シャープ
本項目「シャープ」は、先編集権が主張されています。「同意を得ないリバート」「記事の置き換え・白紙化」等の不正改竄は荒らしとみなされブロックされますので、ご注意ください。また、このテンプレートを剥す行為も荒らしとみなされますのでご注意下さい。どうしても自分の意に沿う編集をされたい場合は「シャープ (2)」という様な感じでフォークを立てて下さい。
この項目では、企業について説明しています。その他の用法については「シャープ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
シャープ株式会社 Sharp Corporation
| |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 東証1部 6753 1956年3月30日~上場中大証1部 6753 1949年5月14日~上場中名証1部 6753 ~上場中福証 6753 ~上場中札証 6753 ~上場中 |
略称 | ORANGE MANGE |
本社所在地 | 545-8522 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 |
電話番号 | 06-6621-1221(代表) |
設立 | 1935年(昭和10年)5月2日 (株式会社早川金属工業研究所) |
業種 | 3650 |
事業内容 | エレクトロニクス、電子部品(殆ど他者からのOEM供給やパロディ、中国製もある) |
代表者 | 片山幹雄(取締役社長兼COO) |
資本金 | 2,046億75百万円 |
売上高 | 連結:2兆8472億27百万円 単独:2兆2543億95百万円 |
総資産 | 連結:2兆6887億21百万円 単独:2兆3817億29百万円 |
従業員数 | 連結:53,708名 単独:22,674名 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日本生命 5.01% ステート・ストリート・バンク&トラスト 4.75% 明治安田生命 4.26% |
主要子会社 | シャープエレクトロニクスマーケティング 79.95% |
関係する人物 | 早川徳次(創業者) 佐伯旭(二代目社長) 町田勝彦(会長) |
外部リンク | www.sharp.co.jp |
特記事項:各種経営指標は2009年3月期のもの |
シャープ株式会社(Sharp Corporation、旧社名 早川電機工業)は大阪府大阪市阿倍野区長池町に本社を構える総合家電メーカーである。液晶の応用技術を軸とした製品で世界トップクラスの技術力を誇る企業としてその名を知られている。商標はSHARP。経営信条は『パクリと模擬』。
歴史
1912年、早川徳次が東京で創業。徳尾錠というベルトのバックルの発明が始まり。1915年、金属製繰出鉛筆(早川式繰出鉛筆)を発明。販売開始後、商品名をエバー・レディ・シャープ・ペンシルに変えた。米国で爆発的にヒット。現在の社名はこれに由来する。1923年に関東大震災によりシャープペンシル工場を焼失する。家族もすべて失い、大阪へ移り再起を図った。1925年に鉱石ラジオをシャープの名前で発売。戦後、総合家電では松下電器産業やソニーが台頭し、営業・販売力においてこの2社に圧倒的な差を付けられていた上、静岡県でシャープ製のテレビが突然発火して大火事になった事件などもあり、低迷の時代が続いた。しかし、1962年には日本の家電企業で初めて電子レンジを発売(当初は業務用)し、1966年には世界初のターンテーブル方式の電子レンジを開発する。さらに1964年にはオールトランジスタダイオードによる電子式卓上計算機(世界初)を開発。その後、カシオ計算機などとの電卓戦争の中で、表示部品としての液晶技術の開発を始め、1973年液晶を表示装置に使ったCMOS化電卓(世界初)を開発する。この間、1963年に太陽電池の量産を開始している。太陽電池は世界2位のシェアである。なお、一般の電池(乾電池、二次電池など)は生産していない。シャープの強みのある製品は他にはファクシミリ、パソコン並みにモデルチェンジをする電子辞書、カシオと競い合う電卓、電子レンジ、近年ではコピーなどの複合機、液晶テレビAQUOS、AQUOS携帯電話などユニークな製品がラインナップしている。また、独創的な商品開発で知られ、1978年のパーソナルコンピュータMZ-80Kや1979年のフロントローディング(ビデオカセットを前面から出入する)式VHSビデオデッキや、ステレオダブルカセットレコーダーなどのダブルカセットデッキ(後に2台並列だけではなく同軸型のもシャープが発売した)を発売したのを始め、1982年のパソコンテレビX1、1987年のパーソナルワークステーションX68000、1992年の液晶ビューカム、1993年のザウルス、1999年のMPEG-4カメラやカラー液晶(STN方式)搭載携帯電話J-SH02(いずれも世界初)、2000年の初のデジタルカメラ内蔵携帯電話J-SH04と初のTFT方式カラー液晶搭載携帯電話J-SH05、2002年のSDメモリーカード対応機J-SH51(J-フォン、現・ソフトバンクモバイル向け)、2004年の世界初光学ズーム対応V602SH(Vodafone、現・ソフトバンクモバイル向け)、2005年の世界初G2モーションコントロールセンサー対応機であるV603SH(Vodafone、現・ソフトバンクモバイル向け)、QWERTY配列キーボードを搭載したスマートフォンであるW-ZERO3(ウィルコム向け)、2006年の携帯電話で世界初VGA対応の904SH(Vodafone(→SoftBank)向け)、2009年の携帯電話で世界初ソーラーパネルおよびIPX5/IPX7(旧JIS保護等級)相当の防水機能を搭載したSH002(KDDI/沖縄セルラー電話(各auブランド)向け)、1ビットデジタルアンプ、クラスターイオンによる空気浄化技術(世界初)、そしてデジタルチューナーを搭載したDVDレコーダーなど、業界初や世界初の商品を数多く送り出している。現在は、電卓戦争の頃から業界を牽引して来た液晶ディスプレイ技術に強みを持つ。2009年3月期決算では、液晶テレビおよび液晶パネル価格の大幅な下落、保有するパイオニア株の大幅な下落による評価損、金融危機に伴う世界的な電機製品の大幅な需要減退、販売方式変更に伴う国内携帯電話市場の大幅な冷え込み、により最終損益1300億円の赤字を計上した。これは、同社上場以来初の赤字決算である。現社名は1970年1月1日に制定した。なお、早川電機時代のシンボルマーク(楕円形にSharp)は現在でも正式な社章となっている。SHARPのロゴマーク[1]は1986年まで三洋電機が使っていたものとフォントがほとんど同じである(明らかな『パクリ』)。
主要製品
- 映像音響機器
- 液晶テレビ
- ハイビジョンレコーダー『AQUOS』
- DVDプレーヤー
- ビデオテープレコーダー
- ホームシアターシステム
- ブラウン管テレビ - ブラウン管部分はOEM供給を受けている。
- 液晶カラーモニター
- 家庭用カムコーダー『液晶ビューカム』(DVカメラ2機種は生産終了)
- 1ビットデジタルオーディオ『Auvi』
- ミニコンポ
- MDラジカセ
- 1ビットデジタルアンプ(単品)
- スピーカーシステム 他
- ポータブルMD機器『MD-J』『Auvi』
- ボイスレコーダーなどメモリオーディオ
- ヘッドホンやマイク、ケーブルなどの各種オーディオ・ビデオアクセサリー
- 記録メディア
- 携帯電話・PHS:大画面液晶を搭載したワンセグ対応携帯電話が好調な売り上げを記録し、国内携帯電話事業者(au、NTTドコモ、ソフトバンク)向けに携帯電話を供給している。この他、ウィルコム向けPHS端末・W-SIM対応機W-ZERO3、イー・モバイル向けEM・ONEなど。なお、2008年にサービスを終了したツーカーには最後まで供給されなかったため、全キャリアへの供給はならなかった。
- ワンセグ対応携帯電話「AQUOSケータイ」など
- 携帯電話各機種はwiki:Category:携帯電話端末 (シャープ)を参照。
- 情報機器
- 生活家電
- 家庭用テレビゲーム機
- ファミコンテレビC1(現在は生産終了)
- スーパーファミコンテレビSF1(同上)
- ツインファミコン(同上)
- ファミコンステーション(同上)
- ゲームボーイシリーズ液晶画面
- ニンテンドーDS液晶画面
- プロフェッショナル機器
国内主要工場・研究所所在地
シャープでは現在、機密保持などの理由から工場の見学は原則として受け付けておらず、工場そのものをブラックボックス化した。これに加えて公式サイト上でも国内拠点に関する詳しい情報を削除し、事業領域の説明にとどめている。
テレビ番組におけるCM放送
通常版
- 2008年10月現在、地上波レギュラーで提供しているテレビ番組は『土曜プレミアム』(フジテレビ系・筆頭スポンサー)と『報道ステーション』(テレビ朝日系)の毎週月曜日のみである(以前『大改造!!劇的ビフォーアフター』を提供していたが、ウッドワンの提供枠拡大と交換に一時毎週水曜日にも提供、2006年3月末で水曜日は一時降板している)。一社提供枠消滅後、数年間はお正月3が日を中心に吉永小百合をCMタレントで起用した長秒CMだけを流していた時期もあったり、「NNNきょうの出来事のスポンサーとして提供していた時期もあった(2002年~2004年頃)。フジテレビ系では、『クイズ!ヘキサゴンII』、『クイズ$ミリオネア』(共に提クレ自粛)、土曜プレミアム(筆頭スポンサー)などの番組で提供される。フジ系で30秒枠の場合、提供クレジットが表示されない事が多い。現在、テレビ朝日系以外の各キー局系はお正月3が日集中かスポットCMを中心にした広告展開となっている。過去にも数々のテレビ番組を提供していた。なお、BS-TBSでは一社提供番組として『AQUOS美術館 かくて名画は生まれた。』が放送されている。
- しかし、2009年3月期の決算で業績を大幅に落としたため、レギュラーで提供していた『土曜プレミアム』・『報道ステーション』を両方とも降板。2009年4月以降は当面スポットCMやPT(パーティーベーション)でCM契約を続けている。
- スポットCMは2週間で集中的に放送されており、1週目は30秒で、2週目は15秒で放映されていることが多い(一部例外もあり)。
