EVEシリーズの登場人物
提供: Yourpedia
以下の内容は著者独自の見解で根拠がないのではないかと言っていた人がいたようです。 |
EVEシリーズの登場人物(イヴシリーズのとうじょうじんぶつ)は、EVEシリーズに登場する架空の人物。
以下、第1作目『EVE burst error』は原作/SS版/Win95版も含めてbe、『EVE burst error PLUS』と『EVE』はPLUSとPLUS18禁およびPLUSシリーズ、『burst error EVE the 1st.』は1st、『EVE burst error R』はR、第2作目『EVE The Lost One』はリメイクの『The Lost One Last Chapter of Eve』も含めてTLO、第3&5作目『ADAM THE DOUBLE FACTOR』と『EVE The Fatal Attraction』はADAMとTFA、第4作目『EVE ZERO』はZERO、第6作目『EVE new generation』と『EVE 〜new generation X〜』はngとngX、第7作目『EVE rebirth terror』はrtのように略記する。
さらに総称する場合は、1作目では『PLUSシリーズ』『1st』『R』も含めてのbeシリーズ、3&5作目ではTFAシリーズ、6作目では『EVE雀』も含めてのngシリーズなどと称する。
ただし、必要があれば『burst error』のようにサブタイトルをそのまま記す。
主人公
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
- 天城小次郎(あまぎ こじろう)
- 『beシリーズ』『ZERO』『TFAシリーズ』『ngシリーズ』における主人公の一人で、『TLO』にも登場。
- 前髪で目が隠れ[注 4]、長髪であるのがトレードマーク。驚異的な推理力を持つ名探偵だが、デスクワークは苦手で、捜査も頭を使うというより探偵としてのカンを頼りにし、数々の難事件を解決している。
- かつては養父の桂木源三郎に代わって探偵業界でも有名な実績を誇る「桂木探偵事務所」の所長代理を務めており、その娘の桂木弥生とは姉弟同然に育ちながら恋人関係にもなっていたが、源三郎の不正を告発した事で源三郎は逮捕され、小次郎も桂木探偵事務所を辞職し恋人だった弥生とも別れ、埠頭の倉庫街にある12番倉庫[1] を改装して「あまぎ探偵事務所」を開業した。ただし依頼内容の殆どは浮気調査やペット探しばかりであり、家計も火の車同然だった頃に『be』の事件に関ることになった。現在は初および唯一の所員として氷室恭子を雇っている。好物はシチュー。
- 推理中は冷徹なイメージが強く、実際に他人を見下してしまいがちな言動を取ることもあるが、根は優しく正義感の強い性格だが、基本はお調子者かつ女好きで猥談を好み、性欲にも流されやすくほぼ全シリーズで弥生や氷室を含め多くの女性と肉体関係(未遂も含め)を持つ。しかし本質的に女性に優しい性格からか、恨みを買う事は殆ど無く、むしろ男の甲斐性として受け入れられてしまう事もある、ある種の得な人物。ただし、自分の意のままに生きる事を望む一匹狼な気質の持ち主で、他者から縛られて生きる事には嫌悪感を示している。弥生との関係が完全に修復しないのも、彼女が自分を束縛する傾向が強いからだと思われる。もっとも、小次郎自身も自身の女性関係の派手さについては強く自覚しており、『ng』では弥生にもっと誠実で真面目な男と付き合うべきだと諭してもいる。性行為ではサディズムの気があるのか、「言え」「やれ」 などの命令口調になる時がある。
- 父親の天城健は、遺伝子工学者で、「XTORT(エクストート)」と呼ばれる研究に着手していたが、小次郎の中学生時代にXTORTの独占を目論む者達の陰謀によって小次郎の母と共に殺されてしまい、小次郎は天涯孤独の身となっていた所を健の知人である探偵の桂木源三郎に拾われ、探偵としてのノウハウを学ぶ。この事もあって、小次郎が父の生み出したXTORTと重要な関わりを持つ御堂真弥子と出会うのは、ある意味で逃れる事の許されない運命であったのかもしれない。
- 『TFAシリーズ』では安藤左衛門との縁によりマシンピストルのステアーTMP、外車のアルファロメオ・デュエットを所有している。
- ゲーム雑誌の人気投票では1位になった[2]。
- 『1st』での設定
- 年齢:24歳
- 声:杉田智和
- 『1st』での設定
- 法条 まりな(ほうじょう まりな)
- 性別:女
- 職業:警視庁所属警察官(ZERO)→内閣情報調査室所属1級捜査官(be/PLUS)→教官(TLO)→内閣情報調査室所属1級捜査官(TFA)
- 年齢:24歳(be)/推定28歳(PLUS/R)/30歳くらい(TLO)
- 身長:167センチ(be/TLO)/161センチ(PLUS/R)
- 体重:48キロ(be)/50キロ(TLO)
- 生年月日:5月5日(be)/1月25日(TLO)
- スリーサイズ:B89 W59 H85(PLUS/R)/B92 W60 H90(TLO)/B89 W59 H85(86)[注 5](ADAM)
- 愛銃:ベレッタM1919[注 6]・初期型[3](自称「イクイク」)
- 声:岩男潤子(be/TLO)/三石琴乃(PLUS/R/ZERO[注 7]/TFA/ng)/如月美琴(PLUS18禁)/不明(ADAM)/風音(ngX/EVE雀)
- 『beシリーズ』『ZERO』『TFAシリーズ』『ngシリーズ』における主人公の一人で、『TLO』にも登場。
- 元警視庁公安第六課所属の捜査官(ZERO)で、現在は内閣調査室(JCIA[4])に所属する1級捜査員。
- いつもは明るくいい加減で、がさつな性格をしているが、甲野曰く色々な人間に頼られ好かれる気質の持ち主であるらしい。小次郎の恋人である弥生とは、アメリカでの留学中に知り合い、以降親友として付き合っており、当時は弥生がFBIに入る事を目標としていたのに対して、自身はCIAに入る事を目標としていた。任務達成及び検挙率が99パーセントを誇るスーパーエージェントであるが、任務のためには命令無視や規律違反も辞さないという、上司にしてみればもっとも扱いにくいタイプ。実際上層部もまりなのことをかなり問題児扱いしているらしいが、甲野本部長のことだけは信頼している。ヘロイン・シンジケートのスパイに機密を漏らしてしまった事でアメリカに左遷されていたが、元上司である甲野の根回しによって何とか帰国を許された。その甲野とは、高校に入ったばかりの時に出会っていたが、その時は今とは打って変わって絶対に笑わない性格をしており、常に父親と行動を共にしていたとされている。
- 『be』の御堂真弥子との出会いはその後のまりなの人生に大きな影響を与えることとなった。小次郎については弥生から色々と聞いてはいたが、初めて知り合ったのは『be』の事件で、以降奇妙なコンビ関係となっている。『be』以降は一時第一線を退いて教官職に就き、桐野杏子や見城陽一といったエージェントを育て上げる。しかし『TFAシリーズ』からは再び第一線に復帰した。
- 趣味は恋愛。しかし男性不信が長く初体験は『be』から約2年前の22歳の時でカレッジの助教授との不倫だったことを明かした際は、真弥子に「意外‥‥。」と驚かれている。アメリカ在住の頃は婚約者がいたが手切れ金を残されての一方的な破局を迎えており、後にまりなは「男運が無く、いつも何らかの理由で駄目になってしまう」というジンクスを抱くようになった。『be』では鈴木源三郎と恋に落ち婚約までに至るが、わずか翌日に死別という形で実ることはなかった。以上の交際歴からも分かる通り好みのタイプは渋い中年系と公言しているが、『ADAM』では平井、『EVE雀』では(ゲームのルール上に過ぎないが)小次郎など同年代とも肉体関係を持っている。弥生からは「まりなはキス魔」と言われており、『be』の原作では真弥子、『ADAM』では藤井ユカといった同性ともペッティングに及んでいる[注 8]。性感帯は胸[5]。
