テレビ朝日系列平日正午枠
テレビ朝日系列平日正午枠(てれびあさひ系列へいじつしょうごわく)はテレビ朝日系列にて毎週平日の12:00に放送している番組のこと。
歴史[編集]
1965年に『アフタヌーンショー』が放送開始。当時まだほとんど手付かずだった平日正午枠を開拓を目的とし、同じく手付かずだった平日午前枠に『ワイドショー』という新しい概念を生み出して人気番組となった『モーニングショー』の姉妹番組としてスタートした。
桂小金治時代(1966年〜1973年)と川崎敬三時代(1974年〜1985年)が番組としての全盛期。まだテレビ朝日の系列局が少なかったため、同時ネット局以外にも平日14ないしは15時台にディレイネットする局も数多く存在した。20年に渡って人気長寿番組となったが、1985年に番組企画でやらせが発覚し打ち切りに。なお、そのディレイネットは1993年3月改編で終了する『人間探検!もっと知りたい!!』まで実に12タイトル、延べ28年間も続いた。
以降、1980年代後半から1990年代前半にかけての約11年間、数々の番組が生まれては消える不毛の放送枠となった。フジテレビの裏番組が『森田一義アワー 笑っていいとも!』(1982年〜)、日本テレビの裏番組が『午後は○○おもいッきりテレビ』(1987年〜2007年)という2大人気番組に挟まれて人気を削ることが困難だったためである。但し、「欽ちゃんのどこまで笑うの?!」で一時的に巻き返したことがある。なお、TBSの同時間帯も同様の理由で番組がなかなか定着しない放送枠として有名である。
1996年に現在も放送中の『ワイド!スクランブル』が放送開始。当初は水前寺清子と中村克洋の司会による2時間に及ぶワイド番組だった。放送時間の移動・縮小、司会者の交代(大和田獏・大下容子アナウンサー)を経て、ようやく番組が安定する。「夕刊キャッチUP」のコーナーが人気を博している。
現在放送されている番組[編集]
徹子の部屋(2014年4月1日から)いいとも終了伴い枠移動
- ワイド!スクランブル(1996年4月1日〜現在放送中[1])
過去に放送された番組[編集]
- アフタヌーンショー(1965年4月5日〜1985年10月18日)
- なうNOWスタジオ(1985年11月4日〜1987年3月20日)
- 新・アフタヌーンショー(1987年3月23日〜10月2日)
- 布施明のグッDAY(1987年10月5日〜1988年4月1日[2])
- 欽ちゃんのどこまで笑うの?!(1988年4月4日〜1989年3月31日[3])
- 欽どこTV!!(1989年4月3日〜9月29日[3])
- お昼のマイテレビ(1989年10月2日〜1990年3月30日)
- ホットライン110番(1990年4月2日〜1991年3月29日)
- 森田健作の熱血テレビ(1991年4月1日〜9月27日[4])
- 女38歳気になるテレビ(1991年9月30日〜1992年3月27日[4])
- お昼の独占!女の60分(1992年3月30日〜9月25日[5])
- 人間探検!もっと知りたい!!(1992年9月28日〜1993年4月2日)
- ザ・ニュースキャスター(1993年4月5日〜1994年9月30日[6])
- まっ昼ま王!!(1994年10月3日〜1995年3月31日)
- キンキンのとことん好奇心(1995年4月3日〜1996年3月29日[7])
脚注[編集]
- ↑ 放送開始から1997年9月までは12:00〜13:55の枠。1997年10月からは11:30〜13:05の枠。2002年4月からは11:25〜13:05の枠。
- ↑ 布施明の冠番組。
- ↑ 3.0 3.1 萩本欽一の冠番組。
- ↑ 4.0 4.1 森田健作の冠番組。
- ↑ 土曜日に放送されていた「独占!女の60分」のマイナーチェンジ版。
- ↑ 11:30〜12:55の1時間25分枠。
- ↑ 愛川欽也の冠番組。