絶対無敵ライジンオー
絶対無敵ライジンオー | |
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ジャンル | ロボットアニメ |
テレビアニメ: | |
原作 | 矢立肇 |
総監督 | |
監督 | 川瀬敏文 |
シリーズディレクター | |
チーフディレクター | |
企画 | |
シリーズ構成 | 園田英樹 |
脚本 | |
キャラクターデザイン | 武内啓 |
メカニックデザイン | やまだたかひろ |
音楽 | 田中公平 |
アニメーション制作 | |
製作 | サンライズ |
放送局 | テレビ東京系 |
放送期間 | 1991年4月3日 - 1992年3月25日 |
話数 | 全51話 |
その他 | |
コピーライト表記 | ©SUNRISE INC. テレビ東京 |
OVA: | |
原作 | |
監督 | |
シリーズ構成 | |
キャラクターデザイン | |
メカニックデザイン | |
アニメーション制作 | |
製作 | |
発売日 | |
発表期間 | 1992年9月30日 - 1993年2月24日 |
リリース日 | |
話数 | 全3話 |
その他 | |
コピーライト表記 | © |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
エルドランシリーズ | ||
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通番 | 題名 | 放映期間 |
第1作 | 絶対無敵 ライジンオー |
1991年4月 - 1992年3月 |
第2作 | 元気爆発 ガンバルガー |
1992年4月 - 1993年2月 |
第3作 | 熱血最強 ゴウザウラー |
1993年3月 - 1994年2月 |
『絶対無敵ライジンオー』(ぜったいむてき らいじんおー)は、1991年(平成3年)4月3日から1992年(平成4年)3月25日までテレビ東京系で毎週水曜日18:00 - 18:30に全51話が放送された、サンライズ製作のロボットアニメ。勇者シリーズと共に1990年代を代表するロボットアニメシリーズ「エルドランシリーズ」の第1作。
エルドラン三部作(本作、『元気爆発ガンバルガー』、『熱血最強ゴウザウラー』)のひとつ。
目次
概要[編集]
後に「エルドランシリーズ」と呼ばれる事になる3大傑作ロボットアニメの記念すべき第1作目。教室が司令室になり、学校が変形してメカが出撃するなどの、前代未聞の展開が当時の子供のみならず、大人までをも驚かせた。
登場キャラが個性派揃いで、物語終盤には意外な人物が大活躍したり、最終回の衝撃的なストーリー(その前回で流れた予告編では、最終回の根幹を成すシーンが一切流れなかった)もあって、今なお多くのファンの根強い支持がある。
本作が誕生したきっかけはスポンサーのトミーの当時の社長である富山幹太郎が小学生の息子から、「トミーのおもちゃはカッコ悪い。僕は大きくなったらバンダイに入りたい」と言われたことだとされている。
21世紀にはDVD化された上2005年には「スーパーロボット大戦GC(XO)」に防衛組メンバー全員が参戦しており、新たな世代への認知度が上がる可能性が高い。
あらすじ[編集]
陽昇学園の5年3組は元気な少年少女たちの集まりだ。元気が良すぎて脱線気味なのが担任の篠田俊太郎の悩みの種。そんな5年3組が居残っていた土曜日の午後、陽昇学園の上空から巨大ロボットとそれを操縦していた「光の戦士 エルドラン」が落ちてくる。5次元人との戦いで深く傷付いていた彼は自分が戦えないことを語り、「大地の使者ライジンオー」を子供たちに託す。その日から5年3組改め、「地球防衛組」と5次元世界「ジャーク帝国」との戦いが始まる。
登場人物[編集]
地球防衛組[編集]
- 日向 仁【ひゅうが じん】
- 声 - 松本梨香
- 主人公。10月18日生まれの血液型O型。出席番号8番。剣王パイロット、ライジンオー及びゴッドライジンオーのメインパイロット。両親は酒屋「日向酒店(看板表記は日向ストア)」を経営。勉強は苦手だが運動神経は抜群。無鉄砲なお調子者だが正義感は人一倍強く、地球防衛組を引っ張る。マリアとはケンカが絶えないが誰よりも彼女を信頼している。ラジオドラマ版では彼女に告白した。テストと注射が嫌い。将来の夢はF1レーサー(もしくは日本プロサッカーリーグ)。
- 月城 飛鳥【つきしろ あすか】
- 声 - 岩坪理江
- 5月21日生まれの血液型AB型。出席番号7番。鳳王パイロット、ライジンオー及びゴッドライジンオー飛行及び姿勢制御担当。家族構成は両親で、父親は出張が多いらしい。キザで女の子には優しく、ファンクラブまで存在していたほどだが、中学に入ると呆気なく解散状態に追い込まれる。成績の優秀な優等生だが、周囲からの過剰な期待には多少辟易している。意外と間抜けな一面もあり、その事で「見掛け倒し」と言われる事に対しては反発心を見せる。一度だけ決まり文句の雄叫びを叫んだ事がある。将来の夢は会社社長。
- 星山 吼児【ほしやま こうじ】
- 声 - まるたまり
- 10月30日生まれの血液型B型。出席番号9番。獣王パイロット、ライジンオー及びゴッドライジンオーパワー制御、武器操作担当。家族構成は両親、兄弟が何人か。気が弱いがここぞと言うときには勇気を振り絞る。UFOや宇宙人を信じている。おのぼり山で出会った一学年下の山口梢と文通で清い交際をしている。また、世界中に文通相手を持つ謎の交友関係もある。本編中メインパイロット中では唯一最後の雄叫びを上げる事がなく終わった(コドモスキーとの戦いが終わると疲れですぐに寝込んでしまっていた為)。将来の夢は宇宙飛行士。所有ライジンメダルは六角形。出動時は教室壁際の連絡版の壁から入り、グリップを握ったまま格納庫へ移動し、空中を飛んで獣王の口にある操縦桿を掴み搭乗するという、3体の中では搭乗時、最も怖い出動シーンと言われている。常におっかなびっくりな表情であったが、OVAでは凛々しい表情で搭乗する。
- ※本編は彼のナレーションを通して語られる形で進められる。他にもジャークドリームの内容が彼中心だったりとライジンオーとの特殊な関係を匂わせる演出が随所に隠されていて事実上の真の主人公なのかもしれない。
- 白鳥 マリア【しらとり まりあ】
- 声 - 吉田古奈美
- 5月7日生まれの血液型B型。出席番号16番。地球防衛組の女子委員長で司令官兼バクリュウオーメインパイロット。画家の父を持ち、父にも負けない画家になる事を夢見ている。祖母がフランス人のクォーター。勝ち気な性格で仁のお目付け役だが、誰よりも彼のことを気にかけている。所有ライジンメダルは星形で、教室を司令室に変えるキーにもなっている。邪悪獣の弱点を探るために、銀行強盗の仲間になった事もある。
- アニメディアでは、「妹にしたくないキャラNo,1」という不名誉な称号を貰ってしまった。
- 春野 きらら【はるの きらら】
- 声 - 南杏子
- 9月13日生まれの血液型B型。出席番号17番。主に外部との通信担当。クラスの放送委員で。将来の夢はニュースキャスター。表裏のないさっぱりした性格。思ったことをそのまま口にしてしまうため相手を傷つけることも。飛鳥ファンクラブ会長。
- 今村 あきら【いまむら あきら】
- 声 - 南杏子
- 4月28日生まれの血液型A型。出席番号1番。コアロボ発進システム、バクリュウカノン担当。見栄っ張りで負けず嫌い。いわゆるロック少年で髪にメッシュを入れている。もちろん将来の夢はロックスター。地震が苦手。
- 池田 れい子【いけだ れいこ】
- 声 - 鈴木砂織
- 7月2日生まれの血液型B型。出席番号10番。主にライジンオーとの通信担当。クラスで一番背が低く、そのことにコンプレックスを感じている。プロレス大好きで、ジャントニオいのばばと、アントニオ稲木を崇拝している。邪悪獣ハッカルーの力で巨大化したことがある。家はガソリンスタンドを経営している(当時の日本石油スタンドにデザインが酷似しており「陽昇石油」の字があるがこれが元売会社名かスタンド名かは不明)。邪悪獣アブラーの事件では、ガソリン不足で家が経営危機に追い込まれ転校を余儀なくされそうになったり、おまけに飲み込まれてしまったりとさんざんな目に遭っている事から、1番の被害者と言える。
- 真野 美紀【まの みき】
- 声 - 鈴木砂織