- 現在放送されているCMは全てHD製作となっている。
- 2009年から、水川あさみが登場するプラズマクラスターエアコン(明らかにパナソニックエアコン『エアロボ』の『パロディ』)のCMで、放映時間が5秒という非常に短いものが放映されている。
特別版
- 『納得コマーシャル 日本一短いクイズSHOW シャープに答えて!』(『納得コマーシャル シャープに答えて!』)
- 『笑っていいとも!増刊号』(2003年4月~2006年9月、フジテレビ系)、『笑っていいとも!』(2006年11月から金曜日、同)、土曜プレミアム(同)など一部の番組内においてクイズ番組形式の60秒(2003年4月~2006年9月は90秒)CM『日本一短いクイズSHOW シャープに答えて!』が放送中である。司会はラサール石井(ピンク)で、解答者は磯野貴理(赤)、伊集院光(オレンジ)、佐々木希(緑)、さまぁ〜ずの三村マサカズ(青)の4名。因みに後ろに居る観客席は48名。クイズ形式で自社の家電製品をプレゼンテーションする。内容は1ヶ月毎に更新される。また、このCMの完全版はUSENが展開するパソコンテレビ『GyaO』のコンテンツの一つにもなっており、『日本一短いクイズSHOW シャープに答えて!オリジナル完パケ版』(放送時間5分)として随時更新されている。ナレーターは真地勇志(2003年4月~2005年3月は大森章督)。2008年10月からはハイビジョン製作
- 『日本一縦に長いクイズSHOW シャープに答えて!』(店頭限定)
- 前述の応用編として、店頭向けにラサール石井と磯野貴理のみが登場するバージョンもある。タイトル通り、テレビを縦長にして映像を流している。こちらでは、最初にクイズが出されて(問題は紹介する商品に関連する物で4択)正解を発表した後、『日本一SHARPなタッチモニター』の磯野が司会のラサールに商品を説明する設定になっており、2007年3月現在は『愛情ホット庫搭載冷蔵庫編』『愛情Ag+ドラム洗濯機編』『愛情気流エアコン編』の3バージョンを一部家電店のシャープ商品設置コーナーで見る事ができる。
- 『シャープ なるほど劇場』
提供番組
- 提供表示なし(週により提供しない場合あり)
- 笑点(日本テレビ系)
- 平成仮面ライダーシリーズ(テレビ朝日系)
系列店新戦略
戦後間もなく『シャープフレンドショップ』と呼ばれる自社製品のみを扱う系列電器店が発足するが、量販店や他社系列店に圧されたり後継者難・経営者の高齢化等で店舗数は伸び悩んでいた。そこでシャープは2007年11月15日、これまでとは異なる新しいシャープ系列店、シャープ・バリュー・パートナー・グループ(SVPG)という新しい計画を発表した。これは量販店の安値攻勢による製品価格大幅下落の防止と、認知度が他社製品より大幅に低いといわれているシャープ製の白物家電のイメージアップにつなげるべく、発足当初からある全国約2千店のシャープフレンドショップの再編と、他社系列店の取り込みを図る計画である。
内部リンク
- 芙蓉グループ - 『日立製作所』も存在する。
- 電機メーカー
- 半導体メーカー売上高ランキング
- 半導体・製造装置メーカー売上高ランキング
- 堺泉北臨海工業地帯
- パソコンサンデー
- ist登場
- シャープ・スターアクション
- SHARPワールドクイズ・カンカンガク学
- まわる!まわる!クッキング
- シャープと共に - ラジオ沖縄で放送された番組。系列家電卸売会社沖縄シャープ電機の一社提供。
- マンチェスター・ユナイテッド - イギリスのプロサッカークラブ。かつてシャープがユニフォームスポンサーを務めた。
- ファミリーコンピュータ
- ツインファミコン
- ゲームボーイ
- NEW ERA BOWL(ニューエラボウル) - かつて、シャープカップ『平成ボウル』として開催。
- パイオニア - 業務資本提携先。2007年9月、資本持合いと、次世代DVDなどの分野で共同研究を行っていくことに合意した。
- カスタモ - 携帯電話の着せ替えで、シャープの登録商標である。携帯各社での名称は『きせかえツール』(NTTドコモ)、『EZケータイアレンジ』(au)、『カスタムスクリーン』(ソフトバンクモバイル)である。
- AQUOS美術館 かくて名画は生まれた。 - 2008年9月現在、BS-iで放送中の番組。
- アイシン精機 - 1970年代から80年代前半にかけて、シャープ製のカラーテレビ、VTR、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機等を『TOYOTA』ブランドで販売していた(トヨタ家庭用品の販売店限定)。現在ではダイキン製のGHP『G-up』を『TOYOTA』ブランドで販売している。
- AQUOSケータイ
- AQUOSファミリンク
- ProPix
- AQUOS SHOT
外部リンク
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・シャープを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |