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2019年4月18日 (木) 16:51時点における最新版
六月は、この項目へ転送されています。東京都足立区の地名については六月 (足立区) をご覧ください。 |
6月(ろくがつ)はグレゴリオ暦で年の第6の月に当たり、30日ある。
日本では、旧暦6月を水無月(みなづき)と呼び、現在では新暦6月の別名としても用いる。水無月の由来には諸説ある。文字通り、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であると解釈されることが多いが、逆に田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」であるとする説も有力である。他に、田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」であるとする説、水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説などがある。梅雨時の新暦6月の異称として用いられるようになってからは、「梅雨で天の水がなくなる月」「田植で水が必要になる月」といった解釈も行われるようになった。
英語名であるJuneはローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られた。ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるといわれる。
現在日本では8月と並んで、国民の祝日が無い。その上お盆のような休暇も取れない月ともいえる。しかし一部に時の記念日(6月10日)や夏至(6月21日頃)の休日化を目指す動きもある。なお1993年には、徳仁親王殿下と小和田雅子様の結婚の儀により、6月9日が国民の祝日とされた。
異名[編集]
いすずくれづき(弥涼暮月)、えんよう(炎陽)、かぜまちづき(風待月)、けんびづき(建未月)、すいげつ(水月)、すずくれづき(涼暮月)、せみのはつき(蝉羽月)、たなしづき(田無月)、たんげつ(旦月)、とこなつづき(常夏月)、なるかみづき(鳴雷月)、ばんげつ(晩月)、ふくげつ(伏月)、まつかぜづき(松風月)、みなづき(水無月)、ようひょう(陽氷)
6月の季語[編集]
葵(あおい)、アイリス、菖蒲(あやめ)、アマリリス(Amaryllis) 、 オリーブの花、杜若(かきつばた)、柿(かき)の花、額紫陽花(がくあじさい)、苔(こけ)の花、桜桃(さくらんぼ)、朱欒(ザボン)の花、著莪(しゃが)、ジギタリス(Digitalis:狐の手袋) 、鈴蘭(すずらん)、李(すもも:酸桃)、橙(だいだい)の花、唐菖蒲(とうしょぶ:グラジオラス)、花菖蒲(はなしょうぶ)、ベゴニア(Begonia) 、紅(べに)の花、蜜柑(みかん)の花、柚(ゆず)の花、花橘(はなたちばな)、 青梅(あおうめ)、杏(あんず:杏子)、紫蘇(しそ)、実梅(みうめ)、山桜桃(ゆすらうめ)、辣韮(らっきょう)、 玉葱(たまねぎ)、枇杷(びわ)、早苗(さなえ)、 青すすき、葭切(よしきり:葦切/葦雀)、翡翠(かわせみ:川蝉/魚狗)、雪加(せっか:雪下)、 糸蜻蛉(いととんぼ)、蠅(はえ)、蠅除(はえよけ)、蠅叩(はえたたき)、蜘蛛(くも)、蜘蛛(くも)の囲、蜘蛛(くも)の巣、ゲジゲジ、 油虫(あぶらむし)
6月の年中行事[編集]
6月に行われるスポーツ[編集]
- 第1週 - 高松宮記念杯競輪(大津びわこ競輪場)
- 第1土曜 - ダービーステークス(競馬 イギリス・エプソム競馬場)
- 第1日曜もしくは第2日曜 - 安田記念(競馬 東京競馬場)
- 中旬(夏至前の日曜) - ル・マン24時間レース(モータースポーツ フランス・サルト・サーキット)
- 第4日曜 - 宝塚記念(競馬 阪神競馬場)
- 最終週 - グランドチャンピオン決定戦競走(競艇)
- 最終月曜から2週間 - ウィンブルドン選手権(テニス ロンドン・オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)
- 不定期(4年に1度) - FIFAワールドカップ(サッカー)
6月がテーマの楽曲[編集]
- 6月の太陽 (歌: リンドバーグ)
- 6月の天気予報 (歌: スムルース)
- 6月の雨 (歌:松山千春)
- 6月の方舟 (歌:伊藤つかさ)
- 六月の雨 (歌: 小椋佳)
- 六月の雨の朝 (歌: 矢沢永吉)
- 六月 青空のように (歌: 大滝詠一)
- 六月の雨音 (歌: ル・クプル)
- 六月の花嫁 (歌: 谷山浩子)
- 六月の子守唄 (歌: あみん、カヴァー曲)
- RAINBOW〜六月生まれ (歌: 松田聖子)
- SPLEEN 〜六月の風にゆれて〜 (歌: 沢田研二)
- ジューン・ブライド(歌: ザ・ピーナッツ)
- 水無月十三夜 (歌:村下孝蔵)
その他[編集]
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