カララ
この項目では、漫画『ケロロ軍曹』の登場人物について説明しています。イタリアのコムーネについては「カッラーラ」をご覧ください。 |
カララは、吉崎観音作の漫画『ケロロ軍曹』およびその関連作品に登場する架空のキャラクターである。アニメ版の声優は野田順子。
目次
人物
名前の元ネタは『伝説巨神イデオン』の登場人物、カララ・アジバ。黄緑色の体色で帽子と腹部に禁止マークがある。帽子には尖った部分がある。
原作漫画とアニメ版ではキャラクター設定が異なる。
原作での設定
ケロン軍幼年訓練所所属のいたずら好きな子という設定。一人称は「オイラ」。今のところ一度しか登場していない。
アニメでの設定
一般ケロン人の少女で、ケロン軍には所属していない。当初、ケロン星で有名なはずのケロロ小隊を知らなかった。一人称は「ワイ」か「うち」で大阪(関西)弁を話す。
惚れっぽくて尻軽で八方美人な性格であり、タママを上回るほどキュートでラブリーであるという設定。登場するたびにケロロ小隊の誰かに惚れ、今まで惚れていた人への愛を忘れてしまう。
初登場
初登場は第65話で、父ドババ(このとき、ドババという名は明かされず)の軽機動メカ(元ネタは『伝説巨神イデオン』に登場するバッフ・クランの軽機動メカ「ガダッカ」と思われる)を勝手に動かしてそれが暴走した結果地球に着き、「ケロロ小隊に入りに来た」という口実でケロロ小隊(主にタママ)と接触した(このとき、彼に言われてケロロ小隊をはじめて知る)。そのときからタママを「タマ兄」と慕うようになった。この時カララはケロロが所有するゲロロ艦長のビデオとギロロの銃(相棒と呼んでいたことから、よほど大切な銃だった様子)、クルルの新発明品「ギンギンドロドロ銃」のデータを壊してしまい、クルルの「お仕置き用迷路」でお仕置きを食らう。その迷路から抜け出すときにタママが力になってくれた。そのことで彼への愛が深まり、七夕の短冊に「タマ兄のお嫁さんになりたい」と書いていた(このときカララの性別が判明)。ちなみにこの回でタママが「三等兵」の階級を付与したが、実質的な意味はない。タママが自分が一番下ということに不満を抱いているからかと考えられる。
2度目の登場
第77話で再び地球に来たが、父ドババに強制送還されそうになったところをクルルに助けられてから彼を好きになった。
3度目の登場
第94話でクルルに花嫁修業の成果を見せにタルルとともに地球に来るが、その日に誤って地球破壊兵器に鬼娘専用変身銃を浴びせ、挙句の果てに自爆装置ボタンを押してしまい、危機一髪のところをドロロに助けられ今度は彼を好きになってしまう。
この回でドババの名前と「カララがドババインダストリーの社長・ドババの娘である」というアニメオリジナルの設定が追加され、この回から4度目の登場まではケロロに「カララお嬢様」と呼ばれていた。
なおこの回は原作から受け継いだストーリーであるが、原作ではすでにタルルが大人になってしまっていたため彼ではなくチロロが登場し、タルルは2人を迎えに来る役目で登場する。
4度目の登場
第121話でドロロに花嫁修業を見せるためくノ一に扮して(くノ一に変身するシーンはなぜか『怪傑ライオン丸』のパロディになっていた)チロロとともに登場し(アニメではこの回がチロロの初登場となる)、ヴァイパー(?)(括弧内は「クエスチョンマーク」。ヴァイパーの偽者で、その正体はクルルが作ったヴァイパースーツを全身にまとったケロロだった。なおペコポン人スーツと違い自身の顔面まで完全に隠れる優れものであった)に人質にされるもドロロによってヴァイパー(ケロロ)は倒され、爆風による衝撃で飛ばされたカララが偶然ギロロの手の中に着地し、それによって彼を好きになった。
5度目の登場
第135話で5度目の登場をする。このときは花嫁修業ではなく753さんがケロン星で全然和んでくれずに怒っていたため、チロロとともに逃げるために来た。地球に追って来た753さんをあらゆる方法で和ませようとするが失敗。怒りとすさみが臨界点を超え、巨大化した753さんから逃げる際に神社にあったお払い用具が零れ落ち、「チャンバラに丁度良いから持って来た」と盗んだ事を無邪気に告白。それが753さんを怒らせていたと発覚し必死で謝るが、そのときにチロロと頭をぶつけてそのこぶが大爆笑を巻き起こしたことで753さんは和んだ。すなわち事件を収めたのはカララ自身とチロロなのだが、カララは「事件を収めてくれたのはケロロだ」といい、彼を好きになる。小隊員はこのことを予想済みで、ケロロは「恐れていたことが起きた」と発言し、タママも意外に嫉妬をせずに「これも運命」という発言をしていた。
また、同話Bパートではケロロの夢の中にも登場している(後述)。
6度目の登場
第180話で6度目の登場をし、ケロロを巡ってタママと対立し、父に転送してもらった自らの形を模したロボット(ディテール的にはケロロ小隊が使用する各ロボに近い(例・ケロロロボ、ギロロロボ等)。武装はホーミングミサイルなど)を駆り、タママと激しい戦闘を繰り広げた。最後はモアの力により戦闘を「中断」した。また、今までのような「誰かを好きになる」というオチではなかった。
また、この話ではプルル看護長に対し「おばちゃん」と呼んでいた(これはタママも同様)。
コスプレ・変身
関連項目
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