- 後付けでシナリオライターも異なるが、『TFAシリーズ』では他者には言えない暗い過去を背負っていることになっており、自身のみならず両親も共に諜報員で、母親が防衛庁の陸幕二部のエージェントで、父親は内調の情報官を務め、甲野の上司であった時期もあるが、彼は自らのコネクションを利用して裏で麻薬ビジネスを行ってもいた。そんな中、日本が旧ソビエトと情報戦を繰り広げていた時期に、カウンター・インテリジェンスの為にあえて逃していた旧ソビエトのスパイ達をまりなの母親が次々と挙げてしまった事で、父親はソビエト側が提示してきた母親の暗殺を阻止するどころか、黙認だけでなくお膳立てまでして母親を北条家のボディ・ガードに暗殺させ、父親はソ連を経由する麻薬の入手ルートを確立している。当時のまりなの年齢は10歳で、しかも母親は自身の目の前で蜂の巣にされる形で殺されており、この時に植えつけられたトラウマから、一時期薬漬けだった時期もあり、その麻薬でさえも、父親が自らの裏のビジネスで入手したものであった。それから数年後の高校時代には、まりなもまた父親のサイドビジネスの手伝いをさせられ、殺し以外の犯罪ならば何でもやっていたとさえ言われている。しかし、父親の裏切りによる母親の暗殺の真実を知ってしまったまりなは、父親だけでなく関係者や密輸ルートも憎む様になり、麻薬取引の場で父親や関係者を抹殺、密輸に使われた漁船も跡形も無く燃やしている。この時に行った父親殺しが、最初の殺人となっている。それ以降のまりなの行動の数々には、不可解な点も見られている事が、甲野の独自の調査で明らかになっている。父親を含む麻薬密売の関係者を抹殺した後、アメリカの大学に留学すべく渡米しているが、それと同時期にアメリカには安くて純度の高いロシア、中国産となる新種の麻薬がもたらされており、甲野は母親の仇討ちでは無く、麻薬の独占権を得る為に父親を殺したのではないかと予想している。また、まりなは留学先の大学で知り合った桂木弥生と親友関係になり、男関係もかなり派手なものになっていたが、その関係を持った対象者は会社役員や政府関係者にも及んでおり、しかも年輩が多かった。それから日本に帰国した後は、国家公務員試験を合格した所謂キャリア組となっているが、何故か公安の一捜査員を希望していたとされている。公安時代は非常にクリーンであったのに対し、内調のエージェントになってからは、使途不明金増加、諸外国における不動産所持等といった変化も現れ始めている。甲野はそれらがあくまでも諜報活動で必要なものだと信じて疑わず、まりな自身も任務において怠りは無かったのだが、逆にそこが不気味であるとも評されている。エージェントとしての人脈も幅広く、アメリカ大手銀行役員、石油会社役員、航空機メーカー役員等、層々たるメンバーがおり、イタリア系、ユダヤ系の人種が殆どを占めていたが、中にはロシア系や華僑が混ざっており、彼らの方が古くからの交流があったという。他にも、内調の任務以外で、まりなが海外で密かに設立させていた現地法人の存在や、内調の知らない銀行口座も海外で多数存在する等、まりなの行動に関しては数々の謎があり、細かく見たらキリが無いとまでされている。さすがにこれらの話一切を甲野から聞かされた小次郎も驚いてはいるが、同時にまりなが何らかの目的で不可解な行動をとっていると判断してもいる。まりなが麻薬密売ルートを確保するブラックマーケットの実力者である事に関しては事実となっている。また父親が母親の暗殺を計画し、まりなが父親を殺した事自体が、父親自身がまりなを一流の諜報員にする為に仕組んでいた事であった事実が『TFA』のエピローグにてまりな自身の独白で語られている。
- 余談だが、原作『burst error』のボックスアートと『R』のメインビジュアルで持っている銃はベレッタM1919ではなく、サプレッサーを装着したイングラムという短機関銃である。
- ゲーム雑誌の人気投票では3位になった[2]。
- 『1st』での設定
- 年齢:25歳
- 愛銃:SIG SAUER P230カスタム
- 声:遠藤綾
- 『1st』での設定
レギュラー・準レギュラー
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
- 桂木弥生(かつらぎ やよい)
- 『ZERO』『TFAシリーズ』『ngシリーズ』にも登場。
- 現・桂木探偵事務所の所長。探偵としての腕も高いが、小次郎が所長代理をしていた際には事務を担当しており、小次郎らが現場で思う存分動けるように書類上のサポートをしながら探偵事務所を盛り上げてきた。男勝りな性格をしているが、根は繊細で寂しがり屋。電化製品類の扱いは極端に苦手だが(出来るのはパソコンくらい)、料理を始めとする家事類は得意。少女時代に小次郎が源三郎に連れられて家にやって来てからは幼馴染みのような、姉弟のような関係を経てごく自然と恋人関係へと至る。しかし、父・源三郎の不正を小次郎が暴露してしまった事で、源三郎が逮捕されたため、小次郎とは別れてしまった。また、まりなとはアメリカ留学時代からの親友で、当時まりながCIAの捜査官を目指していたのに対し、自らはFBIの捜査官を目指していた。
- 当然ながら、小次郎には冷たい態度をとる事も多いが、未練は残っている。小次郎には何度も復縁を望んでいるが、元々一匹狼気質である小次郎にとって他者から縛られて生きる事は苦痛で、対照的に自らは好意を寄せる人間に依存してしまう傾向が強く、実は彼との相性は決して良いとは言えない部分がある。そのためか、関係が修復されたかに見えて、また喧嘩別れしてしまう事もある。現在、小次郎と恋人であった頃の記憶は、次第に過去のものとなりつつある今、元の状態にまで修復されるかは微妙である。
- ちなみに父・源三郎はエルディア共和国に重要な関係を持っている人物であり、シリア・フラットという異母姉妹が存在するのだが、小次郎とまりなの意向によって、弥生本人はそれらの真相を知らず、源三郎は刑務所の服役中に火事で死んだと思っている。
- 父親の源三郎と同じく重度のヘビースモーカーであり、バージニアスリムを好んで吸う。この事から、小次郎からは「口の中は、ばーじにあすりむ色」と言われてしまっている。
- ゲーム雑誌の人気投票では2位になった[2]。
- 『1st』での設定
- 年齢:26歳
- 声:成田紗矢香
- 『1st』での設定
- 氷室恭子(ひむろ きょうこ)
- 『TLO』『TFAシリーズ』『ngシリーズ』にも登場。
- EVEの生みの親である剣乃ゆきひろの過去作『悦楽の学園』でのキャラクターと同一人物で、教育監視機構の女性エージェント。
- エージェントとしては優秀だが、高圧的な部分があり、対象外である事件や他人のプライバシーに関してまで勝手にでしゃばる悪い癖があり、甲野にその事を注意された事もあった。また、キャリア志向やエリート意識も強く、エージェント時代はキャリアに関する拘りを見せ、後輩だと思い込んでいたまりなに対しても、見下している節が強かった。外見は非常に若く見えるが、実はまりなよりも年上。
- エール外国人学校ディレクターであるストールマン・孔にかかった公金横領疑惑の調査の為、同校に生徒として潜入していたが、調査の過程において、別件で同校に派遣されたまりなの要人護衛任務を優先する必要性から、捜査の打ち切りを強制されてしまう。面子を潰されてしまった氷室は納得がいかなかった為、事件中に知り合った探偵の小次郎と行動を共にして、孔の周囲で起きている暗殺者・テラーに関する事件を追いかける事になる。
- 身内である公安データベースへのクラッキング、エルディア大使館への潜入などの無茶な手段を用いてまで真実に近付こうとしたが、その中で政府が陰謀に加担している事実に直面し自身の公僕としての存在に疑問を抱く。しかし、そんな氷室なりの悩みを肯定し、以前に付き合っていた彼氏とは正反対に自分のことを魅力的だと熱弁する小次郎と話す内、弥生という女性がいることは分かっているものの肉体関係の一線を越えた(コンシューマー移植版ではキスまで)氷室は、小次郎に明確な愛情を抱くようになり、監視機構を退職しあまぎ探偵事務所へ転職する事を認めさせ、小次郎の公私におけるパートナーとなった。
