東大宮駅
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東大宮駅(ひがしおおみやえき)は、埼玉県さいたま市見沼区東大宮四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
「宇都宮線」の愛称区間に含まれており、上野駅発着系統と、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ラインが停車する。
歴史
- 1964年(昭和39年)3月20日 - 日本国有鉄道(国鉄)の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
駅構造
みどりの窓口(7:00~18:00)、Suica対応自動改札機、指定席券売機が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■宇都宮線(東北線) | 下り | 小山・宇都宮・黒磯方面 |
2 | ■宇都宮線(東北線) | 上り | 大宮・上野・新宿・横浜・大船方面 (■湘南新宿ライン含む) |
湘南新宿ラインの列車は前述のように横須賀線へ直通する。本項では湘南新宿ラインのラインカラーを■青で示すが、実際のホーム案内はすべて■オレンジのみ用いられている。
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は31,694人である[1]。
- さいたま市の中心部から離れてはいるが、芝浦工業大学の学生、関係者や、ベッドタウンとなっている近隣地区の住民(駅の所在する見沼区はもちろん、市境の近い上尾市も含む)の利用もあってか、大宮以北の普通電車のみが停車する駅では最も乗降客数が多い。
- 駅舎や通路、ホームへの階段、出改札口が近年設置の駅より狭く、朝夕ラッシュ時などに乗降客がホームに溢れる光景があるため、混雑時のホームでは列車の到着、通過に注意が必要である。
近年の年度別1日平均乗車人員数は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 18,890 |
1988年(昭和63年) | 20,478 |
1989年(平成元年) | 21,642 |
1990年(平成 | 2年)22,780 |
1991年(平成 | 3年)24,560 |
1992年(平成 | 4年)25,399 |
1993年(平成 | 5年)26,383 |
1994年(平成 | 6年)26,885 |
1995年(平成 | 7年)27,918 |
1996年(平成 | 8年)27,962 |
1997年(平成 | 9年)27,640 |
1998年(平成10年) | 27,553 |
1999年(平成11年) | 27,685 |
2000年(平成12年) | [6]27,959 |
2001年(平成13年) | [7]27,995 |
2002年(平成14年) | [8]28,735 |
2003年(平成15年) | [9]29,082 |
2004年(平成16年) | [10]29,557 |
2005年(平成17年) | [11]30,385 |
2006年(平成18年) | [12]30,606 |
2007年(平成19年) | [13]30,967 |
2008年(平成20年) | [14]31,201 |
2009年(平成21年) | [15]30,907 |
2010年(平成22年) | [16]30,566 |
2011年(平成23年) | [17]30,845 |
2012年(平成24年) | [1]31,694 |
駅周辺
東口
西口
- 駅ビル「ビーンズアネックス」 - 書店・ファストフード店などが入居。
- JR東日本大宮総合車両センター東大宮センター - 東京・大宮総合訓練センターが併設されている。
- 埼玉県立大宮工業高等学校
- 栄東中学校・高等学校
- 見沼区役所東大宮支所
- 見沼消防署東大宮出張所
- 東大宮西口郵便局
- マルエツ東大宮店
- 埼玉りそな銀行東大宮支店
- 埼玉県道5号さいたま菖蒲線
- 埼玉県道144号東大宮停車場線
バス路線
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
東大宮駅(東口) | 1 | 東大03 | 堀崎町団地・見沼区役所 | 大和田駅 | 国際興業 | |
2 | 東大01 | 丸ヶ崎火の見下・深作中 | アーバンみらい | 国際興業 | 朝運転 | |
東大02 | 丸ヶ崎火の見下・ファミリータウン西・アーバンみらい・深作中 | 東大宮駅 | 国際興業 | |||
東大02-2,大14 | 丸ヶ崎火の見下・ファミリータウン西・アーバンみらい | 深作中 | 国際興業 | |||
東大81 | 丸ヶ崎火の見下・ファミリータウン西・アーバンみらい・深作中・七里駅入口 | さいたま東営業所 | 国際興業 | |||
東大宮駅(西口) | 1 | 東大12 | 尾山台小学校・原市団地北口 | 東大宮駅 | 東武バスウエスト | 原市団地循環 |
大45 | 尾山台小学校・原市団地北口 | 原市団地中学校入口 | 東武バスウエスト | 夜間深夜運転 | ||
宮041 | 県営砂団地・工業団地東・東宮原駅前 | 宮原駅東口 | 東武バスウエスト | 平日2本 | ||
2 | 東大11 | 尾山台小学校・尾山台団地 | 東大宮駅 | 東武バスウエスト | 尾山台団地循環 朝夕運転 | |
尾山台小学校・原市団地北口・沼南駅前・西原 | 上尾駅東口 | 朝日自動車 | ||||
県営砂団地・下新町・西原 | 上尾駅東口 | 朝日自動車 | ||||
東大宮駅西口 | ミッドナイトアロー蓮田・久喜 | 久喜駅 | 国際興業 | 深夜急行バス 降車専用(大宮駅発) 平日運転 |
その他
- 現在は大宮以北では久喜駅に次ぐ乗降客数を誇るが、かつて1980年代まで走っていた客車による普通列車は当駅と野木駅を通過していた。いずれも戦後になって開設された新駅で待避線もない点が共通している。なお客車による普通列車が存在していた当時は土呂駅、新白岡駅、東鷲宮駅、自治医大駅はまだなかった。
- そもそも大宮駅 - 蓮田駅は東北本線開業時は隣駅であり、当駅開業の1964年までは快速通過駅のない区間であった。
- 当駅の南西1.2キロにある大宮総合車両センター東大宮センターまでは線路沿いの道路から徒歩で行けるため、JR社員が当駅と東大宮センターとを徒歩で行き交う光景がたびたび見られる(センター至近から線路沿いはJR社員専用通路になり部外者は通れない)。
- 旧大宮市の最北端に位置するが、開業時すでに北大宮駅が存在していたこともあって同駅よりも北にある「東大宮」駅となった(大宮駅、北大宮駅よりも東側に位置していたため。また「東」という言葉には「新しい」という意味合いもあるとされている)。ただし位置的には東武野田線の大和田駅、七里駅の方が当駅よりも東方にある。
隣の駅
脚注
[ヘルプ]
- ↑ 1.0 1.1 各駅の乗車人員 - JR東日本
- ↑ 平成25年6月定例会 一般質問・答弁全文 - 埼玉県
- ↑ 埼玉県統計年鑑
- ↑ さいたま市統計書
- ↑ 旧大宮市統計書
- ↑ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 西大宮駅 - 川越線(埼京線直通系統)・2009年に開業。「大宮」に方角を冠した駅としては一番新しい。
- 北大宮駅 - 東武野田線・1930年に開業。「大宮」に方角を冠した駅としては一番古い。