25号

市議会[編集]

定数は28人(2008年(平成20年)12月24日決定、2010年(平成22年)12月26日の改選から施行)。

構成[編集]

  • 現員 27人。
  • 2010年(平成22年)12月26日一般選挙、2013年(平成25年)2月3日補欠選挙(任期満了:2015年1月20日)。
  • 自由民主党公明党が丸山市長を支持する与党的立場、日本共産党・西東京改革フォーラム(民主党系会派)・新生クラブが野党的立場である。
  • 2010年の改選前は、社会民主党が民主党と統一会派を結成し坂口市政の与党だったが、議席を失ったため民主党の単独会派となった。また、無所属の森てるおが2013年の市長選立候補のために告示前に辞職したため、市議の補選も市長選と同日行われ、新たに当選した議員が、西東京改革フォーラム(民主党西東京から名称変更)に加わった。
会派 議席数
自由民主党西東京市議団 8
西東京市議会公明党 5
日本共産党西東京市議団 4
西東京改革フォーラム 3
新生クラブ 2
無所属 5

財政[編集]

平成24年度

  • 歳入総額 656億1792万円
  • 歳出総額 642億3222万円
  • 財政力指数 0.87

課題[編集]

  • 商店街の活性化
  • 道路事情
    • 西東京市内は旧田無、旧保谷ともに市街化が急激に進んだため、道路整備が追いつかず市内には隘路が多く残っている。また市内の歩道の整備率が都内各市の平均を下まわっており、整備がもとめられている。

広域行政[編集]

  • 多摩北部都市広域行政圏協議会
    多摩地域北東部の、西東京市、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市の5市で施設の相互利用、イベントの共同開催などを行っている。通称「多摩六都」。「六都」とは合併前の田無、保谷を含めたもので、名称は合併後も継承されている。本市内に多摩六都科学館を持つ。
  • 武蔵野、三鷹、小金井、および本市の4市間で、公共施設の共同利用を行っている。

交流自治体[編集]

国政・都政[編集]

国政[編集]

衆議院小選挙区選挙では東京19区(小平・国分寺・国立・西東京)に属する。 近年選出の議員は以下のとおり。

都政[編集]

本市でひとつの選挙区をなす。定数は2人。近年選出の議員は以下のとおり。

  • 2013年(平成25年)6月
    • 山田忠昭(自由民主党)
    • 石毛しげる(民主党

なお、合併前は田無市と保谷市で旧「北多摩第四選挙区」という1つの選挙区で、合併後は「西東京市選挙区」と改称されたのみで実質的に変化はない。なお、現在の「北多摩第四選挙区」は旧「北多摩第五選挙区」を改称し、清瀬市と東久留米市で構成されている。

公共機関[編集]

警察[編集]

警視庁田無警察署が本市(東町4丁目15番の一部は石神井警察署が管轄)と東久留米市全域を管轄している。西東京市発足前後で変化はない。警察署名は主たる自治体名から取るように定められているが(警察法施行令)、2市を管轄しているため、西東京警察署への改称はされなかった。

消防[編集]

消防は市町村の責任業務であるが、本市は多摩地域の多くの自治体と同様に東京消防庁へ業務を委託している。 西東京消防署(旧保谷消防署)が市内全域を管轄している。

  • 西東京消防署(中町1-1-6)指揮隊、ポンプ隊2(特別消火中隊)はしご隊1、救急隊1
    • 保谷出張所(下保谷1-2-4)ポンプ隊2
    • 田無出張所(向台町2-3-6)ポンプ隊2、救急隊1
    • 西原出張所(西原町2-1-14)ポンプ隊1、救急隊1

日本郵政グループ[編集]

郵便局
市内に西東京郵便局、保谷郵便局など19局が存在。
ゆうちょ銀行
西東京店(西東京郵便局に併設)が直営店として取扱を実施。その他の郵便局は代理店として窓口業務を行う。
かんぽ生命
市内に直営店は存在しない。各郵便局が代理店として窓口業務を行う。法人営業は小金井支店が担当。

電話[編集]

