新柏駅
新柏駅(しんかしわえき)は、千葉県柏市新柏一丁目にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅。駅番号はTD 25。
歴史[編集]
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する高架駅。駅が谷間に立地する地形的要因によるものであり、駅の船橋側には踏切が、柏側には踏切と歩道橋がある。船橋側にホームの延伸スペースが確保されている。また、ホームと駅舎を連絡する階段はホームの柏寄りの端にある1か所のみであり、エスカレーターも階段に併設された2基のみで、初電 - 17時が上り専用、17時 - 終電が下り専用となる。ただし車椅子などでの使用はこれに限らず、申し出れば駅員付き添いのもと、初電から終電まで上下方向いずれも利用することができる。2011年3月にはエレベーターが設置されたほか、きっぷうりば付近の改修も行われた[1]。
高架下には店舗や駐輪場などがある。
2011年度には、駅構内に設置されていた案内板はピクトグラムを用いたデザインに交換された。ホームにあった吊下式駅名標と路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間と一体型になった自立式案内板が設置された。その後、発車標も設置された。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東武アーバンパークライン | 上り | 柏・春日部・大宮方面 |
2 | ■東武アーバンパークライン | 下り | 六実・新鎌ヶ谷・船橋方面 |
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は19,870人である[2]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員[4] |
---|---|---|
2001年(平成13年) | 8,993 | |
2002年(平成14年) | 9,005 | |
2003年(平成15年) | 9,051 | |
2004年(平成16年) | 9,037 | |
2005年(平成17年) | 9,087 | |
2006年(平成18年) | 9,206 | |
2007年(平成19年) | 19,167 | 9,496 |
2008年(平成20年) | 19,479 | 9,703 |
2009年(平成21年) | 19,346 | 9,645 |
2010年(平成22年) | 19,443 | 9,707 |
2011年(平成23年) | 19,033 | 9,565 |
2012年(平成24年) | 19,376 | |
2013年(平成25年) | 19,870 |
駅周辺[編集]
駅構内の改札外には以下の店舗を有する。
- モスバーガー 東武新柏店
- 東武ブックス 新柏店
- 大阪やき三太 新柏駅店
東口[編集]
新柏 も参照
- 東武スポーツクラブかしわ(駅すぐで、西口からもアクセス可能)
- 新柏駅前ビル
- 東武ストア 新柏店
- 新柏駅前郵便局
- 創学舎
- 明光義塾 新柏教室(2013年までは駅前のビルに入居していたが、現在は新柏3丁目に移転)
- ニチイ学館研修センター
- 東京電力 東葛支社
- 京北スーパー 新柏店
- 千葉県警察柏警察署 新柏交番
- 柏ゴルフセンター
- 永楽台近隣公園
- 柏市永楽台近隣センター
- 柏市立図書館永楽台分館
- 柏市永楽台児童センター
- 柏市立柏第八小学校
- 柏市立中原小学校
- 柏市立柏第四中学校
- 柏市立中原中学校
- 千葉県立柏南高等学校
- 芝浦工業大学柏中学高等学校 - スクールバスが発着。
- 柏市立朋生園
- 日立柏サッカー場
- 名戸ヶ谷病院 - 病院は駅からバスで5分程度の「名戸ヶ谷」下車だが、かつては明光義塾が2013年まで入っていたビルに、名戸ヶ谷病院付属の診療所があった。
西口[編集]
豊住 (柏市) も参照
バス路線[編集]
開業以来、長らく当駅を発着する路線バスはなかったが、東口側の駅前ロータリーの改良工事完成に伴い2014年(平成25年)9月29日に名戸ヶ谷・新田原を経由して柏駅東口に至る路線が開設された(一部、名戸ヶ谷止まりの便も含む)。
また、それ以前より老人福祉センター行の送迎バス、芝浦工業大学柏中学高等学校・二松學舍大学附属柏中学高等学校へのスクールバスが駅前ロータリーを発着しているほか、イオンモール柏の無料シャトルバスが駅前の高架下付近を指定乗降場としている(専用のポール等は存在しない)。
他に、駅西側(徒歩7分程)の京葉銀行つくしが丘支店・柏つくしが丘郵便局近くには「つくしが丘」と「豊住」の各停留所も存在し、こちらには常磐線南柏駅と光ヶ丘・酒井根を結ぶ同じく東武バスイーストの路線(南柏02系統)が通っている。