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都立大学駅(とりつだいがくえき)は、東京都目黒区中根一丁目にある、東京急行電鉄東横線である。

「都立大学」という駅名ではあるが、隣駅の学芸大学駅と同様に、同名の大学は最寄りに存在しない(後述)。

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ホームと改札との間にはエレベーターが設置されている。トイレはホーム行きエレベーターの手前にある。下り(元町・中華街方面)ホーム行きエレベーターの手前に女性用が、上り(渋谷方面)ホーム行きエレベーターの手前に男性用がある。多機能トイレは男女各トイレに1室ずつ用意されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 東横線 下り 自由が丘横浜みなとみらい線 元町・中華街方面
2 東横線 上り 渋谷F副都心線 池袋西武線 所沢東武東上線 川越市方面

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗降人員は47,531人である[1]。近年の1日平均乗車人員は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年 31,063 [2]
1991年 27,877 [3]
1992年 27,175 [4]
1993年 26,751 [5]
1994年 26,227 [6]
1995年 26,169 [7]
1996年 25,951 [8]
1997年 25,493 [9]
1998年 24,307 [10]
1999年 23,915 [11]
2000年 23,682 [12]
2001年 23,483 [13]
2002年 22,973 [14]
2003年 23,052 [15]
2004年 22,981 [16]
2005年 23,173 [17]
2006年 23,367 [18]
2007年 23,992 [19]
2008年 24,351 [20]
2009年 24,088 [21]

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

いずれも東急バスの路線である。

駅名の由来[編集]

開業時は荏原郡碑衾村大字衾の字柿ノ木坂に立地していたことから、そのまま地名を採用し柿ノ木坂駅となった。

1930年(昭和5年)、東京横浜電鉄の事実上の創業者である五島慶太の沿線開発策の一環として、碑衾村大字衾の地(現在の目黒区八雲一丁目)を買収して、都立大・都立大附属高校の前身である旧制府立高等学校を赤坂区(現在の港区)山王下から誘致することが決まり、翌年駅名もこれに合わせて府立高等前駅に変更になった。実際の移転はさらにその翌年7月だった。以降、同校の名称変更に伴い駅名も変更された。

1991年東京都立大学は敷地が手狭であったことなどから、広大な用地が確保できる多摩ニュータウンへ移転したが、駅名は変更されなかった。なお、このとき東京都立大学附属高等学校は目黒区八雲の都立大学跡地に隣接して残っていた。

東京都立大学の移転時や、目黒線東急多摩川線などの路線名変更の際、みなとみらい線副都心線への直通運転開始時などに、駅名を変更するかどうか議論が起こった。実際に1999年5月、東京急行電鉄は地域住民に、駅名を「都立大学」から変更することについてアンケートをとった。結果、投票数1066票、改称賛成630票、反対436票で賛成が反対を上回っていたものの「改称賛成が3分の2に達しない」という理由で、改称が見送られた[22]。地域商店街マンション名にも使用されているなど、長年にわたって周辺地域名としても定着しており、変更されないまま現在に至っている。

学芸大学駅と同様に、入学試験当日に東京都立大学の受験生が間違えて当駅に下車することがあった。ただし、東京都立大学は2005年首都大学東京として改称・再編され、2011年3月に閉学した。同時に附属高校も東京都立桜修館中等教育学校へ吸収されたため、「都立大学」を冠した校名が完全に消滅することになり、西武新宿線都立家政駅と同様に存在しない学校名を掲げた駅名となる。

隣の駅[編集]

東京急行電鉄
東横線
特急・通勤特急・急行
通過
各駅停車
学芸大学駅 (TY05) - 都立大学駅 (TY06) - 自由が丘駅 (TY07)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]