  • 市外局番は殆どが042で、新町の一部は武蔵野市三鷹市の一部と同じ0422である。なお、2006年(平成18年)4月29日以前は東久留米市、清瀬市の全域、小平市、新座市、調布市と同じく0424だった。
  • 単位料金区域(MA) は武蔵野三鷹MAで、本市のほかに武蔵野市・東久留米市清瀬市の各全域、調布市中西部、三鷹市のほぼ全域、小平市狛江市府中市小金井市埼玉県新座市の各一部が同MA内である。このうち本市新町・武蔵野市、三鷹市のほぼ全域、調布市・小金井市の各一部を除いては同じ市外局番の042である。これらの地域は同じMA内であるため、この2つの市外局番相互間でも市内通話となる。
  • 天気予報は東京地方のエリアで、以前は電話案内サービス177で東京23区の市外局番である03エリア(東京MA)とこのMAだけが東京都心の天気現況(風・気温・湿度)のアナウンスで残りの多摩地域は八王子のものをアナウンスしたが、2006年(平成18年)1月から東京地方全域(23区・多摩)同じアナウンスとなり天気現況も東京都心と八王子両方アナウンスするようになった。
  • 2006年(平成18年)4月29日から市外局番が042となったが、同じ市外局番には以下のエリアが存在しており、これらのエリアに電話するには、同じ042でも市外局番からダイヤルしなければならない(天気予報は旧市外局番+177をダイヤル)。
(以前は埼玉県所沢市入間市狭山市も042だったが、2004年(平成16年)に現在の04に変更された。なお天気予報は0429-177のまま)

上水道[編集]

東京都水道局に統合。東村山浄水場の配水地域であるが、市内には保谷町、西東京栄町、芝久保の3浄水所(地下水汲み上げ)もある。

下水道[編集]

市の下水道課が管理。

一般廃棄物[編集]

収集[編集]

保谷庁舎のごみ減量推進課にて市内全域の家庭系一般廃棄物の収集を実施。

2007年(平成19年)9月以降は可燃ごみ・不燃ごみを個別収集
2007年(平成19年)10月以降はプラスチック容器包装類を分別収集
2008年(平成20年)1月以降は可燃ごみ・不燃ごみ・プラスチック容器包装類の収集を有料化
2010年(平成22年)10月から指定収集袋(ごみ袋)の金額を改定(減額)
家庭ごみ有料化に伴う市指定袋の一覧
ゴミの種類 サイズ ごみ処理手数料
可燃ゴミ
不燃ゴミ
 共通
5L相当一枚 7.5円
10L相当一枚 15円
20L相当一枚 30円
40L相当一枚 60円
容器包装プラスティック ピンク 10L相当一枚 5円
20L相当一枚 10円
40L相当一枚 20円

販売は、10枚単位

中間処理[編集]

柳泉園組合(東久留米市、清瀬市、西東京市が設置した一般廃棄物の処理施設)で可燃ごみの燃焼処理・不燃ごみ・資源ごみの中間処理を実施する。

最終処理[編集]

東京たま広域資源循環組合谷戸沢処分場(処分終了)、二ツ塚処分場(現用)にて埋立処分およびセメント化事業を実施する。

東京都管轄区域の行政機関[編集]

東京法務局府中支局田無出張所

国の行政機関[編集]

自衛隊東京地方協力本部三多摩地区隊本部西東京地域事務所 - 田無町4丁目28-13・自衛隊東京地方協力本部

経済[編集]

産業[編集]

就業人口

  • 一次産業 735人
    • 市内の約13%は耕地、水田も0.5%ほど存在する。
  • 二次産業 18,415人
    • 市内には約306か所の製造業、644か所の建設業の事業所が存在する。
  • 三次産業 65,722人
    • 市内には卸売商店が207店、小売業店舗が1516店存在する。

主な事業所[編集]

かつて存在した事業所[編集]

隣接する武蔵野市に中島飛行機武蔵製作所があり、当市内にはその関連工場・施設があったため、数次の空襲を受ける。戦後、当市内のそれら関連工場・施設は民需に転換して存続したが、旧保谷市の革新市政の政策や近年の産業構造の改革等により、その多くが閉鎖された。跡地は大規模マンションなどになっており、人口増につながっている。