- 10月22日生まれの血液型A型。出席番号18番。エネルギーゲージチェック、バクリュウオー各種武器類セーフティー管理担当でバクリュウカッター発射担当でもある。飼育委員で動物の世話をしている。真面目だが、諦めが早く積極性に欠けるところがある。ラブのスパルタ教育を受けた事がある。以前は犬だけは苦手だったが、邪悪獣ノラネゴンの事件の折、シッポという子犬と出会い、この事件をきっかけに犬嫌いを克服した。その後シッポは彼女の飼い犬になっている。将来の夢は獣医師。
- 高森 ひろし【たかもり ひろし】
- 声 松井摩味
- 7月13日生まれの血液型A型。出席番号6番。地球防衛組の副司令官及びライジンオー各種武器セーフティー管理担当、バクリュウオーサブパイロット。男子委員長でその為初期のあだ名も「委員長」だった。実家の電器屋「高森ラジオ」は仁やときえの家と同じ商店街にある。クラス一の常識人で普段はあまり目立たないが、クラスメイトからの信頼は厚い。ただし、融通が利かない頑固な面もある。基本的に穏健派だが時には仁たちと一緒になってケンカをする事も。栗木容子とは幼稚園からの幼なじみで彼女に思いを寄せている。OVA第1巻で彼女に告白した。将来の夢は学校教師。
- 石塚 織絵【いしづか おりえ】
- 声 松井摩味
- 1月2日生まれの血液型B型。出席番号11番。鳳王各種センサー系モニター、ライジンオーダメージカウンター担当。食べることが趣味でポテトチップスが好きなことから「ポテト」と呼ばれている。おおらかで太目の体型も気にしていない。家は肉屋「石塚精肉店」。将来の夢はパティシエ。
- 栗木 容子【くりき ようこ】
- 声 - 岩坪理江
- 3月19日生まれの血液型A型。出席番号13番。主にライジンオーレーダー担当。幼児体型で外見どおり無邪気。「クッキー」の愛称で親しまれている。ぬいぐるみ集めが趣味。依存性が強く1人では何もできない性格。だが、タイダーを鉄パイプでぶん殴ったことも。高森ひろしとは幼なじみ。ゴキブリが嫌い。将来の夢は保育士。キャラクターデザイナー一番のお気に入りで、彼女の姿をしたキャラを別漫画でも出演させている。
- 小川 よしあき【おがわ よしあき】
- 声 - 佐藤智恵
- 2月15日生まれの血液型B型。出席番号2番。剣王回路系モニター、バクリュウオー変型担当。マイペースで協調性に欠け、クラス一の問題児だがどこか憎めない少年。よく、仁やあきらとつるんで悪さを働いている。テレビが大好きでよく父親とチャンネル争いをしている。あだ名は「ヨッパー」。これは、「よしあきはパー」の意。将来に対して夢は持っていなく、成り行き任せの人生を送ろうと考えている。祖父はおのぼり山に住んでおり、邪悪獣に複葉機で戦いを挑もうとした。
- 坂井 ときえ【さかい ときえ】
- 声 - 佐藤智恵
- 7月1日生まれの血液型O型。出席番号14番。獣王各種センサー系モニター、バクリュウオーダメージカウンター対応。家が居酒屋「陽昇亭」を経営しているため、下町気質でおせっかい焼き。店を継ぐ準備として、時々店を手伝っている。家が小火騒ぎに巻き込まれた事がある。スーパーヒーロー大好きで、邪悪獣オセッカイザーと親交をもった事もある。
- 近藤 ひでのり【こんどう ひでのり】
- 声 - 吉田古奈美
- 3月21日生まれの血液型A型。出席番号4番。主にライジンオーレーダー担当。地元有数の企業体「絶対グループ」御曹司で優しい性格。川で溺れ掛けたことがあるために泳げないでいたが、克服。それがきっかけで、今では銭湯愛好家に。箱入り息子で庶民との感覚のずれが目立つことも。実家は資産家であるが将来の夢はピアニスト。
- 小島 勉【こじま つとむ】
- 声 - 島田敏
- 6月6日生まれの血液型AB型。出席番号3番。防衛組の参謀格でコンピューターオペレーター。典型的なガリ勉タイプでやや融通が利かないが、ドッジボール大会用に考えた必殺技がルール違反だったり、アークダーマを探すために霊媒師になるなど意外な面も持っている。シャープX68000のようなコンピューターでライジンコマンダーを分析し、装備の使用法や戦法をいくつも編み出し(失敗も多いが)、クラスに貢献している。祖母が心霊道場を営んでいる。好きな教科は算数。将来の夢はコンピュータープログラマーやIT技師。所有ライジンメダルは正方形。
- 佐藤 大介【さとう だいすけ】
- 声 - 塩屋浩三
- 9月3日生まれの血液型O型。出席番号5番。獣王回路系モニター、バクリュウオー・ファイター時センサー系モニターチェック担当。クラス一背が高い。気は優しくて力持ち。年下の弟妹が大勢いる。女装するとかなりキツイが、母に似ている。将来の夢はエンジニア。
- 泉 ゆう【いずみ ゆう】
- 声 - 林原めぐみ
- 4月11日生まれの血液型A型。出席番号12番。ライジンオー合体チェック、バクリュウオー・ドラゴン時センサー系モニター担当。女子で一番の長身。引っ込み思案で気が弱いが、妹のルリ子には姉らしい面を見せる。当初は体も弱かったが、防衛組として活動するうちに体力もやや付いていった。将来の夢は看護師。
- 島田 愛子【しまだ あいこ】
- 声 - さとうあい/松本梨香
- 8月19日生まれの血液型AB型。出席番号15番。剣王各種センサー系モニター、バクリュウパルスチェック担当。クラスの体育委員。運動神経抜群で、美紀を鍛えたことも。精神的に大人で、担任の篠田先生からの信頼も厚い。愛称は「ラブ」。唯一、主人公となったエピソードがドラマCDの一部でしかない。将来の夢は体操のオリンピック代表選手。
- ※バクリュウパルスとはバクリュウオーの遠隔操作用の特殊信号波の事らしいが詳しい事は不明。
地球防衛組を見守る人々 他[編集]
教職員[編集]
- 篠田 俊太郎【しのだ しゅんたろう】
- 声 - 梁田清之
- 12月10日生まれの血液型A型。地球防衛組こと5年3組の担任。教育に命を掛ける若き熱血先生。戦いで授業が遅れがちになるのが悩みの種。彼らが卒業後、1年間オーストラリアに体育教師として臨時赴任。生徒達のことを本当に大事に思っている。愛車は黄色いスバル360で、邪悪獣に体当たりしたことも。
- ※彼の名前は脚本家の園田英樹のお気に入りで、別の小説でも顔を覗かせている。
- 姫木 るる子【ひめき るるこ】
- 声 - 林原めぐみ
- 5月31日生まれの血液型A型。陽昇学園の保健室の先生。篠田俊太郎の憧れの人。実は彼女自身もまんざらではない様子が、オリジナルカセットドラマで語られている。エアロビクス教室に通っている。愛猫ララと一緒に暮らしていて、愛車はホンダtoday。キャラクターデザイナーの武内啓の妹がモデル。
- 矢沢 永吉郎【やざわ えいきちろう】
- 声 - 石井敏郎
- 謎多き陽昇学園校長。地球防衛組の良き理解者。理不尽な者には毅然とした態度を取り、防衛隊長官でさえ威圧したほど。拳法の達人で、龍尾脚でヤクザを倒したこともある。イギリスに留学した経験がある。名前のモデルは、もちろん矢沢永吉。その事もあってか、学校で飼っているヤギ(一緒にいる事が多い)の名前がキャロル。第13話冒頭の時代劇にはよく似た御隠居が登場している。
- 教頭
- 声 - 平野正人
- かなりの堅物。学校に迷い込んだ子犬のシッポを追い出そうとした。
家族[編集]
- 仁の父
- 声 - 梁田清之、島田敏
- 仁の父親。ガラは悪くて短気だが、大変な人情家で、お人好しな正義漢である。ブラックタイダーに変貌したタイダーを説得して見せた。
- 仁の母
- 声 - 南杏子
- 酒屋「日向ストア」を経営している。仕事を探していたタイダーを快く迎え入れ、敵幹部だと知った後も必死で庇った。
- 日向 陽太郎【ひゅうがようたろう】
- 声 - 鈴木れい子
- 仁の従弟。仁に憧れている。
- 飛鳥の父
- 声 - 秋元羊介
- 海外出張が多いが、暇を見つけては飛鳥にスキー等を教えている。
- 飛鳥の母
- 声 - 林原めぐみ
- 教育ママらしい。
- れい子の父
- 声 - 星野充昭
- ガソリンスタンドを経営している。邪悪獣アブラーの一件では、ガソリンがなくなり、引越しを余儀なくされかけた事がある。
- ときえの父
- 声 - 塩屋浩三
- ときえの母
- 声 - 松井摩味
- 居酒屋「陽昇亭」を夫婦で経営している。邪悪獣ビッグタイガーのせいで店が火事になった事があり、隣の家が出火した際は邪悪獣オセッカイザーの破壊消火で延焼を免れた。
- ヨッパーのパパ
- 声 - 緒方賢一
- 『天才バカボン』に登場するバカボンのパパに似た風貌をしている。ヨッパーとのチャンネル争いが絶えない。家に看板を掲げている事から何らかの商工自営業者ではないかと思われるが、その職業内容は不明。エンドクレジットでは、他のメンバーの両親は「父母」と表現されるのに対し、彼だけは何故か「パパ」である。(やはりバカボンパパ?)
