北久里浜駅
北久里浜駅(きたくりはまえき)は、神奈川県横須賀市根岸町二丁目にある京浜急行電鉄久里浜線の駅である。駅番号はKK66。
年表
- 1942年(昭和17年)12月1日 - 東京急行電鉄(大東急)久里浜線開通に伴い昭南駅として開業[1]。
- 1948年(昭和23年)
- 1954年(昭和29年)6月15日 - 久里浜線横須賀堀内駅(現・堀ノ内駅) - 当駅間が複線化。
- 1959年(昭和34年)3月15日 - 当駅 - 京浜久里浜駅(現・京急久里浜駅)間複線化。
- 1963年(昭和38年)11月1日 - 北久里浜駅に改称。
- 1985年(昭和60年)12月7日 - 新駅舎供用開始。
- 1999年(平成11年)7月31日 - 快特停車駅に格上げ。
- 2006年(平成18年)4月 - 跨線橋にエレベーター設置。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅舎と改札口は2番線側(西側)北寄りにある。両ホームは跨線橋で連絡しており、エレベーターが設置されている。ホーム全体が下り列車からみて左側にカーブを描いている。
のりば
1 | ■久里浜線 | 京急久里浜・三浦海岸・三崎口方面 |
2 | ■久里浜線 | 横須賀中央・横浜・品川・新橋方面 |
利用状況
2012年度の一日平均乗降人員は25,197人である[2]。周辺住民の利用が中心だが、路線バスで近隣の住宅団地から利用客を集めており、久里浜線内では京急久里浜駅に次いで多い。近年の一日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 13,143 [3] |
1999年 | 13,125 [4] |
2000年 | 13,513 [4] |
2001年 | 13,315 [5] |
2002年 | 13,308 [5] |
2003年 | 13,016 [6] |
2004年 | 13,193 [6] |
2005年 | 13,215 [7] |
2006年 | 13,237 [7] |
2007年 | 13,104 [8] |
2008年 | 13,064 [8] |
2009年 | 12,831 [9] |
2010年 | 12,499 [9] |
2011年 | 12,367 [10] |
2012年 | 12,485 [10] |
駅周辺
新大津付近から京急久里浜付近まで国道134号線が京急久里浜線と並行しており、当駅西側駅前を横切っている。駅前および駅から西に伸びる北久里浜商店会には以前は根岸公園付近まで各種商店が並んでいたが、2000年代ごろからは飲食店が中心となっている。駅東側は高台の住宅地となっている。横須賀線が平作川を挟んで京急久里浜駅付近まで並走するが、当駅から徒歩15分以内で連絡可能な駅はない。
- 根岸公園(交通公園、水泳プール)
- 北久里浜商店街
- さかくら総本店 北久里浜店(和菓子)
- 横浜銀行 北久里浜支店
- 湘南信用金庫 北久里浜支店
- かながわ信用金庫 北久里浜支店
- JAよこすか葉山 北久里浜支店
- FUJI 北久里浜店
- スパーク 北久里浜店
バス路線
京浜急行バスにより運行されている。近隣の住宅団地への路線が複数設定されており、列車と乗り継ぐ利用者も多い。各路線についての詳細は京浜急行バス久里浜営業所を参照。
駅舎と国道134号との間にロータリーがあり、バスターミナルとしての役割を果たしている。当駅を始発・終着とする系統が多いが、営業所に併設された車庫への入・出庫を兼ねて久里浜駅まで運行するものもある。ロータリー内に1・2番乗り場と降車専用バス停、国道に面して3番乗り場が設置されている。
隣の駅
- 京浜急行電鉄
- ■久里浜線
京急久里浜までの営業キロは京急としては最長の2.8kmである[11]。また、京急久里浜との間には出・入庫のため久里浜工場信号所(当駅より0.9km)が設置されている。
脚注
- ↑ 昭南とはシンガポールのことである。
- ↑ 京急まちWeb「駅別1日平均乗降人員」 - 京急電鉄
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)225ページ
- ↑ 4.0 4.1 神奈川県県勢要覧(平成13年度)227ページ
- ↑ 5.0 5.1 神奈川県県勢要覧(平成15年度)225ページ
- ↑ 6.0 6.1 神奈川県県勢要覧(平成17年度)227ページ
- ↑ 7.0 7.1 神奈川県県勢要覧(平成19年度)229ページ
- ↑ 8.0 8.1 神奈川県県勢要覧(平成21年度)243ページ
- ↑ 9.0 9.1 神奈川県県勢要覧(平成23年度)241ページ
- ↑ 10.0 10.1 神奈川県県勢要覧(平成25年度)239ページ
- ↑ 逗子線の六浦 - 神武寺駅も同じ2.8kmである。