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*[[2006年]]9月 - [[週刊金曜日]]の[[名誉毀損]]反訴で敗訴。法人の武富士と武井前会長に賠償命令。 | *[[2006年]]9月 - [[週刊金曜日]]の[[名誉毀損]]反訴で敗訴。法人の武富士と武井前会長に賠償命令。 | ||
+ | *2009年12月 - 資金繰り悪化により貸し付けがほとんど停止。 | ||
+ | *2010年5月25日 - 債権を「富士クレジット」に譲渡。さらに富士クレジットから日本振興銀行に譲渡。振興銀は5月27日に業務停止処分となった。 | ||
+ | *2010年9月28日 - 取締役会で会社更生手続きを行う事を決定。負債額は約4336億円。代表取締役社長執行役員・清川昭、および創業家出身で代表取締役副社長執行役員・武井健晃が退任。同社出身の吉田純一が代表取締役社長に就任した。東証1部を同年10月29日付で上場廃止することが決まった。 | ||
+ | *2010年(平成22年)11月12日 - ロンドン証券取引所から上場廃止。 | ||
+ | *2011年(平成23年)4月9日 - 韓国の消費者金融業界1位のA&Pファイナンシャル(「ラッシュ・アンド・キャッシュ」ブランドを運営)が武富士を買収することが明らかになる。 | ||
+ | *2010年(平成22年)10月5日 - 会社が、創業家等に対して、152億円の損害賠償等を請求する訴訟を提起。 | ||
+ | *2011年(平成23年)10月31日 - 東京地方裁判所が会社更生計画の認可決定。同日付で発行済みの自社株式すべてを無償取得し、100%減資(株式消却)を実施。 | ||
+ | *2011年(平成23年)12月5日 - 旧経営陣が元利用者に55億円の賠償を求め提訴された。 | ||
+ | *2012年(平成24年)3月1日 - Jトラスト子会社のロプロに事業譲渡。同時に事業譲渡後の旧法人はTFKに商号変更し、会社更生手続きや弁済手続きに専念する。 | ||
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==武富士関連の事柄== | ==武富士関連の事柄== | ||
*[[武富士弘前支店強盗殺人・放火事件]] | *[[武富士弘前支店強盗殺人・放火事件]] |
2013年5月12日 (日) 02:11時点における版
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株式会社武富士 TAKEFUJI CORPORATION
| |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 東証1部 8564 ~上場中LSE TAK ~上場中 |
略称 | 武氏、武蛆 |
本社所在地 | 163-8654 東京都新宿区西新宿8-15-1 |
電話番号 | 03-3365-8000(大代表) |
設立 | 1966年1月 |
業種 | 金融業 |
事業内容 | 消費者金融業ほか |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 近藤光 |
資本金 | 304億7790万円 |
売上高 | 連結3512億5900万円(2006年3月期) |
総資産 | |
従業員数 | 3424人(2005年9月30日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | グロービートジャパン株式会社 54.1% |
主要子会社 | 株式会社テイクワン 株式会社武富士キャピトル |
関係する人物 | 武井保雄(創業者) |
外部リンク | |
特記事項:登録番号:関東財務局長(8)第00020号 |
株式会社武富士(たけふじ)は、日本の消費者金融業者である。英文社名は、Takefuji Corporation。愛称は武氏(たけうじ)。東証第1部に上場している。本社所在地は東京都新宿区西新宿8-15-1。愛称は武蛆(たけうじ)。
概説
1966年に創業された富士商事が前身。故・武井保雄が一代で築いた。
同社の企業体質は、しばしば週刊誌などで非難を受けることがあり、厳しい取立てのイメージが強い。しかし業界人によれば、最も厳しい取立てをするのは金融庁より一時業務停止命令が下されたアイフルであり、取立ては大手の中では2番目に厳しいとされる。また、同社の体質を批判した出版社やフリーライターに名誉毀損訴訟を起こすことが多いが、ほとんどのケースで敗訴している。反訴を提起したフリーライターとは多額の和解金を支払い決着したことから、「フリーライターの打ち出の小槌」と呼ばれることもある。裁判上で和解したフリーライターのなかには年収の数倍の和解金を勝ち取ったものもいる。実質的な利益供与と見る向きもある。
