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『ブルースワット』は、1994年(平成6年)1月30日から1995年(平成7年)1月29日にテレビ朝日系列で毎週日曜日8:00‐8:30に全51話が放映された、東映制作の特撮テレビ番組で、「メタルヒーローシリーズ」の第13作目、および作品内に登場する架空の組織の名称。
メタルヒーローシリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第12作 | 特捜ロボ ジャンパーソン |
1993年1月 - 1994年1月 |
第13作 | ブルースワット | 1994年1月 - 1995年1月 |
第14作 | 重甲 ビーファイター |
1995年2月 - 1996年2月 |
目次
ストーリー[編集]
ブルースワットはエイリアン集団「スペースマフィア」を討つために作られた秘密組織である。主人公の「鳴海翔(ショウ)」、「美杉沙羅(サラ)」、「シグ」の3人は、初出撃で見事にエイリアンを倒すが、ブルースワット攻撃セクション主任・不破にインヴェード(憑依)したエイリアンに、組織は滅ぼされてしまった。
ショウ達3人は生き残り、ダミー企業「ブルーリサーチ」を拠点に民間人の「宇佐美星児(セイジ)」、「麻生すみれ(スミレ)」と共にスペースマフィアに対しゲリラ戦で対抗してゆく。またシグはスペースマフィアを追うスペーススワットの生き残りのエイリアンであり、インヴェード元の「広瀬剛」の息子「ザジ」がスペースマフィア地球侵攻部隊司令官ジスプにインヴェードされ、利用されていることで苦悩する。
概要[編集]
メタルヒーローシリーズの13作目となる本作品は、これまでの特撮ヒーロー番組とは一線を画した、野心的な作品作りがなされた。
その大きな特徴として挙げられるのが「リアル路線の導入」である。例えば、これまでのように自動的に変身するのではなく、強化装甲を直接着用する事による戦闘形態への変身や、各隊員の戦闘形態時のコードネームが存在しないこと、また後半登場のハイパーショウを除き、各戦闘形態の能力に個体差がないなどのリアリティを重視した設定が目立っている。
また、第1話にして防衛組織が主人公たちを残して全滅など、主に序盤において展開されたシリアスなストーリーは、主に高年齢層の一部の視聴者に注目されたが、その一方で子供たちの反応は今ひとつだった。そのため2クール目以降は、テコ入れとしてコミカルなシーンの挿入や明確な敵組織の登場など大幅な路線変更が行われた。とりわけ後半登場したゴールドプラチナムとハイパーショウはその代表格であり、本来のメタルヒーローへの回帰とも言える煌びやかなデザイン・造形となっている。
なお、この他に特筆すべき点としては、本作品からメタルヒーローシリーズの特撮監督が矢島信男から尾上克郎にバトンタッチしたことや、本作品からカブタックまで、字幕の書体が丸字角型ゴシック体(ナール)になったことが挙げられる。
登場人物[編集]
- 鳴海翔(なるみ しょう、通称ショウ) - 演:正木蒼二
- ブルースワットの隊員で隊員NO.は153。元「トライアスロン」の選手で、各地の大会を渡り歩くプロの賞金稼ぎ。ブルースワットの組織が壊滅して報酬が得られなくなったとたんさっさと脱退しようとするなどドライな性格であったが、スペースマフィアの暗躍を目の当たりにして放ってはおけず結局舞い戻る。戦いの中に身をおくうち次第に熱血漢な性格へと変貌していく。メタリックブルーのアーマーを装着する。
- 美杉沙羅(みすぎ さら、通称サラ) - 演:白鳥夕香
- ブルースワットの隊員で隊員NO.は071。元ロス市警特殊火器戦術隊(スワット)のメンバー。射撃と格闘術に長けている。ロス市警スワット時代に、インヴェードされていたテロリストとの戦いで同僚を亡くし、放浪していたところをブルースワットに請われた。ブルーを基調としたメタリックパープルのアーマーを装着する。
- シグ - 演:土門廣
