旧国鉄根北線越川橋梁(きゅうこくてつこんぼくせんこしかわきょうりょう)は、北海道斜里郡斜里町字越川の登録文化財。
昭和時代戦前期に建設された10連アーチ無筋コンクリート橋である。戦時下の鉄材不足のため鉄筋を使用しない構造で、コンクリート造の鉄道橋として北海道内最大級である。昭和13年に着工した北見地方と根室地方を結ぶ根北線用に建設されたが、終戦のため未成である。昭和48年に国道工事に伴い橋脚が2本が撤去された。平成10年文化財に登録された。