「ガルル小隊」の版間の差分
SEOに熱心なMuttley (トーク | 投稿記録) 細 (rxy=森谷辰也=LTA:ASPE、 LTA:DCHANCE、LTA:SASHOという動かせない事実。) |
|||
1行目: | 1行目: | ||
− | '''ガルル小隊'''(ガルルしょうたい)は、[[吉崎観音]]作の[[漫画]]『[[ケロロ軍曹]]』およびその関連作品に登場する架空の[[小隊]]である。ここでは各小隊隊員についても記述する。 | + | <nowiki>'''ガルル小隊'''(ガルルしょうたい)は、[[吉崎観音]]作の[[漫画]]『[[ケロロ軍曹]]』およびその関連作品に登場する架空の[[小隊]]である。ここでは各小隊隊員についても記述する。 |
{{ネタバレ}} | {{ネタバレ}} | ||
2020年1月8日 (水) 04:28時点における版
'''ガルル小隊'''(ガルルしょうたい)は、[[吉崎観音]]作の[[漫画]]『[[ケロロ軍曹]]』およびその関連作品に登場する架空の[[小隊]]である。ここでは各小隊隊員についても記述する。 {{ネタバレ}} == 概要 == ガルル[[中尉]]を隊長とし、タルル[[上等兵]]・トロロ新兵・ゾルル[[兵長]]・クローンケロロ(アニメではケロロ[[大尉]]。以下同じ)の隊員で構成される、ケロン星の軍隊「ケロン軍」の小隊の一つ。選び抜かれた優秀な軍人からなるエリート部隊かつA級侵略部隊。後にクローンケロロ(ケロロ大尉)の代わりにプルル看護長が入隊した。 ケロン軍が[[ケロロ小隊]]の地球侵略遅延を問題ありと判断し、彼らを更迭してその引継ぎとしてガルル小隊が地球を侵略しにきたが作戦は失敗し、撤退した(ケロロ小隊は更迭されず、今も活動を続けている)。ケロロ小隊の[[ライバル]]的な小隊で、全員ケロロ小隊の面々となにかしらの関係がある(それぞれの関係は各隊員の節を参照)。 ケロロ小隊を敗北寸前まで追い詰めたり、原作のオマケ漫画では一個小隊のみで[[キルル]]を撃破したりと相当の実力を持っている。 ; 年齢順 : ガルル(ギロロの兄である為)→プルル・ゾルル(ケロロ・ギロロ・ドロロと同世代)→タルル(タママの後輩、後に階級は彼を追い越す)→トロロ(タルルより下) ; 階級順 : ガルル(中尉)→ゾルル(兵長)→タルル(上等兵)→トロロ(新兵) : ※プルル(看護長)は非戦闘員であるため明確な階級は不明。また、名称は[[陸軍|陸]]・[[海軍|海]]・[[空軍]]いずれの呼称なのかは不明だが、小隊であるため陸軍と思われる。また、ケロロ大尉を含めるとケロロが1番上になるが、一時的な隊員なのでここでは省く。 == ガルル中尉 == '''ガルル[[中尉]]'''(ガルルちゅうい)は、ガルル小隊の隊長。アニメ版の[[声優]]は[[大塚明夫]](成年訓練所に所属していた頃は[[沢海陽子]])。 === 初出 === 原作初登場は第7巻のおまけ「第54話 史上最小之侵略。<nowiki><The Lost Episode>」。アニメ初登場は3代目OPのアニメーション、本編初登場は第101話(ただしそれ以前に第100話終了時の次回予告ナレーションを担当している)。原作では、初登場時は詳細が不明で、ギロロの兄で階級が中尉だと言う設定は第81話で加えられた。
目次
外見
体色は紫で帽子に「∀」の様なマーク。ギロロと同じく腹にマークがなく、右肩からベルトをタスキ掛けしている(ギロロとはかける方向が左右逆になっている)。帽子は特異な形で、前部分が鋭角になっている。目は黄色一色に見えるが時折小さい黒目を覗かせる(黄色い目が素顔なのかは不明。また、原作では黒目が赤目になっている)。腕組みをし、下を向くのが決めポーズ。
経歴
ギロロの兄でケロン軍精鋭のエリート将校。クルルが本部勤務で階級が少佐だった頃はクルルの補佐官(当時の階級は伍長)だった。ケロン軍最高のスナイパーでもある。
人物
一人称は主に「私」。軍内ではなく個人としての場合は「俺」になる。
