東京メトロポリタンテレビジョン
東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(とうきょうメトロポリタンテレビジョンかぶしきがいしゃ、Tokyo Metropolitan Television Broadcasting Corp.)は、東京都を放送対象地域とする放送局である。
愛称はコールサインのJOMX-TVから取ったTOKYO MX(2006年7月27日~)。開局当初はMXTV であったが、日本語話者にとって「TV(ティーヴィー)」が発音し難いことからMXテレビ、後に「東京都のテレビ局」であることをアピールする目的で東京MXテレビ(ロゴ:TOKYO MX.TV/TOKYO MX.テレビ)となった。略称はMX 又はMXTV。
目次
概説
局略歴
長年、東京都域にはいわゆる“ローカルテレビ局”が存在しなかった。これを受け、かつて東京都知事であった鈴木俊一や、東京商工会議所などの意向で“東京都に密着した放送局”として開局にいたった。開局前にはジャパンキャピタルテレビとの競願となったが、最終的にはMXテレビにUHF波の免許が交付された。
1995年の開局当初はワイドクリアビジョン放送、自らカメラを持ち取材を行う映像記者制の導入・延べ12時間以上にわたる地域ニュース番組枠『東京NEWS』を中心に置いたニュース番組主体の編成を行い、他局との差別化を図った。(この開局時のサポートはTBSが深くかかわっている。)しかし、放送大学を除き長年にUHF局が存在しない23区と多摩東部では東京タワーに向けたUHFアンテナを立てていないために実質的な受信可能世帯が少なく、経営面で苦戦が続いた。また当初は視聴者の意見を考慮しているとは言い難い編成方針、当時の番組審議会委員たちの放送に関する知識のなさ、及び一部上層部による「会社と経営の私物化」や、それに起因すると思われる経営悪化に伴う安易な辞任など、色々な面で波乱万丈だった。
後に筆頭株主である株式会社エフエム東京(略称:TOKYO FM)の代表取締役会長・後藤亘が1997年6月から社長(非常勤)に就任[1]。経営体制や番組編成を大幅に見直し、番組編成において一般番組の他テレビショッピング・各種娯楽番組の充実に努めた結果、2003年3月期からは3期連続での黒字を達成。2004年度で累積赤字を一掃した。しかし2005年度に巨額の特別損失が発生し、再び累積赤字を抱えることになった。
テレビのデジタル化に対応するため、2006年、本社を江東区青海のテレコムセンターからTOKYO FM本社近くに移転。またこれに併せて通称を「TOKYO MX」に変更し、マスコットキャラクターとして「ゆめらいおん」を採用した。さらに、番組の違法コピー対策も兼ね、メディアミックスにも積極的に取り組み、日本の民放で初めて、YouTubeと提携してブランドチャンネルを開設し、ニュースや一部番組を積極的に提供している。
しかし、偏向報道や虚偽報道ばかりで、TBSと比べ物にならないくらい堕落している。累積赤字も未だに回復していないのが実情である。TBSは偏向地上波の頂点といわれているが、MXテレビも負けてはいないとも指摘されている。
送受信状況
23区・多摩と周辺
アナログ放送の親局送信出力は、東京都域局であるために他の広域局より低い10kW(映像)。その上送信アンテナは東京タワーでも低い方に付いており、あまり恵まれた送信体制ではない。しかしそれでも電波は関東平野一帯に届いているので、群馬県・栃木県・茨城県の南部で受信可能な地域も少なくない[2]。なお、静岡県伊豆方面、山梨県甲州市塩山、同県山梨市でも区域外受信により視聴可能。