- ブルースワットの隊員で隊員NO.は011。実はスペーススワットの生き残りで緑色の血を持つエイリアン。スペースマフィアとの戦いで仲間が全滅したのだが、単身スペースマフィアを追って地球に降り立ちブルースワットの設立に尽力した。地球年齢で800歳。脳死状態の地球人「広瀬剛(ひろせ ごう)」にインヴェードしている。ブルーを基調としたメタリックブラックのアーマーを装着する。人間以上の聴力を持ち、テレパシーやサイコキネシスといった超能力も使え、丁寧語で喋る。「ビーファイター」客演時は髭が生えていた。スペーススワットの隊員の証「戦士のナイフ」を3本持っている(うち2本はショウとサラのためにシグが造ったレプリカである)。
- 宇佐美星児(うさみ せいじ、通称セイジ) - 演:田中優樹
- コンピューターの知識に精通する天才少年。自称ブルースワットのサポーター。ブルースワットの組織について盗聴・ハッキングなどで把握していた。ブルースワット壊滅後シグたちに連絡を取ったがエイリアンに捕らえられる。ショウに助け出された後に仲間となる。その頭脳を駆使して情報収集・武器・装備の改良・各種薬品や探知機の開発などで活躍する。
- 麻生すみれ(あそう すみれ、通称スミレ) - 演:干潟智子
- ブルーリサーチにアルバイトとして雇われた大学生。すぐに事務所を空にするショウたちに疑念を抱き、正体を探ろうとする。ショウたちが正体を明かした後、仲間として行動する。先走りとおっちょこちょいの性格でショウたちを危機にさらすこともあるが、(偶然ながら)行方不明になっていた偵察衛星・SS17を発見するなど貢献もしている。
- 不破主任(ふわ) - 演:山口嘉三
- ショウたちの直属の上司。第一話でエイリアンにインヴェードされ、ブルースワットの基地を壊滅させてしまう。ショウたちに攻撃を加えるが、ぎりぎりのところで自我を取り戻し、ショウたちに地球の守りを託して自決する。
- ゴールドプラチナム - 声:てらそま昌紀
- 宇宙を守る正義の戦士。ショウの怒りに反応して、時空を超えて現れるが、時空の壁の持つ「復元力」のために長時間地球にとどまれない。修復能力等の超能力を持つ。ショウにシルバニック・ギアとドラムガンナーを授けた。頭部のデザインモチーフは「金」の文字である、とされている。
- ザジ - 演:佐野茂
- シグがインヴェードしている「広瀬剛」の息子。難病を患っている。なぜザジという名前なのかは一切言及されなかった。初登場時はジスプにインヴェードされていた。
- ジスプ - 声:小峰裕一
- スペースマフィアの地球攻撃指揮官。ザジにインヴェードして破壊活動を行っていたが、彼をブルースワットに奪還されてからは別の人間にインヴェードしムッシュJを名乗った。後にパワーアップし怪物の姿となった。
- マドモアゼル・Q:クイーン - 演:長門美由樹
- スペースマフィアの首領で最強のエイリアン。武器や乗り物へのインヴェードもできる。
- 『重甲ビーファイター』特別編にて、ジャマールの魔導師ジャグールの力で『特捜ロボ ジャンパーソン』のビルゴルディと共に復活。しかしある面生前以上の存在感を見せたビルゴルディと異なり、弱々しさが目立った。
- ムッシュJ - 演:笠原竜司
- ザジを奪還されたジスプが代わりにインヴェードした人間。素性・本名一切は不明。
- ゾドー - 演:佐藤信一
- ジスプ直属の幹部エイリアン。巨大な水晶の剣を武器とする。人間体は大男。同僚のリガーより出番が多かった。
- リーガ - 演:中井信之
- ジスプ直属の幹部エイリアン。ムチを武器とする。
- Qの従者A - 演:荻田佳也子
- Qの従者B - 演:松葉妙子
- ナレーター:垂木勉(字幕表記は無かった。)
服装・装備[編集]
スペースマフィアのエイリアンは人の体を乗っ取る「インヴェード」能力を有し、人間に気付かれることなく侵略活動を行っている。インヴェードされた人間とそうでない人間は外見から区別できないため、ブルースワットはエイリアンが絡んでいそうな情報を収集し、インヴェードされた人物を特定、エイリアンをその人物から追い出して戦う。