ケロロはガルルを苦手としているらしく、彼が地球に来ただけで震え上がる描写がある。ガルルが地球に来た際はクルルも「やばい人が来た」と発言している。ドロロや小雪も尋常ならざる雰囲気を感じ、タママは危険な修行を大急ぎで始め、実の弟であるギロロは冷や汗をかくという描写も見られた。また、弟のギロロでも付いていけないほど公私の切り替えが非常に早い。ただ、アニメ第183話で休暇で地球を訪れ日向家で昼食をとった際には箸使いが苦手であることが判明し、おかずを相手に悪戦苦闘するなど決して完璧な人物ではない。
一方で、弟思い・仲間思いの面もある。たとえば原作第100話・アニメ第142話に1コマだけ登場しており、ギロロの体を案じている。アニメ第154話ではケロロ小隊がゼゼゼットトトソとの決戦でピンチになり本部にも見捨てられた際に、慰安旅行と称してそこに向かい「たまたま出くわした敵を排除するだけだ」と言いつつ援護したこともある。前述のアニメ第183話では、夏美に対するギロロの想いを察し、「これ(夏美)がお前(ギロロ)がペコポンで見付けたものか」と独白するシーンもある。
また、何らかの質問をされた際に回答前に無駄に「タメ」をする癖(『クイズ$ミリオネア』でのみのもんたのパロディ)があり、ギロロにその癖を止めろと言われている。
ケロン星の実家にいた頃は、重低音コンポを購入し会話が聞き取れないほど大音量で音楽を聴いていた(原作第115話・アニメ第183話)。
原作第81話・アニメ第101話における「ギロロに無茶をいい、できないと手榴弾を手渡して爆発させる」という流れはギロロ初登場時(原作第12話・アニメ第4話Aパート。厳密にはそれぞれ前話の終わりから登場している)における流れと同じである。ガルルの台詞は「まわれ〜、耳ッ!!!」である。
パロディ
アニメでは「ゲロモンの悪夢」とも呼ばれている(これは大塚の持ちキャラであるアナベル・ガトーのパロディ。また第103話ではガンダム試作2号機(GP02A)のアトミックバズーカやラジエーターシールドを転送するシーンも)。アナベル・ガトーの決め台詞である「ソロモンよ、私は帰ってきた!」のパロディも披露している。
タルル上等兵
タルル上等兵(タルルじょうとうへい)は、ガルル小隊の突撃兵。タママの後輩で、カララとチロロの先輩(アニメではカララとは幼馴染、チロロとの面識は不明)。アニメ版の声優は渡辺明乃。
初出
初登場は原作では第36話、アニメでは第30話。タママにケロロ小隊や地球人に関する嘘を吹き込まれており、桃華とポールをそれぞれ「変身凶悪獣人」「冷酷機械人間」と呼んでいた。
外見
体色は水色で帽子とお腹に左右逆色の紅葉マーク。頬にそばかすがある。当初はケロン人の幼年体の姿をしていたが、原作では第81話、アニメ本編では第101話から大人の姿になり、そばかすの位置も若干変わった。なお、アニメでは第101話以前から3代目OPのアニメーションにおいて大人の姿で登場している。
経歴
当初はケロン軍幼年訓練所に所属しており、先輩であるタママを「師匠」と呼んで慕っていた。後にケロン軍に入って上等兵となる(このとき階級でタママを追い越した)。ガルル小隊に配属された。なお、タママからは「ケロン軍は超エリートでないと入れない」と聞いていたが、ケロン軍には意外とすんなり入れたとのことである。
人物
一人称は「オイラ」か「俺」で語尾に「っす」をつけて喋る。主に使う必殺技は目から強力な光線を発射する「タルルジェノサイド」である。
ケロン軍に入ってから階級でも戦闘能力でもタママを追い越し(手加減した「シャイニングタルルジェノサイドEX」で一度はタママを倒した)、それで得意になってタママを「先輩」と呼び変え、半ば見下すといった「ザコキャラクター」のような一面を見せた。後にスーパーカブトの力でパワーアップしたタママを前にした時にはこの一面を認め、呼称を「せ…師匠」と改め、戦わずして自分の負けを認めた。
