双愛会
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双愛会(そうあいかい)は千葉県市原市に本拠を置く日本の博徒系指定暴力団。
構成員数は、平成19年(2007年)12月17日で、約270人[1]。地盤は、千葉県と横浜市[2]。双愛会の始祖は、笹田照一(通称は「蒔田の殿様」、「横浜のライオン」、「ニッケルの照」など)[3]
略歴[編集]
昭和27年(1952年)から昭和29年(1954年)の間までに、笹田照一の舎弟の高橋寅松が、双愛会を発足させた[3]
昭和47年(1972年)、稲川会(前身は錦政会)、國粹会(前身は日本国粋会)、東亜会(前身は東声会)、交和会(前身は北星会)、義人党、住吉会、松葉会、二率会、双愛会が参加して、博徒系暴力団の親睦団体・関東二十日会が結成された[4]。
平成4年(1992年)12月24日、千葉県公安委員会は、双愛会を指定暴力団に指定した[1]。
同年末、双愛会副会長・高村 明(髙村 明、本名: 申 明雨、谷戸一家五代目総長)が双愛会五代目会長に就任した[3]。
2007年7月、高村五代目会長が引退し、理事長・森 武男(畔田吉清一家三代目総長)が死去していたため、総本部長・塩島正則(谷戸一家六代目総長)が六代目会長に就任した。その際、それまで双愛会会長と各一家総長との間に盃関係はなかったが、塩島会長と各一家総長との間に親子盃が結ばれた。
歴代総長[2][編集]
最高幹部[編集]
- 会長 - 塩島正則
- 理事長 - 椎塚 宣(寺島一家総長)
- 総本部長 - 荻野典昭(谷戸一家総長)
- 幹事長 - 小野岡孝夫(高寅一家総長)
- 組織委員長 - 吉井勝明(畔田吉清一家総長)
- 懲罰委員長 - 御園 平(上金一家総長)
- 慶弔委員長 - 石橋卓次(谷戸一家若頭)
- 総本部事務局長 - 高山喜代之(髙山喜代之、吉田一家総長)
- 顧問 - 原 俊夫
- 顧問 - 山田健二
- 執行部 - 芥川健悟
- 執行部 - 畑中満男
- 執行部 - 伊藤順俊
- 執行部 - 久保秀夫
- 執行部 - 下村 清
- 執行部 - 椿 忠相
- 副会長 - 渡辺秋雄(畔田吉清一家舎弟)
- 副会長 - 斉藤行弘(谷戸一家舎弟)
- 副会長 - 鶴岡仙太郎
- 副会長 - 三浦靖守
- 副会長 - 加藤光明
- 副会長 - 石井邦王
- 副会長 - 池田幹夫
- 以下、副理事長、専務理事
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 出典は、『松江八束建設業暴力追放対策協議会』のHPの「指定暴力団」
- ↑ 2.0 2.1 出典は、『六代目山口組 完全データBOOK』メディアックス、2008年、ISBN 978-4-86201-328-6のP.130
- ↑ 3.0 3.1 3.2 出典は、『六代目山口組 完全データBOOK』メディアックス、2008年、ISBN 978-4-86201-328-6のP.131
- ↑ 出典は、山平重樹『ヤクザ大全 その知られざる実態』幻冬舎<幻冬舎アウトロー文庫>、1999年、ISBN 4-87728-826-0のP.320
- ↑ 出典は、『六代目山口組 完全データBOOK』メディアックス、2008年、ISBN 978-4-86201-328-6のP.130~P.131