ショウたちブルースワット隊員の服装は現実の警察特殊部隊に近いもので、この上から「プロテクトギア」というアーマーを装着、後述の装備類を駆使してエイリアンを殲滅する。
服装[編集]
- プロテクトギア
- ブルースワット隊員の標準装備で、隊員が自らの身体に手動で装着する。ヘルメットと胸部プロテクターの二つで構成されている。これらは、エイリアンの攻撃から身を守る特殊装甲であり、エイリアンの接近を知らせるセンサーも備わっているが、人間にインヴェードしたエイリアンは探知できない。
- シルバニック・ギア
- 後半プラチナムより託された、銀色に輝くリベントロニウム製のリアクティブアーマーであり、ヘルメット・プロテクター・肩アーマー・手甲・脚甲によって構成される。戦いのたび(プラチナムが現れるたび)にショウに装着され、エイリアンの攻撃を吸収してはねかえす力を持つが、一度反射するとそのパーツが消滅してしまう。シルバニック・ギアを装着したショウは「ハイパーショウ」と呼ばれる。
- 最終話でプラチナムがショウに与えた力により、ショウは自力でこの装備が可能となったため、プラチナム亡き後の『重甲ビーファイター』では、ショウ単体でハイパーショウに変身している。
装備[編集]
- BW-01 ディクテイター
- ブルースワットの制式自動拳銃で、装弾数10発(ロングマガジン使用時32発)のセミ/フルオート発射の切り替えが可能なマシンピストル。チタニウムコーティングされた人工ルビー製9mm徹甲弾であるアーマーピアシング弾(ハイパーブリット)を発射する。発射時には弾丸にエネルギーコーティングを行い、エイリアンに致命傷を与える事ができる。シングルカラムマガジン仕様のためグリップはスリムで握りやすいがその代わりロングマガジンがかなり長い。
- ディテクター使用不能時には通常の拳銃(ベレッタM92F)にアーマーピアシング弾を装填し、エネルギーコーティングユニットを取り付けて使用したことがある。ユニット取り付けは自分の拳銃に弾丸を移していたサラを見かねたシグが行った。サラはディテクター受領時に弾頭が特殊なことはともかく、ユニットのことはレクチャーされていなかったようである。また、この事からもシグの立場がうかがえる。
- ゴールドプラチナムの登場後にパワーアップされ、エネルギーコーティングが赤から金色になり威力が増すようになった。なお、『重甲ビーファイター』特別編にて、舞がサラから借りて使用したこともある。
- BW-02 プラグローダ
- リボルバー式多目的グレネードランチャー。冷凍弾・ゴム弾・電撃弾・煙幕弾・曳光弾・炸裂弾・ワイヤーネット弾・ショック弾・麻酔弾を発射可能。
- ミサイルランチャ
- 二連装式のミサイル砲で、肩に担いで使用する。
- レーザーライフル
- 赤色のレーザーを発射するレーザー砲。ライフルと名づけられているが、サイズとしてはかなり大型である。
- フレイムスローワー
- 特殊圧縮ボンベ使用により最高600秒の連続放射が可能な火炎放射器。
- ドラムガンナー
- ハイパーショウが左腕に装着して使用する光線銃。後半にてシルバニック・ギアと共にプラチナムより託された。
- ドラムガンファイヤー
- ディクテイターにドラムガンナーを合体させた最強銃。
- グラビオン
- ゴールドプラチナムが使用する次元振動銃。プラチナムの右手に直接出現し、フルパワーでは惑星さえも破壊できるほどの威力を持つ。
その他にもセイジが開発したり入手したりした兵器が幾つか存在する。また、後半ではナイフや日本刀を使った事もある。
メカニック[編集]
- CV-01 ストライカー
- ショウが搭乗する特殊装甲車。戦略システム内蔵の大容量コンピュータとガスタービンエンジンを搭載し、最高時速は312km/hに達する。車体はチタン合金、タングステン鋼、カーボンファイバー製の3層加圧成型装甲。ボディは超高質繊維強化メタル製のロールバーで覆われ、ウインドウには防弾ガラスを使用。助手席には通常、センサーコンソールと小型武器コンテナが搭載されている(人間を乗せることもある)。物語中盤で破壊されるが、破壊を機にセイジが考えていた強化案を加えて修理され、チタンジルコニウム合金製の装甲と4門のインパクトキャノンを装備した「ブルーストライカー」となる。ベース車はスズキ・キャラ(マツダAZ-1のOEM)。