アニメではガルル小隊としてタママと初対面したときはまだ「師匠」と呼んでおり、タママを倒してから「先輩」と呼ぶようになった。その後タママがパワーアップした時に原作とは逆に「師匠」と呼んでから「先輩」に言いなおす場面がある。さらに自分の「タルルジェノサイドGX」をタママに跳ね返された時に負けを認め、ここで呼称を「師匠」に戻した。
トロロ新兵
トロロ新兵(トロロしんぺい)は、ガルル小隊の通信兵。アニメ版の声優は山口勝平。
初出
原作初登場は第82話、アニメ初登場は3代目OPのアニメーション、本編初登場は第100話(人工衛星こまわりをハッキングした「謎のケロン人」として登場。名前は第101話で明かされた)。
外見
体色はオレンジ色で野球のメットのような帽子をかぶり、クルルと同じくメガネをかけている(ただしクルルのような渦巻きではなく二重丸である)。帽子はトロロ流のこだわりである(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』より)。額と腹部にはアルファベットの「Y」と円形を重ねたようなマークがある(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』の表紙絵では「Y」の形の上下が逆になっている)。
経歴
ケロン軍のコンピュータをハッキングしてスカウトされたスクリプトキディ。クルルが本部に居た頃、何度もケロン軍本部にハッキングを仕掛け、その度に追い返されても諦めずにアタックし続けた。
人物
一人称は「ボク」で、よく「プププ」と笑う。好物はジャンクフード。自分のことを天才だと思っており、さらに自分以外の者は使い物にならないと発言するような生意気さ・傲慢さも持つ。「相手がスッカリいい気になったトコロでいっきに突き落とすのが超クール」という考えを持っている。
ハッキングの実力は高いがクルルには及ばない(事実、トロロが使っていたハックツールはケロン軍にいた頃のクルルが遊びで作ったものの改造(クルル曰く「改悪」)版である)。しかし電子戦で一時的にクルルに勝っていたときにはすっかり得意になっていた。
クルルがトロロの事を思い出し「俺が本部に居た頃、何べん潰してもアタックして来たガキだよな」と言うまで、相手が「前に本部にハッキングした時に居た骨の有る奴」本人だとは気づかなかった。
ゾルル兵長
ゾルル兵長(ゾルルへいちょう)は、ガルル小隊の暗殺兵。アニメ版の声優は矢尾一樹。
初出
原作初登場は第82話、アニメ初登場は3代目OPのアニメーション、本編初登場は第101話。
外見
体色は灰色で帽子とお腹に撒き菱マーク。体の半分は機械化(いわゆるサイバネティックス)されている。機械化された手の甲から剣(ゾルルブレード)を自由に出し入れ出来る。ちなみに機械化された顔には目に当たる部分が見受けられない為、恐らくは隻眼だと思われる。ケロン人で唯一白目部分が黒く、黒目部分が赤い。
経歴
幼い頃からドロロと謎の因縁を持つケロン人(小訓練所の頃から彼を知っていた)。ケロロやゼロロの学校の生徒だったが(ゼロロは転校生。ゾルルも転校生と思われるが、厳密には明かされていない)、ゼロロ以上に名前を覚えてもらえず(原作第140話より)、そのことに強いコンプレックスを抱いていた模様。ドロロと決着をつける為にガルル小隊に入隊した。原作第140話では久々に登場し、再びドロロに戦いを挑んだが、これも「アサシンのトップであるドロロを倒し、自分の名を記憶に残したい」という考えによるものであった。アニメではケロン軍隠密特殊任務班「X1」にも所属していた(アニメ第189話より)。
人物
階級は兵長だが、実質的には無効(原作第82話より)。一人称は「俺」。原作では話すのが遅く、台詞の文字が時々左右逆になっている。影が非常に薄く、ドロロも彼を完全に忘れており、対面しても思い出せなかった(その影の薄さは超常現象レベルで隠密行動しなくても基地内のセンサーがまったく反応せず、それどころか相手の目の前に普通にいても消えるように相手から見えなくなってなってしまう程)。
アニメではドロロにダササと呼び間違えられる『VS騎士ラムネ&40炎』のネタが使われた(ドロロ役の草尾が主役の馬場ラムネード、ゾルル役の矢尾がダ・サイダー)。