- 続篇のシリーズではかなりのヤキモチ妬きであり、美人にデレデレしている小次郎を鋭い目で睨み付けたり、ヒールで足を踏みつける。私生活にだらしない小次郎に、几帳面な氷室は相性が良いのかもしれないが、氷室が小次郎に提供する食事は、いつもジャンクフードであるという欠点もある。大の鳥フェチ及び廃墟フェチ。
- 『1st』での設定
- 年齢:18歳
- 職業:エルディア国際学校・生徒
- 声:今井麻美
- 好奇心旺盛な子供ないし中学生にしか見えない女生徒。
- 『1st』での設定
- 甲野三郎(こうの さぶろう)
- 性別:男
- 職業:警視庁公安部本部長→内閣調査室(JCIA)所属
- 年齢:39歳(PLUS/R)
- 身長:173センチ(PLUS/R)
- 愛銃:コルト・コンバットコマンダー
- 声:野沢那智(be/PLUS/R/ZERO/TLO/TFA/ng)→ 内田直哉(rebirth terror)/オイリーはな(PLUS18禁)/不明(ADAM)/魚田明(ngX)
- 『ZERO』『TLO』『TFAシリーズ』『ngシリーズ』にも登場。
- まりな直属の上司でまりなからは「本部長」と呼ばれている。気色悪いオネエ言葉が特徴の自称「ダンディ中年」。まりなとは古い付き合いであるため、まりなの問題行為は、ある程度目を瞑ってくれるありがたい存在。正式な階級や役職はその都度変わるのでこの呼び方は便宜上の物のようだが、それがすっかり定着して今に至っている。警視庁時代には「カミソリ甲野」と呼ばれていた切れ者だった彼は、後に美作らの同意のもと、まりなたち腹心を連れて内閣調査室を設立した。
- しかし、『TLO』時に、身内から犯罪者を出してしまった事で立場が悪くなり、『TFA』時にはJCIAの傘下に取りこまれてしまうが、あの時に決意した「自立した日本を作る」という意志を今なお持ち続けて日々の任務に勤しんでいる。
- ちなみに妻帯者でありながら、香川美純と愛人関係にある。趣味は盆栽いじりと年寄りくさい。
- 『1st』での設定
- 年齢:46歳
- 声:園部啓一
- 『1st』での設定
- 柴田茜(しばた あかね)
- 『ZERO』にも登場。
- 海外版ではKanomi Shibata[8]。週刊誌関係のルポライター。大型のカメラと眼鏡が特徴。口調は男っぽく、一人称が「ボク」であるいわゆるボクっ娘。小次郎とは、桂木探偵事務所時代からの付き合いであり、漫才のような会話を行ういわゆる腐れ縁。着やせするタイプであるらしく、子供っぽい外見に反してスタイルは良い。情報や依頼を提供したり、新しい特ダネをもらったりしているが、小次郎が引き受けた依頼のギャラをすっぱ抜く等、ちゃっかりした面もある。実は、小次郎に密かに想いを寄せていたのだが、弥生の存在もあって、その気持ちを打ち明けられずにいた。
- 『ZERO』で小次郎が関わった事件は元々は茜が提供した依頼が発端。一方、小次郎がエルディアに関わるきっかけとなる絵画創作依頼は茜がとってきたものではなく、桂木探偵事務所の乗っ取りを企てる二階堂が仕組んでいた事であり、当時仕事を干され行き詰っていた茜の事情を知る二階堂からの誘いに乗り、数回の肉体関係(コンシューマー移植版では話術を飴・暴力を鞭に例える上下関係)を結びながら共謀して小次郎の捜査状況をリークしていた。そしてエルディア共和国の国璽の半分を隠し持っていた茜は、ディーブによって捕らわれ凄惨な凌辱による拷問(移植版では殴打)を受ける事となるが、同じく囚われた小次郎と共に駆けつけてきた源三郎に助け出され、その後麻薬の解毒剤による幻覚の副作用にもがき苦しむ小次郎からも暴行を受けるが、無抵抗に徹し全ての行為を受け入れることで(移植版では抱擁)小次郎の精神的安定を取り戻させた。
- 本人曰く菜食主義者であるらしく、野菜しか食べない。
- 『1st』での設定
- 年齢:22歳
- 声:三宅華也
- 『1st』での設定
- グレン
- 性別:男
- 職業:情報屋
- 年齢:推定30歳(PLUS)
- 身長:180センチ(PLUS)
- 声:飯塚昭三/秋田邦彦(PLUS18禁)
- 英名表記はGlen[8]。『ZERO』にも登場。源三郎や小次郎と付き合いの長い裏世界の情報屋。ドレッドヘアーにニット帽を被り、MDウォークマンを耳につけていると、一見すると陽気なDJを思い浮かばせる外見だが、情報屋としての腕は確かである(『PLUS』では、ドレッドヘアーでは無くなっている)。バーボン・ウイスキーを愛飲する。金さえ払えば、銃器等を取り寄せる事も出来、小次郎愛用のグロック22もまた、グレンが仕入れたものである。情報屋だけあって警察等はやはり苦手なようで、『ZERO』等に登場した美作も、グレンにとっては逆らえない存在のようである。
- 『ZERO』『be』双方において、小次郎に情報を提供しているが、『be』では多額の報奨金に目が眩んだ結果、小次郎と対立していたディーブにも情報を流すという二重リークを行っており、結局それが裏世界の情報屋にとっての掟を破る事になって、最後は口封じのためシルディに背後から撃たれて殺された。
- 『1st』での設定
- 声:川原慶久
- 『1st』での設定
- プリシア・レム・クライム
- 『TLO』『TFAシリーズ』にも登場。
- 英名表記はPrisia Lem Clime[10]。海外版ではPatricia Curtis[8]。日本での王位継承事件の際、不良達に絡まれていた所を小次郎に助けられ、そのまま小次郎に保護を受けていた。敬虔なイスラム教徒。家事を得意としているが、明るく振舞いすぎて空回りしたり、時おり奇抜な行動を見せる等、周囲を困惑させるも多かった。瞳の色は左が青、右が金であるオッドアイ。その正体は、中東の小国エルディア共和国の女王候補で、前国王の姪にあたる。御堂に命を狙われていたプリシアは、自らを支持してくれるストールマンに暗示をかけてもらい、プリン(海外版ではPuddin'[8])というプリシア王女の側近の別人格で行動していた。要出典という若さであるものの、女王即位後は責務と自覚をはっきりと持ち、『TLO』の際には新薬ADDの解放を宣言する等、国内外を問わずその政治的手腕が高評価をうける。『TFA』では日本との国交強化のために訪日した。初恋の相手でもある小次郎に守ってもらった事を今でも忘れられないらしく、一人でいる時には、しばしば「プリン」としての自分に戻り、自らにとって運命の人である小次郎の事を思い出すなど、女王即位後も性格はあまり変わっていないようである。『TFA』で小次郎と再会した際にも、ためらわず小次郎に抱き付く等、小次郎の事になると周りが見えなくなってしまうようだ。小次郎とは風呂で裸の付き合い(混浴)をした関係。
- 『1st』での設定
- 年齢:20歳
- 声:長谷川明子
- 料理・洗濯がかなり上手。自由気ままな振る舞いが見られ、その性格は御付のメイド・ネルのお墨付き。
- 『1st』での設定
- 御堂 真弥子(みどう まやこ)
- 『TLO』にも登場。
- エール外国人学校に通うエルディア国駐日大使の令嬢。糖尿病を患っており、インスリンを常用している。身辺警護のために派遣されたまりなを最初は毛嫌いしていたが、自らの性の体験談すら厭わないでプライベートな話をしたり、時には本気で怒り、愛撫に訴えてまで(コンシューマー移植版では共感)元気付けようとしてくれる明け透けな人柄に触れる内、いつの間にか忘れてしまう“笑顔”を取り戻させてくれるまりなに心を開いていく。
- その正体は、プリシアの遺伝子を利用して複製したクローンに前エルディア国王とアクアの記憶の一部を移植した、有機ヒューマノイド「μ-101」(海外版ではA101)であり、1年間に培養液で急速に現在の姿まで成長させた。そのため、骨格レベルに至るまでプリシアと同一の肉体を有しており、インスリンと称されて飲んでいた薬品は、前国王の記憶を繋ぎとめておくための薬品であった。前国王のみではなくアクアの記憶も移植されていることで、自分が前国王と妾の間に生まれて娘だと思い込まされており、王権派への復讐心から自らが女王になろうとしていた御堂とアクアの操り人形であった。前国王の人格が支配している間の真弥子は気絶に近い状態になっており、その間に行われた“処断”(殺人)の自覚症状は全く無かったが、その精神バランスの崩壊は進行を続け次第に日常生活に支障が出始める。
