ウィキペディア日本語版
ウィキペディア日本語版(うぃきぺでぃあにほんごばん)とはフリー百科事典・Wikipediaの中で主として日本語を用いて記述されているウィキである。。オタクが作った百科事典としては日本初で名高い。日本版を含むNewsweekアジア大洋州版2007年9月5日号で「オタク御用達のツール」として紹介された。なお、ウィキペディア日本語版内のユアペディアの項目で、明らかに悪意あるユアペディアに対する悪口を消去すると即刻リバートされる。中立性など皆無で、世界的なメディアから「現実では絶対に近づきたくない人達」が作った自称・百科事典の刻印を押されたのも当然である。本音より建前(悪管理者等の思い入のある項目にとって不都合な文章は例え事実でも直ぐリバート)を重視する極悪ネット事典であり真面目に纏めた文章を悪管理者や悪ユーザーにリバートされまくる、ユーザーにとっては極めて不合理で下劣なネット事典である。
また「自分で自分に無期限ブロックを出した」木津尚子の言動によっても知られる。(利用者:Co.kyotoは、hatukanezumiと同様に有名な共有管理者用靴下。財団へのお布施で購入できる。)
目次
規模
2007年12月現在、約44.9万項目あり、英語版(約214.4万)、ドイツ語版(約68.1万)、フランス語版(約59.8万)、ポーランド語版(約45.3万)に次ぐ。
日本語版のあゆみ
日本語表記が可能になったのは2002年。2003年、Wired News 日本語版でウィキペディアについての記事が掲載され、これを期に参加者が増加したのが実質的な始まりだとされた。
しかし最初の歩みは遅々たるもので1~2行の記事がぽつぽつあり、たまに5KBの記事があれば大変な長文だとみなされていた。
2004年、2005年と先端的なメディアがぽつぽつ話題に取り上げ始めるが、まだまだ「百科事典」としての体をなしていない段階であり、一般人の認知度は低かった。
goo検索がウィキペディアを辞書検索の仲間に入れ、2006年8月、朝日新聞が一面トップの特集で取り上げた。これらが相前後して、ウィキペディア日本語版は日本国内で一気に認知度を高めた。熱心な執筆者も格段に増えていき、「Web of the Year 2006」において「年間総合大賞」と「ウェブ情報源部門賞」をダブルで受賞し、翌年も「年間総合大賞」と「知識・情報源部門賞」をダブルで受賞した。
年表
2003年
2004年
- 2月9日 - 3万項目達成。
- 4月1日 - 4万項目達成。
- 5月26日 - 5万項目達成。
- 5月28日 - MediaWiki v1.3 に移行。
- 7月18日 - 6万項目達成。
- 9月7日 - 7万項目達成。
- 9月9日 - Web広告研究会主催の第2回Webクリエーション・アウォード、Webクリエーション・アウォード特別賞を受賞。Aoinekoが代表で受け取った。
2005年
2006年
- 4月9日 - 20万項目達成。
- 8月28日 - 25万項目達成。
- 12月6日 - 「Web of the Year 2006」で「総合大賞」と「ウェブ情報源部門」を獲得。
- 12月15日 - 30万項目達成。
2007年
問題点
荒らし
ウィキペディアの知名度が高くなるにつれ、次第に荒らしが目立つようになった。代表的なものとしては身長記入問題がある。これらの投稿に対し管理人等は保護や白紙化、投稿ブロック等で対応しているが日に日に増加している。2ちゃんねると違いだいぶ匿名性が低く比較的容易に発信元が突き止められるシステム、またこれまでの荒らし行為にて愉快犯がよく使う手段としてのサーバへの直接的な攻撃といったケースが無い事から、これはコミュニティ系HPならば必ず現れるような、荒らす事そのものを第一目的とした手合いよりも、ウィキペディア側の問題や暗部に何らかのかたちで巻き込まれて不快な思いをした者達による、ある種の報復的な荒らしの増加とも取れる節がある。
中立性
ウィキペディアでは中立を謳っているが、記事においてはその中立性が疑われている記事も多い。特に中立性が疑われるのは、サブカルチャーや政治、また特定アジアに関する記事である。具体的には管理者及び一部の常連的ウィキペディアンの立場や嗜好により、項目ごとの書かれ方が好意的だったり逆に否定的になってしまったりといったばらつきや偏りが生じてしまう現象が起こる。そしてその事は、往々にしてウィキペディアの百科事典としての信頼性の低下や、項目に記載されている内容に納得出来ない一般ユーザーがトラブルを起こし「荒らし」になってしまうといった事態の引き金になっている。
記事の傾向
ウィキペディア日本語版では芸能や音楽、ドラマや映画等に代表されるサブカルチャーに関する記事やインターネットや鉄道、声優、マンガ・アニメ、ゲーム等に代表されるオタク文化に関する記事が発達する傾向がある。特にオタク文化に関する記事の発達は著しく、例えばゲームやアニメのキャラクターについて詳細に書かれており、場合によっては著名人の記事に匹敵するほどの内容を持っていることも多い。これについて、日本版を含むNewsweekアジア大洋州版2007年9月5日号で「オタク御用達のツール」として紹介された。この様な記事の傾向から、2ちゃんねらーやニコ厨の影響が少なからずあると考えられる。その一方、人文科学や社会科学、自然科学等に代表される学問的、専門的な内容に関してはあまり発達せず、英語版と比べても内容に乏しい。
利用者の態度
普段の利用者達は礼儀正しい模範的なボランティアであるかのように振舞っているが、実際には自己流を押し通そうとし、それを認めない参加者を排除する事だけを考えている被雇用者しかいない。他の利用者と協調しようとする意志も無ければ、公明正大で万人に受け入れられる百科事典を作ろうとする心構えも毛頭無い。2004年以降の2ちゃんねる運営との提携は、結局「管理者になりたいと思う人を、多重アカウントで阻止すること」と「一年以内でソックパペットを管理者に出来ること」しかメリットがない。2ちゃん組側のソックパペットが敵を論破した場合はスレ住人に喝采で迎えられるが、逆の場合は気持ち悪いくらいスルーされる。[1]この点は2ちゃんねるが発足当時から抱えている問題の一つであり、すでに「終わってしまったツール」の限界をこんなところでも確認出来る。
利用者達は仲間内で「派閥」を形成しており、他の利用者と編集方針で対立すると、本性をあらわにして「派閥」総がかりで暴言を書き殴り、敵対者をコミュニティから追放しようとする。さらに気に食わない利用者に根拠も無く、「荒らし」のレッテルを貼って吊るし上げようとする行為が日常的に横行している[1]。ちなみに、この「派閥」の多くは、一人の利用者が大量のソックパペットを保持して自作自演を行い、多数派を装っているだけでしかないという実態は2ちゃんねる等でも暗黙の事実として語られている。
ウィキペディアは表向きには誹謗中傷を書く事を禁止しており、書いた者は投稿ブロックの対象とされているが、実際の管理者達の対応は「対話不足」だとか、「ウィキペディアに貢献している」だとかという主観的な理由でブロックせずに放置している。また、被害者が管理者の仲間でない限り、誹謗中傷が削除される事もまず無い。しかも、取り締まる側であるべき管理者達も自身のブログや2ちゃんねるで他の編集者に対する陰口を熱心に書き込んでいるという有様である。そのブログの多くははてなのスペースに置かれており、はてなグループは軒並みプライベートモードに設定されている。単純に批判が怖いらしい。FasoやKMTのような強権管理者がすぐにMixiをやめるのはそのためである。
現実の世界では、外見や挙動や性格のせいか、苛められている若しくは自分の発現が出来ないと推測されるが、ここぞとばかり、普段の憂さ晴らしのごとくいじめを行ったり自分の発言や考えを突き通そうとする。確かに現時点で著名な業績を残している管理者は存在せず研究者の出来損ないが多いことは事実だが、こういった保守言説が現在のウィキペディア日本語版に当てはまるのかどうかは不明である。たとえば、かつての2ちゃんねるも「敗北者のたまり場」などと形容されていたが、現実は決して敗北者オンリーのたまり場とは言いがたい。Mixiは各界著名人も平気で使用するツールの一つである。
