吉崎観音

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吉崎 観音(よしざき みね、1971年12月2日 - )は、日本漫画家。 『アーケードゲーマーふぶき』や『ケロロ軍曹』の原作者、『七人のナナ』のキャラクターデザイナーとして広く知られている。アシスタントを務めているあかつきごもくは妻である。

鹿児島県熊本県長崎県出身[1]の長崎県諫早市育ち。長崎日本大学高等学校デザイン美術科卒業。

来歴[編集]

生まれて初めて読んだ漫画は『ドラえもん』で、この作品との出会いをきっかけに漫画家を目指したという(『ケロロランド』Vol.3より)。小学生の頃から対象を緻密に観察し具現化した絵を描くことで、周りから一目置かれていたと言われている。

1989年小学館新人コミック大賞で佳作を受賞し、漫画家としてデビュー。初期は『ゲーメスト』(新声社)で版権キャラクターをモチーフにした漫画を主に執筆していた。この当時、吉崎は漫画家克・亜樹の下でアシスタントをしていたことがあり、一人立ちを果たした現在も彼とは親交が深い。また、克の紹介により、一時期美内すずえの下でもアシスタントをしていたことがある。

後に『月刊少年エース』(角川書店)に活動の場を移し、『ケロロ軍曹』の執筆を開始。この作品は同誌でたちまち人気作となり、のちにテレビアニメ化。吉崎の代表作となる。『ケロロ軍曹』がテレビアニメ化されたのを機に、イラスト集『Mine bluE』を発刊するに到った他、同作品で第50回(平成16年度)小学館漫画賞児童向け部門を受賞する。

アニメコンピュータゲームに造詣が深く、これらのメディアでキャラクターデザインの仕事を手掛けることも多い。

本人曰くフィギュアの箱を集める『ハコマニア』だという。

作品リスト[編集]

漫画作品[編集]

その他

キャラクターデザイン[編集]

その他

フィギュア[編集]

その他[編集]

師匠[編集]

アシスタント[編集]

その他

余談[編集]

  • ペンネームから、女性と間違われることがよくある。
  • 小学館新人コミック大賞で佳作でデビューしたことから、担当編集者として久保田滋夫がついていたが、久保田が雑誌を異動するにあたって小学館から離れることとなる。その後、吉崎が角川書店にてケロロ軍曹による大ヒットを飛ばしたため、小学館から「惜しい事をした。」という声があがっており、島本和彦が『新・吼えろペン』にてそれをネタとした話を描いている。(島本から見て吉崎は孫弟子、久保田は元の担当編集者になる)

脚注[編集]

  1. 吉崎観音プロフィール M-NET

外部リンク[編集]

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