- アクアを殺害した直後、真弥子は鏡に映った自分の姿に驚愕する。激しい頭痛と嘔吐が襲いパニックに陥りかけるが、防衛本能なのかアクアとは仲違いして別れたと記憶することで平常心を取り戻す。そして真弥子は天城小次郎に求婚し、手元にあった国璽の権利を放棄しプリシアへ王位を託した。
- その後、御堂から真実を聞かされた真弥子は記憶が飛ぶ中で御堂を殺害してしまう。半狂乱となった真弥子は機関室に迷い込み小次郎に引き止められ我に返るが、小次郎・まりな・プリシア達と共に船倉に閉じ込められてしまう。
- 救助を待つ内に前国王の記憶を消失させた真弥子は、最後には全員を救うべく自ら犠牲になるのだった。
- クロージングクレジットの前後に挿入されるポートレイト風カットでは、トリスタン沈没までには一度も集ったことのない小次郎・まりな・プリシアの3名と共に、いずこかの場所で笑っている(PLUSではプリシアと手を繋いでいる)様子が描かれているが、これが現実なのかイメージなのかはプレイヤーの想像に委ねられている。
- 続篇の『TLO』では覚醒を果たしており、真弥子の細胞がウイルス「LOSTONE」対策となるワクチンの製作に大きく関わる事になり、その後も生命維持装置で眠り続けていることになっている。『TFAシリーズ』では人造生命体「EVE」の始祖とされている。
- 『1st』での設定
- 職業:エルディア国際学校・生徒
- 年齢:18歳
- 声:水原薫
- 『1st』での設定
- 二階堂進(にかいどう すすむ)
- 性別:男
- 職業:桂木探偵事務所所員
- 年齢:推定25歳(PLUS/R)
- 身長:177センチ(PLUS/R)
- 声:上田祐司/中澤アユム(PLUS18禁)
- 『ZERO』にも登場。
- 桂木探偵事務所の所員。所長である弥生に気があるらしく、彼女と恋人関係にある小次郎を勝手にライバル視しているが、おぼっちゃん育ちでプライドが高いので、いつも小次郎のいいおもちゃにされており、「東海道新幹線」を始めとした変なあだ名で呼ばれている。探偵としての腕は二流以下とへっぽこレベルであるが、弥生によると小次郎の次に腕は良かったらしく、小次郎が探偵事務所をやめてからは彼より腕のいい探偵は小次郎以外にはいなかったらしい(事実、『be』では絵画の中に隠された国璽の存在を見抜いていた)。また、電子手帳には複数の女性のプライベートなデータを登録していた。
- 『be』にて小次郎が桂木探偵事務所をやめてからは本格的に弥生を手に入れようとするが身を許してくれるのは愛撫(コンシューマー移植版ではキス)までで最後の一線は越えられず、まだ小次郎に未練があることを思い知らされたために手段を変更し、桂木探偵事務所の乗っ取りを画策。事務所がエルディア大使である御堂とディーブから絵画の捜索を依頼され担当することになった二階堂は、2人と個別に交渉し買い取り価格を競わせ高い方に売りつけることを画策[7]。一方現物の捜索には肉体関係を持っていた(移植版では話術を飴・暴力を鞭に例える上下関係)茜を介して労せずに小次郎にやらせることにする。結果、小次郎にまんまと絵画を発見させた二階堂は、一緒に入っていた国璽の片割れを2人に隠れて密かに手に入れるも、数時間後に再び来宅した際に現場に落ちていた凶器と思しきサバイバルナイフに自らの指紋を残してしまったとは知らずに立ち去るという単純ミスを犯し、本物のストールマン殺しの容疑をかけられ指名手配となってしまう。
- プリンセス・ホテルから身動きが取れなくなった二階堂は、茜を呼び出し殴ったりもしながら小次郎の動きをさらに調べるよう頼みこみ密会する。茜が去った後は続けて来訪した御堂たちを招き入れるが、隠れていたまりながクローゼットから出てきた時にはすでに殺害されていた。
- 『1st』での設定
- 年齢:23歳
- 声:川野剛稔
- 『1st』での設定
- 香川 美純(かがわ みすみ)
- 性別:女
- 職業:国家機関の内務調査官
- 年齢:自称30歳(PLUS/R)
- 身長:168センチ(PLUS/R)
- スリーサイズ:B85 W58 H83(PLUS/R)
- 声:渕崎ゆり子/結城みづほ(PLUS18禁)
- 『TLO』にも登場。
- 公安の内務監査官。駐日エルディア大使・御堂から外務省経由でまりなの御堂真弥子護衛任務に不手際があったとしてこれを監査することになるが、元から破天驚なまりなの事は快く思っていなかった。
- 見た目通りプライドが高く、キツめな性格の持ち主。また、デスクワーク重視の職業のため、現場の現状に対する理解力は薄い。まりなへの敵視の原因は、まりなの上司である甲野との不倫関係にある事で、要出典。
- 『1st』での設定
- 声:城雅子
- 『1st』での設定
- 桂木 源三郎(かつらぎ げんざぶろう)
- 『ZERO』にも登場。
- 弥生の実の父親で、元・桂木探偵事務所の所長。天涯孤独になった小次郎に探偵としてのあらゆるノウハウを叩き込んだ養父でもある。小次郎とは互いにいがみ合いながらも、その信頼関係は強い。有能な探偵であるが、姿を消してしまうことも頻繁にあった。
- 『be』にて、不正を行っていた事を小次郎に突き止められ刑務所に服役していたが、後に刑務所に火を放ち逃走。表沙汰ではその時焼死ということになっており、娘の弥生にもそのまま死んだことにして会おうとはしなかった。その後、鈴木源三郎という偽名で、弥生の腹違いの姉妹でもあるシリアのサポートを受けつつ行動し、職業も「サンプラス生命保険」のセールスマンと偽り、まりなと接触。彼女と行動を共にし、恋愛関係を経て婚約関係にまで至っている。また、小次郎と茜が危機に瀕した際にも、彼の元に現れており、麻薬を打たれた小次郎に解毒剤と行方の判らなくなった国璽の一部を与え、自らに関する真相を明かしている。
- 源三郎が今まで不可解な行動に出ていたのは自身の過去に原因がある。実は源三郎はエルディア共和国旧情報部に所属していた過去があり、当時は「エルディア情報部の中心である三人の東洋人の一人」として、実行部隊「テラー」の隊長を務めていた。
- エルディアを御堂やディーブらと共に影から支え、「Cプロジェクト」の発案を行ったが、自らの計画の末に生み出された有機ヒューマノイドを目の当たりにした時に、その非道なエゴに嫌気が差して情報部から脱退。祖国の日本に帰国し、のち探偵事務所を開くことになったのである(このエルディアにいた時期に、エルディア人の女性と関係を持って生まれたのが、シリア・フラットである)。しかし、エルディアの機密を知っている源三郎を現在も裏で活動を続けている情報部が見逃すはずもなく、日本にまで刺客が現れ始めたことで、源三郎はワザと不正行為を行い、小次郎に暴かせることによって刑務所に服役し、更には刑務所に火を放つことでエルディア情報部に自分が死んだと思わせていたのである。鈴木源三郎と名乗ってからは、エルディアに二重スパイとして残したシリアと連絡を取り合って、御堂やディーブと決着をつけるために行動。ちなみに、人相を変えるために、髭を生やしていた。
- 沈み行く豪華客船「トリスタン号」の中でシリアの亡骸と運命を共にする。最後まで、弥生の名を叫び続けていた。
- 『1st』での設定
- 年齢:52歳
- 声:麦人
- 『1st』での設定
burst errorシリーズ
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
- シリア・フラット
- 英名表記はSiria Flatte[10]。海外版ではNatasha McLean[8]。エール外国人学校にてアラビア語の授業を担当する謎の女性。出身がエルディアである事以外の詳しい詳細は不明となっており、小次郎やまりなの行く先々に現れては、何かと助言や忠告をする。巨乳の持ち主であるが激しいコンプレックスを抱いており、その事を指摘されると怒る。真弥子からはそれなりに信頼を得ている。
- 実は桂木源三郎とエルディア人の女性との間に生まれた娘であり、弥生とは異母姉妹の関係になるが、当の弥生本人はその存在どころか、父の源三郎に愛人がいた事すら知らない。幼い頃から自分に対して戦闘技術しか叩き込まなかった父を大いに嫌っているが、反面父性愛に飢えている部分もあり、弥生ともども極度のファザコンの一面がある。源三郎によって情報員としての訓練を受けて育ったシリアは、源三郎の日本帰国後、二重スパイとしてエルディア情報部に残り、源三郎を陰でサポートしていた。源三郎が刑務所での襲撃から生き延びたのも、シリアが情報をリークしたからだった。
