「平戸梱包運送」の版間の差分
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*前身は洋服店であったが、戦争で失われる。 | *前身は洋服店であったが、戦争で失われる。 |
2015年1月28日 (水) 18:27時点における版
平戸梱包運送株式会社(ひらとこんぽううんそう)は、兵庫県神戸市 中央区中町2丁目に本拠を置き、特に梱包運送に強みを持つ貨物運送のエキスパートとして国内の輸送から輸出梱包まで行っている。公共事業などにも参画[1]。2003年にはISO9001を取得した。別法人としての引越し専門業会社としてヒカリ引越センターとともに「平戸グループ」を形成している[2][3][4]。
目次
概要
1944年に創業した神戸の老舗運送会社のひとつで、戦後復興の波に乗り関西を中心に変革を繰り返しながら業績を伸ばした。顧客の要望を反映し派生する形で輸送、梱包、引越し、保管、廃棄物処理といった分野に次々にすそ野を広げ、合理化、効率化など環境の変化に素早く追随することで顧客の信頼を獲得、2003年にはISO9001を取得。神戸市をはじめとする地方自治体の指名競争入札業者にも指名されており、兵庫県警本部移転に伴う引越しなども手がけた。顧客に対しコア・コンピタンス経営の推進により、これまでの運送のみのアウトソーシング化にとどまらず、基幹業務、外殻業務、派生業務のアウトソーシング化を行うことで中核業務への正社員の移行を促し、経営効率の向上とスピード化、固定費の変動費化とコストダウン、雇用リスクの回避などを提唱するなど運送を中心としたコンサルタント的な提案も行っている[5][3]。
経営理念
- 物流を通じて社会に貢献する。
事業内容
取扱サービス[6]
- 定期便
- スポット便
- 小口貨物全国発送
- ハンドキャリー便
- ストック便
- 保管・トランク
- クリーン便(産業廃棄物の収集、運搬を含めた一貫サービス)
- レンタルトラック(運転手付きのトラック)
- 不用品収集運搬(ハッピークリーンセンター)
- 出張シュレッダーサービス(ハッピークリーンセンター)
沿革 [5][3]
- 前身は洋服店であったが、戦争で失われる。
- 1944年(昭和19年)5月 - 平戸国治が「平戸運送」の名で神戸市生田区に創業。当時は「バタコ」と呼ばれるオート三輪トラックで営業していた。
- 1951年(昭和26年)11月 - 自動車運送取扱事業の登録。
- 1952年(昭和27年)10月 - 一般小型貨物自動車運送事業免許を取得する。
- 1967年(昭和42年)7月 - 事業の発展に伴い法人化。「平戸梱包運送株式会社」設立。遠心分離機メンテナンス事業を分割し、別途「平戸エンジニアリング株式会社」を設立。
- 1973年(昭和48年)4月 - 湊町営業所開設(神戸市兵庫区湊町)
- 1978年(昭和53年)9月 - 引越し専門部門として別部門を開設。
- 1980年(昭和55年)7月 - トランクルーム事業が本格化したため湊町営業所を廃しトランクルームとし、新たに神戸市兵庫区芦原通に「兵庫営業所」を開設。
- 1991年(平成3年)6月 - 神戸駅前本社ビルの改装、新築工事完成。
- 1999年(平成11年)12月 - 産業廃棄物収集運搬許可免許を取得(6900066330号)。廃棄物処理事業を開始。
- 2000年(平成12年)3月 - ISO9002認証取得。
- 2003年(平成15年)4月25日 - ISO9001認証取得。
- 2005年(平成17年)3月 - ハッピークリーンセンター(産業廃棄物業務)部門の強化。同年5月には日本ローカルネットワークシステム(JL連合会)に加入。
事業所 [5]
- 本社
- 兵庫県神戸市中央区中町2丁目2番18号
- 店舗・営業所 ☎078-681-6961
- 兵庫県神戸市兵庫区芦原通4丁目2番27号
- 兵庫車庫
- 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目3番7号
関連企業
所属団体
平戸梱包運送のプロフェッショナル梱包
小型なもの、軽量物などについては段ボール箱のみの梱包(ダンボール梱包)が多く使用されるが、大型なものや重量物については以下のような梱包が一般に用いられている。
木箱梱包