- CV-02 インターセプター
- シグとサラが搭乗する追跡・戦闘用モーターサイクル。 最高時速は205km/h。オートバランサーを搭載し、どのような悪路でも走破することができる。後部のキャリアには小型の武器コンテナを搭載でき、主にNO.2 プラグローダが搭載されている。マシン側の操作で武器コンテナを開くことができ、またプラグローダをフロントカウルに固定して走行しながら発射することが出来る。
- シグ用はバンパーが黄色、サラ用は赤である。ベース車はスズキ・DR250と思われる。
- ガバナー
- 主にセイジが運転する大型のバン。現場指揮車。車体後部のスペースには各種コンピュータが搭載されておりブルースワット隊員との通信や情報送受信が行える。特に戦略コンピュータは敵の弱点、隠れた敵の居場所等を分析するため戦闘には欠かせない。偵察衛星・SS17ともアクセスできる。また予備の武器が搭載されている。
- SS17(エスエスセブンティーン)
- ブルースワットの偵察衛星。宇宙からの偵察・追跡などに威力を発揮する。レーザー砲を装備。電磁波吸収バリアを備えており地上からの観測やレーダーなどではその姿を察知することはできない。SS17のメモリ上にはブルースワット隊員教育用プログラム・ブライアンがインストールされており、偶然SS17にアクセスできたスミレは皆に内緒でブライアンに隊員としての教育を受けた。SS17メインメモリの過負荷によるバリア消失を防ぐため、スミレの手によってブライアンのプログラムはデリートされた。
- スターフォートレス
- プラチナムが搭乗する次元移動要塞。ディストーションバスターを装備。プラチナムは当初地球に直接降臨していたが、クイーンの地球侵攻作戦に対抗するための新装備としてスターフォートレスに搭乗してくるようになった。最終話でショウとサラがスターフォートレスに搭乗して地球を発つ。
- パルサーポッド
- プラチナムが地球に降臨するときに使用する大気圏突入用カプセル。スターフォートレスから発進する。
スタッフ[編集]
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、たのしい幼稚園、てれびくん、別冊コロコロコミック、テレビランド
- プロデューサー:梶淳(テレビ朝日)、堀長文(東映)
- 脚本:宮下隼一、扇澤延男、鷺山京子、曽田博久、小林靖子、上原正三ほか
- 音楽:若草恵
- 特撮監督:尾上克郎
- 撮影:浄空(瀬尾脩)、小泉貴一
- アクション監督:山岡淳二、新堀和男、山田一善
- 助監督:石田秀範、諸田敏、加藤弘之
- キャラクターデザイン:野口竜
- 企画協力:企画者104
- キャラクター製作:レインボー造型企画
- カースタント:タケシレーシング
- 協力:MGC、コミネオートセンター、レイバン(ボシュロム・ジャパン)
- 監督:辻理、小西通雄、蓑輪雅夫、三ツ村鐵治、折田至、石田秀範
- 製作:テレビ朝日、東映、ASATSU
主題歌[編集]
- OPは特撮ヒーロー番組としては異色の、バラード調の主題歌。メタルヒーローシリーズとしては『超人機メタルダー』のOP『君の青春は輝いているか』と並ぶ、歌詞中にヒーローの名が一切登場しないOPテーマでもある。
- EDはOPとは対称的に、アップテンポの陽気な曲。
- OP、ED共にシングルバージョンとアルバムバージョンがある。前者は放送当時のシングル盤にしか収録されておらず、それ以降の商品化の際には必ず後者が収録されている。TV放送では第24話まで前者を、第25話以降は後者を使用しており、TVサイズにおいても前奏の長さの違いが生じている。シングルバージョンではやや抑えた歌い方なのに対しアルバムバージョンでは前者に比べてかなり感情豊かに歌い上げられていた。
放送リスト[編集]
※補足:初期(1クール目)は、サブタイトルが全てカタカナ表記。2クール目以降は路線変更により、過去作品と同様のサブタイトルが付けられていたが、最終回ではサブタイトルがカタカナ表記になった。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場エイリアン | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1994/1/30 | 1 | ビギニング!! | レト ボナ |
宮下隼一 | 辻理 |
1994/2/6 | 2 | ロンリーバトル!! | ケル | ||
1994/2/13 | 3 | インヴェード!! | レト ボナ |
小西通雄 | |
1994/2/20 | 4 | ゲッタウェイ!! | ゴナ ボナ | ||
1994/2/27 | 5 | ザ・ライバル!! | ケル | 蓑輪雅夫 | |
1994/3/6 | 6 | ワンチャンス!! | レト ボナ | ||
1994/3/13 | 7 | スクープ!! | レト ケル ボナ |
扇澤延男 | 三ツ村鐵治 |
1994/3/20 | 8 | E.Tベイビィ | バブリオ レト ボナ |
鷲山京子 | |
1994/3/27 | 9 | プリティーガール | ラビ | 曽田博久 | 小西通雄 |
1994/4/3 | 10 | ザ・ミッション | レト ボナ |
小林靖子 | |
1994/4/10 | 11 | イエスタディ… | ザイバー(声:新井一典) TR-99 |
浅香晶 | 蓑輪雅夫 |
1994/4/17 | 12 | グッドバイ… | ボナ | 宮下隼一 | |
1994/4/24 | 13 | デス・トラップ | レト ボナ ケル |
三ツ村鐵治 | |
1994/5/1 | 14 | 極悪スター誕生 | レト | 扇澤延男 | |
1994/5/8 | 15 | 侵略CM大放送 | ボナ(声:篠田薫) | 曽田博久 | 小西通雄 |
1994/5/15 | 16 | 激突!! 暗殺カー | レト | 小林靖子 | |
1994/5/22 | 17 | ズッコケ新隊員 | ケル | 浅香晶 | 蓑輪雅夫 |
1994/5/29 | 18 | 強盗犯は英雄!! | レト ボナ |
中野睦 | |
1994/6/5 | 19 | 魔少年の正体!! | ジスプ ゾドー リーガ |
宮下隼一 | 三ツ村鐵治 |
1994/6/12 | 20 | シグの衝撃の過去 | |||
1994/6/19 | 21 | 突撃爺ちゃん魂 | ザザンガ レト ボナ ケル |
扇澤延男 | 小西通雄 |
1994/6/26 | 22 | シグよさらば!? | ザイバー ゾドー リーガ |
小林靖子 | |
1994/7/3 | 23 | 超時空の新戦士 | ジスプ ゾドー リーガ |
宮下隼一 | 蓑輪雅夫 |
1994/7/10 | 24 | 地球征服0秒前 | |||
1994/7/17 | 25 | 進め凸凹探偵団 | ヤニミ ゾドー |
扇澤延男 | 三ツ村鐵治 |
1994/7/24 | 26 | 真説・浦島太郎 | ヤニミ 宇宙生物ダル |
鷲山京子 | 小西通雄 |
1994/7/31 | 27 | BS同士打ち!! | ジスプ ゾドー |
宮下隼一 | 三ツ村鐵治 |
1994/8/7 | 28 | ああ無常 母の命 | グラガ ゾドー |
酒井直行 | 小西通雄 |
1994/8/14 | 29 | 夏休み悪霊退治 | 宮下隼一 鈴木康之 |
石田秀範 | |
1994/8/21 | 30 | さらば!! 魔少年 | エバ ジスプ ゾドー | ||
1994/8/28 | 31 | 異星人 純情す… | ゲドン ハル リーガ |
扇澤延男 | 三ツ村鐵治 |
1994/9/4 | 32 | 無残ショウ爆死 | モーグ | 浅香晶 | |
1994/9/11 | 33 | 完成!! 最強銃 | ゲルマ | 宮下隼一 鈴木康之 |