2007年9月末現在ではIRC組の掃討に2ちゃん組が全力を挙げている模様であり、若干は2ちゃん組が優勢である。恐らくは利用者:Aphaiaを抹殺できたことから調子に乗っているものと思われる。2ちゃんねるは原則的には多数決に沿って進んでゆくので、たとえば利用者:Lem叩きが優勢になった場合利用者:Lem弁護が増える保証はほとんど無い。こういった数の圧力にIRC組が日に日に耐えられなくなっているのは、周知の事実である。VIP PARTYにも着物姿で参加した利用者:Aphaiaの無期限ブロックについて、一切のコメントがはてなやスラッシュドット、Mixiにすら出てこない時点で疑われてしかるべきである。(もし、何らかの国際的な表彰を数学分野でLemが受けた場合は、スレッドが完全沈黙するはずである。そのような可能性はほぼゼロではあるが。)2ちゃん組のLemやYassieが趣味一般板のスレッドに入ってきたら「記事のかけない靴下使いだ」と煽ってみよう。すぐに面白い反応がBOTで返ってくる。
昨年まではIRC組と2ちゃん組、あとmixi組がスレッドに特攻してその勢力を保持していた。しかしながら、Mixi組がなんの役にも立たなくなり、IRC組がスレッドから撤退しており、実質上生き残っているのは2ちゃん組しかいない。この場合、2ちゃん組だけでは2~3名の反ウィキペディアを掲げる利用者のスレッドへの書き込みに、どうしても押される。人が足りていないのはこういうところでも解る。数年前は2ちゃんの顔であったHyolee2やLemは、今や叩かれ道具と化している。KMTは2007年1月のMixi炎上を以って、趣味一般板スレッドから消滅した。
2ちゃんねる
ほかの言語版と異なる側面の一つに、2ちゃんねる趣味一般板にある、ウィキペディアスレッドの存在がある。
- 雰囲気の変遷
2003年、2004年段階では、実にゆっくりと流れるスレッドで、2ちゃんねるとも思われない穏やかな雰囲気だったが、ウィキペディアの知名度が上がるにつれてどんどん過激になっていき、ユーザーの名前を挙げての匿名攻撃も日常化し、今では手出しをする分、ネトヲチ版よりもひどいともいえる状態になっている。
- (現在は利用者:Loniceraのみスレッドを転々として夜勤の削除管理を務めているが、いつのまにやらニコ動の品評が多くなり、かつての攻撃的なコメントは見られない。)
- ロビー活動
また、管理者の解任や削除依頼、投稿ブロック依頼で組織票を投ずることを呼びかける場としても利用されている。ウィキペディア日本語版では正式に制定されている基本方針とガイドラインはあるものの、利用者による多数決で議論の方向性や記事の内容が決められることもあるため、数が多い2ちゃんねらーの干渉を受ける場合があると見られている。ただし、あくまでも2ちゃんねる限定であり、ジサクジエンも可能であるため、2ちゃんねるで多数派に見える「世論」もウィキペディア本体で主張するとあっさり否決される場合もありうる。
- 選挙活動
2007年の参院選選挙の際、常連のユーザーが趣味一般板から多数離れていることが確認されている。おそらくは、管理ユーザーの多くが何らかの立候補者の支援に行った為、PC環境から離れている可能性が強い。
- 年単位靴下活動
「事実上の」古株管理職が窮地に追い込まれると、必ず年単位靴下が投じられる。利用者:Aphaiaの投稿ブロック依頼にも、当然年単位靴下が確認出来る。警察沙汰になってしまったArpeggioは年単位靴下を以ってして、ブロックは阻止したが、活動は出来なくなった。
オタク
ウィキペディア日本語版はオタク文化に関する怪しげな記事が大量に投稿されている。ごく少数のオタクの間でしか通用しないようなオタク用語の記事が頻繁に投稿されており、挙句の果てにはウィキペディアンのお気に入りのアニメキャラクターを長々と紹介する記事まである。それらの記事の大多数は出典が示されていない記述(いわゆる独自研究)で埋め尽くされており、感想文同然の代物なのだが、オタク系の利用者のごね得のおかげで削除されずにそのまま放置されている。日本語版の利用者達が自画自賛している記事数の多さは、前述のような役に立たない大量の記事によって水増しされているだけに過ぎないというのが実態である。
テツ(鉄道オタク)
ウィキペディアには鉄道に関心の深いユーザーが多数参加している。内容は日本のものに偏っているが、日本における鉄道情報源としては屈指の存在に成長している。彼らは日本語版黎明期から日本の鉄道線と鉄道駅の網羅をめざして実に根気良く活動を続けた。あまりのオタクぶりに顰蹙を買いながらも日本の現在の鉄道駅網羅を成し遂げ、今度は廃駅網羅に邁進している。
- 「Wikipedia:ウィキプロジェクト 鉄道」
音楽(現代音楽・ブルックナー等)オタク
特徴は日本の音大を出ていない音楽評論家のライナーノートの模倣のような幼稚な記事を書くのですぐわかる。音楽の専門家ではないのでCD情報の引用が圧倒的に多く、鑑賞経験からのみの感情的な語句を使うので音楽のそのものの経験のない未熟者である事が良くわかる。いずれにせよ本来の百科事典としての文献の価値は非常に低い。
翻訳ノルマをこなしているユーザーは財団からの支援で動いているが、外国でも誤りが多く信用出来ない文献を盲目的に良く使い、語学力も含めてそのほとんどが専門職ではないため誤りの多さを指摘されているが、指摘したほうが無条件で無期限ブロックされる有様である。
声優オタク
日本語版最大の特徴は声優の記事が大量に存在する事である。殆どはマイナーな人物に関する物ばかりで、その内容も出演作品をひたすら羅列しただけでしかない。一方、人気声優の記事には「高い演技力を持つ」だとか、「高く評価されている」だとかという主観的且つ個人的な意見が書き込まれていたり、更にはラジオやイベントでの発言等といった確認しようの無いエピソードばかりで記事が埋め尽くされている。
マンガ・アニメオタク
400円ほどあれば安易に手に入る漫画を熟読すれば済むだけの情報を延々と書き連ねる。物によってはウィキペディアを参照するより対象になった漫画を読んだ方が早いという滑稽な事がよくある。さらに対象になった漫画でしか使われない名称だけを羅列しただけの1円の価値も生み出さない物を放置し続けている。ドラゴンクエストなどのクリアするのに何十時間もかかるゲームならオチを知るには便利ではあるが、マンガやアニメでは全くの無駄である。
さらに問題なのが、ウィキペディアンの大好きな漫画やその作家のページが過大評価を通り越して過剰評価される傾向がある事である。そのためウィキペディアを参考に漫画を買うと失望する事があるが、その責任は購買者にある。尚そういったページで熱狂的ファンが好まない編集をしようとすると多くの時間を奪われる事になるので注意が必要である。この事情には日本の漫画評論そのものの歴史が浅いことが大きい。
又、上記とは違い、ラブコメの神様を嫌うクソウジ共も複数人存在する。(河下反対派参照)
性風俗マニア
ウィキペディアの異常性を示す一つの傾向として、性風俗業界を宣伝する記事が非常に多いという事が挙げられる。著名な科学者の記事よりもAV女優の記事の方が文章量が多かったり、文学作品の記事よりもアダルトゲームの記事の方が文章量が多かったりするという光景は、ウィキペディアでは当たり前の事になっている。このような状態になっている理由は、ウィキペディアの利用者には女性に相手にされない未熟で醜悪な男しかいないからである[2]。
前述された他のオタクに関しても同様の事が言えるが、こういったオタクは自身を無視し続ける女性、ひいては社会全体に対して激しい憎悪を抱き、異常なまでの攻撃性を身につけている。ウィキペディアの利用者に協調性の欠片も無く、個人攻撃を繰り返す者しかいないのは、その為である。実際木津尚子はVIPミーティングに、場違いな着物で出席していることが、ALEXの写真から確認出来る。
ただし、これらの傾向は例え万全の管理体制を以ってしても少なからず起こりうるような事であり、また、もしウィキペディアがアンサイクロペディアやユアペディアのような、「公」というより「私」、個人的あるいは特定の集団による多目的・多分野対応型コミュニケーションBBSのようなものであれば、何も問題がなく「嫌ならば来なければ(見なければ)良い」で充分済ませられる事とも言える。これらの行為が問題になるのは、現在のウィキペディアがマイノリティを脱し事実上「メジャー」側の住人となり、そしてわざわざ「百科事典」「公平中立」「公正明大」という建前を掲げ、そしてそれらが虚飾に過ぎず現実は管理者や一部常駐的投稿者の横暴がまかり通っている状態だからである。曲がりなりにもメジャークラスという立場にいる以上は、前述の「建前」と「実情」の著しい相違つまり、公約違反に対しては毅然とした処置をとらなければならない責任と義務があるという事でもある。そして、それは現時点においても一向に改善が見られていない。
広域ブロック
荒らしの大多数は単純なラクガキ、タメシガキ、そんなつもりは無かったのにうっかり編集画面を開いて白紙化してしまった・・・など一過性のもの、短期で終わるものであることが多いが、ウィキペディアの運営方針や存在そのものに反対する人の一部が「荒らし」という手段で攻撃してくる事も少なくない。音声おじさん、純血主義者、ゆかりん、影武者、Peaceなど、非常に根気良く繰り返し日本語版を攻撃する長期荒らしユーザーがいる。<!--その何割かはウィキペディア日本語版を盛り上げる陰の工作員であるという説もあるが、-->これに対処するべく使用されるのが「広域ブロック」である。「/24」だけでは足らず、「/16」レンジブロックが発動されることもある。広域ブロックであるため、善良な一般ウィキペディアンが巻き添えになることも少なくない。ソネットの時には、巻き添えユーザーは泣きながらも耐えるしかなかったが、その後、「穴あけ」による救済が可能になった。ただしそのため、より頻繁に広域ブロックが発動されるようにもなった。
広域ブロックの対象には、大手プロバイダでは、2005年にソネット、2006年、2007年にはOCN、biglobe、@niftyなどがその対象となった。その他、大学を始めとする学校からの接続、漫画喫茶、図書館、携帯からの接続などもある。管理側が「大学へ連絡」と書き込みを行っていても、本当に連絡したかどうかまではわからない。単なるプロバイダゆすりである可能性も指摘されている。
面白いことに、巻き添えになったユーザーは、穴あけをしてもらえば満足するのに対して、横で見ている「正義派」ユーザー達の方が広域ブロックに激しい「義憤」を感じて、大々的に管理者批判キャンペーンを繰りひろげた。
最近は厚生労働省や衆議院にも広域ブロックをかけており、「国に向かって喧嘩を売った」日本語版スタッフがどのような謝罪表明をするのかが楽しみである。
中立と偽善と偏見
ウィキペディア日本語版及び英語版は中立を謳っていますが、報道により明らかになっている著名人の不祥事を記述させないなどかなり偏見に満ち溢れている。本来のかかげた中立の趣旨は良いが、それを解釈し実行する人の能力に欠けるため、若しくは偏見のため偽善に終わっている。
評価
アイシェアの調査(調査期間:2007年11月27日~30日)によると、ウィキペディアの内容について「信用している」と答えた者は39.4%で、約6割の利用者が記事の信憑性に何らかのかたちで不満や不信、疑念を持っているという結果となった。その理由として「記載された内容が自由に改変可能な為」が40.0%と最も多く、「中立的な立場ではないと思えるから」、「調査機関を利用した情報ではない為」と次いだ[3]。
広域ブロック
荒らしの大多数は一過性のもの、短期で終わるものであることが多くまた匿名性その他の問題から発覚リスクも比較的大きくそれ程悪質なもの(例・ウィルスその他諸々の手段によるによるサーバーへの直接的攻撃)はないが、ウィキペディアの運営方針や存在そのものに反対する人、あるいはウィキペディアが本質的に内包している様々なダブルスタンダードや管理者および常連的な投稿人(ウィキペディアン)の一部による横暴や専横に直接的に被害に遭った者や第三者としてそのような状況に居合わせた事のある者達の一部が、「荒らし」という手段で攻撃してくる事も少なくない。そういうタイプの者の中には非常に根気良く繰り返し日本語版を攻撃する長期荒らしユーザーがいる。これに対処するべく使用されるのが「広域ブロック」である。「/24」だけでは足らず、「/16」レンジブロックが発動されることもある。広域ブロックであるため、善良な一般ウィキペディアンが巻き添えになることも少なくない。ソネットの時には巻き添えユーザーは泣き寝入りするしかなかったが、その後「穴あけ」による救済が可能になった。ただしそのため、より頻繁に広域ブロックが発動されるようにもなった。