デジタル放送の送信出力は3kW(アナログに換算すると映像出力で30kW)と大きい。これは未だに多摩中継局の処遇が決まらないことと、近いバンド数に放送大学学園アナログ(映像出力50kW)があり、これによるデジアナ混信の影響を抑えたいため(tvkデジタル18chも影響を受けている)としているが、自立鉄塔で親局500W~1kWでの免許を強いられた周辺県域U局の不興を買い、「首都圏ネット4」のMXテレビ脱退(事実上の追放)に少なからず影響したと言われている。MXテレビ側は多摩方向以外は減力(それでも2kW相当)しているが、実際はアナログ設備やInterFMの中継局の関係でビームの高さが取れず、都心・川崎の高層ビル、多摩丘陵及び放送大学アナログの影響を大きく受けたtvk並びに平地から発射しているテレビ埼玉よりは少なくとも広範に電波は届いている。実際、周辺3県のCATV(特にヘッドエンドを共用しているJCN系列)では地元局の再送信が行われず、MXテレビの再送信が行われる事例が非常に多い。[3]
上記の理由により、東京都外でも川崎市のほぼ全域、横浜市の東部、千葉県の北西部および東京湾岸、茨城県の南西部などでもデジタル放送が視聴可能となっている。[4]
その他多摩地域に中継局がいくつか設置されている。しかし多摩地域のうち東京タワーから40km以上離れた地域(例:青梅市北部・西部、奥多摩町全域、日の出町西部、あきる野市西部、八王子市北西部、檜原村全域)では未だにデジタル中継局がなく、早急に中継局の開局が望まれる。
伊豆諸島
中継局が設置されている。
小笠原諸島
中継局電波又は共聴(有線)で受信されている。ちなみに小笠原は通信衛星を介した電波の再送信である。詳細は小笠原諸島#放送を参照のこと。
ケーブルテレビ局
ケーブルテレビ局での配信の場合、東京都域局としての割り当てであるのでそれ以外の県では区域外再送信の扱いとなる。現状デジタルでは原則それを実施することが規制されているが、一部の局ではデジタル再送信を行っている。詳しくは#都外ケーブルテレビ局での再配信実施局の項から各ケーブルテレビ局の項目に入って参照されたい。
地上デジタル放送体制
2006年7月からは報道取材における都内主要拠点への利便性や営業活動の円滑化を目的とし、東京都千代田区麹町の半蔵門メディアセンター[5]に本社を移転した。この新社屋にはハイビジョン放送設備が設置され、待望のフルハイビジョン放送(額縁放送の解消)やワンセグが開始された。当初スケジュール消化が少々遅れ気味であったため、7月からのハイビジョン収録・送出開始が危惧されたが、無事メディアセンター収録の番組は生・収録問わずハイビジョン化された。
放送機材のハイビジョン化に伴い、NHKを除く、関東地方での民放のレギュラー編成としては初となるマルチチャンネル編成を2006年7月以降より実験的に開始している。[6]まずは7月から11月にかけて東京シティ競馬中継において、第1チャンネル(地上デジタル091ch)では通常番組を、第2チャンネル(地上デジタル092ch)では競馬中継を放送している。[7]また、8月30日には東京シティ競馬とJリーグFC東京戦の生中継を初めてマルチチャンネル同時放送で実施[8]、9月1日からは平日13:00〜17:00に第2チャンネルでヘッドラインニュースやブルームバーグニュース、交通情報を放送、2007年2月には第1チャンネルでは東京都議会中継を、第2チャンネルでは競馬中継を放送、また同月からはサブチャンネルのみ通販やブログバラエティ「げまてれ」などを放送しており、さらに2007年4月からは深夜帯にもマルチ編成を導入するなどマルチチャンネル編成を強化している。
MXテレビの問題点
- 東京新聞の親会社が関係で中日新聞が実質上の東京テレビ局の親会社進出している為、中日戦の中継が可能であるが、東京ヤクルト戦の対中日戦だけ放送とビジターでの阪神戦の対ヤクルト戦の一部しか放送できず、近県のtvk製作の横浜戦は放送できない(対中日戦は可能であるが、)といった東京新聞の親会社の影響によるセリーグの放送権規制がされている。(東京新聞が親会社撤退しフジサンケイビジネスアイの様な別会社の一般紙が親会社になれば、東京ヤクルト戦の中継や横浜戦のビジター中継は可能である。
- 2006年春の首都圏ネット4離脱問題[9]や、アンテナ普及率の悪さなどを見る限り、東京周辺地域UHF局ではやや孤立しており、将来見通しが必ずしも明るいと言えない。ただしアンテナの普及率は、デジタル化によりNHK、民放もUHFアンテナによる受信へ移行することから、都内ほぼすべての世帯で普及すると推測される。
