春風ぽっぷ
春風ぽっぷ(はるかぜ ぽっぷ)は、アニメ『おジャ魔女どれみ』シリーズに登場する、主人公春風どれみの4つ下の妹。第1期25話よりMAHO堂所属の魔女見習いとなり、第1期後半は「おジャ魔女」の一人として扱われることもあったが、第2期以降は他のメンバーより1歩下がった扱いを受けている。担当声優は石毛佐和(第1期第27話のみ詩乃優花)。
プロフィール[編集]
- 1994年9月9日生まれのおとめ座でAB型。
- ソナチネ幼稚園年中組⇒年長組⇒美空市立美空第一小学校1年1組⇒2年1組
- 魔女見習い服は赤色。妖精は「ファファ」。魔法の呪文は「ピピットプリット プリタンペペルト」。マジカルステージでは「ピピットプリット ほがらかに」。
4歳の時、どれみ・はづき・あいこの3人が魔法を使っているのを目撃し、魔女修行をすることとなった。
頼りない姉とは対照的にしっかりしており、どれみに突っかかることが多いものの、実は意地っ張りで甘えん坊で、ここぞという時にやさしくしてくれるどれみのことが大好き。実はどれみの後をずっと追いかけており、彼女自身が魔女見習いに興味を持ったのも「お姉ちゃん(無印当時だから「どれみ」)がやってて面白そうだったから」。幼稚園時代は「どれみ」と呼び捨てにしていたが、小学校入学を機に「お姉ちゃん」と呼ぶようになる。
性格的におんぷとは気が合い、「♯」当時のMAHO堂の面々にとっては共通の「妹」。あいこ・はづき・おんぷの3人はそれぞれ、映画、CDドラマなどで思いのたけを語っている。
マジョリカは早い時点からぽっぷの素質を見込んでいたが、夜更かしが苦手な上に寝相が悪く、そのため夜に行われる魔女見習い試験をなかなか受けることができなかった。よって第1期のときは一度も試験を受けることが出来なかったが、第2期に入ってからの9級試験では、ハナちゃんが起こした大騒動を解決させた功績で3階級特進して6級になり、クルールポロンを手にすることに。なお、クルールポロンの前はペペルトポロンを使用していた。幼稚園年長のときに夢に見ていたピアノを習い始める。ときどき「ひゅふっ」と笑う。第4期のドラマCDでは姉に代わってマジョレッドに変身した。必殺技は「ぽっぷっちスペシャル」。大きくはねた髪型は「手羽先」と呼ばれることもある。
小学校ではソナチネ幼稚園出身者とプリムラ幼稚園出身者がクラスでほぼ半々の状態で、当初は両者が反目しあっていた。ソナチネ側のリーダー格だったぽっぷは、同じクラスになったのだから喧嘩しないように呼びかけていたが、プリムラ側の玉木えりかとだけは、なかなか仲良くなれなかった。ちなみにえりかはどれみの同級生である玉木麗香の従妹。春風と玉木の対立は宿命的なものらしい。
幼稚園からずっと同級生のきみたかとはしばしば喧嘩する仲だったが、彼が転校する間際になって告白された。なお、彼女がピンチのときは必ずどこでも駆けつけるという『ぽっぷちゃん親衛隊』なる集団があるが、あまり活躍していない。
第3期以降は本編に登場する機会自体が激減したが、それはピアノの発表会に出るための猛特訓のためらしい。最後にはハナちゃんに先んじて魔女見習い1級試験に合格し、わずかの間ながら水晶玉をもらうことが出来た。
余談だか本来主人公が「おんぷ」、その妹は「どれみ」と名づけられる筈であったが、商標にひっかかった事から急遽「どれみ」が主人公の名に設定され、同時に妹の名が「ぽっぷ」となり、後に「おんぷ」は主人公のライバル的キャラの名とされた。
関連項目[編集]
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