- ヨッパーのママ
- 声 - 林原めぐみ
- ヨッパーとパパとのチャンネル争いにウンザリしている。
- ヨッパーの祖父
- 声 - 沢りつお
- おのぼり山に住むヨッパーの祖父。複葉機「風神号」に乗り、仁たちのピンチを救い、更には邪悪獣デンキーに一撃を見舞って、邪悪獣退治に一役買った。風神号の大破後は、人力飛行機「烈風号」を駆る。
- 大介の母
- 声 - 小宮和枝
- 子沢山な大介によく似た。第13話で6人目の子供が生まれている。大介が女装すると、彼女に似ている。
- 佐藤 タイ子
- 声 - 神代知衣
- 佐藤家長女のお転婆娘。人質に取られた弟のみくろうを助けようと、邪悪獣ヨナキングに飛びついた事がある。
- 佐藤 中介、佐藤 小介
- 佐藤家次男と三男で、やんちゃ坊主。名前の漢字表記は不明(長男の大介と合わせると、「大・中・小」になる)。
- 佐藤 ミク朗
- 佐藤家四男の赤ん坊で、名前の漢字表記は不明(三男の「小」より小さい→ミクロに由来するものと思われる)。タイダーに邪悪獣に間違われ、人質にされた事がある。作中、妹が生まれた。
- 泉 ルリ子
- 声 - 横山智佐
- ゆうの妹で1年生。野菜嫌いだったが、邪悪獣ベジベジの一件で、野菜を食べられるようになった。
陽昇学園生徒[編集]
- 谷口 六郎【たにぐち ろくろう】
- 声 - 上村典子
- 陽昇学園5年2組のリーダー格の男子で、リトルリーグでピッチャーをしている。最初は地球防衛組に対抗意識を燃やして野球勝負を挑んだりしていたが、学校が基地である事がジャーク帝国にバレそうになると、2組を扇動して基地の隠蔽作戦を手伝った。名前は当時制作進行(後に演出に昇格)を務めていた谷口悟朗から。
- 藤波 洋一【ふじなみ よういち】
- 声 - 渡辺久美子
- 倉林あや【くらばやし あや】
- 声 - 小島悠理
- 陽昇学園1年生の2人組。家は隣同士らしい。地球防衛組を見学に訪れた。作中では、苗字は紹介されていない。名前は本作のプロデューサーを務めていた藤波俊彦と倉林伸介から。
その他[編集]
- エルドラン
- 声 - 島田敏
- 地球の守護神。光の戦士と呼称される守護天使。複数のロボットを所有しており、仁たち5年3組の子供達にライジンオーを託す。ただし、敵との戦いで負傷して戦線離脱したり、少年らにロボットを託した後に、より重要な地域や時間軸へ転戦してしまい、基本的に子ども達を放置するため無責任と取られがちである。「エルドランは迷惑」と言ってしまい、彼をモチーフにした邪悪獣も出現している。
- 武田長官
- 声 - 西村知道
- 防衛隊の指揮を一手に任されたエリート。軍人でない子供たちが戦うことを快く思っていなかったが(これに関しては、「子供たちを無責任に命懸けの戦場に出向かせる訳には行かない」という大人なりの責任感がゆえ、との見方を取るファンもいる)、地球防衛組の活躍を見て共に戦うようになる。ライジンオーと比べると格段に劣る防衛隊の戦力ではあったが、終盤にワルーサとの直接対決では懸命の攻撃が地球防衛組に反撃のチャンスをもたらすきっかけを作った。エルドランシリーズ全作を通して登場。放映当時は単に「長官」と呼ばれており、名前が出てきたのは次回作の『元気爆発ガンバルガー』になってからである。「ワシゃ高い所が嫌いなんじゃ〜」と言っていた(第21話)が、ライジンオーMk-Ⅱのコックピットには普通に乗っていた。
- 山口 実【やまぐち みのる】
- 声 - 高乃麗
- 四話のゲスト。おのぼり山の地元の少年。おのぼり山の木々が切り倒される事を迷惑がっている。最初は遠足に来ていた仁達に反感を持っていたが、花畑を守ろうとするライジンオーのピンチを、その耳で救った。
- 山口 梢【やまぐち こずえ】
- 声 - 林原めぐみ
- おのぼり山の地元の少女で、山口実の妹で4年生。花畑を大事にしており、チロというウサギを世話している。遠足に来ていた吼児と仲良くなり、その後清き文通をしている。
- 和尚
- 声 - 滝雅也
- 陽昇寺(ようしょうじ)の住職。寺をヤクザに地上げされそうになった事がある。
- 大宮 恵津子【おおみや えつこ】
- 声 - 伊藤美紀
- 美人ニュースキャスター。きららの憧れの的である。小説でのもう一人の主役でもある。
- レオニ
- 声 - 高乃麗
- アフリカの少年で、吼児の文通仲間。文通のキッカケは、UFO雑誌らしい。
- レオニの父
- 声 - 玄田哲章
- アフリカで動物保護官をしている。
- キャロル
- 陽昇学園で飼われているヤギ。校長と一緒にいる事が多い。矢沢永吉率いるロックバンドのキャロルが名前の由来。
- シッポ
- 陽昇学園に迷い込んだ子犬で、マリアが命名。教頭先生に追い出されそうになるが、紆余曲折の末に美紀に飼われる事になった。
- 荒木源蔵
- 駄菓子屋「元気堂」の主人。次回作の『元気爆発ガンバルガー』のキャラだが、第51話にゲスト出演を果たす。
- 荒木純
- 駄菓子屋「元気堂」の息子で、青空ゲンキーズの監督。次回作の『元気爆発ガンバルガー』のキャラだが、第51話にゲスト出演を果たす。親子ともどもこの時点では声は発してはいない。
五次元世界ジャーク帝国[編集]
- 皇帝ワルーサ
- 声 - 笹岡繁蔵
- 五次元を支配するエネルギー生命体。エルドランとははるか昔から敵対していた。部下を単なる道具としか見なしていない態度や、終盤の防衛隊の総攻撃を「蚊に刺された」程度に受け流していた事が、後に命取りとなる。『スーパーロボット大戦GC』では最終話の一話前に登場、圧倒的な能力値もさることながら、戦闘アニメの彼の周囲が地形に関わらず異次元のような空間になるという特殊な表現手法がなされていた。
- ベルゼブ
- 声 - 梁田清之
- 五次元帝国三次元侵略前線司令官。顔は美形だが、その胴体はがらんどうで同一固体の分身ファルゼブが潜んでいる。ワルーサにジャークサタンを与えられた際にコスチュームが変わる。
- 再三地球侵略を邪魔され続けていた相手のライジンオーを操縦していたのが地球防衛組の子供たちと知った時は激高の余り、凄まじいまでの勢いでゴッドライジンオーを追い詰めたほど。皇帝に絶対の忠誠を誓うが、終盤に裏切られる。倒された後も戦士としての誇りから地球防衛組との戦いを続けようとするが…。小説ではファルゼブとはかつては一体で「ベファルゼブ」という姿だったとされている、それから分かれたばかりの頃は、感情や考え方にも差はなかったらしいが、徐々にそれぞれの自我が生まれてきたようである。
- ファルゼブ
- 声 - 林原めぐみ
- ベルゼブの半身。和服を着た小さな妖精のような姿をしているがジャークパワーを照射する際には悪鬼の形相になる。普段はベルゼブの胸の奥にある亜空間(?)に潜んでいる。彼女が普段いる空間がどうなっているのかは、ベルゼブにも分からないらしい(小説にてタイダーに用意させたテレビがあることが判明している)。
- タイダー
- 声 - 吉村よう、辻村真人(第39話以降)
- 邪悪獣を育成する副官だが、ベルゼブとファルゼブのストレス解消(八つ当たり)の対象にされているフシも。派手目の格好をした小太りの男。ベルゼブには従順。小説版によれば、三次元に来る前は有能だったが次元を越える際に人格が破壊され怠惰になってしまったとか。何故か仁の両親に気に入られ、最後には日向ストアの従業員になる。
- ゴクドー
- 声 - 大塚明夫
- OVA版に登場。皇帝ワルーサ亡き後、その跡目を狙おうと、背中の入れ墨に封印したベルゼブを人質に、ファルゼブから地球防衛組の情報を聞きだした。髪の毛は触手化したり、針状にして飛ばしたりできる。アイパッチ型のヘッドマウントディスプレイで戦況を分析する。刃の透明な刀、ドスクリスタルは武器としてだけでなく、ジャークルシファーへの変形も可能。地球防衛組を手下にしようと画策した。
メカニック[編集]
小型アイテム類[編集]
- ライジンメダル
- エルドランから防衛組全員が託されたメダル。全員がそれぞれ違うデザインをしており、地球防衛組の各機器を起動させるキーとなっている。各々、カード型のホルダーが用意されている。
- ライジンブレス
- パイロット3人が着用しているブレス。教室内でメダルをはめると、各コアロボへ運ばれる。ライジンオーへの合体時には、メダルをコマンダーへ転送する。通信機能も有する。
- ライジンコマンダー
- ライジンオーへの合体やバクリュウオー発見などに使用された指令調査端末。飛鳥と吼児が剣王コックピット内のコマンダーへメダルを転送、仁が「ライジンオー無敵合体!」の掛け声と共にメダルをはめ込むことで、ライジンオーへの合体が始まる。1度だけ、メダルの転送を受けてメダルをはめる役目を、仁の代わりに吼児が務めた事がある(第32話)。学校の外へライジンオーを呼び出したり(第6話他)、メンバーの転校による戦力低下を算出する事ができる(第10話)。2組との野球の試合では、ヨッパーの出塁確率の算出にも使われた(第14話)。
エルドランのロボット[編集]
- 剣王【ケンオー】
- 富士山の火口に封印されていた人型ロボット。仁がモーショントレースで操縦するが以外と内部は狭い。普段は校庭の地下に格納されており、発進時は校庭中央の100m走レーンをカタパルトにして射出される。
- 全高:15.4m
- 頭頂高:15.0m
- 重量:10.0t
- 最大走速度:時速420.0km/h
- 最大出力:5,500馬力
- 武装
- ケンオーブレード
- 必殺技
- 剣王龍尾脚
- フライングパンチ
- ブレードシュート
- 鳳王【ホウオー】
- ナスカの地上絵に封印されていた鳥型ロボット。飛鳥が戦闘機の操縦桿で操縦する。普段はプールの地下に格納されており、発進時はプールの底が開いて格納スペースごと上昇し、発進する。
- 全長:35.7m
- 本体全長:20.8m
- 重量:15.5t
- 最大走速度:時速80.0km/h
- 飛行速度M8 (最大飛行速度M9)
- 武装
- 鳳王バルカン
- 鳳王カッターミサイル
- 必殺技
- 鳳王スパイラルショック
- 鳳王ウインドカッター
- 獣王【ジュウオー】
- エジプトのスフィンクス内部に封印されていた一角ライオン型ロボット。吼児がバイクの要領で操縦。普段は体育館の地下に逆さの状態で格納されており、発進時は体育館の天井が展開し、床が回転。そのまま射出される。
- 全長:30.5m
- 重量:28.5m
- 最大走速度:時速640.0km/h
- 最大出力:99,000馬力
- 武装
- アンカーホーン
- 必殺技
- 獣王アニマルアタック
- 獣王フレイムランス
- 噛み付き
- ライジンオー
- エルドランから陽昇学園5年3組の少年少女18名に託された「古より地球を守り師し戦士、大地の使者」。剣王、獣王、鳳王が「無敵合体」することでこの姿となる。生きとし生けるモノの活力と大気と大地の力「ライジンエネルギー」を動力源とし、角からエネルギーを吸収し、超金属エルドナイトで身を固める。また、強大な威力を誇るがエネルギー消費率もバカにならなく、エネルギー残量は角に表示される時もある。
- 全高:25.0m
- 重量:54.0t
- 最大走速度:時速880.0km/h
- 最大飛行速度M10
- 最大出力:200,000馬力(ただしパイロットの精神状態によっては設定以上の出力を発揮する事も)
- 合体時間2.8秒
- 武装
- ライジンソード
- ライジンシールド
- ライジンブーメラン
- ライジンフラッシュ
- ライジンクロー
- 必殺技
- ゴッドサンダークラッシュ
- バクリュウドラゴン
- 陽昇学園校舎の地下に封印されていた、ライジンオーの支援メカ。通常は龍型メカ「バクリュウドラゴン」として司令室に常駐する15名で遠隔操縦する。発進時は校舎前面が展開し、地下から出現。教室に閃光遮断板がセットされた後、校舎前面に前足をかけ、発進していく。ライジンオーに匹敵する大きさで、剣王、ライジンオーを乗せて飛行も可能。「ライジンエネルギー」を自ら吸収することが可能。
- 全長:58.0m
- 重量:70.0t
- 走速度:時速130.0km/h
- 最大飛行速度:M20
- 必殺技
- バクリュウファイヤー
- バクリュウオー
- ヨッパーの悪戯がきっかけで、バクリュウドラゴンが人型に変形した姿。パワーはライジンオー以上。遠隔操縦のためやや動きが鈍く、素早い相手に反応が追いつかないのが欠点。
- 全高:27.5m
- 頭頂高:27.0m
- 重量:62.0t
- 最大走速度:時速800.0km/h
- 最大飛行速度:M14
- 最大出力:320,000馬力
- 武装
- バクリュウカノン
- バクリュウカッター
- バクリュウシールド
- ゴッドライジンオー
- 超次元融合によりパワーアップしたスーパー邪悪獣に苦戦するライジンオーとバクリュウオーが、合体にはライジンオーコクピット内の仁と、教室の司令室のマリアが同時に起動レバーを操作する必要がある。コドモスキーに幼児化されてしまったコクピット内の3人が同時にレバーを操作して起動させた事もあり、その際に教室からの遠隔操作した。
- 全高:41.0m
- 頭頂高:39.0m
- 重量:116.0t
- 走速度:時速1200.0km/h
- 最大飛行速度:M22
- 最大出力830,000馬力(ただしパイロットの精神状態によっては設定以上の出力を発揮する)
- 武装
- ゴッドライジンバズーカ
- ゴッドライジンソード
- ゴッドライジンシールド
- ゴッドライジンブーメラン
- ゴッドハイパーフラッシュ
- 必殺技
- ファイナルファイヤー(ゴッドライジン・バズーカによる砲撃)
- ハイパーサンダークラッシュ(ゴッドライジン・ソードによる十字斬撃)
- 巨大からくり 雷神王
- OVA2巻に登場した巨大からくり。ひでのりの協力を得て、勉が陽昇城を改造した。ライジンオーとは違い、地球防衛組の18人全員が乗り込んで操縦する。
- 武装
- 雷神剣
- 雷神盾
- 雷神壁
- 必殺技
- ゴッドサンダークラッシュ(小説版では「超粉砕雷神剣」という名称)
ジャーク帝国の戦力[編集]
- ジャークサタン
- 作戦の失敗を続けるベルゼブに、業を煮やしたワルーサが与えたメカ。ファルゼブが捧げ持つジャーククリスタルが巨大化・変形。ライジンオーとほぼ互角の能力を持ち、全身が凶器と成っている。邪悪獣と融合しその能力を強化できるため、スーパー邪悪獣登場後は元の姿で戦うことは少なくなった。
- 全高:30.0m
- 頭頂高:27.0m
- 重量:100g〜60.0t
- 走速度、飛行、出力すべて不明。次元移動能力、超次元融合能力を有する。
- 武装
- ジャークサーベル
- ジャークミサイル
- ジャークフェンサー
- ジャーククリスタルビーム
- ジャークフレア
- ジャークナックルピック
- グレートジャークサタン
- アークダーマの大多数を失ったベルゼブに、ワルーサがジャークパワーでジャークサタンをパワーアップさせたメカ。岩のような赤い鎧を身に着けている。最後には剣王に、折れたジャークサーベルに貫かれ敗北した。
- ジャークルシファー
- ジャークサタンの姉妹機。ゴクドーのドスクリスタルが巨大化・変形する。形状や武装から察するにジャークサタンと同等の強さだと思われる(サーベルは両腕に装備)。最終的には再生邪悪獣を吸収、グレートジャークルシファーとなり防衛組を苦しめた。CDドラマ版ではシャテイが駆った。
- ジャークルシファーⅡ
- シャテイが乗り込むジャークルシファーの同型と思われるが、数値上やや劣る。超次元融合も可能かどうかは不明。
- アークダーマ
- ジャーク帝国が使う兵器。通常は真っ黒なボール状の物体だが、人間の「迷惑」という言葉に反応し二重になった目のようなセンサーを開き、迷惑の根源となる物体の姿を取り込んだ「邪悪獣」と呼ばれる怪物へと変化する。初期はサイズも小さく戦闘力も弱いが暴れまわることで成長し、さらにベルゼブ・ファルゼブが放つ「ジャークパワー」を吸収し完全体へと進化する。
邪悪獣[編集]
- オーピー
- その名の通り、オープニング映像に登場し、剣王に倒される邪悪獣。テレノドンによる邪悪獣出現の偽ニュースの映像に登場したのは、これの色違い。
- エキゾースト
- 篠田先生が排気ガスを迷惑がったのを目撃したベルゼブが、手元に残ったアークダーマを発動させた。幼生態を経ずにジャークパワーで戦闘形態になった。全身のマフラーから大量の排気ガスを噴出し、ミサイルとエンジン熱による攻撃をする。『スーパーロボット大戦GC』では第一話から長きに渡って登場する。
- ダストロン
- 声 - 塩屋浩三
- 清掃作業員の「ゴミは迷惑」の一言から発生したゴミ邪悪獣。幼生態は空き缶と虫が合わさった姿で周りのゴミを食い散らかしながら巨大化、ジャークパワーで戦闘形態になってからは蝿のような姿になる。「ゴミ〜」と鳴き、ゴミを吹き出して相手の動きを封じる。
- デストラー
- 声 - 塩屋浩三
- 仁と通りすがりの受験生(6浪らしい)の「テストは人類の敵だ。迷惑だ」の一言から登場したテスト邪悪獣。幼生態はテストの束に鉛筆の腕がついた姿で、テスト用紙を大量に飛ばして姿を消し、同時に手裏剣としても利用する。成長後はテストの束が学生服を着込んだような姿で、頭部や両腕は文房具で構成されており、口から"0"型のビームを発射する。弱点は頭(頭が弱いので)。
- デザートス
- 重機型邪悪獣。おのぼり山の公園を広げるための森林破壊に憤慨した地元の少年の山口実が、遠足に来ていた仁達にその怒りをぶつけた事で生まれた。おのぼり山の木々を大量に切り倒した。成長前はドリル、成長後はチェーンソーの頭部を持つ。成長体は足のドリルで地中に潜り、ライジンオーを翻弄した。
- ヤクザード
- 声 - 島香裕
- 匕首状の頭部を持ったヤクザ邪悪獣、腹巻に下駄履き、首からお守り(?)を下げている。陽昇寺(ようしょうじ)を地上げしようとしたヤクザを、校長が蹴散らしマリアが迷惑がった事で生まれた。鳴き声(?)は「ジンギジンギ」で、件の人間に「お控ぇなすって」と仁義を切り、一緒に陽昇寺を襲った。頭部だけでなく、手足にも刃物が仕込まれており、背中の龍の入れ墨を実体化させて火炎攻撃をする事ができる。ライジンオーの必殺技、ゴッドサンダークラッシュを両腕で防ごうとしたが、腕ごと斬られてしまう。
- アクシデン
- 声 - 塩屋浩三
- 飛鳥がトラックに轢かれそうになった事がきっかけで生まれた暴走トラック邪悪獣。邪悪獣の中では珍しく会話ができる。主な攻撃手段は体当りと噛み付き、ジャークパワー照射後は若葉マーク型のミサイルを発射する。
- ビッグタイガー
- 声 - 塩屋浩三
- ときえの実家でもある居酒屋の前で暴れていた酔っ払いを、通りすがりの女性が迷惑がった事で生まれた酒飲み邪悪獣。成長前はアイストングの手とグラス(多分ショットグラス)の足が生えた酒ビン、成長後は徳利を2本背負った虎のような格好で、鳴き声は「サケ〜」。攻撃は主に火炎放射で、ときえの家が火事になった。アルコール摂取により全身をアルコール爆弾にしている。名前はそのものズバリ「大虎」。
- ドクノイズ
- 声 - 郷里大輔
- 歩行者天国で演奏する若者に辟易した近所の主婦の「騒音は近所迷惑」の一言から登場したスピーカー邪悪獣。音を使った攻撃や防御が得意で、相手の駆動音でその位置を正確に把握できるが、鳳王の自由落下は感知できなかった。
- カビリアン
- 声 - 石井敏郎
- 梅雨の季節に、篠田先生が着ていた服にカビが生えた事がきっかけで生まれた、カビ邪悪獣。女子が作ったおにぎりを食い散らかし、男子との確執の原因を作った。再生能力を持つが、カビ取り洗剤を詰めた巨大ケーキを食べて弱体化した。
- アブラー
- 声 - 島香裕
- ガス欠で渋滞の元を作った姫木先生の車をトラックの運転手が迷惑がった事がきっかけで生まれた、ガソリン邪悪獣。陽昇町のガソリンスタンドを次々に襲ってガソリンを飲み尽くし、営業不能に追い込んだ。れい子を飲み込みライジンオーを一時合体不能に追い込んだ事もある。成長前はスライムのような姿だが、成長後は体内にガスタンク状のフレームが入ったような姿になり、飛行能力も有する。「ア〜ブラ〜」や「ア〜ブラ〜クレ〜」と鳴き、火炎放射攻撃をする。
- デッドベア
- 声 - 西尾徳
- きららに子供っぽさをからかわれたクッキーが泣き出し、それをきららがクマのぬいぐるみに責任転嫁した事で、クッキーが落としたぬいぐるみが変身した邪悪獣。邪悪獣になる前のぬいぐるみを見た飛鳥が、「かわいい」と発言した事もその要因の一つ。成長前はクッキーが持っていた人形そのまんまだが、ジャークパワー照射により凶悪な顔つきになる。鋭い爪と、首のリボンが主な武器。鳴き声は「アスカクン、キラーイ!」で、飛鳥が乗る鳳王を執拗に攻撃した。弱点は解れていた左肩、断末魔は「アスカクンノバカ〜」。