ケース梱包ともいう。木箱梱包はクレートとは違い、隙間をつくらずに箱状に密閉する梱包方法。合板の木箱で密閉する梱包方法。密閉木箱梱包とも呼ばれ木枠梱包(クレート梱包)とともに機械設備や工作機械、精密機械など重量物の梱包に広く用いられる。木箱を組み立てる際にくぎを使う方法とボルトを使う方法がある。雨や埃といった天候や外的要因によるダメージに強い。また盗難防止の観点からも広く用いられる。木材の代わりに強化ダンボール(トライウォール)を使用することもある。海外への輸出の際にはもっともよく用いられるが、仕向地によっては消毒処理が求められる木材がある[7][8][9]。
木枠梱包
クレート梱包、あるいは透かし木箱梱包とも言われる方法で、その呼び名の通り、幅の狭い板を使用し交互に組み合わせることで強度を持たせるが、中が透けて見える梱包方法。下部がパレットになっている場合も多い。ケース梱包に比較し価格が安いため、国内運送に多く用いられる。特に梱包品の保護が重要ではない場合や梱包品が雨にぬれても問題がない場合に適する。防滴が必要な場合は、別途梱包品をビニルやフィルムなどで包装する必要がある。仕向地によっては消毒処理が求められる木材がある[7][8][9]。
真空梱包
バリア梱包ともいう。機械をバリヤで覆い、空気を抜いて真空状態にしたうえで梱包。機械などの輸送品で船便などを利用する場合の防湿、防塩、結露などに対し効果の高い方法で、対象物をメタラップなどバリアですっぽり覆った状態で空気を抜きシリカゲルなどの乾燥剤を同封することで防錆効果が期待できる。海外輸出によく用いられる[7][8]。
ダンボール梱包
3層の強化ダンボールを使用する。カートン梱包をすることにより軽量化がはかれる。長尺物、重量物も可能。
その他の梱包方法
トライウォールとパレレット併用
強化ダンボール(トライウォール)を木箱の代りに使用し、床に接する部分にはパレットを置くことで梱包品へのダメージを防ぐ方法。海外での植物検疫規制の強化に伴い、開封しやすい素材として多く用いられるようになった。木箱の3分の1ほどの重量に抑えられるために、輸送費のコストダウンになるうえ航空機輸送にも適する[7][8]。
不倒桟木箱梱包
特に輸送品がガラスなどの場合に用いられる方法で、対象物を両側から板ではさみ組み立てる。輸送品の形状に合わせ、木枠を加工し輸送条件にも応じた形状とする[7][8]。
スキッド梱包
コンテナを使用する場合の方法のひとつで、そのままではコンテナに積み込めない輸送品に対し、対象物の下に角材などをかませただけの簡易な梱包方法。輸送品の保護的観点からは欠点があるために取扱には注意を要するが、低コストが最大のメリット[7][8]。
スチールケース、スチールクレート梱包
木よりも強度の高い鋼材(スチール)を用いることで梱包用料の軽減が実現でき梱包材の熱処理が不要であるために燻蒸処理を指定される海外の国への梱包方法である。植物検疫規制強化に伴い検疫処理の必要がない当梱包方法は最適である。スチールはボルトで組み立てられ、解体後はリサイクル使用できるために無駄がない。スチールクレート梱包は、スチールケース梱包よりもさらにスチールの使用量の低減が実現できる[7][8][9]。
主要取引先
官公庁
民間企業
- 川崎造船
- 沖電気
- セキスイハイム
- グローリー工業
- 旭化成ホームズ
- 穴吹工務店
- アロカ
- オリオン交易
- 京セラ丸善
- 神鋼エアーテック
- 神鋼電機
- 財団法人新日本検定協会
- タカラスタンダード
- 西濃運輸
- 日本電気
- 富士通
- 三井ホーム
- 明治屋
- ヤマト運輸
- 福山通運
- 山善
- 郵船商事
- DHLジャパン
- 近畿エキスプレス
- その他[3]。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 NJSS入札情報速報サービス
- ↑ 平戸梱包運送株式会社公式サイト(トップページ)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 平戸梱包運送株式会社発行パンフレット
- ↑ 4.0 4.1 神戸市入札結果[2013-02649-000]
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 5.7 5.8 平戸梱包運送株式会社公式サイト(会社案内)
- ↑ 平戸梱包運送株式会社公式サイト(運送業務)
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 7.5 7.6 日本包装技術協会加盟 小旗梱包製作所公式サイト
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 8.5 8.6 梱包運輸専業の老舗企業 平戸梱包運送公式サイトより
- ↑ 9.0 9.1 9.2 新開トランスポートシステムズ公式サイト