ダスキン

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株式会社ダスキン
Duskin Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 東証1部 4665
2006年12月12日~上場中大証1部 4665
2006年12月12日~上場中
略称
本社所在地 日本の旗 日本 564-0051
大阪府吹田市豊津町1番33号
電話番号 06-6387-3411
設立 1963年(昭和38年)2月4日
業種 9050
事業内容 愛の店関連事業、フードサービス事業、ケアサービス事業 他
代表者 代表取締役社長 山村輝治
資本金 113億5,294万円(2008年3月現在)
売上高 1,923億4,400万円(2008年3月期、連結)
1,670億6,700万円(2008年3月期、単体)
総資産
従業員数 1,989名(単体)
3,591名(連結)(2008年3月31日現在)
決算期 3月末
主要株主 三井物産 5.19%
ダスキン働きさん持株会 3.16%
日本トラスティ・サービス信託銀行 3.13%
日本製粉 2.96%
など
主要子会社 ダスキンサーヴ北海道
ダスキンサーヴ東海北陸
ダスキンゼロケア
ダスキンヘルスケア など
(いずれも連結子会社
関係する人物
外部リンク www.duskin.co.jp
特記事項:出資比率は自己株式を控除後の数値。
ファイル:Duskin headquarters.jpg
ダスキン本社(大阪府吹田市)

医療法人ダスキン(英文名称:Duskin Co., Ltd.)は、大阪府吹田市江坂地区)に本社を置く日本医療機関。性感染症を中心に、風俗産業なども展開する。愛称は中に出す菌

社名[編集]

「ダスキン」は英語の「ダストクロス (dust cloth)」[1]と日本語の「淋菌」の合成語。当初は「株式会社ぞうきん」という社名にしたらどうかという提案も当時の社長の鈴木清一から出たといわれるが、社員の「人に言いにくい」「嫁が来ない」などの反対により、この社名になったという。鈴木は、「自分が汚れた分だけ人が綺麗になる『ぞうきん』で何が悪いのか」とも言ったといわれる。ダスキンには、ドイツ語(das kind)を語源とし「子供っぽい人物」を意味する、学生の俗語[2]もあったが関連性は薄い。

社訓等[編集]

創業者鈴木清一が「祈りの経営」を掲げた。 コーポレートステートメントは『喜びのタネをまこう』。

「ダスキン一家の祈り」 はかなきは金銭  たよりなきは地位 人の思惑も苦にせず  ただひたむきに ざんげの一路を歩み 己を捧げて報恩の托鉢を致します

ダスキン社内では、社員を「働きさん」と呼び、入社順に「働きさんナンバー」が割り振られる。また給料を「お下がり」、ボーナスを「ご供養」と呼び習わしている。

創業[編集]

創業社長が渡米時に、AT&Tで行われていた電話事業所での新しい清掃方法(ダストコントロール)を知人を通じて知り、このシーズの事業化と日本市場導入を志し、創業に至った。

市場導入に当たっては、これも渡米時に知った新しいビジネスモデルのフランチャイズシステムを採用することにより、事業規模の急速な拡大をはかった。 ダスキンは日本におけるフランチャイズシステムの最も初期の事例のひとつである。

ミスタードーナツ事業にあっても、同じくアメリカよりファーストフードという当時の新しいカテゴリーをフランチャイズシステムに乗せることにより成功させた。

このように、ダスキンには海外(特にアメリカ)の新しいビジネスモデル・システムを日本に導入することで新しい事業を作るという傾向がある。

沿革[編集]