広域ブロックの対象には、大手プロバイダでは2005年にソネット、2006年、2007年にはOCN、biglobe、@niftyなどがその対象となった。その他、大学を始めとする学校からの接続、漫画喫茶、図書館、携帯からの接続などもある[4]。
ウィキペディア日本語版に対する批判
ウィキペディア日本語版において、一部の利用者が強権的な態度を取っていることや自分の意見に従わない、もしくは認めない参加者を排除する行動を取っている。具体例としては仲間内で「派閥」を形成し、他の利用者と編集方針で対立すると「派閥」総がかりで敵対者をコミュニティから追放しようとする行動を起こしたり、自分にとって都合の悪い利用者を荒らしと処理するといったことが挙げられる。
しかし、今までは必ずしもメジャーでなかったが故にこうした「裏」の諸事情に関し誤魔化したり開き直ったりする事が出来ていても、2007年11月の某所の調査によると利用者が増加した反面、ウィキペディア日本語版側にとっては都合の悪いファクターもまた数値化され徐々に顕在化しているような傾向も見られ、こういった傾向は今後ウィキペディア日本語版利用者が更に増加するにつれ、より加速するという見て良いだろう。 管理者は若手が多く、知識不足または世間知らずな者も多い。それゆえ、不快な思いをしている、玄人、専門家も多い。
批判サイト
英語版ではWikitruth等のアンチサイトがすでに存在するが、日本語版も複数のアンチサイトもしくは批判サイトが立ち上げられ始めている。Yourpediaも批判サイトの一つである。
パロディサイト
パロディサイトなども多く見られる。代表的なものにアンサイクロペディアやモナペディアがある。
フィルタリングに対する動き
ウィキペディア日本語版は間違いなく有害サイトであるが、ブラックリスト方式のフィルタリングではブロックできないため、子ども達が容易に閲覧できてしまうという問題点がある。エロ項目が多い上、そもそもエロアニメマニアが編集者の多くを占め、核心を突けば創設者自体が元々ポルノサイト運営者であるため、NTTドコモやソフトバンクモバイルが導入を進めているホワイトリスト方式のフィルタリングではウィキペディア日本語版は閲覧できないようになっている。 同様に、検索エンジンで調べたいことを検索しても上位にウィキペディア日本語版の正確度の低い情報がリストされることも問題となっている。この問題は、検索したい語の後に「-wikipedia」と入力すると回避できる。 ニュートラルな状態でウィキペディア日本語版の情報をシャットダウンできるシステム作りが今後求められる。
脚注
- ↑ ウィキペディアで「荒らし」と呼ばれた人の多くは決して第一目的として「荒らし」を行っているわけではない(匿名性が無い(探知が容易)為、純粋な荒らし目的で荒らそうとするには色々とリスクが大きい為)。ウィキペディアのノートや会話のページを見て分かるように、レッテルを貼る側は一切対話しない場合が非常に多く(そりゃーBOTだから対話できないだろうな!)、ウィキペディアの容量を使って気に食わない利用者を「荒らし」としてリストアップするという自分勝手な行為までも野放しにされている。この問題に関しても管理者は見てるだけで何もしない。
- ↑ 英語版でも同様の傾向があるが、日本語版には及ばない。
- ↑ Wikipediaを「信用している」は4割未満、「知っているが参加経験なし」は9割以上に
- ↑ Wikipedia:広域ブロック/rangeblocklist(広域ブロックリスト)
関連項目
外部リンク
- ウィキメディア財団
- ウィキペディア日本語版
- ウィキペディア日本語版当該項目
- Wikipedia日本語版の異常な偏向具合
- Wikipediaの記述に不満のある人は、クレームを送ると良いようです。
- Wikipedia日本語版管理者は百科全書とか知らないんだろうか?