- MXテレビはメディアセンター移転を「フルデジタル化」とPRしていたが、これはデジタルマスターが簡易マスターからフルHD対応になるということであって、他局同様、全ての番組放送をフルハイビジョン品質で放送するという意味ではなく、一部の番組はいわゆる“超額縁(4:3SD)状態”で放送している。なお、2006年12月現在、段階的にこの状態の番組は減少しつつあるが、関東キー局、チバテレビ、テレ玉と比べると依然多く、今後その状態が解消されることを望む視聴者の声は多い。なお、この本社移転で、旧本社の第1スタジオクラスの広さを持つスタジオが本社になくなったことから、今後の番組制作への影響を危惧する声もごく一部には存在するようである。
- U系放送局の中では番組内容の変更が比較的頻繁にある。『東京NEWS21時』『TOKYO NEWS UP DATE』『白沢みきのモーニングTOKYO』『イブニングTOKYO』『テレバイダー』など、功績のある出演者やスタッフが退社して番組がなし崩しに終了するケースもあり、その際、“お家騒動”のようなゴシップが出る。他のU局では経費節減で番組終了というケースは数え切れないほどあるが、同局の様なケースは極めて稀と言える。
- 2006年12月1日に東京MXテレビ社内からアクセスしたと見られるIPアドレス利用者によって、ウィキペディア日本語版の記事「東京メトロポリタンテレビジョン」内の項目のうち、不都合部分が一部削除された。「楽天証券」の記事でも問題となった行為である。
番組編成について
スポーツ中継
野球
他の独立UHF放送局と同様、毎年夏の高校野球の予選シーズンには、地元である東西の東京大会を中継・放送している。開局当初は一回戦から決勝まで放送していたが、11:00〜13:00までは「東京NEWS」を放送して、この間は中継を中断していた。その後は中断こそなくなったものの、経営建て直しの際に見直し対象になったためか、神宮球場で行われる準々決勝以降のみの中継・放送となった。なお、ダイジェスト番組は一切放送しておらず、「TOKYO MX NEWS」内で結果などを伝えている。
一方でプロ野球中継「MXスタジアム」では、「東京都に密着した放送局」を謳っているにもかかわらず、東京都の球団である東京ヤクルトスワローズの試合を殆ど中継せず、他地域の球団である阪神タイガースや福岡ソフトバンクホークスの試合を優先して放送している。ヤクルト戦中継に関しては、放映権料で折り合いがつかないなど幾つかの障害案件があるとはいえ、現在のこの状況は同局のモットーと明らかに矛盾しており、ヤクルト戦の中継試合数を大幅に増やすよう求める意見がインターネット上を中心に多くみられる。なお阪神戦は放映権を持つサンテレビジョンをからのネット受けである。
同じ東京都の球団である読売ジャイアンツの試合については、第二筆頭株主のTOKYO FMが読売新聞グループ本社株を保有しているものの、テレビ局側が読売球団の主催試合の放映権を保有していないため中継試合数は極僅かで、サンテレビジョン制作の阪神対読売戦が年間2~3試合程度ネットされるに留まり、2006年は1試合も放送されなかった。従来は他の在京広域局が主催試合・ビジター試合を問わず読売戦を数多く中継していたため問題は無かったが、2006年シーズン後半から在京広域局が中継試合数を大幅に減らし始めたため、同局に読売戦中継の増加を求める意見が同じくインターネット上を中心に次第に多くなっている。しかしMXテレビ側は開局当初から現在に至るまで、サッカーJリーグと比べるとプロ野球中継そのものに消極的であり、今後の動向は不透明である。
プロ野球ダイジェスト番組の放送は放送していないが、現在23:00〜23:50に放送されている「水野キングダム」等のバラエティ放送枠を移動し、通販枠を潰して、フジテレビ739で放送されている「スポーツワイドプロ野球ニュース」の放送が検討されている。要出典
- 理由は、番組が地方のプロ野球番組の様な放送形式をしている為、画像が良いハイビジョン方式で放送する為、及び親会社であるフジテレビジョン地上波はその時間帯の枠が取れない為(現在は「すぽると!」を放送している)。
サッカー
地元サッカーチームFC東京のJリーグ公式戦ホームゲームをほぼ全戦放送している他、応援番組『FC東京オンライン』を放送している。
2007年5月23日に横浜三ツ沢球技場で行われた、サッカーJリーグ1部「横浜FCvsFC東京」の試合を、自社製作で中継した。東京都外の首都圏で開催されたスポーツ大会を、自社製作で中継放送したのは、開局以来初のことであった。この試合の中継権を本来持っていたtvkは、他のスポーツ中継放送が全くなかったにもかかわらず、ネット受け放送はしなかった。
競馬
開局当初から大井競馬場でのレース実況を東京シティ競馬中継で中継している。
ただし、競馬が昼間の開催になる冬季は東京都議会中継とバッティングすることがあり、その際は放送は休みとなる。
その他
2007年7月18日にボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ(ポンサクレック・ウォンジョンカム対内藤大助戦)の生中継を行った。内藤の所属する宮田ジムと交流のあったフジテレビの都合がつかなかったことから、中継先にMXテレビが名乗りを上げたもので、MXテレビとしては異例といえる格闘技の中継放送実施となった(以前には総合格闘技「D.O.G.(現ケージ・フォース)」を中継したことはあった)。
アニメ番組
概況
他のUHF局同様、基本的には自局制作は行っていない。
- 2006年までの時点で唯一制作したテレビアニメは、1996年10月6日から1997年3月30日まで放送された『わんころべえ』(あべゆりこ作、講談社なかよし連載漫画作品のアニメ版)。日曜日10:30~10:45の15分番組で、2クール26話が放送された。同作はその後中部日本放送やチバテレビ、NHK BS2などでも放映された。
いわゆるUHFアニメに分類される、新作アニメ番組の放送数は他の独立UHF局よりも少なめだったが、近年は新たな視聴者層開拓のため増加傾向にあり、MXテレビが幹事局をつとめる番組も増えてきている。[10]
- この流れを受け、2006年12月に公開された劇場用アニメ作品『鉄コン筋クリート』では製作に参加、クレジットにも“TOKYO MX”の銘が記された。
2007年1月より、全てのアニメ番組の開始直前にわかさ生活のキャラクターが視聴上の注意を促すCMが流れている。一部の作品については、警告表示が作品についている場合があるが、この場合でも放送されるため、二重に表示されることになる。[11]
なお、後述するようにスポットCM枠が売れていない関係で、アニメ番組内のスポットCMは本局で放送されるアニメ番組の番宣CMで埋まってしまうことがほとんどとなっている。
編成の特異点
地上アナログ停波後時代をにらみ、東京都内での準キー局足る事(あるいはキー局への対抗)を志向していると言われる局全体の傾向により、下記に列挙する様な独自の編成方針が目立つ。
- 『地獄少女』、『妖怪人間ベム』(2006年版)[12]、2007年4月から開始の『アニフリ』枠作品など、他の関東地上波局では放送されていない番組を放送。
- 『地獄少女』[13]や2006年7月から開始した作品[14]など、他局では深夜枠で放送しているUHFアニメ作品数作を、表現上問題ないと判断してか夕方枠で放送。[15]
- 『アニメ魂』枠作品群を2003年の枠開始時から放送[16]。
近年は旧作アニメの放送にも力を入れており、2006年10月からは月~土のゴールデンタイムにアニメ放送枠を設け、異例とも言える放送体制を敷いた。さらに2007年1月からはキー局やWOWOWで放送後1年満たない番組を再放送するという、極めて異例の編成を行っている。[17]
2007年7月25日で放送終了した『うる星やつら』(第52話分まで放送)と同年7月20日まで放送された『めぞん一刻』(第39話まで放送)の、小学館がスポンサーとなっていた高橋留美子作品の再放送番組が相次いで途中放送終了という珍しいケースがあり、TOKYO MXとしてはアニメ番組として長期アニメ番組の2度目の打ち切りを行った(小学館作品は初)。[18]