- 真弥子の周辺で色々と調査するまりなが現れてからは、軍用ナイフを用いて脅し「テラー」の存在を匂わせて手を引かせようとしたり、1度は敵と判断して決闘をもちかけ真弥子を利用したりもしたが、源三郎の加勢などで傷を負い姿をくらます。その間は単身でプリシア(プリン)の身を案じて探し続け、小次郎の事務所にいた事を突き止める。事務所に忍び込んだシリアは小次郎をナイフで脅しプリシアの安否を確かめようとするが反撃され逆に尋問されるが、銃創の悪化に耐えられなくなり目の前で倒れてしまう。
- 翌日、銃創を完璧に手当し明け方まで不眠で看病してくれた小次郎から提案された、「どちらかがお互いの事を気に入って先に達したら負け」という賭けの性交渉を受け入れて肉体関係を持つが(コンシューマー移植版ではくすぐりの刑やマウントポジション争いの勝敗)、事後を目撃され弥生と痴話喧嘩をする姿を見聞きする内、源三郎とよく似た小次郎に対する敵意は完全に消え、事あるごとに話題にされながら褒められ続けたことで胸に対するコンプレックスも克服したらしく、治療の借りは必ず返すと告げて好意的に別れる。
- ディーブの一味に戻り小次郎と再会した際は、あくまでも敵対者として振る舞いながら脱出させようと拘束具のワイヤーに細工を施すなど協力し借りを返した。ディーブの死後は、豪華客船の「トリスタン号」に乗り込み、本来の防衛の対象であるプリシアを陰ながら護衛していたが、機関室にて暴走した御堂の凶弾によって致命傷を負い、最後は沈み行くトリスタン号の中、同じく脱出不可能になった源三郎の隣で息絶える。
- 『1st』での設定
- 年齢:23歳
- 職業:エルディア国際学校・科学教師
- 声:植竹香菜
- 『1st』での設定
- 松乃 広美(まつの ひろみ)
- EVEの生みの親である剣乃ゆきひろの過去作『悦楽の学園』のヒロインで、私立雨宮学園に通う高校2年生(17歳)だったキャラクターと同一人物。現在では当時の事件で知り合った佐久間裕一と婚約関係になっており、アメリカに赴任しているため遠距離生活中。
- 本来は大学院生だがエール外国人学校には教育実習生として赴任。大学での専攻は古美術史方面で、当の広美本人も古美術に目が無い。普段はエール外国人学校所有の図書館勤務であり、教育実習生としては美術を担当。誰にでも笑顔で優しく接する大人の女性であるが、やや子供っぽい振る舞いや仕草をする面も。かつてはウェーブがかったロングヘアーだったが、ボブカットにするつもりが失敗して現在の髪型になってしまったことを気にしており、まりなにからかわれたりもした。
- 図書館にイスラム紋様の絵画を調べに来た小次郎に快く協力し、絵画に関する情報を調べた。
- 上述の高校時代の事件から、エール外国人学校にディレクターの脱税調査のため潜入して来て再会する事になった氷室に陰で情報提供していたが、広美本人はディレクターのストールマン・孔に対して好意的に見ていた。
- 『TLO』の直前にあたるCDドラマではエルディア大使館傘下の研究施設に勤務。そこで悩み事を抱える上司に小次郎と氷室を紹介したりもしている。
- 『1st』には登場しない。
- ロス・御堂(ロス みどう)[注 10]
- 性別:男
- 職業:エルディア駐日大使/エール外国人学校名誉理事長
- 年齢:46歳(PLUS/R)
- 身長:172センチ(PLUS/R)
- 声:若本規夫/馬並硬太(PLUS18禁)
- 英名表記はRoss Mido[8]。エルディア共和国より在日中の親善大使で、エール外国人学校の名誉理事長も兼任している。急激に活発になり始めているテロリストの襲撃から義理の娘である真弥子を守るため、日本政府に護衛を依頼し、元内調のエージェントであるまりながその護衛任務を受ける事になった。首相のアクア・スティル・ロイドと同様、エルディアに新たな改革をもたらす事を望んでおり、一見、娘思いの温厚な人物に見えるが、政治家だけあって、他人に隙を見せる事のないポーカーフェイスの持ち主である。
- 実は、前国王の狂信的な信者であり、かつて前国王によってエルディアが支配されていた際には、エルディア情報部の局長を務め、ディーブ・桂木源三郎の二人と同様、陰でエルディアを動かしている存在であった。源三郎の提案した「Cプロジェクト」の中心人物でもあったが、研究の担当を行っていたドールマン・孔が息子のストールマン・孔に暗殺された事で、プロジェクトは崩壊を迎え、情報部や科学局も解散せざるを得なかった。
- しかし、アクアと結託して、秘密裏に有機ヒューマノイド・御堂真弥子に前国王とアクアの記憶を移植。彼女に自分が前国王と妾の間に生まれ、父である前国王に裏切られたと思い込ませる事で、彼女がエルディアの次期国王に立候補するよう仕向けており、自らは真弥子の人格を支配していた前国王の命令に忠実に従っていた。また、真弥子がテロリスト達に襲われていたのも、王権派の目論見によるものと見せかけ、自分達改革派の支持率を上げるための自作自演であった。更にエルディア情報部の次長であったディーブには、ストールマン・孔が隠した国璽の原版が隠してある絵画の捜索をさせていたが、密かに桂木探偵事務所の二階堂進とも裏取引きを行い、同じく国璽の捜索をさせていた。
- その後、国璽を手に入れる事に成功した御堂は、トリスタン号の戴冠式にて、当初の目的どおりに真弥子を次期エルディア女王に擁立させようとしたが、真弥子が自分の出生について知り始めた事で、真弥子はプリシアに次期女王の座を託してしまい、自らの計画は御破算に終わった。
- その後、プリシアによって、自らのエルディア大使としての任を解かれ、逮捕命令が下された事で追い詰められた御堂は、プリシアを人質に取り、まりな達が自らを逮捕できないよう、エルディア領域に逃れようとしたが失敗。最後は、自らの出生を知った真弥子の暴走によって、自滅的な最期を迎える事になった。
- 『1st』での設定
- ロイス・御堂 (ロイス みどう)
- 職業:エルディア国外務省所属駐日大使
- 年齢:48歳
- 声:太田哲治
- 英名表記はLouis Midou。慎重174cm。東洋人系帰化エルディア人。元の国籍は日本。前国王政権下では外務大臣を務めるが、崩御後は大臣職を退き在日大使として来日。
- ストールマン・孔 (ストールマン こう)
- 英名表記はStoleman Ko[8][10]。エール外国人学校の校長(ディレクター)を務める東洋人の男性。長らくの間、旅行中との事で行方不明になっていたが、小次郎が絵画捜索の依頼を受けた2日後、夜の自宅にて、喉元をサバイバルナイフで切り裂かれた死体の状態で小次郎に発見された。彼の殺害現場を目撃した小次郎と氷室はこれをきっかけに協力体制をとるようになる。
- ちなみに警察側は、凶器のサバイバルナイフに二階堂の指紋がベッタリとついていたことから、二階堂を指名手配し、このため彼の所属する桂木探偵事務所が窮地に追い込まれた。
- 故郷のエルディア共和国にいた頃、祖父の代から国王に仕えており、国民の知的水準が非常に低い事から、国王に進言して、教育基金を設立し、日本にエール外国人学校を創設した。
- 急進的過ぎる改革を推し進める御堂やアクアには反感を抱いており、同じく急進的な改革に危惧を感じていたプリシアのサポートを行う。その後、金と時間さえ貰えばどのような非道な研究をも行う父・ドールマンを殺害する事で、御堂の野望である「Cプロジェクト」を崩壊に導いた。
- プリシアが御堂達に命を狙われる事を悟ったストールマンは、戴冠式の一週間前にプリシアを日本へと脱出させ、彼女に特殊な暗示をかける事で、彼女が一時的に自分をプリシアの侍女であるプリンだと思い込ませた。この暗示は、エルディア王家に伝わるある詩をプリンが聞く事で解除されるようになっている。