東の武富士、西のアイフルと呼ばれるほど、破壊的・攻撃的な営業体質であるためか、ほとんどの週刊誌からバッシングされている。また、かつては「あなたの夢が 動き出す」というキャッチコピーでCMを放送していたが、これは間違いであり、貸金業に夢なんか一塊もない。
強盗殺人事件が起こるなど、不祥事・トラブルも多い傾向がある。
当時武富士会長を務めていた武井保雄がジャーナリストの山岡俊介自宅および高尾昌司の事務所の電話に盗聴器を仕掛けるよう指示し逮捕されたことでも有名である。その後、武井は会長を辞任したのみならず、一族として保有株式の多くを売却する方針を示している。これは、貸金業登録取消しを回避するためのみならず、武井一族として暴力団等との関係を断ち切りたい思惑もあるようである。 武井保雄の次男である武井健晃は役員(2008年現在;代表取締役兼副社長執行役員)として所属している[1]。
武井の発言として「右翼は暴力団に弱い。暴力団は警察に弱い。警察は右翼に弱い。この三つをうまく使って物事を収めろ」や「3倍遊ぶために3倍働け」がある。これらを合言葉に武井は武富士を消費者金融業界トップに育てた。しかし、武富士自身も暴力団的な経営を行っていたため、暴力団は武富士自身であるという疑惑や指摘もある。
年表
- 1966年1月 - 個人事業「富士商事」創業
- 1968年6月 - 「有限会社武富士商事」設立
- 1974年12月 - 「株式会社武富士」に改組
- 1991年 - 元警視総監福田勝一を非常勤顧問として迎え、警察人脈を広げる。
- 1996年8月 - 店頭(JASDAQ、現在のジャスダック証券取引所)市場公開
- 1998年12月 - 東京証券取引所第1部に上場
- 2000年3月 - ロンドン証券取引所上場
- 2001年5月 - 青森県内の弘前支店で強盗放火殺人事件が発生。5名死亡。翌年3月に犯人逮捕。
- 2002年11月 - 日本経済団体連合会へ加盟
- 2003年1月 - 労働基準法違反(割増賃金不払い)の容疑で東京労働局と大阪労働局が本社及び大阪府内の数店舗を強制捜査。後に武富士は割増賃金を遡及して支払い、刑事事件としては起訴猶予となる。
- 2003年12月 - 電気通信事業法違反(盗聴)容疑で武井保雄逮捕。会長を辞任。この逮捕以降、CMは自粛されることになる。
- 2004年11月 - 武井保雄に懲役3年・執行猶予4年、また法人としての武富士に罰金100万円の判決。
- 2005年3月 - 2000年6月から翌年春にかけて週刊朝日へ武富士から「連載企画の編集協力費」として5000万円が受け渡されていたことが発覚。
- 2006年9月 - 週刊金曜日の名誉毀損反訴で敗訴。法人の武富士と武井前会長に賠償命令。
- 2009年12月 - 資金繰り悪化により貸し付けがほとんど停止。
- 2010年5月25日 - 債権を「富士クレジット」に譲渡。さらに富士クレジットから日本振興銀行に譲渡。振興銀は5月27日に業務停止処分となった。
- 2010年9月28日 - 取締役会で会社更生手続きを行う事を決定。負債額は約4336億円。代表取締役社長執行役員・清川昭、および創業家出身で代表取締役副社長執行役員・武井健晃が退任。同社出身の吉田純一が代表取締役社長に就任した。東証1部を同年10月29日付で上場廃止することが決まった。
- 2010年(平成22年)11月12日 - ロンドン証券取引所から上場廃止。
- 2011年(平成23年)4月9日 - 韓国の消費者金融業界1位のA&Pファイナンシャル(「ラッシュ・アンド・キャッシュ」ブランドを運営)が武富士を買収することが明らかになる。
- 2010年(平成22年)10月5日 - 会社が、創業家等に対して、152億円の損害賠償等を請求する訴訟を提起。
- 2011年(平成23年)10月31日 - 東京地方裁判所が会社更生計画の認可決定。同日付で発行済みの自社株式すべてを無償取得し、100%減資(株式消却)を実施。
- 2011年(平成23年)12月5日 - 旧経営陣が元利用者に55億円の賠償を求め提訴された。
- 2012年(平成24年)3月1日 - Jトラスト子会社のロプロに事業譲渡。同時に事業譲渡後の旧法人はTFKに商号変更し、会社更生手続きや弁済手続きに専念する。
武富士関連の事柄
- 武富士弘前支店強盗殺人・放火事件
- ジャーナリスト宅など盗聴事件(この事件で武井保雄元会長が逮捕された。)
- 武富士バンブー
CM出演
過去
現在
外部リンク
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・武富士を利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |