「大阪府北部地震」の版間の差分

2019年8月29日 (木) 23:13時点における最新版

震度分布（紅→震度6弱・橙→震度5強・黄→震度5弱・緑→震度4・黄緑→震度3）

震度分布

大阪府北部地震（おおさかふほくぶじしん）は、2018年（平成30年）に、日本の近畿地方（関西）で発生した大地震。大阪では、震度6弱の超強烈な揺れに見舞われた。

概要[編集]

2018年6月18日午前8時前、突然、大阪を震度6弱の超猛烈な揺れが襲った。京都などでも震度5強を記録。関東地方から九州地方にかけて広範囲で揺れを感じた。

大阪府北部で発生したこの地震は、震源の深さが13 kmで、規模はM6.1であった。

震度[編集]

震度5弱以上の地域は以下の通り。

震度6弱

大阪府（茨木市・高槻市・大阪市・枚方市・箕面市）

震度5強

京都府（八幡市・京都市・亀岡市・久御山町・長岡京市・大山崎町）

大阪府（寝屋川市・摂津市・豊中市・島本町・交野市・吹田市）

震度5弱

滋賀県（大津市）

京都府（向日市・宇治市・京田辺市・井手町・南丹市・精華町）

大阪府（能勢町・伊丹空港・守口市・四條畷市・豊能町・大東市・池田市）

兵庫県（西宮市・尼崎市・川西市・伊丹市）

奈良県（高取町・大和郡山市・広陵町・御所市）

被害[編集]

大阪では、小学校のブロック塀が崩れ、付近を歩いていた小学生が巻き込まれて死亡した。関西を中心に、ライフラインの停止や交通機関への影響、エレベーター停止などが相次ぎ、混乱が生じた。前述の小学生以外にも5人が犠牲となり、合計で6人が死亡した。そのほか、合計で400人以上が負傷した。