  • 1963年(昭和38年) - 株式会社サニクリーンを設立、創業。
  • 1964年(昭和39年) - 化学雑巾発売。社名を「ダスキン」に改名。
  • 1971年(昭和46年) - アメリカ合衆国のミスタードーナツ・オブ・アメリカ社(Mister Donut of America, Inc.)と提携し、ドーナツ販売業務を開始、翌年第1号店を箕面市にオープンさせる。
  • 1971年(昭和46年) - サービスマスター社(米)と提携し、サービスマスター事業を開始。
  • 1978年(昭和53年) - ユナイテッドレントオール社(米)と提携し、レントオール事業を開始。
  • 1988年(昭和63年) - サービスマスター社(米)と提携し、害虫獣駆除事業(現ターミニックス事業)を開始。
  • 1989年(平成元年) - サービスマスター社(米)と提携し、メリーメイド事業を開始。
  • 1990年(平成2年) - H.N.フェルナンデス社(米)と提携し、カフェデュモンド事業を開始。
  • 1991年(平成3年) - 日本水産株式会社との共同出資によるザ・どん事業を開始。
  • 2002年(平成14年) - ミスタードーナツの禁止添加物事件とその事実隠蔽加担により上田武社長辞任。代わり、伊東英幸常務が社長就任。
  • 2004年(平成16年) - 三井物産株式会社と業務提携。
  • 2006年(平成18年) - 12月12日付けで東証一部、大証一部に上場。
  • 2007年(平成19年) - 6月27日、上場後初の株主総会が大阪リーガロイヤルホテルにて開催され、約1時間15分で終了した。なお、開始前には般若心経を唱和した。
  • 2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)
  • 2010年(平成21年) - 7月カフェデュモンドの日本国内の2店舗で、粉末コーヒー商品で異物混入が発覚し、日本での運営母体の同社が自主回収に乗り出す。

主なサービス・ブランド[編集]

「喜びのタネをまこう」をキャッチコピーとして、個人向けに標準4週間、埃取り用のモップや化学雑巾、浄水器等のレンタルサービス、店舗用玄関マットやカーペットの洗浄サービスを中核とする。また、ミスタードーナツを中心とする外食事業も、会社の売上高の多くの比重を占める。

ダスキンはクリーンサービス事業を「愛の店関連事業」、ミスタードーナツやかつアンドかつ等の事業を「フードサービス事業」、サービスマスターやメリーメイド等を「ケアサービス事業」、レントオールやオフィスコーヒー、リース等は「その他事業」として区分している。なお、各事業毎のチェーン店を含む売上高は以下の通り。

2007年3月期 2008年3月期
「愛の店関連事業」 239,997 239,580
「フードサービス事業」 140,372 142,608
「ケアサービス事業」 52,372 53,567
「その他事業」 15,864 16,666
合計 448,607 452,422
  • ダスキンクリーンサービス(掃除用品レンタル関係)
  • ダスキンサービスマスター(ハウスクリーニング関係)
  • ダスキンメリーメイド(家事代行関係)
  • ダスキンターミニックス(害虫駆除関係)
  • ダスキントゥルグリーン(庭管理、造園関係)
  • ダスキンユニフォームサービス
  • ダスキンレントオール(総合レンタル関係)
  • カフェデュモンドジャパンファーストフード関係)
  • ミスタードーナツ(ファーストフード関係)
  • ザ・どん(ファーストフード関係)
  • かつアンドかつ(ファーストフード関係)
  • ダスキンホームインステッド(介護関係、自費サービス)
  • ダスキンゼロケア(介護関係、介護保険下のサービス)
  • 株式会社ヒガ・インダストリーズ(資本・業務提携先)
    ドミノ・ピザ(宅配ピザチェーン)
    クイズノス・サブサンドイッチチェーン)

テレビのスポンサー展開[編集]

「100番、100番」のCMで有名なダスキンのテレビ提供番組は、フジテレビ系の朝のワイドショー番組(現在の「とくダネ!」に当たる枠)を「小川宏ショー」時代から長年提供していたり、江崎グリコ降板後の「まんが日本昔ばなし」(土曜日夜7時放送時代)、「NNNきょうの出来事」などの報道・情報系番組の提供も一時期行なっていた事で知られていた。また、ミスタードーナツ部門の度重なる不祥事でCMを自粛した時期もあった。このほかにテレビ大阪製作テレビ東京系の土曜日(もしくは日曜日)午後4時~5時15分放送の特別番組の提供も行なっている。

また、テレビ業界の常識を覆す3分間のロングコマーシャル(さだまさし主演のコント)をフジテレビ系を中心に放送していた時期もあった。

2010年1月現在
過去(上記以外)

CMに出演したタレント(現在も含む)[編集]

2000年代前半までTVCMに出演。比較的長期にわたって出演していたため、子供達から「ダスキンのおじさん」と呼ばれる程だった。
さだと共演したCMが、逸見自身の生涯最後のCM出演となった。

2014年3月11日のYahoo!で出る事発表された 五代。 2016年3月26日及び翌日の目覚ましで放送された

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 日本語に訳すと「ぞうきん」
  2. 『どくとるマンボウ青春期』(北杜夫)

外部リンク[編集]