「梶ヶ谷貨物ターミナル駅」の版間の差分
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* [[2019年]](平成31年)[[10月15日]]:川崎市の野川地域住居表示施行に合わせ、駅舎所在地が宮前区野川140から宮前区梶ケ谷140に変更。 | * [[2019年]](平成31年)[[10月15日]]:川崎市の野川地域住居表示施行に合わせ、駅舎所在地が宮前区野川140から宮前区梶ケ谷140に変更。 | ||
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+ | [[盛土|築堤]](一部[[高架橋|高架]])上にある[[高架駅]]。トンネルとトンネルの間の短い地上区間に設置されている。 | ||
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+ | 1面2線の[[コンテナ]]ホームがある。ホームは長いが、東側約300メートルのみ使用されている。駅構内のホーム付近は、南側から上下本線、[[停車場#本線|着発線]]4本、仕分け線4本、荷役線、ホーム、荷役線、仕分け線3本の順に並んでいる。荷役線と着発線は、府中本町駅方面へ伸びる引上げ線で繋がっている。なお、府中本町方面に伸びる引上げ線は生田トンネル内にまで伸びている。なお、駅の業務は[[神奈川臨海鉄道]]が受託している。 | ||
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+ | ホームの北側には、[[駅舎]]や総合物流施設「エフ・プラザ梶ヶ谷」などが置かれている。エフ・プラザ梶ヶ谷は2棟あり、[[旭食品]](旭食品棟)、[[サントリー]](サントリー棟)が使用している。また、敷地内に[[ロイヤルホームセンター]]梶ヶ谷店があり、敷地内の道路はホーム部分を除いて一般車も通行することができる。 | ||
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+ | 駅舎の上には[[日本国有鉄道|国鉄]]・JRのコンテナを模した看板が掲げられている。国鉄時代、この看板は帯を巻いた[[国鉄C20形コンテナ|C20形コンテナ]]のようなデザインであった<ref>{{Cite journal |和書|author = |authorlink = |title = 作ってみたいコンテナーターミナル |date = 1983-07-20 |publisher = [[機芸出版社]] |journal = [[鉄道模型趣味]]増刊 プレイモデル No.11|volume = 通算432号|issue = |pages = P.70 }}</ref>。 | ||
== 隣の駅 == | == 隣の駅 == |
2020年1月25日 (土) 14:53時点における版
梶ヶ谷貨物ターミナル駅(かじがやかもつターミナルえき)は、神奈川県川崎市宮前区梶ケ谷にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅。武蔵野線所属。
歴史
川崎内陸部の工場関係の貨物の出荷・到着が期待できることや、多摩田園都市・港北ニュータウンなど周辺地域の人口を背景とする消費物資の到着が期待できることから、小杉トンネルと生田トンネルに挟まれた明かり区間に設置された貨物の拠点駅である。開業により、南武線の稲城長沼駅・武蔵溝ノ口駅の貨物取扱業務が当駅に集約された。また、尻手黒川道路を介して東名高速道路・第三京浜道路・国道246号(厚木街道)に近く、これらの幹線道路によって東京都南西部をも駅の勢力圏内とできることから、山手線の恵比寿駅・渋谷駅の貨物取扱も当駅に集約された。
『武蔵野線工事誌』によれば、敷地面積は17万7000平方メートルであり、当初、将来的な貨物取扱量は年間170万トン、1日あたり貨車400両と計画された。
- 1976年(昭和51年)3月1日:武蔵野南線開通時に開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる。
- 1991年(平成3年)3月25日:エフ・プラザ梶ヶ谷サントリー棟営業開始。
- 1995年(平成7年)10月6日:「クリーンかわさき号」運行開始。
- 1996年(平成8年)10月30日:エフ・プラザ梶ヶ谷旭食品棟営業開始。
- 2019年(平成31年)10月15日:川崎市の野川地域住居表示施行に合わせ、駅舎所在地が宮前区野川140から宮前区梶ケ谷140に変更。
駅構造
築堤(一部高架)上にある高架駅。トンネルとトンネルの間の短い地上区間に設置されている。
1面2線のコンテナホームがある。ホームは長いが、東側約300メートルのみ使用されている。駅構内のホーム付近は、南側から上下本線、着発線4本、仕分け線4本、荷役線、ホーム、荷役線、仕分け線3本の順に並んでいる。荷役線と着発線は、府中本町駅方面へ伸びる引上げ線で繋がっている。なお、府中本町方面に伸びる引上げ線は生田トンネル内にまで伸びている。なお、駅の業務は神奈川臨海鉄道が受託している。
ホームの北側には、駅舎や総合物流施設「エフ・プラザ梶ヶ谷」などが置かれている。エフ・プラザ梶ヶ谷は2棟あり、旭食品(旭食品棟)、サントリー(サントリー棟)が使用している。また、敷地内にロイヤルホームセンター梶ヶ谷店があり、敷地内の道路はホーム部分を除いて一般車も通行することができる。
駅舎の上には国鉄・JRのコンテナを模した看板が掲げられている。国鉄時代、この看板は帯を巻いたC20形コンテナのようなデザインであった[1]。
隣の駅
脚注
関連項目
参考文献
- 日本鉄道建設公団東京支社 『武蔵野線工事誌』 日本鉄道建設公団東京支社、1984年、398,399,405,480頁
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