また、同じく小学館がスポンサーとなっていた『美鳥の日々』の後番組として、同年8月13日からは同じ高橋留美子作品でytv製作の『犬夜叉』が放送されるが、この作品も本放送時にストーリー途中で放送終了した為、日本テレビ系列での『結界師』の後番組として『犬夜叉』の第2期の放送が決定した要出典際は同じく途中打ち切りの対象となっている。
その他
開局当初は東京都域テレビ局としてのカラーを出すために、他の在京キー局に見られる特定新聞社の影響力を抑えていた。この関係で、現在でも他の在京キー局ほどには新聞社と親密な関係に無いが、スポットCM枠があまり売れていないためか、結果として主要株主である中日新聞社(東京新聞)のCMが多く流れている[19]。また、現在の東京都知事である石原慎太郎が産経新聞の論客として名を連ねていることから、報道の論調における「ねじれ現象」が生じている面がある。
元々報道を重視した放送体制を採っていたためか、時には既存の報道組織に束縛されにくい身軽な立場を生かした報道体制を取ることがある。特に2004年9月9日の衆議院総務委員会において、当時発生していた一連のNHKの不祥事問題に関して、海老沢勝二NHK会長(当時)の参考人招致が行われた際、NHKが生放送を行わなかったため、急遽MXテレビが通常の編成を取り止め、異例ともいえる同委員会の生中継を実施したことが注目を浴びた。地上波で中継を実施したのはMXテレビと、MXテレビ編成変更決定直後、この内容をネットすることを決定したtvkだけだったため、反響も大きかった。
また過去には一度、自社製作の「3大テノールinDOME」が全国完全ネット(但しテープネット)で放送されたことがある。
放送と通信の融合の試みとして、2006年8月から『Blog TV』の本編をYouTubeやGoogle Videoなどの動画共有サイトで配信している。このような形で日本の放送局が動画共有サイトを活用して自局の放送コンテンツをほぼリアルタイムに無料配信する試みは初めてである。さらに2007年7月には日本国内の地上波放送局として初めて、全放送局ではSkyPerfecTV!に続く2社目としてGoogle及びYouTubeと提携、YouTube内にブランドチャンネルを開設し、『TOKYO MX NEWS』『石原都知事会見』『談志・陳平の言いたい放だい』などの番組をCMをカットした形で配信を開始した。 2015年7月から戦えゲームボーイも配信されている、公式サイトから過去の映像見る事出来る
都外ケーブルテレビ局での再配信実施局
- 土浦ケーブルテレビ(J:COM茨城)
- 入間ケーブルテレビ
- 川越ケーブルビジョン
- 行田ケーブルテレビ
- 熊谷ケーブルテレビ
- ケーブルネット埼玉
- 狭山ケーブルテレビ
- ジェイコムさいたま(南センター=旧浦和ケーブルテレビネットワーク相当の地域のみ)
- ジェイコム東京
- シティケーブルネット
- スカパー!光
- テプコケーブルテレビ
- 東松山ケーブルテレビ
- メディアッティ東上
- 蕨ケーブルビジョン
- JCNコアラ葛飾
- イースト・コミュニケーションズ
- いちかわケーブルネットワーク
- いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ
- ケーブルネットワーク千葉
- 広域高速ネット二九六
- ジェイコム千葉
- JCN船橋習志野
- スカパー!光
- 千葉ニュータウンセンター
- 厚木伊勢原ケーブルネットワーク
- イッツ・コミュニケーションズ
- 鎌倉ケーブルコミュニケーションズ
- ジェイコム関東(相模原・大和)
- ジェイコム湘南
- ジェイコムせたまち
- JCN横浜
- シティテレコムかながわ
- 湘南ケーブルネットワーク
- スカイパーフェクTV!光
- YOUテレビ
- 横浜ケーブルビジョン
- 横浜テレビ局(ケーブルシティ横浜含む)
- 横浜都市みらい
- 若葉台CATV
- 上野原ブロードバンドコミュニケーションズ(2007年デジタルのみで再配信開始予定
- 峡東ケーブルネット
- 山梨CATV
会社概要
東京メトロポリタンテレビジョン株式会社 Tokyo Metropolitan Television Broadcasting Corp.
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | TOKYO MX |
本社所在地 | 102-8002 東京都千代田区麹町1-12 |
電話番号 | 03-3432-1212 |
設立 | 1993年4月30日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 放送法に基づくテレビジョン放送 |
代表者 | 大木充(代表取締役社長) |
資本金 | |
売上高 | |
総資産 | |
従業員数 | |
決算期 | |
主要株主 | エフエム東京、中日新聞社、東京都など |
主要子会社 | |
関係する人物 | |
外部リンク | www.mxtv.co.jp/ |
特記事項: |
沿革
- 1993年(平成5年)2月1日 - 標準テレビジョン放送の予備免許を受ける。
- 1993年(平成5年)4月30日 - 東京メトロポリタンテレビジョン株式会社設立。当時の通称はMXテレビ。開局から現社屋に移転するまで、本社は東京都江東区青海のテレコムセンターにあった。
- 1995年(平成7年)10月13日 - 標準テレビジョン放送の本免許を受ける。
- 1995年(平成7年)11月1日 - 標準テレビジョン放送の本放送を開始【JOMX-TV】。
- 1996年(平成8年)11月29日 - 標準テレビジョン文字多重放送の免許を受ける。
- 1996年(平成8年)12月8日 - 標準テレビジョン文字多重放送を開始【JOMX-TCM】。
- 1998年(平成10年) - CS放送「ディレクTV」にて『東京情報チャンネル』として全国放送を開始(2000年9月、ディレクTVのサービス終了に伴い放送終了)。
- 2001年(平成13年)12月1日 - 通称をMXテレビから東京MXテレビに変更。
- 2003年(平成15年)3月31日 - 標準テレビジョン文字多重放送の免許を取り下げ【JOMX-TCM】。
- 2003年(平成15年)4月18日 - 地上デジタルテレビジョン放送の予備免許を受ける。
- 2003年(平成15年)11月25日 - 地上デジタルテレビジョン放送の本免許を受ける。
- 2003年(平成15年)12月1日 - 地上デジタルテレビジョン放送を開始【JOMX-DTV】。
- 2006年(平成18年)7月1日 - 本社を東京都千代田区麹町の半蔵門メディアセンターに移転。アナログ・デジタル統合マスター運用開始(NEC製)。同時に地上デジタルテレビジョン放送でのハイビジョン放送・ワンセグ放送を開始。
- 2006年(平成18年)7月27日 - 局呼称を東京MXテレビからTOKYO MXに変更。同時にロゴキャラクターとして村上隆デザインのゆめらいおんを導入。
主な株主
パーセンテージは、有価証券報告書による2006年9月30日現在の大株主と、その所有割合。
株式会社エフエム東京 10.00% 株式会社中日新聞社 7.32% 東京都 4.10% 鹿島建設株式会社 4.10% 東京急行電鉄株式会社 3.40% 株式会社ソニー・放送メディア 2.40% 財団法人特別区協議会 2.40% イオン株式会社 2.40% 株式会社東京ドーム 2.40% 三井住友海上火災保険株式会社 2.40% 株式会社三越 2.40% 三菱商事株式会社 2.40% 他個人1名 2.40%
東京都と特別区の出資比率が一定程度あることにより、MXテレビは第三セクターに属するといえる
放送されている番組
/MXテレビの番組一覧を参照。
参照
- ↑ 2007年6月21日からは取締役会長に就任している。
- ↑ 茨城県中北部(主にNHK水戸放送局のデジタル放送エリア)に関しては、MXテレビが使用する各チャンネルがそれぞれ同県他局で使用されているため、受信不可ないし困難である(アナログ14chは日本テレビの水戸デジタル中継局が、デジタル20chはNHK水戸が使用)。
- ↑ このようによく言われる民放連がCATV区域外再送信を行わない通達を出しているという事実はなく(あっても原則論、民放が個別に圧力を出しているケースはある)、総務省はスピルオーバーは原則行わない方針を掲げているだけであり、再送信の許認可を出していて、あとはCATVと民放同士に委ねられているのである。
- ↑ デジタル放送の公称エリアはアナログ放送と同じ東京40km圏である。
- ↑ 場所的には内堀通り・麹町大通り(新宿通り)の交わる半蔵門交差点から靖国神社方面へおよそ50mほどの場所。(元東條会館と誤認されることが多いが、その場所ではない)。なお半蔵門交差点至近には現在の筆頭株主であるTOKYO FM本社がある。
- ↑ 現在、関東の地上波民放でTOKYO MX以外にマルチ編成を行う局は、競輪中継等で不定期に行うチバテレビ、テレ玉がある。また、テレビ朝日も日曜深夜帯において、2007年3月より不定期でサスペンスドラマの再放送を行っている。名古屋地区ではテレビ愛知(深夜に30分程度を週2回)がデジタル放送開始時よりレギュラー編成で実施している。
- ↑ マルチチャンネルにおける競馬中継の放送時間は15:00~21:30。ワンセグでも同時放送。但し、19:00〜21:00(統一GIレース等が行われるときは21:30までの場合もあり)の時間帯はマルチ編成はせず、今まで通り競馬中継だけを放送し、ワンセグでも同時放送する。
- ↑ 以後随時同時生中継は行われている。なお、FC東京戦は第2チャンネルで放送されるため、アナログ放送の視聴者のために放送当日の深夜に録画放送を行っている(デジタルではハイビジョン放送)。
- ↑ MXテレビは、2003年4月よりテレ玉、チバテレビ及びtvkと連携し番組の相互連携・放送体制を実施していたが、様々な問題があり、MXテレビは2006年3月をもってこの協力体制から脱退した。実際は追放に近い状況であったとも言われている。
- ↑ 2006年程までは、犬猿の仲のtvkが幹事局を務める作品は殆どネットされていなかったが、現在ではtvk幹事のものでもネットされ始めている。
- ↑ 2007年3月よりテレビ大阪、同年4月よりKBS京都の深夜を除く一部アニメ番組の本編前でも流れている。また朝日放送他で放送されている夏の高校野球中継番組内で流れているわかさ生活のCMでも、2005年頃より視聴上の注意を促すものが放送されている。
- ↑ 『ベム』は1クール・13話を放送後、諸般の事情により2006年9月で全話放送する事無く放送が打ち切られた。
- ↑ 第1期(2005年10月~2006年3月)は本放送で、第2期『二籠』(2006年10月〜2007年4月)はリピート放送で、ともに土曜17時に放送。
- ↑ 『僕等がいた』『うたわれるもの』など。
- ↑ 制作側も夕方枠で放送することを想定していた模様である。また夕方枠の拡充についてはテレビ東京が平日夕方のアニメ枠を30分繰り上げた(現「アニメ530」枠)ことも影響していると言われている。
- ↑ 2007年4月開始の『風のスティグマ』からはとちぎテレビを除く関東の独立U局5局で放送されているが、開始当初は関東ではMXテレビとtvkの2局だけだった(2004年10月から群馬テレビでも放送開始)。また2006年10月〜12月に放送された『Gift ~eternal rainbow~』から、この枠の幹事局をMXテレビがつとめている。なお、2006年7月~9月は他のネット局では『激闘!アイドル予備校』というドラマが放送されていたが、MXテレビでは同枠を休止し、このドラマは未放送となった。
- ↑ 『貧乏姉妹物語』『半分の月がのぼる空』『しにがみのバラッド。』など。さらに2007年4月からは『天保異聞 妖奇士』という同年3月に終了したばかりの番組を放送するまでに至る。またテレビ東京からも『ふしぎ遊戯』や『スパイラル ~推理の絆~』を購入している。
- ↑ なお、初の打ち切りはTOKYO MXでの再放送当時木曜6時30分に放送していたytv製作の『金田一少年の事件簿』である。ちなみにチバテレビも同時期にタイムボカンの後番組として土曜に放送していたが、途中打ち切りを行いsaku saku木曜版の放送に変更した。
- ↑ 他に関しても、DHCやビックカメラのCMが多く流れている程度。
- ↑ TOKYO FMとの共同運営。現在は廃止され、ビックカメラ有楽町店の売り場の一部となっている。
外部リンク
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