毎度おさわがせします

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テレビドラマ

毎度おさわがせしますまいど-) は1985年から1987年にかけてTBS系列で制作・放送されたテレビドラマである。「性」をテーマとしたコミカルな描写が話題となり、後にシリーズ3まで放送された。

概要[編集]

多摩ニュータウン(パート3は東急田園都市線たまプラーザ)を舞台に、「性」への興味津々な年頃の中学生(パート2では高校生)3人組が繰り広げるちょっとエッチな騒動に頭を抱える大人たちとのやり取りをコミカルに描いた「明るい性教育ドラマ」。当時としては過激な描写が話題となり、全国のPTAで問題になった経緯を持つ。

また、このドラマでデビューした中山美穂は一躍トップアイドルとなり、C-C-Bが担当した主題歌「ロマンチックが止まらない」も大ヒットした。特に男性器勃起効果音で表現したのは画期的と言える(近年バラエティー番組でお笑い芸人が勃起の擬態語として「ピロリロリン」と言うのは、これが元ネタ)。小・中学生、大人の効果音はそれぞれ異なる。

なお、本編には中山美穂セミヌード姿になるシーンがあったが、再放送(一時期は、セミヌード姿のシーンは放送した)、ビデオには編集で一切収録されていない。ただし、昨今発売されたDVDにはノーカットで収録されている。TBSチャンネルでの再放送でも特に手は加えられていない。

後にシリーズ化され、パート2ではほぼ同じキャストで制作されたが、パート3ではキャストが一新され、中山美穂、木村一八らもゲストとして出演した。中学生の男性器が無修正で写ってしまうシーンがありPTAからの苦情が殺到した要出典

その作風と手法は、後に松雪泰子主演の「毎度ゴメンなさぁい」「毎度おジャマしまぁす」に生かされた。

第1・第2シリーズ共通出演者/登場人物(年齢設定)[編集]

  • 大沢徹(おおさわ とおる)14歳【1作】~15歳【2作】:木村一八
周一の長男。中学2年生
  • 森のどか(もり のどか)13歳【1作】~14歳【2作】:中山美穂
祐介の妹。中学1年生のツッパリ娘。
  • 大沢周一(おおさわ しゅういち)41歳【1作】~42歳【2作】:小野寺昭
  • 大沢朝子(おおさわ あさこ)38歳【1作】~39歳【2作】:篠ひろ子
周一の妻。
俊作の妻
  • 森祐介(もり ゆうすけ)14歳【1作】~15歳【2作】:高橋一也【第1作】⇒西川弘志【第2作】
俊作の長男。中学2年生
  • 大沢理恵(おおさわ りえ)16歳【1作】~17歳【2作】:堀江しのぶ
周一の長女。高校2年生
  • 大沢努(おおさわ つとむ)10歳【1作】~11歳【2作】:玉木潤
周一の次男。小学4年生
徹と同じクラスメイト。男同士で手をつなぐ

第1シリーズ[編集]

TBSテレビ系列で、1985年1月8日3月26日に放送された。第5話ではC-C-Bがゲスト出演し、またプレゼントの告知コーナーにも出演した。

スタッフ[編集]

テーマ曲[編集]

サブタイトル・放送日・視聴率[編集]

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 1985年1月8日 こんにちはポコチン 13.8%
第2話 1985年1月15日 おやじのSEX相談 14.0%
第3話 1985年1月22日 パンツでデート 16.9%
第4話 1985年1月29日 オッパイに乾杯 16.9%
第5話 1985年2月5日 ロマンティックが止まらない 18.6%
第6話 1985年2月12日 お医者さんごっこ 18.5%
第7話 1985年2月19日 ちょっと初体験 21.4%
第8話 1985年2月26日 さよならバージン 19.5%
第9話 1985年3月5日 もーれつキッス 23.5%
第10話 1985年3月12日 おとーさんおかーさんに一言 20.2%
第11話 1985年3月19日 ABCどー思う 24.2%
最終話 1985年3月26日 走れポコチン 26.2%

平均視聴率19.5%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

出演者(年齢設定は第1作時)[編集]

  • 佐野倉和彦(さのくら かずひこ)39歳:佐藤B作
  • 佐野倉良太(さのくら りょうた)14歳:江端郁世
和彦の息子。中学2年生
教師。
英語教師。
パーラーマスター。
シェイプアップ教室のインストラクター。
生活指導教師。
努のボーイフレンド。
その他

第2シリーズ[編集]

TBSテレビ系列で、1985年12月10日~1986年3月25日に放送された。

スタッフ[編集]

  • 脚本:畑嶺明
  • 音楽:城之内ミサ、C-C-B
  • プロデューサー:阿部祐三
  • 演出:楠田泰之、赤羽博、志村彰
  • 演出補:五木田亮一、中島悟、池添博
  • 技術:田中文夫
  • カメラ:鈴木秋夫
  • 照明:原田正
  • 音声:片岡博司
  • カラー調整:江川英男
  • VTR編集:森崎好
  • 音響効果:下城義行
  • コンピューターグラフィック:東通ビデオセンター事業部
  • 美術:石田道昭
  • 美術制作:平野裟一(アックス
  • 大道具:東宝舞台
  • 建具:マエヤマ
  • 装飾/小道具:東京美工
  • 持道具:京阪商会
  • 衣裳:岸靖彦(京都衣裳〔現:東宝コスチューム〕)
  • メイク:倉本メ子(ユミ・ビュアクス)
  • 植木装飾:アサヒ植木装飾
  • 記録:志村美恵子
  • 制作担当:大谷弘
  • 制作進行:千野友嗣
  • ファイティングコーディネーター:佐々木修平
  • 協力:東通、緑山スタジオ・シティ
  • 製作:TBS、ドリマックス・テレビジョン

テーマ曲[編集]

  • 主題歌:C-C-B空想Kiss
    • 作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:大谷和夫、C-C-B
  • 挿入歌:木村一八『オレたちだけの約束』

サブタイトル・放送日・視聴率[編集]

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 1985年12月10日 ポコチン元気です
第2話 1985年12月17日 もーすぐ初体験
第3話 1985年12月24日 ひねくれLOVE
第4話 1985年12月31日 空想KISS 8.1%
第5話 1986年1月7日 パンツ考察 22.8%
第6話 1986年1月14日 エッチ大好き 20.4%
第7話 1986年1月21日 御意見無用 22.1%
第8話 1986年1月28日 ハローぽこちん 21.8%
第9話 1986年2月4日 涙色パンチ 22.3%
第10話 1986年2月11日 ザ・C・チャンス 21.8%
第11話 1986年2月18日 恋愛白書 23.9%
第12話 1986年2月25日 お風呂でデート 22.4%
第13話 1986年3月4日 元気のでる一家 20.0%
第14話 1986年3月11日 青春微熱少年 21.9%
第15話 1986年3月18日 コーフン講座 24.7%
最終話 1986年3月25日 羽ばたけポコチン 25.3%

出演者(年齢設定は第2作時)[編集]

  • 秋野浩平(あきの こうへい)15歳:土田一徳
英明の長男。
努の親友。
  • 大木三郎(おおき さぶろう):平泉成
光南学園3年x組担任。
英語教師。
のどかの親友。
のどかの親友。
徹のクラスメイト。
  • 草野春夫(くえの はるお):石塚聡
努の親友。
パーラーマスター。
パーラーアルバイト。
ピアノ講師。
フィットネスジムのインストラクター。普段はオカマ。

第3シリーズ[編集]

TBSテレビ系列で、1987年1月27日~1987年5月26日に放送された。

スタッフ[編集]

  • 脚本:畑嶺明
  • 音楽:城之内ミサ、C-C-B
  • プロデューサー:阿部祐三、楠田泰之/浜井誠(TBS)
  • 演出:楠田泰之、赤羽博、飯塚正彦
  • 協力:東通、緑山スタジオ・シティ
  • 製作:TBS、木下プロダクション(現:ドリマックス・テレビジョン)

テーマ曲[編集]

サブタイトル・放送日・視聴率[編集]

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 1987年1月27日 がんばれポコチン
第2話 1987年2月3日 性教育講座
第3話 1987年2月10日 ポコチンどりーむ
第4話 1987年2月17日 バージン番街地
第5話 1987年2月24日 夢色キッス
第6話 1987年3月3日 青春のあいうえお
第7話 1987年3月10日 初体験チャンス
第8話 1987年3月17日 ツーリングらぶ
第9話 1987年3月24日 優しさFORユー
第10話 1987年4月7日 夢一瞬
第11話 1987年4月14日 友情まっいいか
第12話 1987年4月21日 私…発熱ですか
第13話 1987年4月28日 鉄建+涙=愛
第14話 1987年5月5日 東京純愛倶楽部
第15話 1987年5月12日 パンツの詩
第16話 1987年5月19日 恋文気分
最終話 1987年5月26日 ポコチン卒業

登場人物[編集]

浅野家[編集]

浅野彰夫(あさの あきお):勝野洋
浅野光子(あさの みつこ):渡辺友子
浅野暁美(あさの あきみ):芹沢直美
浅野真人(あさの まこと):沢村悟郎
浅野良太(あさの りょうた):工藤彰吾

内海家[編集]

  • 内海浩介(うつみ こうすけ):出門英
  • 内海夏代(うつみ なつよ):今陽子

柳田家[編集]

中学校[編集]

プロレス道場[編集]

その他[編集]

CS放送及びDVD化[編集]

CS放送『TBSチャンネル』では、開局時よりリクエストが多く、パート1及び2については放送済みであり、DVD化もされている。パート3も放送された。

  • 「毎度おさわがせします」のパート1及び2のDVD化にする際、他のDVD化や権利問題の非DVD化と違い、苦労した経緯を持つ。理由は、「中山美穂がセミヌード姿になるシーン」などで、中山美穂サイド側が難色を示し、DVD化を一切拒否していた。その後、中山美穂のセミヌード姿のシーンをカットする事で中山美穂サイド側と合意し、DVD化が決定した。

番外編[編集]

1987年1月2日(正月特番)で放送された『毎度おさわがせします新春バラエティスペシャル〜ハッピーニューえっち』という題名で、板東英二が司会となり、その他の第1~3シリーズの出演者メンバーたちや脚本家の畑嶺明とC-C-Bらがゲーム、撮影時の裏話などをエピソードについて繰り広げられるバラエティであった。

放送局[編集]

関連項目[編集]

前後番組[編集]

TBS火曜21時台の連続ドラマ
前番組毎度おさわがせします
(1985.1.8 - 1985.3.26)
次番組
離婚テキレイ期
(1984.10.9 - 1984.12.25)
ガンコおやじに敬礼!
(1985.4.16 - 1985.5.14)
OH!わが友よ
(1985.10.8 - 1985.11.26)
毎度おさわがせしますII
(1985.12.10 - 1986.3.25)
お坊っチャマにはわかるまい!
(1986.4.15 - 1986.7.22)
泣いてたまるか (西田敏行版)
(1986.10.21 - 1987.1.20)
毎度おさわがせしますIII
(1987.1.27 - 1987.5.26)
すてきな三角関係 壁際族に花束を
(1987.6.2 - 1987.7.7)