  • 石川島播磨重工業(現:IHI) - 田無工場 工場統合にともない閉鎖された。跡地はマンション「ヴィーガーデン ザ・レジデンス」や商業施設が建設されている。
  • クリスタルガラス食器、眼鏡、HDD等の電子部品等で知られるHOYAは、以前、保谷町にあったことが社名の由来。
  • ファミリーレストランチェーンすかいらーくは、前身のことぶき食品がひばりが丘団地内にあったことに由来(ヒバリの英名「(sky)lark」)。
  • 製薬の三共も田無工場を持っていた。工場跡地はマックスバリュ田無芝久保店などになった。
  • バンプレストは創業当時、豊栄産業(ホーエイ)の名で南町をふり出しに、本町などに本社を置いた。
  • 大戸屋の本部が田無本町に存在していた。
  • 朝比奈機械(現東芝機械)の本社工場が柳沢にあった(現在はマンション)。
  • 東鳩製菓の保谷工場が東伏見に、田無工場が芝久保町にあった(現在、保谷工場跡地、田無工場跡地ともにマンション)。
  • 協同乳業の東京工場が新町にあった(現在はマンション)。
  • 東北金属工業(現 NECトーキン)の東京事業所が柳沢にあった(現在はマンション)。
  • 川村精管工業の保谷工場が柳沢にあった(現在はマンション)。
  • 日本チューナー(芝久保町)

商業施設[編集]

  • 田無アスタビル - 田無駅北口の再開発ビル。商業施設のほかみずほ銀行、市民ホール・場外馬券売場、屋上フットサル場、集合住宅で構成。
    • LIVIN田無店 - 東側地下1階 - 5階
    • アスタ専門店街 - 西側地下1階 - 3階
  • 西友
      • ひばりヶ丘店 - ひばりヶ丘駅南口。
      • ひばりが丘団地店 - ひばりが丘団地内(中原小学校停留所前)に設置。旧店は現在のひばりが丘団地停留所前にあった(当時は「団地西友前」の停留所名)。
      • 保谷店 - 保谷駅直結。駅前再開発により旧店舗閉鎖、完成した再開発ビルに再出店。
  • ひばりが丘パルコ - ひばりヶ丘駅南口アリエビルに設置。上層階は集合住宅。
  • いなげや
    • 田無芝久保店
    • 保谷本町店 - 旧保谷市本町(→保谷町)に所在するが、合併後も改称していない。
  • マックスバリュ
    • 田無芝久保店 - 三共田無工場跡
  • サミット
    • 向台町店 - IHI田無工場跡(ヴィーガーデン西東京)、2階にはコジマが入店。
  • ビッグ・エー
    • 田無向台店
    • 西東京谷戸町店
  • コープとうきょう
    • 東伏見店
    • ひばりが丘店

教育[編集]

小学校[編集]

  • 西東京市立田無小学校 - 1873年(明治6年)に真成学舎として開校。
  • 西東京市立保谷小学校 - 1874年(明治7年)に上保谷小学校として開校。
  • 西東京市立保谷第一小学校 - 1947年(昭和22年)に保谷第一国民学校として開校。
  • 西東京市立保谷第二小学校 - 1947年(昭和22年)に保谷第二国民学校として開校。
  • 西東京市立谷戸小学校 - 1954年(昭和29年)に開校。
  • 西東京市立東伏見小学校 - 1956年(昭和31年)に開校。
  • 西東京市立中原小学校 - 1959年(昭和34年)に開校。
  • 西東京市立向台小学校 - 1959年(昭和34年)に田無小学校向台分校として開校。
  • 西東京市立碧山小学校 - 1963年(昭和38年)に開校。
  • 西東京市立芝久保小学校 - 1968年(昭和43年)に開校。
  • 西東京市立栄小学校 - 1970年(昭和45年)に開校。
  • 西東京市立泉小学校 - 1971年(昭和46年)に開校。 2015年 (平成27年) に閉校。
  • 西東京市立谷戸第二小学校 - 1972年(昭和47年)に開校。
  • 西東京市立東小学校 - 1974年(昭和49年)に開校。
  • 西東京市立柳沢小学校 - 1975年(昭和50年)に開校。
  • 西東京市立上向台小学校 - 1978年(昭和53年)に開校。
  • 西東京市立本町小学校 - 1979年(昭和54年)に開校。
  • 西東京市立住吉小学校 - 1984年(昭和59年)に開校。
  • 西東京市立けやき小学校 - 旧西原小学校・旧西原第二小学校を統合し、2001年(平成13年)に開校。

中学校[編集]