- アツイドン
- 声 - 島香裕
- 強力な熱を発する邪悪獣。カナヅチのひでのりが、夏を迷惑がった事で生まれた。成長前は鉄球、ジャークパワーを受けた後は球体が割れて展開した形状をしており、高熱を放つ。「アツ〜イ」と鳴く。陽昇町を連日真夏日にし、プールや貯水池の水を沸騰させたが、陽昇学園のプールはその被害から免れたらしい。
- ヨナキング
- 声 - 山下啓介
- 佐藤家から聞こえる夜泣きが迷惑と言う言葉に反応した赤ちゃん型邪悪獣。「オンギャ」と鳴く。成長前は哺乳瓶が乗った乳母車、成長後は色々なベビーグッズが合体したような姿になる。大介の弟のみくろうを人質にした。
- イタイゾー
- 声 - 飯塚昭三
- 仁が予防接種を嫌がった事で生まれた注射器型邪悪獣。名前からして痛そうで、鳴き声も「イタイゾ〜」。成長前は、中に目玉の入った注射器のような姿をしており、相手に針を刺して空気(?)を送り込んで爆発させる能力がある。ジャークパワー照射後は、医療器具が組み合わさった外観をしており、左腕の薬瓶や左腕と背中注射器の中の溶解液を飛ばしたり、注射器型のミサイルで攻撃する。『ブレイブサーガ 新章 アスタリア』にも登場。
- スカイダー
- 声 - 巻島直樹
- 飛行機の事故から生まれた邪悪獣。成長前は飛行機状、成長後は怪鳥のような姿になり、誘導ミサイルを搭載している。マッハ9の鳳王がやっと追いつける速度で飛ぶ。飛鳥の予備校への入塾試験の最中に現れた。
- バイキンデビル
- 声 - 安西正弘
- 主婦が子供の病気の流行を迷惑がった事から生まれた邪悪獣。一つ目で、ばい菌を擬人化した姿に似ており、「バイキ〜ン」と鳴く。幼生態はマスクをしている。口から強力な病原体を噴霧し、町に病気を蔓延させた。その威力は地球人はおろかタイダーすらも病気にしてしまったほど。ジャークパワー照射後は氷嚢を頭に載せている。左腕の体温計からエネルギーを放出する(右腕は薬瓶)。他に、口からカプセル剤型のミサイルを放つが、仁、飛鳥、吼児の連携技「ライジンボール」で返され、口の中で爆発させられた。
- オウボウダー
- 声 - 星野充昭
- 夏休みなのに授業をさせられた防衛組のメンバーが篠田先生を迷惑がった事から生まれた邪悪獣。その為、幼生時は篠田先生と瓜二つ。目の下のクマが主な相違点で、「ウルサ〜イ」と鳴く。ジャークパワー照射直後は単に巨大化しただけに見えたが、割れた中から黒板やチョーク等が合体したような姿を現す。腕のチョークで顔の黒板を擦り、耳障りな音を発する。足の黒板消しから繰り出す蹴りは、一見するとチョークの粉に見える有毒ガスを放出する。『ブレイブサーガ 新章 アスタリア』にも登場。
- タコボンブ
- 声 - 亀井三郎
- 花火の後始末をしなかった若者を注意した事で生まれた、花火邪悪獣。目の前にタコの絵が描かれたサーフボードがあったため、タコのような形状になった。鳴き声は「ウ〜ミヲヨゴ〜ス」或いは「ヨゴ〜ス」で、浜辺の花火を食い荒らし、成長後は花火大会を襲おうとした。成長後の形状は、足の生えたヘルメットのような形状。攻撃手段には、食べた花火を使用する。
- ゴウトロン
- 声 - 島香裕
- 銀行強盗のニュースを聞いた主婦の会話がきっかけで生まれた、銀行強盗邪悪獣。幼生態は手提げ金庫、ジャークパワー照射後は据え置き型金庫の形をしており、ドリルの腕とマイナスドライバーの足を持つ。鳴き声は「カネダセ〜」で、銀行から奪った現金を食べて巨大化。分け前に与ろうとした件の銀行強盗を仲間に加え、強盗を繰り返した。ダイヤルを合わせて金庫を開けられる事が弱点。
- ジャークライジンオー
- タイダーが拾った邪悪獣化前のアークダーマでベルゼブが作った、ライジンオーに良く似た(でも顔は怖い)姿の邪悪獣で、倉庫からお菓子を奪い、破壊活動をしてライジンオーに嫌疑をかけた。口から火炎攻撃が出来るのが、唯一本物と違う能力。『スーパーロボット大戦GC』にも登場しており、終盤ではゲームオリジナルの敵勢力「ガディソード」によって複製された。
- ボーソウル
- 声 - 塩屋浩三
- 仁とその母の「暴走族は迷惑」の一言で発生したバイク型邪悪獣。鳴き声は「バリバリ〜」。幼生態は一輪バイクで、両脇にマフラーが生えている。ジャークパワー照射後は、タイヤが左右一対になる。その速さを活かしてライジンオーの合体阻止に成功するも、バクリューオーの出現により負けてしまう。
- イカルダー
- 声 - 安西正弘
- 夫と子供を注意していた主婦が蜘蛛を見てヒステリーを起こした事で生まれた邪悪獣。成長前は小さなアークダーマーに細い手足が付いた形状で、取り憑いた相手を怒らせる能力を持ち、マリアや姫木先生も怒り狂った。成長後は、手首(ヒステリックな女性を連想させる、紅く鋭い爪を持つ)と蜘蛛が合体したような姿で「オンドリャ〜」と鳴き、特殊合金製の糸を吐いて相手に絡みつかせ動きを封じる。初めてゴッドライジンオーに倒された敵であるため『スーパーロボット大戦GC』にも登場する。
- ノラネゴン
- 声 - 高宮俊介
- 猫の鳴き声を迷惑がった事で出現した、猫のような姿の邪悪獣。幼生態は頭から直接足が生えた姿で、動物を操り盾にした。ヒゲを切られると、動物を操る能力がなくなる。ジャークパワー照射後は頭に猫が入ったバケツを乗せた猫の姿になる。腐食ガスを吐き、舌や尾(魚の骨を模している)で相手の動きを封じる。
- タイフーン
- 声 - 郷里大輔
- 逃亡に失敗した金塊強奪犯の「台風は迷惑」という発言に登場した台風邪悪獣。幼生態は雲が形作った不定形体で、「タイフ〜」と鳴く。台風なだけに、弱点は目らしい。成長後は巨大なファン状の姿になった。竜巻による攻撃でライジンオーを苦しめたが、自然エネルギーを取り込む能力を持つバクリュウオーには無駄だった。
- ライフラー
- 声 - 郷里大輔
- アフリカ在住のレオニと動物保護官をしているその父の会話で発生した密猟邪悪獣。成長前は掃除機、成長後は掃除機にライフル状の手が付いた姿。「ライフラ〜」と鳴き、野生動物を大量に吸い込んだ。両腕の銃口から射出した網で、相手の動きを封じたり野生動物を捕まえたりする。ライジンオーのパイロット3人がアフリカに出張したが、ライジンオーごと高圧電流の流れる檻に閉じ込められてしまう。
- ユラース
- 声 - 西尾徳
- マンション建設の為の基礎工事による振動を「地震みたいで迷惑」と言う主婦の発言を受け、建設現場の杭打ち機を取り込んだ地震邪悪獣。避難訓練中に発生した本当の地震をあきらが本気で怖がり、「邪悪獣が出たと思った」と言い訳をした直後の事だった。ジャークパワー照射後は、手足の生えた巨大な鉄球の姿をし、鉄球下部はハンマーになっている。地面を揺らすので「ユラース」で、鳴き声も「ユラ〜ス」。
- ダルマンダー
- 声 - 島香裕
- 運動会のダルマ競争でひでのりとペアを組む事になったきららが、練習が上手くいかないのに苛立ってダルマに八つ当たりした事で生まれた、その名の通りダルマの邪悪獣。「ダル〜マ」と鳴く。頭突きをした物をダルマに変化させるだけの能力だが、ダルマ化した街中の物に紛れ込み、その発見に手間取った。警官に捕まりそうになると、今度は運動会で使うダルマに紛れ込んだ。ジャークパワー照射により、だるま落とし用の木槌の腕が生えた姿になり、地球をダルマ化しようとした。
- スーパー邪悪獣
- スイガラー
- 声 - 飯塚昭三
- チンピラが投げ捨てた吸殻がきっかけで生まれた、タバコ邪悪獣。幼生体はタバコを咥えた唇で、「イップ〜ク」と鳴き、吸殻を捨てる時の鳴き声は「ポイ」。吹き出す吸殻はミサイルでもあり、タバコの箱が弾倉の役目を果たしている。その煙は有毒ガスである。ゴッドライジンオーに対抗するためジャークサタンと初めて「超次元融合」し「スーパー邪悪獣」へと強化を遂げた。超次元融合後は、灰皿のような外観をしており、煙の輪で相手の動きを封じる事が出来る。新しい武器「ゴッドライジンソード」で倒された最初の邪悪獣であり、『スーパーロボット大戦GC』で唯一のスーパー邪悪獣でもある。
- ベジベジ
- 声 - 小宮和枝
- 野菜の邪悪獣。野菜嫌いのルリ子(ゆうの妹)の一声で発生。幼生体は、ニンジンの手足の生えたピーマンの姿をした邪悪獣らしからぬ可愛らしい姿の本体と、一つ目のニンジン数対に分離する。鳴き声は「ベジベジ〜」。ルリ子は、ニンジンゼリーを食べてくれた本体を妖精だと思い込んだが、街中の野菜を食い荒らし給食は中止になった。超次元融合後は顔が怖くなり、更にナスやシイタケ等も構成要素として加わる。飛ばした豆から生えた蔓で相手の動きを封じたり、蔓の先のピーマンを分銅鎖代わりに攻撃する。
- テレノドン
- 声 - 島香裕
- ヨッパーの家でのチャンネル争いに辟易したヨッパーのママの一言で、ヨッパーの家のテレビを取り込んだ邪悪獣。アンテナの腕でリモコンを持っており、上にもパラボラアンテナが乗っている。鳴き声は「シチョ〜リツ」。TVで偽情報を流す能力があり、テレビ局を乗っ取って偽の報道番組(キャスターはタイダー)でライジンオーやバクリュウオーを見当違いな場所へ呼び出した。情報操作を見破られると、ライジンオーをテレビの中に取り込んで、番組の中でジャークサタンとの戦いを強いる。バクリュウオーにリモコンを奪われて、ライジンオーに脱出されてしまうと、超次元融合によりモニタやパラボラアンテナ、電源プラグで構成された恐竜のような姿になった。
- バケヤシキン
- 声 - 京田尚子
- 町内にあるお化け屋敷を気味悪がった子供の一言で生まれた邪悪獣で、ユラースと同じく物を取り込む形で邪悪獣化した。外観は元々の屋敷そのままだが、家の中の様々な物を自在に動かし、「イエ〜」と鳴く。タイダーをもてなす一方で、探検に訪れた仁達を驚かせ、吼児と勉を閉じ込めた。超次元融合により屋敷に手足が生えた姿になったが、2人にガス爆発を起こされ脱出された。結局は家なので、弱点は柱。
- オドール
- 声 - 玄田哲章
- 祭の準備による交通規制に辟易したトラックの運転手の一言から生まれた、お祭り邪悪獣。成長前は太鼓、超次元融合後は法被を着た提灯、鳴き声は「オドラニャソンソン」。スピーカーから出す音波で人を踊らせる事ができ、ライジンオーを踊らせて戦闘不能にした。背中の電源コードを抜かれると、人を踊らせる能力が無効化される。