蓑輪雅夫 |
1994/9/18 | 34 | 極悪!! ニセBS | デスキーラ3兄弟 | 増田貴彦 | |
1994/9/25 | 35 | 銀河狼炎の鉄拳 | ネロン | 上原正三 | 折田至 |
1994/10/2 | 36 | 脱線 僕の丸秘指令 | レト ボナ ケル |
小林靖子 | |
1994/10/9 | 37 | 女王の宣戦布告 | ジスプ ゾドー リーガ |
宮下隼一 鈴木康之 |
小西通雄 |
1994/10/16 | 38 | GP抹殺指令!! | ジスプ ゾドー リーガ クイーン | ||
1994/10/23 | 39 | 宇宙獣 命の絶叫 | ジスプ レト ボナ |
浅香晶 | 三ツ村鐵治 |
1994/10/30 | 40 | 女王に罠を張れ | グラガ クイーン |
扇澤延男 | |
1994/11/6 | 41 | 襲来!! 殺人昆虫 | マザーブラハム | 中野睦 | 蓑輪雅夫 |
1994/11/13 | 42 | 救世主は悪魔!! | クイーン ゴア レト ケル |
鷲山京子 | |
1994/11/27 | 43 | BS最後の日 | ギルガ ジスプ リーガ ゾドー |
宮下隼一 井上一弘 |
小西通雄 |
1994/12/4 | 44 | 虫歯の電脳戦士 | パルス ゴア |
宮下隼一 荒川龍 | |
1994/12/11 | 45 | 狙われた肉体!! | 合体エイリアン ジスプ |
浅香晶 | 三ツ村鐵治 |
1994/12/18 | 46 | GP戦闘不能!! | マニー ジスプ リーガ ゾドー |
石田秀範 | |
1994/12/25 | 47 | 暴け!! (秘)計画書 | ジタン コズマ ゴア |
扇澤延男 | |
1995/1/8 | 48 | 反逆!! 俺が王だ | ジスプ リーガ ゾドー アルド |
扇澤延男 増田貴彦 |
三ツ村鐵治 |
1995/1/15 | 49 | 決戦!! 王の最後 | ジスプ リーガ ゾドー クイーン |
扇澤延男 | |
1995/1/22 | 50 | 大激突 生か死か | クイーン | 宮下隼一 鈴木康之 |
蓑輪雅夫 |
1995/1/29 | 51 | グッバイBS | クイーン 従者A、B |
放映ネット局[編集]
- 東京都、関東広域圏 ANB〔現:EX〕 テレビ朝日
- 北海道 HTB 北海道テレビ放送
- 青森県 ABA 青森朝日放送
- 岩手県 IBC岩手放送
- 宮城県 KHB 東日本放送
- 秋田県 AAB 秋田朝日放送
- 山形県 YTS 山形テレビ
- 福島県 KFB 福島放送
- 新潟県 NT21〔現:UX〕 新潟テレビ21
- 山梨県 UTY テレビ山梨
- 石川県 HAB 北陸朝日放送
- 福井県 FBC 福井放送
- 長野県 ABN 長野朝日放送
- 静岡県 SATV 静岡朝日テレビ
- 愛知県、中京圏 NBN 名古屋テレビ放送
- 大阪府、近畿広域圏 ABC 朝日放送
- 鳥取県、島根県 BSS 山陰放送
- 岡山県、香川県 KSB 瀬戸内海放送
- 広島県 HOME 広島ホームテレビ
- 山口県 YAB 山口朝日放送
- 徳島県 JRT 四国放送
- 高知県 KUTV テレビ高知
- 福岡県、佐賀県 KBC 九州朝日放送
- 長崎県 NCC 長崎文化放送
- 熊本県 KAB 熊本朝日放送
- 大分県 OAB 大分朝日放送
- 鹿児島県 KKB 鹿児島放送
劇場版[編集]
映像ソフト化[編集]
ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全12巻とも東映ビデオからリリースされている。DVDの発売については2007年12月現在未定。
備考[編集]
撮影用プロップ、及び玩具について[編集]
撮影に使用されたディクテイターのプロップは、発火用は作動性に定評のあった MGC 製のモデルガン・ベレッタM9(M92F の米軍用モデル)をベースに作られ、アップ用、遠景用及びドラムガンファイヤー状態のものはバンダイ製玩具「DX・電動ディクテイター01」をベースに作られた。それとは別にアクションシーン用のゴム製のものも作られている。製作はレインボー造形による。