- プリシアと別れた後、エルディアの次期女王を決めるために必要となる国璽を二つに分割し、一つは絵画に隠した後更にそれを自宅の二重底のトリックがあるタンスの中へ、もう一つはエール外国人学校のディレクタールームに隠した。更に絵画のイミテーションを製作しようとしたが、エルディア情報部次長であるディーブに拘束されてしまい、拷問を受けたが、ストールマンは吐こうとはせず、ディーブがまだ国事を見つけていない事を確信したストールマンは、ディーブのアジトから脱出。しかし、国璽の隠していた自宅には既に国璽は無かったため、プリシアの安否を確かめるべく小次郎に連絡を取ろうとするが、そこへ現れたディーブに殺害された。
- 桂木源三郎とは、エルディア時代からの親交で、自らの死が訪れた場合の保険として、プリンとして活動するプリシアが小次郎と接触できるよう、国璽の受け渡しの場所をあまぎ探偵事務所付近の波止場に指定した。
- 『1st』での設定
- 孔雲樵(こう うんしょう)
- 職業:エルディア国際学校・校長
- 声:河本邦弘
- ディーブ
- 性別:男
- 職業:エルディア情報部次長
- 年齢:推定45歳(PLUS)
- 身長:167センチ(PLUS)
- 声:茶風林/邪風鈴[注 3](PLUS18禁)
- 英名表記は要出典。海外版ではPat[8][注 11]。ストールマン・孔の自宅にて彼の名を騙り、小次郎や弥生達に国璽の隠された絵画の捜索を依頼した肥満の男性。
- その正体は、エルディア情報部の次長で、物腰丁寧そうな口調や態度の内に隠されているのは、残虐非道なサディストの本性である。
- 御堂の命によって本物のストールマン・孔を捕らえ、国璽の在り処を吐かせようとするが、ストールマンは国璽が絵画に隠している以外は吐こうとしなかったため、止む無くディーブはストールマンに成りすまし、あまぎ探偵事務所と桂木探偵事務所の双方を多額の報酬を条件に雇い、国璽を隠してある絵画の捜索をさせる。しかし、桂木探偵事務所の二階堂が小次郎達を出し抜いた事で、絵画は見つかっても肝心の国璽は見つからずに終わり、再度ストールマンを拷問にかけても国璽の行方は解からなかったため、ストールマンを殺害した。
- その後、エール外国人学校のディレクタールームに分割された国璽の一つが隠されている事を知り捜索に向かうが、またしても無駄骨に終わる(既に源三郎が持ち出していた)。しかしその後、既に死亡している二階堂が出し抜いていた事に気付いたディーブは、二階堂と結託していた茜を捕らえ、凄惨な拷問にかけた末、小次郎の元に置いて来たカメラに国璽の一つが隠してある事を突き止め、小次郎をセントラル・アベニューに誘導し、その隙にカメラを手に入れ、ようやく国璽の一つを手に入れる。そして今度は小次郎をプリンセス・ホテルで捕らえ、もう一つの国璽の在り処を聞き出すべく大量の自白剤を投与するが、その時に初めて自分を出し抜いた二階堂が御堂と裏取引きを行っていた事を知る。
- 小次郎の話した事実を突き止めるべくプリンセス・ホテルにて御堂と落ち合うが、意見の対立と同時に真弥子に前国王の人格が眠っていた事を知る。前国王の人格に乗っ取られた真弥子に襲われ、部下を失い孤立したディーブは、そこへ現れたまりなを気絶させて捕らえ、国外から脱出するべく茜から手に入れた国璽を所有したままトリスタン号に乗り込む。
- しかし、結局は御堂と前国王に人格を支配された真弥子に追い詰められたようで、前国王の手によって処刑される結末となった。
- 『1st』での設定
- 声:河本邦弘
- 元チャイニーズマフィア。
- 『1st』での設定
- アクア・スティル・ロイド
- 英名表記はAqua Royd[11]。海外版ではAmanda Steele Lloyd[8]。エルディアより来日してきた30代前半の女性で、御堂と意見が対立していた小次郎とショットバーで出会った。
- 元エルディア情報局員である桂木源三郎とも何かしらの関係があったようであり、彼とはプリンセス・ホテル内で密会してもいる。小次郎に口説かれる程の美人であるが、小次郎は常に軽くあしらわれてしまっている。
- その正体はエルディア共和国政府の首相にして前国王と妾の間に生まれた娘にして、御堂の義理の娘である。本来ならアクアは習わしによって堕胎されるはずであったのだが、母の妾がこれを拒否し逃亡した後に御堂と結婚したため、アクアは誕生した。母である妾がアクアにも王位継承権があると主張した結果、前国王によって母は爆弾テロに見せかけて殺害されてしまう。
- その後、海外留学を経てエルディアに帰国後政治家として国政に参加。国王の死後、それまでの恐怖政治とは違い民主的な解放政治を展開するなど辣腕を振るう。しかし、急速な西洋文化の浸透や民主化への改革によって、国民が世論操作によって簡単に扇動されてしまいエルディアが他国の植民地にされてしまう事を危惧したプリシアや、エルディアの伝統文化を無視した改革に反感を抱くストールマンを、アクアは王制の信奉者と見なすようになり、御堂に協力して、自らの記憶を「Cプロジェクト」によって生み出された有機ヒューマノイド・御堂真弥子に移植。彼女を次期女王に即位させ、更にはエルディアの王制を廃止させる事で、プリシアの次期女王即位を妨害しようと目論む。また、このアクアの行動によって、プリシアもアクアが前国王の記憶の眠る真弥子を使って、エルディアに再び恐怖政治を展開させようとすると勘違いさせる事になってしまい、戴冠式当日になってようやく和解が成立。アクアはプリシアの女王即位を承認した。しかしその時のプリシアとの密談を前国王の人格が眠っている真弥子が目撃してしまい、最終的には前国王の人格に支配された真弥子によって裏切り者として殺害される結末となった。
- ドールマン・孔(ドールマン こう)
- 性別:父
- 職業:エルディア科学局局長
- 英名表記はDoleman Ko(Kou)[7][8]。エルディアの科学局局長を務めていた人物で、ストールマン・孔の実父である。極度の学者馬鹿であったらしく、金と時間さえ貰えばどのような物でも製作し、馬車馬のように働く男であったようで、息子のストールマンや桂木源三郎からは軽蔑されていたようだ。
- 桂木源三郎が発案した「Cプロジェクト」を引き継ぎ、プリシアの遺伝子データを基に有機ヒューマノイド・御堂真弥子を造り出した張本人である。他にも、ディーブが使用した拷問用の自白剤や、ストールマンが使用した暗示を浸透させやすくする薬、更には御堂真弥子が服用した前国王の記憶と人格を繋ぎとめておく薬も、ドールマンが製作した薬である。
- 前国王が御堂を通じて計画を知った事で、前国王とアクアの記憶を真弥子に移植した。しかしその後、Cプロジェクトを崩壊をもくろむ息子のストールマンによって殺害された。
- 『1st』では登場しない。
- シルディ
- 性別:女
- 職業:エルディア情報部員
- 声:-
- 英名表記は要出典。海外版ではJenny[8]。ディーブの部下の一人。ディーブ同様サディストで、拷問に苦しむ姿を見る事に快感を覚える危ない女性。小次郎を気に入っている。ディーブと共に小次郎や茜の拷問を行い、グレンを背後から銃殺したが、最終的には内調によって逮捕される結末となった。
- 『PLUS』では、黒いコートを着た褐色の肌の女性として描かれている。
- 『1st』での設定
- シルヴィ
- 声:片岡あづさ
- ラウンズマンと呼ばれる謎の存在の命令を受けていた事がエピローグにて判明。自分達を知るディーブや御堂の抹殺を任務として命令されていた模様。
- サラ
- 性別:女
- 職業:エルディア情報部員
- 声:-
- 英名表記はSarah[8]。ディーブの部下の一人。ディーブ同様サディストで、拷問に苦しむ姿を見る事に快感を覚える危ない女性。小次郎を気に入っている。ディーブと共に小次郎や茜の拷問を行ったが、最終的には内調によって逮捕される結末となった。
- 『PLUS』では、白いコートを着た白い肌の女性として描かれている。
- 『1st』での設定
- ラウンズマンと呼ばれる謎の存在の命令を受けていた事がエピローグにて判明。自分達を知るディーブや御堂の抹殺を任務として命令されていた模様。
- エルディア前国王
- 性別:男
- 職業:エルディア共和国前国王
- 1年前までエルディアの国王であった人物。悪政の限りを尽くした暴君で、国民達には奉仕と偽った搾取を行い、愛国心や憂国心を強要してきた。自分の意にそぐわない者は容赦なく排除していき、一般市民のみならず、やがては王権派の中にまで反感を育てていく事になった。死亡する直前辺りから王国はクーデター寸前の状態であり、反王権派の多くに命を狙われていた国王は精神に失調をきたし始め、既に完全な躁鬱状態であったと言われている。後に暗殺者「テラー」によって暗殺されたといわれたが、テラーに暗殺されたというのは国王がある目的達成のために偽装した真実であり、テラーという暗殺者も架空の存在である。
- 自分の命が狙われている事に気付いていた前国王は、死亡する直前、御堂を通して、桂木源三郎が提案しドールマン・孔が実行に移した「Cプロジェクト」の存在を知り、完成した有機ヒューマノイドに自らの記憶を移し、同時に、アクアの記憶も移植することで全くの別人「御堂真弥子」を造り上げた。
- これによって真弥子の身体に乗り移った前国王は、自らのかつての身体を暗殺されたよう見せかけて処分。まんまと自分が死んだように見せかける事に成功した前国王は、普段はアクアの記憶を利用し、自らの精神を真弥子の身体の中に潜ませていた。また、自身の身体が滅んだ現在も自分に忠誠を誓う御堂には、真弥子の父親を演じさせ、真弥子に自らの記憶を繋ぎとめさせる効果を持つ、特殊な細胞安定剤を含有した薬品を服用させていた。だが、当の真弥子本人は自らの身体の中に死んだはずの前国王の記憶と人格が潜んでいた事や、自らの記憶が本当はアクアのものであった事については全く知らなかった。その一方で、前国王の人格は、要出典
- 真弥子の身体に潜んでいた国王の人格は、自らに狂信的な忠誠を誓う御堂を通して、ディーブらエルディア旧情報部のメンバーを動かして、自らの秘密を知りなお且つ再び王位を手に入れようとしている自らの最大の障害であるプリシアの抹殺を目論む。更に自身もまた、真弥子の人格と入れ替わった際に、幾度かの殺人を起こしており、事実上今回の事件の黒幕となってもいる(つまり、小次郎やまりなが一連の事件の犯人だと考え、追い続けていた「暗殺者テラー」そのものである)。
- 御堂と二階堂が裏取引きを行った際、自らも交渉に同席したが、テンプレート:独自研究範囲、交渉決裂となり殺害。この時盗聴阻止のため、プリシアの気に入っている音楽を大音量で流していた事で、クローゼット内に潜んでいたまりなは交渉の内容を完全には聞き取れなかった。更に二階堂の右手には、テンプレート:独自研究範囲毛髪を絡みつかせていた。しかし二階堂を殺害しても、肝心の国璽の一つは茜が隠し持っていたため、手に入れる事はできなかった。
- その後、小次郎や茜を拷問した事で二階堂と御堂の裏取引きを知ったディーブが、御堂と密談を行った際に自らも同席。真弥子の身体に眠る自らの存在を知ったディーブとその側近達に襲い掛かるが、自らの存在を恐れたディーブには国璽を持ち去られてしまう。が、トリスタン号に隠れている事を突き止め、ディーブから国璽を奪い取った後、彼を殺害。死体はその直後にディーブの部屋に侵入したまりなに発見された。
- そして、戴冠式の日。真弥子が「トリスタン号」に乗り込んできた小次郎から国璽を手に入れた事で、遂に国璽の全てを手に入れた前国王であったが、首相のアクアが自分や御堂を裏切ってプリシアの次期女王即位を認めた事を知った前国王は、アクアに真相を話され、アイデンティティの危機を晒された真弥子の身体をまた乗っ取り、バスルームに入ったアクアを殺害した。テンプレート:独自研究範囲真弥子が正気を取り戻した時、目の前にアクアが見えなかったため、真弥子はアクアが怒って姿を消してしまったのだと勘違いしていた。そしてこの辺りから、前国王の記憶を繋ぎとめておくための薬を飲んだテンプレート:独自研究範囲、真弥子が自律神経の崩壊を始めたのと同時に、前国王自身も精神に更なる変調をきたす事になる。テンプレート:独自研究範囲、御堂を殺害した前国王の人格は、真弥子の身体の中で完全に消失し、真の意味での最期を迎えたのであった。
- 『1st』での設定
- 物語開始の数十年前にエルディアで共産主義革命が起こり、当時子供であった彼は前国王とともに他の王族を見捨てアメリカへ逃亡。その後亡命政府を率いてエルディアへ戻り革命政府を打倒し、若き国王となりエルディアに王制を復活させる。そして亡命時に見捨てられた他の王族が自分たちを恨んでいることを知り彼らを粛清。しかし王制復帰の数年後、国王は世継ぎのいないまま急死。
- 男
- 声:大橋隆昌(PLUS)
- 真弥子を拐かそうとした誘拐犯の1人。
- 兵士
- 声:東久仁彦(PLUS)
- まりなに銃殺されたディーブ配下の男。
- 松苑雪乃(まつぞの ゆきの)
- 性別:女
- 年齢:27歳
- 職業:エルディア国際学校・養護教諭
- 声:たかはし智秋
- 『1st』にのみ登場。
- 人懐こく明るい保険医。その正体は他国のスパイで、日本政府の見解ではC計画の情報や研究結果の奪取が目的としている。本名は苑雪(えんせつ)。
- ネル
- 性別:女
- 年齢:15歳
- 声:清水愛
- 『1st』にのみ登場。
- プリシア御付のメイドを務める、日本生まれのエルディア人。思考はプリシア優先でまたプリシアからは妹のように想われている。プリシア一家を慕う彼女の両親は、飛行機で日本へ逃亡したプリシア一家を追って徒歩・バス・ヒッチハイクで7か月かけて日本へ向かった。
- 伊吹多聞
- 性別:男
- 職業:刑事
- 声:金光宣明
- 『1st』にのみ登場。
- 所轄警察署事件課所属の部長刑事。小次郎の師である桂木との付き合いが長く、小次郎のことを小僧扱いしたがる。
- 青海慎吾
- 性別:男
- 『1st』にのみ登場。
- 人気若手俳優で、桂木探偵事務所へ身辺警護の依頼をする。月9・木9ドラマに出演しブログアクセス数も毎日40万件以上。左右の眼の色が異なるオッドアイ。その正体はエルディア先代国王の隠し子。
- アキ
- 性別:女
- 『1st』にのみ登場。
- 桂木探偵事務所の事務員。
- アラムとヴィダ
- 『1st』にのみ登場。
- プリンを追う黒服の男たち。小次郎に撃退される。正体はレム・クライム家に仕える使用人でプリシアの護衛。黒服の護衛たちはアラムとヴィダのほか、ユスフムという人物もいる。
- 飛刀
- 性別:男
- 『1st』にのみ登場。
- 読み方は“フライングダガー”。アメリカでエルディア次期国王の候補者を殺害して回る、ディーブ一味の殺し屋。元はエルディア公安局時代の源三郎の直属の部下。冷酷で機械的に命令をこなす男で、源三郎自ら暗殺術を仕込んだ。
ZERO
- 美作康治(みまさか やすじ)
- 性別:男
- 職業:内閣調査室所属捜査官
- 声:鈴置洋孝
- 『TFA』にも登場。
- 元公安捜査官で、現在はその高い捜査能力を買われ、内閣調査室に所属する捜査官である。公安時代から、甲野とは親しい仲であった。また、エルディア諜報部に所属していた桂木源三郎とは公安時代から敵対関係にありマークをしていたが、源三郎がエルディアに出国してしまった事で、逮捕は断念せざるを得なかった。
- 『ZERO』の際には、猟奇殺人事件に裏で政治的圧力がかかっていた事を突き止め、その重要関連人物である葉室銀をマークしていた。
- 源三郎の逮捕にはかなりの執念を燃やしていた模様で、『ZERO』の事件では葉室だけでなく、この時期になって日本に帰国してきた源三郎も再度マークし、源三郎と繋がりのある情報屋であるグレンにも圧力をかけて、源三郎の関係人物である小次郎をマークしていると抜け目が無い。しかし『be』の終盤にて、源三郎は死亡してしまったため、彼の逮捕は永遠に叶わないものとなってしまった。
- 氷室冴子(ひむろ さえこ)
- 性別:女
- 職業:内閣調査室所属捜査官
- 声:池田昌子
- 『TFA』にも登場。
- 具体的な事実は明かされていないが、氷室恭子の実母である。
- 美作のパートナーで、彼同様、内閣調査室に所属する捜査官である。まりなや小次郎に直接アプローチしたり、美作の護衛的な存在であることから考えるに、内調でも実働部隊的な組織に所属しているようである。
