三菱商事

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三菱商事株式会社
Mitsubishi Corporation
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種類 株式会社
市場情報 東証1部 8058
1954年6月1日~上場中大証1部 8058
1954年6月1日~上場中名証1部 8058
1961年~上場中LSE MBC
1989年~上場中
略称 商事
本社所在地 日本の旗 日本 100-8086
東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
電話番号 03-3210-2121(受付案内台)
設立 1950年(昭和25年)4月1日
(光和実業株式会社)
業種 卸売業
事業内容 エネルギー金属機械化学品情報金融物流
代表者 小島順彦(代表取締役社長)
資本金 2,028億16百万円
(2009年3月31日現在)
売上高 連結:22兆3,891億04百万円
単体:10兆8,809億97百万円
(2009年3月期)
総資産 連結:10兆9,180億03百万円
単体:6兆2,926億41百万円
(2009年3月31日現在)
従業員数 連結:60,095名 単独:6,177名
(2009年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 5.79%
東京海上日動火災保険(株) 5.49%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口4G) 4.74%
(2009年3月31日現在)
主要子会社 菱食 51.14%
関係する人物 岩崎弥太郎
坂本龍馬
船田一雄
高垣勝次郎
田部文一郎
諸橋晋六
槙原稔
外部リンク http://www.mitsubishicorp.com/
特記事項:

三菱商事株式会社(みつびししょうじ)は、三菱グループに属している日本商社(総合商社)である。

概要と沿革[編集]

三菱重工業三菱東京UFJ銀行と並ぶ「三菱グループ御三家」の一つ。三井物産と並ぶ財閥系総合商社で、単に「商事」と言った場合は三菱商事のことを指すと言われている。

日本で初めての株式会社といわれる坂本龍馬海援隊近江屋事件後に後藤象二郎に委ねられ、その後岩崎弥太郎に受け継がれて九十九商会となった企業の流れを汲んでいる。九十九商会は、後に、三菱商会、三菱蒸汽船会社(後に郵便汽船三菱会社として現在の日本郵船が分離)、三菱社と変遷していき、1893年(明治26年)にその総務部が三菱合資会社(いわゆる持ち株会社)、営業部が三菱商事となり、総務部の保険部門が三菱海上保険(現在の東京海上ホールディングス)、造船部が三菱造船(現在の三菱重工業)、銀行部が三菱銀行(現在の三菱UFJフィナンシャルグループ)と分離し、戦後の財閥解体(後述)を経て、現在の各社につながっている。

終戦後一度は財閥解体により三菱商事は解体されているが、1954年(昭和29年)に大合同を遂げることになる。当時の高垣勝次郎社長は同年に発足された「金曜会」の初代世話人にも就任する。1992年6月から6年間、三菱の創業者・岩崎弥太郎の曾孫を妻にもつ槙原稔が社長を務めたことでも話題になった。

全共闘運動が最も盛んだった時代に土田・日石・ピース缶爆弾事件が起こされるなど日本の大資本を代表する企業と見られている。

貿易仲介を中心とした口銭を稼ぐビジネスが中心であったが、この10年間に資源開発への直接投資(天然ガスや原料炭)、菱食に代表される食料流通などのバリューチェーンの構築、コンビニエンスチェーンローソンを通じた消費者マーケットの開拓など、川上から川下までの領域にわたっての投資や経営参画を通じて収益を上げる体質変化を遂げ、収益拡大を続けている。

かつてキャッチフレーズを「ラーメンからミサイルまで」としていた時期があった。これは取り扱い商品の広範囲さを謳ったもので、ラーメンとは日清食品チキンラーメンのことだった。なお、ミサイルというのは批判を浴びたので、後に「航空機」と変更された。要出典

本社所在地[編集]

  • 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号(本店登記住所。三菱商事ビルディング:コーポレートスタッフ部門、経営企画本部、全社開発部門(情報企画部、ITサービス事業開発本部)、エネルギー事業グループ、金属グループ)
  • 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号(丸の内パークビルディング:監査部、全社開発部門(新エネルギー事業開発本部、環境・水事業本部)、新産業金融事業グループ、機械グループ、化学品グループ、生活産業グループ)

産学官連携[編集]

海外プロジェクト探検隊[編集]

海外プロジェクト探検隊は、三菱商事が海外で展開するプロジェクト現場に高校生を派遣し、現場の模様や感じたことなどをウェブサイト新聞を通じてリポートしてもらう体験ツアーである。今まで7回行われ、第6回は2008年3月26日から30日までシンガポールを訪れ、第7回は2008年8月5日から9日まで香港深圳を訪れた。第8回は2009年3月24日から29日までハノイホーチミン市を訪れた。

上場しているグループ会社[編集]

証券コード順

子会社[編集]

以上6社(2024年12月現在)

関連会社[編集]

以上13社(2009年4月15日現在)

関連項目[編集]

関連企業群[編集]

出資該当企業群[編集]

三菱商事を筆頭株主としている企業[編集]

三菱商事を主要株主としている企業[編集]

外部リンク[編集]

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三菱グループ
食料品 = キリンホールディングス - 三菱サイダー
パルプ・紙・繊維 = 三菱製紙 - 三菱レイヨン
建設 = ピーエス三菱
化学 = 三菱化学 - 三菱ガス化学 - 三菱樹脂 - 大日本塗料
ガラス・窯業 = 旭硝子
石油・原子力 = 新日本石油 - 三菱原子燃料
鉄鋼 = 三菱製鋼
非鉄金属 = 三菱マテリアル - 三菱電線工業 - 三菱アルミニウム
機械 = 三菱化工機 - 三菱重工業 - キャタピラージャパン - 東洋製作所
鉛筆 = 三菱鉛筆
輸送用機械 = 三菱自動車工業 - 三菱ふそうトラック・バス
電気機器 = 三菱電機
精密機器 = ニコン - 三菱プレシジョン
商社 = 三菱商事 - 菱食 - アストモスエネルギー
金融 = 三菱東京UFJ銀行 - 三菱UFJ証券 - 三菱UFJ信託銀行 - 三菱オートリース - 三菱UFJニコス - 三菱UFJリース
保険 = 東京海上日動火災保険 - 明治安田生命保険
不動産 = 三菱地所
運輸・倉庫 = 三菱倉庫 - 日本郵船 - 三菱鉱石輸送 - 三菱タクシー - MKタクシー
情報・通信 = 三菱総合研究所 - 三菱スペース・ソフトウエア - アイ・ティ・フロンティア
関連項目 = 三菱財閥 - 岩崎家 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ - 東京海上ホールディングス - 三菱ケミカルホールディングス - 新日紘ホールディングス
備考 = ※太字は三菱金曜会(三菱グループの社長会)メンバー。