必殺技は「零次元斬(ゼロジゲンザン)」。ドロロ同様高い戦闘能力を持ち、アニメでは小雪がゾルルの足元にも及ばないほどだった。また、都会の風景に溶け込む高い隠密能力も持つ。
クローンケロロ/ケロロ大尉
クローンケロロは、ガルル小隊の一時的な隊員であり、ケロン軍が用意していたケロロのクローンである。アニメではクローンではなくケロロ自身が記憶を消され、ケロロ大尉(ケロロたいい)としてガルル小隊に加わった。ケロロ大尉は普段の帽子ではなくシャアのヘルメットを被っている。
プルル看護長
プルル看護長(プルルかんごちょう)は、ガルル小隊の看護兵。アニメ版の声優は雪野五月。ケロロ、ギロロ、ドロロの幼馴染で原作とアニメでは設定が異なっている。パートナーは月神散世(アニメ170話のみ)。
クローンケロロ(ケロロ大尉)の代わりにガルル小隊に入隊した。体色はすみれ色で、帽子(この帽子には尖った部分がある)とおなかにハートマーク(向かって左側がオレンジ色、右側が黄色)。注射器のような銃を持っている。ガルル小隊の紅一点である。
原作での設定
原作には14巻収録の「ケロロランド14号」にて初登場。単行本では第13巻「超劇場版ケロロ軍曹 外伝 KILULU DISPOSAL」に初登場(本編初登場は第123話)。ケロン軍第6722905987期兵。性格は気配り上手のしっかり者で、面倒見が良い。民間のOLになっていたが、気が変わりケロン軍に入ったとされる。
アニメでの設定
5代目OPアニメーションで初登場し、本編での初登場はOPが5代目になった同日に放送された第130話。また、第157話からケロロ小隊の健康管理のために一時的にケロロ小隊に配属される。ただし第170話Bパートに登場した際「ケロロ達の所へ遊びに来た」という説明があったので健康管理は終了したと思われる。さらに第180話で生体恋化に関する設定が原作から受け継がれた。ケロロとは同級生だが、外見は帽子を除いて幼年体のままである(尻尾がある)。またギロロ・ドロロとも同級生だが、ドロロ(ゼロロ)の名前は言われなければ思い出せなかった。性格は原作とほとんど同じである。
アニメでは第180話から年齢の事を気にしているという設定が追加されており、「おばちゃん」「おばさん」「おばさま」などと呼ばれると「トラウマスイッチ」が入ったドロロと同じ状態に陥る。スイッチONの擬音は「ぷるっちん」。
幼年期
幼年期時代のエピソードは劇場版第2弾の同時上映『ちびケロ ケロボールの秘密!?』で明かされた。このとき被っていた帽子には尖った部分がなく、花をつけていた。
テレビシリーズには9代目EDで初登場。本編初登場は第157話の回想シーン。第162話にも登場し、現在の仕事を選んだ理由は幼年期のジョリリとの出会いであったことが判明した。
プルル看護長の呼称一覧
プルル看護長はケロロ小隊、日向家以外の人物との会話が少ない為、ケロロ小隊、日向家の主な人物のみ挙げる。
名前 | プルルを呼ぶ際の呼称 | プルルに呼ばれる際の呼称 |
---|---|---|
ケロロ | プルル看護長・プルルちゃん | ケロロ君 |
ギロロ | (不明) | ギロロ君 |
タママ | プルル看護長・おばちゃん | タママ君 |
クルル | (不明) | クルル君・クルル曹長 |
ドロロ | プルル殿・プルルちゃん | ゼロロ君(幼年期) |
冬樹 | プルルちゃん | 冬樹君 |
夏美 | プルルちゃん | 夏美さん・夏美ちゃん |
月神散世 | プルル | 散世ちゃん |
モア | プルルさん・おばさま | モアちゃん |
ガルル | プルル | ガルル隊長 |
関連項目
このページは Wikipedia日本語版由来のコンテンツを利用しています。もとの記事はガルル小隊にあります。執筆者のリストは履歴をご覧ください。 Yourpediaと同じく、WikipediaはGFDLのライセンスで提供されています。 コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。