烏山駅
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烏山駅(からすやまえき)は、栃木県那須烏山市南二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)烏山線の駅である。烏山線の終着駅である。
歴史
- 1923年(大正12年)4月15日 - 開業。
- 1979年(昭和54年)7月22日-23日 - 日本国有鉄道が企画したミステリー列車「銀河鉄道999号」の終着駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化で東日本旅客鉄道の駅になる。
- 2011年(平成23年)10月 - 駅構内が棒線化[1]。
- 2013年(平成25年)8月1日 - 業務委託化。また前日をもってみどりの窓口の営業を終了。
駅構造
駅舎内の待合室は広く、多くの椅子が用意されている。このほか、隣接して臨時の待合室と改札があり、この臨時改札には「無事カエル」というかえるの置物が置いてある。また使われなくなった腕木信号機が設置された。
かつては2面2線となっており、通常は現在でも使用されている駅舎側のホームのみで乗降が行なわれていた。東側にあったもう1本のホーム、レールは使用されておらず、山上げ祭りの臨時客車列車における機関車の機回し作業に用いられる程度となっていたが、2012年2月には開発が進められている「蓄電池駆動電車システム」用車両の充電設備が設けられたため、そのスペース確保としてレールが撤去され1面1線構造となった。東側ホームはそのままである[2]。なお、充電設備は2014年3月からJR東日本EV-E301系電車の定期運用開始に伴い運用を開始した[3][4]。
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)となっている。かつてはみどりの窓口が設置されていたが2013年7月31日をもって営業は終了し、代わりに指定席券売機が設置されている。
のりば
1 | ■烏山線 | 大金・宝積寺・宇都宮方面 |
発車予告メロディー
当駅では朝・昼・夕・夜のそれぞれの時間帯で発車予告メロディーが流れている。また、この発車メロディーは、防災行政無線でも多く使用されているメロディクス音源が使用されている。
- 朝:「エーデルワイス」(始発から9時35分発まで)
- 昼:「恋はみずいろ」(10時59分発から13時59分発まで)
- 夕:「夕焼け小焼け」(15時30分発から18時34分発まで)
- 夜:「ふるさと」(19時27分発から終電まで)
利用状況
- 2013年度の1日平均乗車人員は495人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 801 |
2001 | 774 |
2002 | 702 |
2003 | 679 |
2004 | 674 |
2005 | 663 |
2006 | 670 |
2007 | 646 |
2008 | 625 |
2009 | 588 |
2010 | 555 |
2011 | 515 |
2012 | 480 |
2013 | 495 |
駅周辺
- 山あげ会館
- 栃木県道102号烏山停車場線 - 国道294号
- 栃木県道10号宇都宮那須烏山線
- 栃木県道・茨城県道12号那須烏山御前山線
- 栃木県道27号那須黒羽茂木線
- 那須烏山警察署
- 烏山駅前交番
- 烏山高等学校
- 那須烏山市役所(旧・烏山町役場)
- 烏山仲町郵便局
- 烏山郵便局
- 那須烏山公共職業安定所
- 島崎酒造(清酒「東力士」醸造元)
- 那珂川
路線バス
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
国見わらび荘線 | 神社前、川辺、国見わらび荘 | 川戸 | 那須烏山市営バス | ||
滝見谷循環線 | 神社前、横枕、長岡、三通山 | 烏山駅前 | |||
神社前、横枕、三通山、長岡 | 烏山駅前 | ||||
烏山高部線 | 大沢、県境、道の駅みわ前 | 高部車庫 | |||
烏山中学校 | 土休日・学校休業日運休 | ||||
市塙黒田烏山線 | 芳賀黒田、小具郵便局、市塙駅 | 市貝温泉 | 那須烏山市営バス 市貝町営バス |
||
馬頭烏山線 | 大桶、小川仲町、那珂川町役場前 | 山村開発センター | 那須烏山市営バス 那珂川町コミュニティバス |
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■烏山線
- 滝駅 - 烏山駅
脚注
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- ↑ 『鉄道と電気技術』2013年7月号 p.30「烏山線自動閉そく化・ATS-P化工事の概要」
- ↑ 交友社「鉄道ファン」2012年5月号
- ↑ 「スマート電池くん」を実用化し、烏山線に導入します - 東日本旅客鉄道
- ↑ 烏山線でEV-E301系が営業運転を開始 - 交友社「鉄道ファン 」railf.jp鉄道ニュース 2014年3月16日