- サムイドン
- 声 - 郷里大輔
- 悪天候で予定していたスキーが中止になった飛鳥が、仁と口論した挙句に吹雪を迷惑がった事から生まれた邪悪獣。成長前は雪だるまの頭部、超次元融合後は冷蔵庫の姿をしており、吹雪を起こしたり、出入口のないかまくら(というよりイグルー)に人を閉じ込めたり、氷柱を飛ばす等の攻撃をする。アツイドンの逆。
- デンキー
- 声 - 塩屋浩三
- 停電がキッカケで生まれた、電気邪悪獣。成長前は電球で円形の蛍光灯が頭上に浮いている。超次元融合後は電柱の姿をしている。発電所を襲い、町中の電気を吸い取った。
- オセッカイザー
- 声 - 山口健
- ときえのお節介が原因でおもちゃを壊された子供の「お節介な正義の味方なんて迷惑だ〜!」の一言から発生。タイダーの前で「正義の味方! オセッカイザー!」と叫び顔面蒼白にさせた。鳴き声(?)は「ハ〜ッハッハッハ! オセッカイザー!!」。青いタイツと赤いマントに黄色いパンツという正義のヒーロー然とした出で立ちで、一応人助けらしきものをしていたのだが、被害を拡げるばかりで、実際にやっている事ははた迷惑そのものであった。それでもそんなオセッカイザーの事を放っておけなかったときえであったが……。その後巨大化してライジンオーとポージング対決、腕相撲などの勝負を繰り広げた。最後は崩れるビルを支えてビル内に残された人の命を救い、真の「正義の味方」となって炎の中に消えていった。ファンの間では非常に人気のある邪悪獣で、ときえが歌うテーマ曲までも作られた上、その後刊行されたムックに掲載された小説で、正義のヒーローとして防衛組を助けに参上したところを見ると、今日もどこかでお節介な正義のヒーローとして頑張っているのだろう。
- ラクガキング
- 声 - 塩屋浩三
- 下級生達の落書きに便乗した仁達を注意した校長の一言で生まれた邪悪獣。成長前は鉛筆、超次元融合後はレンガを組んだ姿をしている。落書きを実体化させる能力を持ち、実体化された落書きは切り刻もうが燃やそうが再生してしまう。元になった落書きを消すと、実体化した落書きも消える。なお、このスーパー邪悪獣は放送時『てれびくん』で行われた邪悪獣デザインコンテストの最優秀作品が元になっている(クレジットには受賞者2人の名前が挙がっている。佐藤統一君の作品が変身前、かわだこうじ君の作品が変身後の原案とそれぞれなっている)。
- サタンJr
- ライジンオーの基地を探るために現れたジャークサタンを見た野次馬の一言で生まれた邪悪獣。確かに迷惑である。コックピットもジャークサタンと瓜二つでタイダーが乗り込んだ。唯一の違いは目が左右反対である点。森という見通しの悪い環境を活かし、地球防衛組を撹乱したが、タイダーの余計な攻撃で作戦がばれてしまう。結局、超次元融合する事はなかった。
- ガンターン
- 声 - 二又一成
- デパートの警備員の一言が原因で生まれた、正月邪悪獣。成長前は和傘を持った鏡餅、超次元融合後は門松の腕と筆の脚が生えた羽子板。最初は太神楽の傘の芸を披露するだけだったが、いざとなると傘の上で相手を回したり、傘に仕込まれたガトリング砲で攻撃する。超次元融合後は、羽根突きの羽根型の誘導ミサイルも使う。
- スベール
- 声 - 巻島直樹
- スケートを上手く滑れないヨッパーが周りの迷惑にならないよう注意した仁の一言で生まれた、スケートをモチーフにした邪悪獣で幼生体はスケート靴、スーパー化後はアイスホッケーの選手の姿になる。散々辛酸を舐めさせられ続けて来たライジンオーを操縦しているのが子供達と知ったベルゼブの怒りが爆発、超次元融合後は今まで以上のパワーを発揮してゴッドライジンオーを苦しめた上に、ハイパーサンダークラッシュの重力波から自力で脱出しゴッド・ライジンソードの剣撃を受け止めたが、スケート靴のブレードを破壊されバランスがとれなくなってしまい、二度目の重力波からは脱出できなかった。
- ゴキブロン
- 声 - 大塚芳忠
- ゴキブリ嫌いのクッキーの一言から生まれた、ゴキブリ邪悪獣。ライジンオーの基地を探ろうとしたタイダーに吼児とクッキーが誘拐され、獣王とバクリュウオーの出撃が遅れた事で、苦戦を強いられた。超次元融合後は、ゴキブリ捕獲器型になる。
- バトール
- 声 - 塩屋浩三
- 街中を走った防衛隊の戦車を迷惑がったコンビニ(多分)店員の一言から生まれた、戦車邪悪獣。鳴き声は「トツゲキ〜」。当然火力は高かったが、防衛隊が作ったライジンオーMk-IIのロケットパンチで主砲の砲口を塞がれ敗北した。
- ハッカルー
- 声 - 荒川太郎
- 身体測定の計測器をれい子が迷惑がった事で生まれた身体測定邪悪獣。鳴き声は「ハッカル〜」。メジャーのような腕で測られたものはどんなものでも大きくなる。れい子まで大きくしてしまった事で逆転のキッカケを与えてしまった。巨大化後に唯一防衛組メンバーと「直接対決」(?)した邪悪獣。
- スモーラー
- 声 - 塩屋浩三
- 地球衛星軌道上(多分)のジャーク帝国基地内で、邪悪獣化前のタイダーが拾ったアークダーマから作られた、ハッカルーとは正反対の邪悪獣。顕微鏡のような外観をしている。ライジンオーを小さくしたが、誤ってジャークサタンまで小さくしてしまった上、篠田先生が両者をラーメンごとよく噛まずに食べた為、戦闘が篠田先生の体内で行われる事にも……。
- オジサーン
- 声 - 郷里大輔
- 地球で仕事をしようと会社に押しかけたタイダーを、受付嬢が変なおじさん呼ばわりして迷惑がった事から生まれた、変なおじさん邪悪獣。幼生体は栄養ドリンクの瓶を逆さにした頭で、着込んだコートの下は大きな顔になっている。女学生の前でコートの前を開いて見せたり、拾った新聞を、ブツブツ何か呟き貧乏揺すりしながら電車内で広げて読んだり、非常に臭い息を吐く等、その行動は本当に只の変なおじさん。楊枝や鼻くそ、鼻毛等で攻撃する。タイダーがモデルだからか、この邪悪獣を見たファルゼブはタイダーを連想していた。超次元融合後は、鳴き声は「オジサ〜ン」で、コートを着ておらず、ドリンク剤の瓶を鈍器として使用する。
- コドモスキー
- 声 - 塩屋浩三
- 大介が発見したアークダーマを防衛隊基地へ運んでいた長官が、地球防衛組をうっかり「迷惑な子供」と言ってしまった事で生まれた子ども邪悪獣。鳴き声は「コンガキャ〜」で、幼生体は野球帽を被った野球のボール。腕の先の玉(剣玉?)をぶつける事で、大人を子どもに変えて町中をパニックに陥れた。超次元融合後は、幼稚園の制服を着た姿をしており、腕の玉以外にも腕に仕込んだバットを武器にする。超次元融合後に腕の玉の攻撃を受けたからか、仁たち3人まで幼児化してしまい、ゴッドライジンオー戦闘不能まで追い込む。司令室から遠隔操作されたゴッドライジンオーに敗れた。
- ブラックタイダー
- 地球上に残っていたアークダーマの大半を吸い込んだタイダーの変身体。攻撃手段はビームやロケットパンチ等。その前にタイダーが世話になった仁の両親が命懸けの説得に向かう……。
- ハツコーイ
- 声 - 小宮和枝
- OVA1巻に登場した邪悪獣。クッキーとの仲をからかわれたひろしが「クッキーなんか好きじゃないよ」と言ってしまい、その事で相談を受けたタイダーが「人を好きになるのも結構迷惑」と言った事から出現(タイダーは、アークダーマは町からはもうなくなっているはずだと思っていたが……)。幼生体は、ピンクの体に大きな一つ目、背中に羽が生えている。鳴き声は「スッキャネン」。自らの触角を矢にして、それで撃たれた者は最初に目に映った物を激しく好きになってしまう。非生物がこの矢に当たった場合、近くにあるものがその恋愛対象となるらしい。この力によって、姫木先生が校長を好きになり、ショックで篠田先生が寝込んでしまった。更にクッキーがヨッパーを、吼児が仁を、飛鳥が吼児を好きになってしまった。その上、月が地球に引き寄せられてしまう。ジャークルシファーとの超次元融合後は、ハート型のチョコレートに郵便ポスト型の手足が生えており、花が一輪刺さっている(花占い用と思われる)。「ハツコ〜イ」と鳴き、武器は花びらとラブレター型ミサイル。断末魔は「フラレタ〜」、斬られたはずなのに何故かジグザグ、それはまるで失恋を意味する「割れたハート」……。
- チャンバラー
- 声 - 飯塚昭三
- OVA2巻に登場した、吼児が書いた台本に登場する邪悪獣。剣術が得意だと皆から思われているのに、実際は剣術が苦手な飛鳥が「剣術なんて迷惑だ!」と発言したために生まれた。剣術の実力は達人並みで、鳴き声(?)は「フラチモノ〜」。成長前は笠をかぶった浪人姿、ジャークパワー照射後は剣道の防具を身に着けており、腹部から小判型の爆弾を放つ。チョンマゲが弱点。
- ワルドラン
- 声 - 島田敏
- OVA3巻に登場。学校をゴクドーに乗っ取られ、ライジンオーを発進させる事ができないという状況下、会話が進むうちに、れい子の「実際エルドランが一番迷惑だったりして……」という一言でアークダーマが発動、会話に加わっていた4人の発言を取り入れた邪悪獣。誕生直後はエルドランそっくりだったが、すぐに全身が黒く、目は一つ目になった。「アークダーマメダル」を陽昇町にばらまき、そのせいでかつて倒した邪悪獣が大量に復活した。復活した再生邪悪獣は、防衛隊の攻撃でも倒せるほど弱く、またサイズも一回りほど小さい(頭頂高がライジンオー達の腰の辺りくらいまでしかない)。再生邪悪獣と一緒にジャークルシファーと超次元融合すると、パワーアップのではなく、グレートジャークルシファーへとなった。
スタッフ[編集]
- 企画:サンライズ
- 原作:矢立肇
- ストーリー構成:園田英樹
- キャラクターデザイン:武内啓
- メカニック設定:やまだたかひろ
- 美術監督:池田繁美
- 撮影監督:鳥越一志
- 編集:瀬山武司
- 音響監督:山崎あきら
- 音楽:田中公平
- 設定制作:谷口悟朗
- 制作進行:吉村章
- 監督:川瀬敏文
- プロデューサー:倉林伸介(テレビ東京)、藤波俊彦(読売広告社)、内田健二(サンライズ)
- 製作:テレビ東京、読売広告社、サンライズ
- 著作:(C)1991 SUNRISE INC.・テレビ東京
(各話)
- 脚本:金巻兼一、川瀬敏文、ごうどかずひこ、志茂文彦、園田英樹、西園悟、早坂律子