  • 西東京市立田無第一中学校
  • 西東京市立田無第二中学校
  • 西東京市立田無第三中学校
  • 西東京市立田無第四中学校
  • 西東京市立柳沢中学校
  • 西東京市立保谷中学校
  • 西東京市立青嵐中学校
  • 西東京市立ひばりが丘中学校
  • 西東京市立明保中学校
私立の中学校は高校と併設の場合は高校の項に記す。

高等学校[編集]

大学[編集]

  • 武蔵野大学武蔵野キャンパス
  • 早稲田大学東伏見キャンパス
  • 早稲田大学東伏見運動場
  • 東京大学田無キャンパス
    • 大学院農学生命科学研究科 附属農場(東大農場) - 千葉市検見川への移転構想があったが、2007年(平成19年)8月に移転中止が決定された。
    • 大学院農学生命科学研究科 附属演習林田無試験場(東大演習林)
    • 東京大学原子核研究所跡記念碑 1953年(昭和28年) - 2000年(平成12年)頃まで実験用核施設が存在していた。現在は千葉や和光に分かれて移転し跡地は西東京いこいの森公園になっている。

以前は明治薬科大学があったが清瀬市に移転している。跡地はマンションなどに整備された。また、東京教育大学の運動場もあった。こちらは文理台公園になっている。

その他[編集]

病院[編集]

  • 佐々総合病院
  • 田無病院
  • 西東京中央総合病院
  • 山田病院
  • 保谷厚生病院

市域内に公立病院はないが当市も参画する昭和病院組合が小平市に公立昭和病院を開設。その通院連絡のため、都営バス梅70系統が運行されていたが、2015年3月31日をもって運行短縮によって、当市内を運行しなくなった。

交通[編集]

鉄道[編集]

市の東西を以下の2路線が走り東京都中心部と結ばれている。 西武池袋線は終点池袋駅で、西武新宿線は高田馬場駅山手線と接続している。 市の代表駅(JTB時刻表による)は田無庁舎最寄の田無駅としている。

バス[編集]

  • 西武バス - 市内西原町に滝山営業所西原車庫がある。かつては田無駅前に田無営業所があったが再開発のため縮小移転した。なお、市内の路線は西原車庫のほか、滝山営業所上石神井営業所(保谷駅発着)、新座営業所(ひばりヶ丘駅北口発着)、練馬営業所深夜急行バス)も担当。
    • 市内各路線 ひばりヶ丘、田無両駅を中心に、保谷駅と東伏見駅の駅前に発着。西武柳沢駅は駅近くに発着。これらの多くは中央線三鷹駅吉祥寺駅武蔵境駅へ連絡する。運賃は東伏見以南・以東が都区内均一制、それ以外は区間制になる。なお、保谷発着路線と吉64(花小金井駅 - 田無駅入口 - 吉祥寺駅)は前のり信用方式(乗車時に行先を告げて運賃を支払う)による運賃収受、他は整理券方式による後のり後払い制になる。
    • 西東京市コミュニティバスはなバス第1 - 3、5ルート(委託運行)。はなバスは大人150円、小児・割引対象者は100円均一。
  • 関東バス 武蔵野営業所の担当。
    • 市内各路線 西武柳沢、保谷、東伏見の3駅から三鷹・吉祥寺方面への路線が発着。また、田無駅近辺や多摩六都科学館、向台町五丁目、ヴィーガーデン西東京など(武蔵境駅含む)にも発着。なお、東伏見以北・以西は区間制運賃のため、前のり信用方式での運賃収受を行う。
    • 西東京市コミュニティバスはなバス第4ルート(委託運行)。はなバスは大人150円、小児・割引対象者は100円均一。

道路[編集]

高速道路・国道[編集]

なし。

都道(主要地方道)[編集]

都道(多摩南北道路)[編集]

都道(一般都道)[編集]

施設[編集]

スポーツ施設[編集]

  • スポーツセンター(第一、第二体育室、温水プール、トレーニング室他)
  • 南町スポーツ・文化交流センター きらっと(第一、第二体育室他)
  • 総合体育館(第一、第二体育室他)
  • 健康広場
  • 市民公園グラウンド
  • 向台運動場 - 1984年(昭和59年)9月オープン。
  • 西原広場
  • 北原運動場 - 1982年(昭和57年)4月オープン。
  • 芝久保運動場 - 1983年(昭和58年)3月オープン。
  • 芝久保第二運動場
  • ひばりが丘運動場
  • 武道場
  • 多摩湖自転車道
  • 東伏見アイスアリーナ

主な公園[編集]

  • 西東京いこいの森公園 合併記念公園として建設
  • 上保谷新田公園
  • 谷戸二丁目第二公園
  • 青嵐台公園
  • ひばりが丘北わんぱく公園
  • 北町坊が谷戸公園
  • あらやしき公園
  • 白子南公園
  • 北町第四公園
  • 中島公園
  • たけのこ公園
  • 下保谷第一公園
  • 下保谷森林公園
  • 住吉町第三公園
  • 谷戸イチョウ公園
  • はなみずき公園
  • 泉町きつつき公園
  • 泉町第三公園
  • 文理台公園
  • なえぎ山公園
  • 西原自然公園 - 1979年(昭和54年)7月開園。
  • 保谷なかよし公園
  • 北原第一公園
  • 西浦公園
  • 保谷第一公園
  • さくら公園
  • 東伏見北公園
  • 保谷第二公園
  • 芝久保第一公園
  • けやき台公園
  • しじゅうから公園
  • むくのき公園
  • 柳沢せせらぎ公園
  • 柳沢第四公園
  • 上向台公園
  • 田無市民公園
  • 向台公園 - 1981年(昭和56年)4月開園。
  • 向台第二公園 - 1979年(昭和54年)7月開園。
  • 美向台公園
  • さざんか公園
  • 新町つつじ公園
  • 新町さつき公園
  • 谷戸せせらぎ公園
  • 芝久保町一丁目さくらの丘公園
  • 谷戸セントラルパーク
  • 下野谷遺跡公園
  • あおぞら公園
  • 北宮ノ脇公園
  • 芝久保町三丁目ふれあい公園
  • 下野谷遺跡公園

都立公園[編集]

市管理広場[編集]

  • 千駄山広場 東伏見公園の計画地の一部
  • 狭山児童広場

緑地保全地域[編集]

  • 碧山森緑地保全地域
  • 保谷北町緑地保全地域

図書館[編集]

本市内に在住・在勤・在学者、小平市東村山市清瀬市東久留米市武蔵野市三鷹市小金井市練馬区在住者は誰でも、無料で本が借りられる。
清瀬市東久留米市の利用カード所持者も借りられる。
  • 柳沢図書館
  • 中央図書館 - 1975年(昭和50年)8月開館。田無庁舎隣接。
  • 保谷駅前図書館
  • 芝久保図書館 - 1982年(昭和57年)4月開館。
  • 谷戸図書館 - 1984年(昭和59年)9月開館。
  • ひばりが丘図書館
  • 新町分室

ホール[編集]

その他[編集]

  • 多摩六都科学館
    小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市で組織する一部事務組合「多摩六都科学館組合」が設置している施設。1994年(平成6年)3月開館。

地域放送[編集]

住宅団地[編集]

  • 都市再生機構西原四丁目団地 - 昭和56年 : 西東京都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 西原団地
  • 西原グリーンハイツ
  • 都市再生機構東伏見団地 - 昭和33年 : 西東京都市計画事業(一団地の住宅施設、富士町、 1958年)
  • 都市再生機構柳沢団地 - 平成6年 : 西東京都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 新柳沢団地
  • 柳沢都営住宅1丁目団地
  • 柳沢団地(柳沢、1958年)
  • 東京都住宅供給公社田無西原団地 - 昭和38年 : 西東京都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 東京都住宅供給公社田無南芝久保団地 - 昭和39年 : 西東京都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • グリーンハイツ武蔵境通り
  • プロムナード東伏見
  • 保谷団地(保谷町、1956年)
  • エステート上水本町
  • 都営住宅ひばりが丘 (東京都)(谷戸町)
  • ひばりが丘団地(旧日本住宅公団、1959年 西東京市ひばりが丘他、店 賃貸2714 昭和34年 一部建替え工事中 全面建替予定)

名所・旧跡[編集]

神社・寺[編集]

  • 田無神社
    • 鎌倉時代13世紀)に尉殿神社として成立
    • 1622年(元和8年)現在の尉殿神社を分祀
    • 1670年(寛文10年)現在の場所に遷座
    • 1872年(明治5年)田無神社に改称
    • 祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)
    • 本殿および拝殿は東京都指定有形文化財

遺跡[編集]

祭・イベント[編集]

