安積永盛駅
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安積永盛駅(あさかながもりえき)は、福島県郡山市笹川三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
東北本線を所属線として[1]、水郡線を加えた2路線が乗り入れる。水郡線は本駅が終点であるが、全列車が東北本線の郡山駅を発着する。
歴史
- 1909年(明治42年)10月18日 - 国有鉄道東北本線の笹川駅(ささがわえき)として開業。一般駅。
- 1929年(昭和4年)5月10日 - 水郡北線(後の水郡線)が谷田川駅まで開業。
- 1931年(昭和6年)10月30日 - 成田線笹川駅開業に先立ち、安積永盛駅に改称。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1999年(平成11年)3月 - 貨物列車の発着が無くなる。
- 2009年(平成21年)3月14日 - 東北本線におけるICカード「Suica」サービス開始。
- 2012年(平成24年)4月1日 - 業務委託化(直営末期は郡山駅所属安積永盛在勤)。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎側から1番線、2番線と番号が振られている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
郡山駅管理の業務委託駅(東北総合サービス委託)。2011年度までは直営駅だった。構内にはみどりの窓口(営業時間 7時20分 - 18時10分)・Suica対応自動券売機・簡易Suica改札機などがある。水郡線はSuicaサービスエリア外となっている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■水郡線 | 上り | 水戸方面 | 通常はこのホーム |
下り | 郡山行 | |||
■東北本線 | 上り | 黒磯・宇都宮方面 | 一部の列車 | |
2 | ■東北本線 | 上り | 黒磯・宇都宮方面 | 通常はこのホーム |
■水郡線 | 上り | 水戸方面 | 一部の列車 | |
3 | ■東北本線 | 下り | 郡山・福島・仙台方面 |
貨物取扱
現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっており、貨物列車の発着は無い。貨物設備は無く、専用線も本駅には接続していない。
かつては駅から分岐し本線の西側に沿って、駅の南側にある太平洋セメント安積永盛倉庫へ至る専用線があった。そのため、本駅は大越駅(住友大阪セメント田村工場)からセメント輸送列車が到着していたが、1999年(平成11年)6月に廃止された。
利用状況
2013年度の乗車人員は1日平均2,279人である[2]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 1,991 |
2001 | 2,019 |
2002 | 2,029 |
2003 | 2,015 |
2004 | 1,983 |
2005 | 2,006 |
2006 | 2,036 |
2007 | 2,040 |
2008 | 2,054 |
2009 | 2,107 |
2010 | 2,085 |
2011 | 2,045 |
2012 | 2,242 |
2013 | 2,279 |
駅周辺
- 国道4号
- 福島交通「安積二丁目」バス停
- 郡山バイパス
- 福島県道355号須賀川二本松線(陸羽街道)
- 郡山市役所安積行政センター
- 郡山警察署笹川交番
- 郡山笹川郵便局
- 郡山南郵便局
- 大東銀行
- 東邦銀行
- ヨークベニマル安積町店
- ブックオフ安積店
- 生活良品Seria安積店
- ケーヨーデイツー安積店
- 日本大学工学部
- 日本大学東北高等学校
- 帝京安積高等学校
- ビッグパレットふくしま
- 太平洋セメント安積永盛倉庫
- 笹原川
- 阿武隈川
バス路線
最寄バス停は「永盛駅前」。
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
旧国道経由須賀川・六軒線 | 御代田入口、清陵情報高校前、須賀川駅前 | 六軒 | 福島交通 | ||
旧国道経由正直線 | 御代田入口、正直 | 枇杷沢 | |||
旧国道経由須賀川・六軒線 旧国道経由正直線 |
笹原、小原田一丁目 | 郡山駅前 |
その他
- 2011年の東日本大震災の際は、同年4月17日に本駅以南の運行が再開されるまでの間、一時的に東北本線の本駅折り返しが設定された。
- 本駅と郡山駅の間に南郡山駅(仮称)の開業が計画されており、JR東日本と郡山市が新駅設置について協議中である。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■東北本線
- ■水郡線(当駅 - 郡山駅間は東北本線)
- 磐城守山駅 - 安積永盛駅 - 郡山駅
- ※当駅と郡山駅の間に、貨物駅として郡山貨物ターミナル駅がある。
脚注
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- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ↑ JR東日本 各駅の乗車人員