戦中
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戦中(せんちゅう)とは、戦争中の期間を指す言葉。
日本では単に戦中と言った場合、特に注記がなければ、太平洋戦争中または第二次世界大戦の日本参戦中のことである。つまり1941年12月8日の真珠湾攻撃から、1945年8月15日の戦争終結までである。
ただし明確な定義があるわけではなく、1931年9月18日の柳条湖事件・満州事変開戦から(ただし満州事変は1933年の塘沽協定で停戦している)、1936年2月26日の二・二六事件から、1937年7月7日の盧溝橋事件・日中戦争開戦から(日中戦争は太平洋戦争終結まで続いた)など、この語を使用する各人によって期間の始まりには揺れがある。
終わりは、玉音放送により国民に終戦が告げられ戦闘行為の大部分が終了した1945年8月15日以外とされることはほとんどない。ただし、対米英戦における戦闘行為はこの日に終結したが、対中・対ソ戦は即日停止とはならず、特に対ソ戦は9月初めまで戦闘行為が継続した
第二次世界大戦中に青春時代を送った人々を戦中派と呼ぶ。おおよそ1920年代生まれに相当する。
他国の例として、アメリカ合衆国では多くの戦争に参加していることから、ただ「戦中」といった使い方はしない。
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