東福岡自彊館中学校・東福岡高等学校

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東福岡自彊館中学校・東福岡高等学校(ひがしふくおかじきょうかんちゅうがっこう・ひがしふくおかこうとうがっこう)は、福岡県福岡市博多区東比恵二丁目にある、学校法人東福岡学園が運営する私立男子中学校高等学校全日制普通科中高一貫教育と高等学校の外部募集を併施している。

平成19年度時点で在籍生徒数2,242名(九州2位)、教職員数169名を擁し、地元私立大学に多くの卒業生が進学する。またスポーツ名門校であり部活動が盛んである。近年スポーツの分野では、サッカー部・ラグビー部の活躍が著しい。たとえば、2009年はサニックス・ワールド・ラグビー・ユース交流大会で三回目の準優勝を果たした。

スクールカラーは緑。全国的には東福岡(ひがしふくおか)と、地元では(ひがし)と略されることが多い。

沿革[編集]

女子中学生を盗撮容疑で高校教員逮捕。福岡・筥崎宮放生会の会場で見物客通報[編集]

祭り会場で女子中学生のスカート内をデジタルカメラで撮影したとして、福岡県警東署は2014年9月15日、県迷惑行為防止条例違反で、東福岡高校の教員、沢邑享一(28)=福岡市博多区=を現行犯逮捕した。

沢邑は同日午後4時10分ごろ、福岡市東区の筥崎宮浜宮で、座っていた中学生2人のスカートの中を前から撮影した。

東署によると、筥崎宮は秋祭り「放生会」の期間中。沢邑の行動を不審に思った祭り客が警察官に伝えた。

教育方針[編集]

校訓[編集]

「努力に勝る天才なし」
「意志あるところ道あり」

教育理念[編集]

一・誠実で責任感の強い人
一・研究心旺盛で、一芸一能に秀でた人
一・健康で明朗な人

校歌[編集]

コース[編集]

コースは入学時に決定、原則的に所属コースの変更が行われることはないが、本人の適性や進路に変更が認められれば考慮されている。文理別は第2学年進級時に決定する。また奨学生制度が2007年度から改定された。

  • 進学コース
    • 文系クラス(2年次より選択地理歴史教科別クラスになる)
    • 理系クラス
  • 特進コース
    • 特別文系クラス(国立系・私立系)
    • 特別理系クラス(国立系・私立系)
  • 特進英数コース
    • 文系、理系でクラスは編成しない。2~3クラス編成されるがそれぞれのクラスに文系選択者と理系選択者が所属する。ただし、クラス全員がすべての授業を共にするのは1年次まで。2年次からは理科と数学で文理で分かれ授業を受ける、また文系では世界史、日本史に分かれ授業が行われる。よって2年次からは国語や英語や体育など文理でも内容の変わることのない授業のみでクラス全員が同じ授業を受ける。また、進学コース・特進コースに比べクラスの人数が少ない。特進英数コースから進学・特進コースに転コースはできるがその逆は出来ない。コースの目標は九州大学レベル以上の国立大学に合格することであり授業のレベルは高く進度も速い。
  • 自彊館コース
    • 東福岡自彊館中学校からの進学のみ。高校からの募集なし(ただし転入を除く)。

部活動[編集]

サッカー部[編集]

サッカー部は1997年時には公式戦52戦無敗で、史上初の高校三冠(夏のインターハイ全日本ユース冬の国立)を達成した。ユニフォームの色から「赤い彗星」と呼ばれた。

当時の監督は志波芳則で、コーチは寺西忠成。現在は元アビスパ福岡森重潤也が監督を務めている。

<出場した冬の国立

野球部[編集]

野球部は1993年の全国高等学校野球選手権大会夏の甲子園)に、1998年の選抜高等学校野球大会春の甲子園)にそれぞれ初出場し、以後どちらも複数回出場している。

<出場した夏の甲子園

<出場した春の甲子園

ラグビー部[編集]

