ピアソン記念館(ピアソンきねんかん)は、北海道北見市幸町の文化財建造物である。記念館については別項を参照のこと。
木造2階建の西洋館で、大正3年にウイリアム・メレル・ヴォーリズが設計を担当して建設された。ヴォーリズが設計した最北の作品で、廃娼運動や慈善活動などで知られ明治21年に来日した米国人宣教師ピアソン夫妻が15年間にわたり生活したことでも知られる。昭和43年に市の所有になると、昭和45年から復元工事が行われ、翌昭和46年にピアソン記念館として開館した。平成8年に市の文化財に指定され、平成13年には北海道遺産にも選定された。