「黒川駅 (神奈川県)」の版間の差分
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2015年1月18日 (日) 09:18時点における版
黒川駅(くろかわえき)は、神奈川県川崎市麻生区南黒川にある、小田急電鉄多摩線の駅である。駅番号はOT 03。
駅構造
2006年1月31日に駅舎がリニューアルされる際にホームの屋根に太陽光発電用の発電パネルが設置され、自動券売機や自動改札機の電力に利用されている。2010年度には、行先案内表示器が設置された[1]。
2012年度中に東北沢-和泉多摩川間複々線化工事完成時に各駅停車を10両化できるようホームが唐木田方面に延長される予定である[2][3]。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■多摩線 | 下り | 小田急多摩センター・唐木田方面 |
2 | ■多摩線 | 上り | 新百合ヶ丘・新宿・千代田線・小田原・片瀬江ノ島方面 |
利用状況
近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。
年度 | 一日平均 乗降人員 |
一日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1979年 | 586 | |
1982年 | 659 | |
1987年 | 1,151 | |
1995年 | 1,543[5] | |
1996年 | 1,597[6] | |
1997年 | 1,677[7] | |
1998年 | 1,636[7] | |
1999年 | 1,757[7] | |
2000年 | 2,189[7] | |
2001年 | 2,252[7] | |
2002年 | 2,534[8] | |
2003年 | 5,907 | 2,811[8] |
2004年 | 6,152 | 2,987[8] |
2005年 | 6,064 | 2,954[8] |
2006年 | 6,606 | 3,307[8] |
2007年 | 7,761 | 3,718[9] |
2008年 | 8,265 | 4,134[9] |
2009年 | 8,204 | 4,106[9] |
2010年 | 8,307 | 4,170[9] |
2011年 | 8,250 | 4,133[9] |
2012年 | 8,366 |
駅周辺
駅周辺には小規模集合住宅、住宅、児童公園などのほか、川崎市が開発したかわさきマイコンシティと呼ばれる工業団地[10]がある。商業施設はほとんどない。北口から唐木田方面坂を下りた鶴川街道沿いには小規模な商店が点在する。鶴川街道を挟んだ黒川地区の一部は市街化調整区域に指定されているために開発を逃れ、多くの自然が残されている。川崎市内では珍しい蛍やホトケドジョウの生息地域である。
- 川崎市黒川青少年野外活動センター(旧・川崎市立柿生小学校黒川分校跡)
- 劇団民藝
- 三沢川 - 黒川地域の森を水源とし、東京都稲城市内を横断して沢を集め、川崎市多摩区布田で多摩川に注ぐ。
- 鶴川街道
- 尻手黒川道路
- 汁守神社
- ファーマーズマーケット セレサモス - セレサ川崎農業協同組合(JAセレサ川崎)直営の大規模農産物直売所
- 明治大学黒川農場[11]
- 神奈川県企業庁 柿生発電所
- 電源開発(J-POWER)西東京変電所 - 町田市真光寺、車窓から変電所の塔群が見える。
- 東京電力黒川変電所
- 若葉台駅(京王相模原線) - 徒歩約10分。
バス路線
路線バスは駅前に乗り入れておらず、階段を降りて鶴川街道沿いの「黒川」停留所が最寄りとなる。以下の路線が小田急バスと神奈川中央交通により運行されている。朝と夕方の通勤時間のみマイコンシティ区内の社員向けに駅前から専用バスが出ている。
鶴川・柿生方面(鶴川街道・黒川駅側)
稲城・調布方面(鶴川街道・道路向かい側)
- 小田急 若11 若葉台駅行
- 神奈中 鶴21 若葉台駅行
- 神奈中 鶴22 若葉台駅・矢野口駅経由 調布駅南口行(休日1本)
- 小田急 柿24 稲城駅行(若葉台駅は通らず)/矢野口駅行(同)/調布駅南口行(若葉台駅・矢野口駅は通らず、朝1本)/はるひ野駅入口経由 若葉台駅行
歴史
- 1974年(昭和49年)6月1日 - 多摩線開通と同時に開業。各駅停車の停車駅となる。
- 2004年(平成16年)12月11日 - 区間準急が設定され、停車駅となる。
- 2006年(平成18年)3月 - リニューアル工事完了。
- 2014年(平成26年)3月15日 - ダイヤ改正により準急停車駅となる。
駅名の由来
当時の駅所在地の地名「黒川」より。
隣の駅
脚注
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