ラグビー部は、全国高等学校ラグビーフットボール大会(冬の花園)で上位進出を続ける強豪に成長。2007年に行われた第87回大会で初の全国制覇を達成し、2009年第89回大会、2010年第90回大会、2011年第91回大会と3連覇し、国内公式戦80戦無敗とした。その後も連勝を続け記録は83まで伸びた(2012年の福岡県新人戦決勝にて筑紫高校に20-25で破れ、無敗記録は83でストップ)。(全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会(春の熊谷)でも2009年、2010年、2012年に優勝(3連覇、2011年は中止)している。サニックス・ワールド・ラグビー・ユース交流大会は2009年で三回目の準優勝を果たした。他の日本高校チームより多い準優勝数である。国体にも多くの選手が選ばれており、福岡の2008、2009、2010、2011年4連覇に貢献。高校日本代表を数多く輩出し、また花園最多得点記録や花園決勝最多得点・最多得点差記録、花園100点試合最多勝利数等々の記録を持つ。2014年度には全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会、7人制ラグビーのアシックスカップ全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会全国高等学校ラグビーフットボール大会の3冠を達成。アシックスカップは初代王者。

冬の花園

※は両校優勝

  • 準優勝3回 

近年の成績(全国高等学校ラグビーフットボール大会)

  • 第80回大会 ベスト16
  • 第81回大会 準優勝
  • 第82回大会 準優勝
  • 第83回大会 ベスト8
  • 第84回大会 ベスト8
  • 第85回大会 ベスト16
  • 第86回大会 準優勝
  • 第87回大会 優勝
  • 第88回大会 ベスト4
  • 第89回大会 優勝
  • 第90回大会 優勝
  • 第91回大会 優勝
  • 第92回大会 ベスト8
  • 第93回大会 ベスト4
  • 第94回大会 優勝

近年の成績(全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会)

  • 第2回大会  準優勝
  • 第3回大会  1回戦敗退
  • 第5回大会  2回戦敗退
  • 第7回大会  準優勝
  • 第8回大会  ベスト8
  • 第9回大会  1回戦敗退
  • 第10回大会 優勝
  • 第11回大会 優勝
  • 第12回大会 中止
  • 第13回大会 優勝
  • 第14回大会 予選敗退
  • 第15回大会 優勝

近年の成績(全九州ラグビーフットボール大会)

  • 2006年 優勝
  • 2007年 優勝
  • 2008年 優勝
  • 2009年 優勝
  • 2010年 優勝
  • 2011年 優勝
  • 2012年 優勝(大分舞鶴との両校優勝 決勝は台風で中止)
  • 2013年 優勝
  • 2014年 予選敗退

ボクシング部[編集]

ボクシング部は2003年に夏のインターハイ初制覇を果たした。

バレーボール部[編集]

バレーボール部は2014年度に夏のインターハイ春高バレーで優勝し二冠を果たした。

行事・施設[編集]

  • 体育祭と学園祭は隔年で9月に実施されている。
  • 予餞会は福岡サンパレスで12月に開催。卒業生縁故の芸能人らもステージに上がる。予餞会の看板は美術部が毎年、作成している。また体育祭、学園祭の看板・モニュメントも美術部が作成している。
  • 修学旅行は2006年度から企画変更になった。3月にスキー体験、関東首都圏研修などに行く。
  • 2010年に新校舎が完成。また運動場も人工芝化した。
  • ちなみにグラウンドの広さはヤフードームグラウンドの約1.7倍で、九州の高校では初といえる全面人工芝化を導入。ドイツなどのプロサッカークラブのホームグラウンドにも使われている最先端の人工芝を使い、けが防止とともに砂の飛散を解消。さらに温度制御チップを組み合わせることで夏場の表面温度は一般の人工芝よりも8度マイナスとなっている。さらに生徒の安全に配慮して、ラグビーコートには緩衝材(ショックパッド)が埋め込まれてる。

関係学校[編集]

  • 東福岡自由ヶ丘幼稚園

著名な出身者[編集]

政治[編集]

学者[編集]

作家[編集]

芸能[編集]

スポーツ[編集]

サッカー[編集]

ラグビー[編集]

ボクシング[編集]

野球[編集]

その他[編集]

漫画家[編集]

周辺[編集]

交通[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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