- 絵コンテ:青木康直、岩田六、香川豊、川瀬敏文、河本昇悟、近藤信宏、佐藤育郎、佐藤卓哉、杉島邦久、谷口悟朗、山口美浩、山口祐司、横山広行
- 演出:川瀬敏文、河本昇悟、近藤信宏、佐藤育郎、佐藤卓哉、杉島邦久、谷口悟朗、中山晴夫、元永慶太郎、山口美浩、山口祐司、横山広行
主題歌[編集]
- OP
- 「ドリーム・シフト」
- 作詞:篠原仁志、作曲:和泉一弥、編曲:和泉一弥、歌:SILK
- ED
- 「地球防衛組応援歌」
- 作詞:園田英樹、作曲:田中公平、編曲:藤原いくろう、歌:地球防衛組合唱隊
サブタイトル[編集]
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 登場邪悪獣ほか |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1991/4/3 | 1 | ライジンオー見参! | 園田英樹 | 川瀬敏文 | 佐藤育郎 | 武内啓 |
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1991/4/10 | 2 | ぼくたち地球防衛組 | 近藤信宏 | 菊池晃 |
| ||
1991/4/17 | 3 | テストなんて大迷惑!? | 志茂文彦 | 佐藤卓哉 | 藁谷均 |
| |
1991/4/24 | 4 | お花畑を守りぬけ! | 山田美浩 | 西村誠芳 |
| ||
1991/5/1 | 5 | 決めろ!無敵の龍尾脚(りゅうびきゃく) | 早坂律子 | 佐藤育郎 | 佐久間信一 |
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1991/5/8 | 6 | 交通戦争を生き残れ! | 園田英樹 | 河森昇悟 | 武内啓 |
| |
1991/5/15 | 7 | 酔っぱらいにはご用心 | 志茂文彦 | 近藤信宏 | 藁谷均 |
| |
1991/5/22 | 8 | 友情の無敵合体 | 早坂律子 園田英樹 |
佐藤卓哉 | 菊池晃 |
| |
1991/5/29 | 9 | 心のカビを吹き飛ばせ | 志茂文彦 園田英樹 |
香川豊 | 元永慶太郎 | 西村誠啓 |
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1991/6/5 | 10 | ガソリンが消えた町 | 早坂律子 園田英樹 |
岩田六 | 佐藤育郎 | 武内啓 |
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1991/6/12 | 11 | クッキーの悪夢 | 志茂文彦 | 杉島邦久 | 河本昇悟 | 佐久間信一 |
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1991/6/19 | 12 | プールはアツイドン | 早坂律子 | 近藤信宏 | 菊池晃 |
| |
1991/6/26 | 13 | 赤ちゃんを取り戻せ!! | 志茂文彦 | 川瀬敏文 | 佐藤卓哉 | 藁谷均 |
|
1991/7/3 | 14 | 決戦!ベースボール | 園田英樹 | 岩田六 | 杉島邦久 | 武内啓 |
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1991/7/10 | 15 | マッハ9で飛べ! | 西園悟 | 佐藤育郎 | 西村誠芳 |
| |
1991/7/17 | 16 | 特訓なんかはね返せ! | 志茂文彦 | 河本昇悟 | 菊池晃 |
| |
1991/7/24 | 17 | 先生は邪悪獣!? | 早坂律子 | 近藤信宏 | 佐久間信一 |
| |
1991/7/31 | 18 | 大公開!防衛組の秘密 | 園田英樹 川瀬敏文 |
川瀬敏文 | 藁谷均 | ||
1991/8/7 | 19 | 臨海学校は大騒ぎ!! | 園田英樹 | 佐藤卓哉 | 武内啓 |
| |
1991/8/14 | 20 | マリアが消えた! | 志茂文彦 | 杉島邦久 | 西村誠芳 |
| |
1991/8/21 | 21 | 敵はライジンオー!? | 西園悟 園田英樹 |
佐藤育郎 | 菊池晃 |
| |
1991/8/28 | 22 | 発進!無敵の戦士 | 志茂文彦 園田英樹 |
河本昇悟 | 佐久間信一 |
| |
1991/9/4 | 23 | 出た!超無敵合体!! | 早坂律子 | 近藤信宏 | 武内啓 |
| |
1991/9/11 | 24 | 犬猫パニック作戦! | 志茂文彦 | 杉島邦久 | 佐藤卓哉 | 藁谷均 |
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1991/9/18 | 25 | 特ダネはもらった!! | 西園悟 園田英樹 |
杉島邦久 | 菊池晃 |
| |
1991/9/25 | 26 | アフリカ大決戦! | 早坂律子 園田英樹 |
岩田六 | 中山晴夫 | 藁谷均 |
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1991/10/2 | 27 | 大地震をやっつけろ | 園田英樹 | 佐藤育郎, 川瀬敏文 |
佐藤育郎 | 西村誠芳 |
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1991/10/9 | 28 | 恐怖のダルマ勝負!! | 志茂文彦 | 河本昇悟 | 武内啓 |
| |
1991/10/16 | 29 | 出現!スーパー邪悪獣 | 近藤信宏 | 佐久間信一 |
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1991/10/23 | 30 | 邪悪獣はおともだち? | 早坂律子 園田英樹 |
佐藤卓哉 | 菊池晃 |
| |
1991/10/30 | 31 | 激闘!チャンネル争い | ごうどかずひこ | 杉島邦久 | 藁谷均 |
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1991/11/6 | 32 | おばけ屋敷で大冒険! | 金巻兼一 | 佐藤育郎 | 武内啓 |
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1991/11/13 | 33 | 恐怖!踊る邪悪獣 | 西園悟 園田英樹 |
河本昇悟 | 西村誠芳 |
| |
1991/11/20 | 34 | スキーはサムイドン | 志茂文彦 | 近藤信宏 | 山口祐司 | 菊池晃 |
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1991/11/27 | 35 | 消えたコマンダー | 早坂律子 | 杉島邦久 | 佐久間信一 |
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1991/12/4 | 36 | 邪悪獣は正義の味方!? | ごうどかずひこ | 佐藤卓哉 | 武内啓 |
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1991/12/11 | 37 | 落書きたちの反乱 | 金巻兼一 | 青木安直 | 佐藤卓哉 | 藁谷均 |
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1991/12/18 | 38 | 超能力者・仁 | 志茂文彦 | 河本昇悟 | 菊池晃 |
| |
1991/12/25 | 39 | おめでたいのは困り物 | 園田英樹 | 横山広行 | 西村誠芳 |
| |
1992/1/8 | 40 | ベルゼブ大接近 | ごうどかずひこ | 山口祐司 | 武内啓 |
| |
1992/1/15 | 41 | 絶対無敵の大誘拐 | 金巻兼一 | 杉島邦久 | 佐久間信一 |
| |
1992/1/22 | 42 | 学校の秘密を守れ! | 西園悟 | 佐藤育郎 | 菊池晃 |
| |
1992/1/29 | 43 | 超巨大れいこ出現! | 志茂文彦 | 佐藤卓哉 | 藁谷均 |
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1992/2/5 | 44 | ミクロ大決戦! | 西園悟 園田英樹 |
河本昇悟 | 武内啓 |
| |
1992/2/12 | 45 | 発表!防衛組大百科!! | 園田英樹 川瀬敏文 |
谷口悟朗 川瀬敏文 |
谷口悟朗 | ||
1992/2/19 | 46 | タイダー地球人になる | 金巻兼一 | 横山広行 | 山口祐司 | 西村誠芳 |
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1992/2/26 | 47 | 大人が子供で大騒ぎ!? | 園田英樹 | 杉島邦久 | 菊池晃 |
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1992/3/4 | 48 | 変身ブラックタイダー | 金巻兼一 | 佐藤育郎 | 佐久間信一 |
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1992/3/11 | 49 | 出現!ジャーク帝国 | 園田英樹 志茂文彦 |
横山広行 | 武内啓,宮田忠明 |
| |
1992/3/18 | 50 | 皇帝ワルーサを倒せ! | 河本昇悟 | 藁谷均 | |||
1992/3/25 | 51 | 僕らの夢は絶対無敵! | 山口祐司 | 武内啓 |
ネット局[編集]
- 同時ネット:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TXN九州(現・TVQ九州放送)
- 時差ネット:テレビ岩手、ミヤギテレビ、テレビ新潟、チューリップテレビ、テレビ金沢、岐阜放送、KBS京都、奈良テレビ、広島テレビ
- 再放送枠オンエア:中国放送
映像ソフト[編集]
DVDを除いては発売はユーメックス(現在は解散)、販売は東芝EMI。
TVシリーズ[編集]
- 本放送当時に1巻に4話収録のVHSビデオソフトおよびLDソフトが発売された。価格はビデオ版が9000円、LD版が7800円と、夕方と言う全日帯放映の人気テレビアニメ作品としては割高であった事は否めない(2006年現在の深夜アニメDVDソフトのうち、安い方の作品の1話あたりの単価と大差ない。後の『テニスの王子様』などの全日帯人気アニメは1巻4話収録で3990円と言うものもある)。その後、1994年にはLD-BOXが2BOXに分けて発売された。
ミュージッククリップビデオ[編集]
- TVシリーズ終了間もなく、本編の名場面と後述のCDからのヴォーカル曲を合わせて編集したビデオソフト『5年3組めもりある』も発売された。その特典映像として、OVAシリーズ発売決定の『リレーCMシリーズ』映像も収録されている。
OVA[編集]
- テレビ放映終了後も根強い人気の高さに全3巻のOVAが製作された。
- 1巻はゴクドーとの戦い(題名:『初恋大作戦!』)
- 2巻は番外編として、江戸時代に地球防衛組が存在し、ライジンオーも『からくり武者・雷神王』と言う設定…を吼児が学芸会の催し物として企画した、というオチ(題名:『陽昇城からくり夢日記』)
- 3巻はゴクドーとの最終決戦(題名:『みんなが地球防衛組!』)
- OVAに同梱されていた解説用紙には「ライジンオーが1年以上放映されていたら」という仮定でつくられた「続・ライジンオー」なるものがある。サブタイトルや登場する邪悪獣の名前までしっかり考えられている。また、この内の何話かは実際にOVA本編やドラマCDで作品化された。
DVD[編集]
- 2004年4月2日に『1年間の期間限定生産』によるDVD-BOXが先述の#OVAなども一括収録の上でフロンティアワークス・東芝エンタテインメントから発売(販売:フロンティアワークス・ジェネオンエンタテインメント)。
- 一部の販売店やネットショップでは後にDVD-BOXの発売が決まっていた『元気爆発ガンバルガー』とのコラボレーションによる非売品ドラマCD前編が特典に付いた(後編は『ガンバルガー』DVD-BOXの方に)。また、同じく『ガンバルガー』DVD-BOXとの連動による応募者全員特典DVDキャンペーンも展開された。
- その期間終了後は単品DVDとして発売が開始されている。2008年2月から『元気爆発ガンバルガー』と共にDVDレンタルも始まっている。
CD[編集]
いずれも制作はユーメックス(現在は解散)、販売は東芝EMIである。
8cm CDシングル[編集]
- 『ドリーム・シフト/明日 Fall in Love』(TYDY-2032)
- 歌:SILK
- 『地球防衛組応援歌/ヒィ〜タラ行進曲』(TYDY-2033)
- 歌:地球防衛合唱隊/まるたまり&岩坪理江
- 『僕たちからありがとう』(TYDY-2046)
- 歌:地球防衛組全メンバー
- OVA完結に合わせて発売された。全メンバー18人のソロパートなどがある為、12分余りにわたる長曲である。
オリジナルサウンドトラック[編集]
- 『オリジナルサウンドトラック』(TYCY-5167)
- 『オリジナルサウンドトラック2』(TYCY-5219)
- このCDの最後の曲は、主題歌『ドリーム・シフト』のインスト・バラードバージョンが収録されている。
- 『オリジナルサウンドトラック3+すばらしき音楽旅行』
(※)余談だが、シリーズ中、劇中で使われたBGMが全てサウンドトラックに収録されたのは本作のみ。
ドラマCD[編集]
- 『歌う地球防衛組!』(TYCY-5192)
- 当作品最初のドラマCD。劇中歌も複数収録。
- 『地球防衛組全員出動!』(TYDY-5236〜5241)
- 全6枚の8cmCDサイズのドラマCDシリーズ。シリーズ途中まではかなりブラックな展開であった。地球防衛組全員のソロ曲(マリアは他のメンバー数人も加えての曲、愛子・美紀はデュエット曲)および、仁・飛鳥・吼児による『FRIENDS』も収録。
- 『ドラマCDスペシャル 絶対無敵の玉手箱(トウトウココマデヤッチマッタ)』(TYCY-5271)
- このドラマCDのみゴクドーの弟・『シャテイ』が登場。
- 内容は全ドラマCD中、脚本の園田英樹の暴走ぶりが最も激しく、基本的に『お色気プロレス大作戦!』と『地球防衛組・新春紅白隠し芸大会』の2本立て構成となっている他、各キャラが登場のパロディCM、仁・マリアのデュエット曲『夢の扉から』、最後には『ドリーム・シフト』のバラード・ヴォーカルヴァージョン(歌:SILK+仁・飛鳥・吼児)も収録されている。
ヴォーカルコレクション[編集]
- 「1」(TYCY-5265)
- 「2」(TYCY-5273)
- 「3」(TYCY-5274)
- 基本的に既存CDに収録された曲を再構成したもの。
カラオケコレクション[編集]
- 「1」(TYCY-5257)
- 何故か「2」以降は未発売に終わっている(『歌う地球防衛組!』までの曲のカラオケ版を収録)
ラジオドラマCD[編集]
- 『ドラ1』(TYCY-5336)
- OVA完結後、当時ラジオ関西と東海ラジオで放送されていたユーメックス単独提供アニラジ・『YOUMEX YOUMIX』内で1993年9月から10月にかけて流れたラジオドラマを収録(同年9月いっぱいでラジオ関西はネット局から離脱、東海ラジオ単独放送に)。
- 内容は元・地球防衛組のメンバーが中学校に進学した後の各エピソードとなっており、一部のキャラで立ち位置が大きく変わってしまった者もいた。それ故に当時のファンの間でも賛否両論が分かれていた。
- 『ドラ1』と称しているだけに、『 - 2』以降の展開も予想されたが、先述の一部のキャラの立ち位置変更が今ひとつ評判が芳しくなかったのか、結局この1枚のみに留まっている。また、後述の#CD-BOXにも唯一収録されず、半ば『ライジンオー』のCDシリーズの中でも継子扱いに近い状態になっている。
CD-BOX[編集]
後に既存の全タイトルを収録したCD-BOXが限定生産で発売された(ただし先述の「ドラ1」を除く)。
小説[編集]
番組の放映末期に、角川スニーカー文庫よりシリーズ構成担当の園田英樹による全3巻の小説版が発売された。劇中では描写されていない言わば「裏設定」と思われる事柄がいくつか登場するがこれらは多数出版されたムックにも記述がないため、制作スタッフによるものなのか小説版独自のものなのかははっきりしていない。1巻発売から第2巻発売まで1年以上経過していたせいか、第2巻以降の発売部数はかなり少なめになっていて、今や中古書店を巡り歩いても全3巻を揃えるのはかなりの苦労を要する。小説内での「今後のライジンオーの展開」の内容が後のゴウザウラーで一部採用された。
玩具類[編集]
- 主にメインスポンサーであるトミーから発売された。
- 「無敵合体・ライジンオー」は確かな完成度と抜群のプロポーションで人気商品となる。「無敵変形・バクリュウオー」はドラゴン形態では数十センチにおよぶ巨大な翼が特徴。両者がセットとなった「超無敵合体・ゴッドライジンオー」も発売。ただ、ゴッドライジンオーとなった時のプロポーションにはやや難があった。単体商品で合体をオミットした「無敵合金」シリーズもゴッドライジンオーに合体できる。同じくメインスポンサーのカバヤ食品からも食玩として合体可能なモデルが発売され、シリーズを通して合体トイのダウンサイジング版として作られており当時品としては高い完成度を誇っている。ちなみに同社ライジンオーガムPART1は童友社から発売されていたプラモデルと同じ金型を使っている。2006年に、CM'sコーポレーションからBRAVE合金ゴッドライジンオーの発売された。プロポーションや変形合体は大幅に改善され、アニメ版のそれにかなり近くなっている。しかし、発売元の側の解釈がTV設定と隔たる部分もあり、当時品のTOMY(現タカラトミー)製品と比べるとデザイン重視の所も多く、再現されていないギミックがあったり一部破損しやすい部分もあったりと不具合も多いなどの点も指摘されている。
関連イベント[編集]
- 本放送中の1991年8月下旬から9月下旬にかけて、名古屋・大阪・東京の順に当作品に関するイベントが初めて開催された(東京のみSILKがゲスト出演)。この時点で参加応募ハガキが殺到し、東京会場に至っては欠席者を見込んで定員より多く当選ハガキを送った事が災いして、殆ど全ての当選者が来場した為に会場に入場出来ない参加者が出る事態にまで至り、司会の園田英樹が会場前で陳謝する羽目に。
- 本放送終了前後の1992年3月には再び東名阪でイベントを開催。会場も規模を大きくして、ゲストもメインキャラを演じた声優陣を加え、また、ステージ上で『邪悪獣オカマーン』が出現したと言う設定のミニコントも行うなど、比較的小規模だった前回と比べて大幅にパワーアップした内容となっていた。
- OVA第1巻発売を控えた1992年8月下旬にはまたも東名阪でイベントを開催。この時点で当時のアニメ情報誌のイベントレポート記事によると参加応募ハガキの競争率が5倍(一部では10倍との情報もあり)と言う過熱振りを見せる。ゲストも前回の布陣に加えて数名のメイン声優陣に音楽担当の田中公平を迎えた。
- OVA第3巻(最終巻)発売を控えた1993年1月中旬にはまたも東名阪で、今度は『ファイナルイベント』と題して開かれた。ゲストも更に増え、キャラクターデザイン担当の武内啓も全会場に駆け付けた。
余談[編集]
- TVアニメ『平成イヌ物語バウ』の第13話「バウはスキーがお好き」では、ライジンオーの登場キャラクターが成長して大人になったようなキャラがゲストで出演している。どちらの作品もキャラクターデザインを武内啓が務めているためだと推測される。
関連項目[編集]
- 元気爆発ガンバルガー
- 熱血最強ゴウザウラー
- 絶対無敵ライジンオーVS元気爆発ガンバルガー
- ブレイブサーガ 新章 アスタリア
- スーパーロボット大戦GC
- サンライズ英雄譚2
- バトル・オブ・サンライズ
外部リンク[編集]
テレビ東京系 水曜18:00枠 | ||
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前番組 | 絶対無敵ライジンオー | 次番組 |
魔法のエンジェルスイートミント | 元気爆発ガンバルガー | |