  • 西東京市民まつり
    • 2001年(平成13年)より、毎年11月の2日間にわたってひばりが丘団地野球場・運動場で開催。特設ステージでは各団体の歌や踊りなどが発表され、多くの出店がある。市民の半分以上が訪れるといわれ、ひばりヶ丘駅から会場まではパレードも行われる。2005年度は西東京いこいの森公園(仮称:合併記念公園)の開園にともない、会場がそちらへ移転され、11月12日(土)13日(日)の2日間にわたって開催された。
  • 西東京市民映画祭

出身有名人[編集]

政界[編集]

スポーツ[編集]

芸能[編集]

作家[編集]

ゆかりの人物[編集]

所縁のある作品[編集]

  • ドラえもん - 藤子・F・不二雄原作の漫画、アニメ作品。同じ東京都の練馬区や多摩地域と並んで、西東京市の前身である田無市が野比のび太たちの住所であると推定できる描写が、いくらか存在している。詳しくは野比のび太#住所を参照。
  • ケロロ軍曹 - 吉崎観音原作の漫画、アニメ作品。劇中にスカイタワー西東京をモデルとした塔が「西澤タワー」として登場するなどしている。原作では武蔵野市をモデルとした「武蔵市」がその役を果たしているのに対し、アニメでは西東京市をモデルとした「奥東京市」が舞台の中核となっている。
  • あたし - けらえいこ原作の漫画、アニメ作品。劇中で田無駅、スカイタワー西東京、西武線、西武バス、はなバスなど、市内(特に田無地域)の風景・交通機関が頻繁に登場する。2011年に西東京市が誕生10周年を記念し、本作のキャラクター絵柄入りの住民票を発行した。
  • シャーマンキング - 漫画、アニメ作品。原作の劇中で主人公たちが住んでいる町が「ひばりヶ丘」をモデルとした「ふんばりヶ丘」が出ているなど、このエリアをモデルとしている。
  • ウルトラマン80 - 特撮テレビ作品。中学校を舞台としたこのシリーズ前半では、市内にある青嵐中学校が校舎のロケに使用された。
  • 魔人探偵脳噛ネウロ - 漫画作品。東西京市(ひがしさいきょうし)という市が作中に出てきている。
  • カラスヤサトシ・おのぼり物語 - カラスヤサトシによる作品。「カラスヤサトシ」はエッセイ的4コマ漫画で西東京市が頻繁に登場。「おのぼり物語」は関西から上京して西東京市に住み始めた作者の物語。西東京市が(その名称を含め)すべて好きだと言及している。
  • 夕凪の街 桜の国 - こうの史代作の漫画作品。夕凪の街編の広島市に対し、桜の国編の舞台が当市となっている。
  • 鉄塔 武蔵野線 - 銀林みのる作の小説。旧保谷市域(作品が書かれた当時は保谷市)を通る実在した送電線「武蔵野線」が舞台の作品。後に映画化されている。
  • 同棲レシピ - 大島永遠作の漫画。主人公達が住んでいるアパートが、西東京市内にあるという設定。
  • はれときどきぶた - 旧保谷市域が舞台のモデル。
  • マリア様がみてる - 市内の武蔵野大学(前武蔵野女子大学)キャンパスがアニメ版の学校のモデルとされている。
  • 危険がウォーキング- 星里もちる作の漫画。ひばりヶ丘駅や谷戸近辺が舞台と思しき描写が多い。
  • 消えた2ページもうひとつの国ミリ子は負けないミリ子は泣かないたぬき先生大じっけんばけばけぎつね - 寺村輝夫の児童文学。自宅周辺を舞台にした表現が多い。『ミリ子は泣かない』のわかば学級は、田無小学校に実在する養護学級
  • ソードアート・オンライン - 西東京市に主人公の通う特別学校がある。

姉妹都市・提携都市[編集]

脚注[編集]

  1. 西東京市名称の由来 西東京市Web
  2. 2.0 2.1 新市名候補選定小委員会報告について
  3. 特別職報酬等審議会:平成19年11月20日答申 - 特別職の職員の報酬等について
  4. 西東京市 - 市長等特別職の報酬等について
  5. 陳情第34号 陳情第35号 陳情第40号
  6. 東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行152-153ページ。
  7. ひばりが丘団地旧88号棟に在住していた。『レッドアローとスターハウス もう一つの戦後思想史』 - 新潮社 2012年 ISBN 978-4-10-332841-4

外部リンク[編集]

行政
観光