- 『ZERO』のストーリーより以前に、「XTORT」の研究を行っていた天城健をマークしており、彼の死後である『ZERO』のストーリーでは、その息子である小次郎をマークしていた。
- 『TFA』登場の際には、娘である恭子と会話しているシーンもある。
- 『PLUS』初回特典同梱の設定資料集内で天城健との間に子供がいる表記がされている。
- トア・ノバルティス(Torah Novartis)
- 性別:女
- 職業:中学生
- 声:桑島法子
- ガイギー社の研究員シャサ・ノバルティスの娘。少々抜けたところがあるが、普通の明るい中学生。純真で人に騙されやすい性格のため、幼女趣味の男に誘拐されかけたところをまりなに助けられた。
- 榊原 真(さかきばらしん)
- 性別:男
- 職業:中学生
- 声:保志総一朗
- 仁科遺伝子研究所の所長、仁科秀人の息子。内向的な性格のため人付き合いは苦手。クラスの中で唯一の親友、坂本邦彦の協力を得て家出をするが、小次郎にあっさりと見つけられてしまう。
- 高畠豊(たかばたけ ゆたか)
- 性別:男
- 職業:警視庁鑑識課所属
- 声:飛田展男
- 警視庁鑑識課に勤務する検死官。死体を愛好する変わり者で最も美しい死体は髑髏だと公言する。普段はボーッとしていて気楽な毎日を過ごしているが、鋭い分析力を持ち、犯人の心理や犯行の動機を割り出しまりなに助言する。
- 坂本邦彦(さかもと くにひこ)
- 性別:男
- 職業:中学生
- 声:吉野裕行
- 仁科秀人(にしな ひでと)
- 性別:男
- 職業:仁科遺伝子研究所所長
- 声:肝付兼太
- 仁科遺伝子研究所所長。行方不明になった息子、真の捜索を小次郎に依頼する。遺伝子工学の権威で、現在はナノテクノロジーの研究を行っている。完全に学者気質な性格で、事ある毎に小次郎とは対立する。
- シャサ・ノバルティス
- 性別:男
- 職業:ガイギー製薬研究所所長
- 声:堀内賢雄
- トアの父親。ガイギー社の研究総責任者であり、日本に研究員として留学してきた。
- 須藤(すどう)
- 性別:男
- 職業:ガイギー製薬研究員
- 声:須藤明徳
- 大山遙(おおやま はるか)
- 平松竜弥(ひらまつ たつや)
- 性別:男
- 職業:仁科組若頭
- 声:政宗一成
- 葉室銀(はむろ ぎん)
- 性別:男
- 職業:葉室財閥総帥/自由公民党党首
- 声:筈見純
- ルース・ブラッチフォード
- 性別:女
- 職業:フィルブライト財閥関係者
- 声:勝生真沙子
- フィルブライト財団の秘書を勤める女性で、まりなは彼女の護衛を依頼される。普段はクールな性格だが、ワガママな一面もある。
- アルカ・ノバルティス
- 性別:女
- 声:桑島法子
- 榊原素子(さかきばら もとこ)
- 性別:女
- 職業:帝都大学素粒子物理学センター研究員
- 天城健(あまぎ たけし)
- 性別:男
- 職業:帝都大学素粒子物理学センター研究員
- 村田貞(むらた ただし)
- 性別:男
- 今村(いまむら)
- 性別:男
- 職業:企業舎弟
The Lost One
- 桐野杏子(きりの きょうこ)
- 見城陽一(けんじょう よういち)
- 性別:男
- 職業:内閣情報調査室所属捜査官
- 声:池田秀一
- 江国雄二(えくに ゆうじ)
- 性別:男
- 職業:学生
- 声:陶山章央
- モニカ・セレッティ
- 性別:女
- 職業:アメリカ国防省所属エージェント
- 声:折笠愛
- マイナ
- 性別:女
- 職業:学生
- 声:渕崎ゆり子
- 工藤玲奈(くどう れいな)
- 性別:女
- 職業:学生
- 声:宮村優子
- 桜把浩治(さくらば こうじ)
- 性別:男
- 職業:アルタイル・コーポレーション社員
- 声:置鮎龍太郎
- 坂井綾乃(さかい あやの)
- 性別:女
- 職業:学生
- 声:菊池志穂
- ルカ
- 性別:女
- 職業:「ルカンシェ」店主
- 声:横尾まり
- 鈴田夏海(すずた なつみ)
- 性別:女
- 職業:F&D通商経営者
- 声:天野由梨
- 望月正雄(もちづき まさお)
- 性別:男
- 職業:望月生物学研究所所長
- 声:野島昭生
- デップ
- 性別:男
- 職業:アメリカ国防省大佐
- 声:宝亀克寿
- 工藤桂子(くどう けいこ)
- 性別:女
- 職業:アルタイル・コーポレーション社長
- 声:榊原良子
- おばちゃん
- 性別:女
- 職業:蕎麦屋店員
- 声:水原リン
- 瀬野尾靖夫(せのお やすお)
- 性別:男
- 職業:望月生物学研究所研究員
- 声:中原茂
- ロメオス
- 性別:男
- 職業:エルディア国大司教
- 声:小林清志
The Fatal Attractionシリーズ
- 安藤左衛門(あんどう さえもん)
- 性別:男
- 職業:安藤商事社長
- 声:西村知道
- 安藤美佳(あんどう みか)
- 性別:女
- 声:高木礼子
- 安藤美紀(あんどう みき)
- 性別:女
- 声:高木礼子
- 栗栖野亜美(くるすの あみ)
- 性別:女
- 職業:安藤商事社長秘書
- 声:玉川紗己子
- 藤井ユカ(ふじい…)
- 性別:女
- 職業:学生
- 声:堀江由衣
- 美村貴史(みむら たかし)
- 性別:男
- 職業:学生
- 声:鈴村健一
- ブレード
- 高千穂唯(たかちほ ゆい)
- 性別:女
- 声:かかずゆみ
- アドリア・エスコヴェート
- 性別:女
- 声:中西祐美子
- デビッド・ジョーンズ
- 性別:男
- 職業:F&D通商経営者
- 声:大倉正章
- プリーチャー
- 性別:男
- 職業:殺し屋
- 声:若本規夫
- 六条夕子(ろくじょう ゆうこ)
- 性別:女
- 声:内川藍維
- ウォーレン・ヒルツ
- エドワード・シュミット
引用エラー: 「注」という名前のグループの
<ref>
タグがありますが、対応する <references group="注"/>
タグが見つからない、または閉じる </ref>
タグがありません- ↑ 小次郎の 「左奥の倉庫が、俺様の探偵事務所だ。」 という台詞のほか、『TFAシリーズ』 でのドアの横に貼付されているプレート、停車しているアルファロメオ・デュエットの位置などで明かされている。なお、『SS/Win95版be』 では同社の過去作 『悦楽の学園』 との共通設定である 「日本教育監視機構」 の略称 「JES」 のペイントやプレートが付いているというお遊びが見られる。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 『電撃セガサターン』 Vol.1、キャラクター人気ランキング。
- ↑ 『EVE burst error [イヴ] 原画&設定資料集』 ソフトバンク、76頁。弾倉安全装置が付いていなかったモデルのことで、『be』 6日の廃ビルでのガンアクションが可能だった理由になっている(PLUSシリーズでは演出が変わったため初期型以外でも関係なくなっている)。
- ↑ 『ADAM』 オンラインマニュアル。
- ↑ 5.0 5.1 『be』 の原作。a……マンション403号室での鈴木とのイベント会話。b……クラッキングイベントでのまりなのプロフィールにて比較可能。
- ↑ 『be/PLUSシリーズ』 のマンション402号室での小次郎とのピロートーク。
- ↑ 7.0 7.1 7.2 『EVE burst error PLUS オフィシャルガイド』 エンターブレイン。a……16頁。しかし劇中での小次郎とのピロートークでは過去作同様に 「先月計ったときは、85かな‥‥。」 と述べている。b……70頁。c……80頁。
- ↑ 8.00 8.01 8.02 8.03 8.04 8.05 8.06 8.07 8.08 8.09 8.10 8.11 8.12 『Win95版be』の北米版における表記。
- ↑ 『be/PLUSシリーズ』 のまりな編7日、トリスタン号VIPルームでのプリシアとの初会話。
- ↑ 10.0 10.1 10.2 a, b……『PLUS』初回特典「キャラクター事典」。b, c……クラッキングイベントでのプロフィール。
- ↑ 『EVE burst error SPECIAL TRADING CARD』イマジニア、全99種(1パック12枚入り)。