それぞれの差異は画面上で意外と判別しやすく、アップ用を基本とすると
- 発火用は M92F のディスアッセンブリレバーやマガジンキャッチがそのまま残っている。グリップの角度(傾き)が浅い。ダブルカラムマガジンのためグリップが太い。チャンバー部、スライド部の高さが低い。また発火プロップ用のロングマガジンは作られていない。
- ゴム製のものは金属質感が低く、エネルギーコーティング部の光沢がない。マガジンが入っていない。エッジが甘くゆがんで見える、など。
- また、アップ用は玩具をベースにしているとはいえフレーム後部の延長、スライド高を短縮、フロントサイト部に肉盛りなど細部にかなり手が入れられており、玩具では電池ボックスになっていた L.A.M.(Laser Aiming Module) が実際に発光する。またフレーム前部の幅が玩具よりもやや太い。
などの差異が見受けられる。
なお『ブルースワット』の後番組『重甲ビーファイター』のラスト2話で『ブルースワット』の主人公たちがゲスト登場して話題となったが、このとき使用されていたのは一貫して発火用プロップであった。
発火用プロップは3丁製作されているが、本体との相性の問題によりマガジンの共用ができない。そのためグリップエンド及び対応するマガジンに1から3までの番号が彫りこまれていた。
玩具「DX・電動ディクテイター01」は、電池駆動でブローバックしカートを排莢するという「電動ブローバックモデルガン」というべきものである。そのモデルガン然としたパッケージ、サイトやマガジンキャッチなどのレベルの高い作りこみ、7800円というキャラクタートイとしては高めの定価(モデルガンとして見れば安いほうではあるが)、そして7歳以上というこの手の玩具にあるまじき対象年齢の高さなど、この銃はトイガンファンの間では語り草となっている。2007年時点でも、電力をパワーソースとし排莢をアクションの特徴とする「モデルガン」は他に例がない。これは銃刀法や(モデルガンとしての)安全性などの面から考えても画期的であった。また、この玩具の開発においては、バンダイ社内でも物議をかもしたようで、「ディクテイターの件で開発スタッフが社長に怒られた」などの噂も存在する。
電動ディクテイターは一時回収された時期があり、その理由として、
- マガジンがフルプラスティックのため破損しやすかった
- ギア比の関係でスライド閉鎖のスピードが速すぎてジャム(弾詰まり)が多発した
などといったものが挙げられている。初期型と改良型の外見上の違いはマガジンの一部が赤いかどうかで判別する事が出来る。なお、改良型でもパッケージ写真は初期型のまま。
電池ボックスとなっている L.A.M. 部の先端には実は赤外線を発光するユニットが組み込まれており、トリガーに連動して実際に発光している(肉眼ではわからないがデジカメの画面などを通して見ることにより確認出来る)。結局このユニットを利用した関連玩具は発売されなかった(後期に発売されたドラムガンナーは銃口からの赤色光を受光して作動していた)。
その他[編集]
- 次作品『重甲ビーファイター』の52、53話で、前作品の『特捜ロボ ジャンパーソン』のジャンパーソン、ガンギブソン、ビルゴルディと共に競演を果たした。
シグが「ブルースワットです。」と自己紹介したところ、「ブルースワット?知らねぇな」「うん、知らない」とやや意地悪な台詞をジースタッグ/片霧大作から言われた。(ブルースワットは人知れず戦っていた為)。
- ディクテイターのプロップは後に『仮面ライダーアギト』に流用され、パワードスーツV-1の専用装備であるV-1ショットとなった。
テレビ朝日系 日曜8時台前半(1994年1月 - 1995年1月) | ||
---|---|---|
前番組 | ブルースワット | 次番組 |
特捜ロボ ジャンパーソン | 重甲ビーファイター | |