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近年では保守地盤の厚いと言われる北部地域でも民主党が地盤を築いており、[[2007年]](平成19年)に行われた府議会議員選挙では1人区の[[綾部市]]選挙区で民主党系候補が自民党候補を破るなどし、第二党に躍進した。また本来、京都市内で圧倒的な強さを誇った共産党であったが、自民党がこれを駆逐するなど、京都独自の「共産vs反共」という構図から、「自民vs民主vs共産」という構図になりつつある。
 
近年では保守地盤の厚いと言われる北部地域でも民主党が地盤を築いており、[[2007年]](平成19年)に行われた府議会議員選挙では1人区の[[綾部市]]選挙区で民主党系候補が自民党候補を破るなどし、第二党に躍進した。また本来、京都市内で圧倒的な強さを誇った共産党であったが、自民党がこれを駆逐するなど、京都独自の「共産vs反共」という構図から、「自民vs民主vs共産」という構図になりつつある。
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== 「慰安婦に謝罪と補償を」京都府議会が意見書可決。民主、共産が賛成。自民は反対 ==
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京都府議会は[[2013年]][[3月26日]]、旧日本軍の[[慰安婦]]とされた女性に謝罪や補償をするよう国に求める意見書案を賛成多数で可決した。[[プロ市民|市民団体]]によると、同様の趣旨の意見書が可決されるのは都道府県議会では初めてという。
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府議会会派の公明が「『慰安婦』問題の早期解決を求める意見書」を提案し、民主と共産が賛成、自民は反対した。意見書は、「被害女性の声を聞き、調査分析を進め、理解ある補償を行い、名誉と尊厳を回復することは日本政府の残された責務」と指摘。これらを「誠実に急ぎ行うこと」や、「歴史の事実と教訓の継承に取り組むこと」を求めている。
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[[従軍慰安婦]]問題に取り組む市民団体「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」によると、[[2008年]]3月から[[2012年]]9月までに全国39の市町村議会が同趣旨の意見書などを可決。京都府内では6市議会が可決している。同府議会の各会派には市民団体が10年から働きかけていた。
  
 
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2017年8月20日 (日) 03:04時点における最新版

京都府議会(きょうとふぎかい)は、京都府に設置された地方議会

概要[編集]

京都府は7期28年に渡り蜷川虎三知事による革新府政が続いた日本共産党の牙城であり、一時期は共産党と自民党などが中心となる反共陣営の激しい対立が続き、二人区は『自共指定席』とも呼ばれた(参議院京都府選挙区もそう呼ばれていた)。近年は、共産党の衰退と民主党の躍進に伴い、対立構図も変化してきている。

近年では保守地盤の厚いと言われる北部地域でも民主党が地盤を築いており、2007年(平成19年)に行われた府議会議員選挙では1人区の綾部市選挙区で民主党系候補が自民党候補を破るなどし、第二党に躍進した。また本来、京都市内で圧倒的な強さを誇った共産党であったが、自民党がこれを駆逐するなど、京都独自の「共産vs反共」という構図から、「自民vs民主vs共産」という構図になりつつある。

「慰安婦に謝罪と補償を」京都府議会が意見書可決。民主、共産が賛成。自民は反対[編集]

京都府議会は2013年3月26日、旧日本軍の慰安婦とされた女性に謝罪や補償をするよう国に求める意見書案を賛成多数で可決した。市民団体によると、同様の趣旨の意見書が可決されるのは都道府県議会では初めてという。

府議会会派の公明が「『慰安婦』問題の早期解決を求める意見書」を提案し、民主と共産が賛成、自民は反対した。意見書は、「被害女性の声を聞き、調査分析を進め、理解ある補償を行い、名誉と尊厳を回復することは日本政府の残された責務」と指摘。これらを「誠実に急ぎ行うこと」や、「歴史の事実と教訓の継承に取り組むこと」を求めている。

従軍慰安婦問題に取り組む市民団体「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」によると、2008年3月から2012年9月までに全国39の市町村議会が同趣旨の意見書などを可決。京都府内では6市議会が可決している。同府議会の各会派には市民団体が10年から働きかけていた。

定数[編集]

  • 62

役員・委員会[編集]

  • 議長 ‐ 近藤永太郎(自由民主党)
  • 副議長 ‐ 小巻實司(自由民主党)
委員会 定数 委員長
総務・環境 10 巽昭(自民)
府民生活・厚生 10 諸岡美津(公明)
文教 10 田中健志(民主)
農商工労働 10 中小路健吾(民主)
建設交通 10 片山誠治(自民)
警察 10 安田守(自民)

2012年平成24年)12月4日現在。

会派[編集]

会派名 議員数 所属党派
自由民主党京都府議会議員団 26 自由民主党
民主党京都府議会議員団 15 民主党
日本共産党京都府議会議員団 11 日本共産党
公明党京都府議会議員団 5 公明党
京都創生フォーラム 1 地域政党
欠員 2

2012年平成24年)12月4日現在。

選挙区[編集]

選挙区 定数 市町村
北区選挙区 3 京都市北区
上京区選挙区 2 京都市上京区
左京区選挙区 4 京都市左京区
中京区選挙区 3 京都市中京区
東山区選挙区 1 京都市東山区
山科区選挙区 3 京都市山科区
下京区選挙区 2 京都市下京区
南区選挙区 3 京都市南区
右京区選挙区 5 京都市右京区
西京区選挙区 3 京都市西京区
伏見区選挙区 6 京都市伏見区
福知山市選挙区 2 福知山市
舞鶴市選挙区 2 舞鶴市
綾部市選挙区 1 綾部市
宇治市久世郡選挙区 4 宇治市・久世郡
城陽市選挙区 2 城陽市
宮津市与謝郡選挙区 1 宮津市・与謝郡
亀岡市選挙区 2 亀岡市
向日市選挙区 1 向日市
長岡京市乙訓郡選挙区 2 長岡京市・乙訓郡
八幡市選挙区 2 八幡市
京田辺市綴喜郡選挙区 2 京田辺市・綴喜郡
京丹後市選挙区 1 京丹後市
南丹市船井郡選挙区 1 南丹市・船井郡
木津川市相楽郡選挙区 2 木津川市・相楽郡

沿革[編集]

  • 2002年(平成15年)7月:議員定数を変更。「北区」「上京区」「宮津市・与謝郡」の定員削減。全体で65から62に減。
  • 2007年(平成19年)4月:議員定数を変更。「京田辺市・綴喜郡」を1人→2人。「京丹後」を2人→1人。
  • 2011年(平成23年)4月:議員定数を変更。「西京区」を2人→3人。「南丹市・船井郡」2人→1人。「舞鶴市」3人→2人。「左京区」5人→4人。

主な京都府議会議員出身者[編集]

衆議院議員(現職)
参議院議員(現職)
元議員・その他

外部リンク[編集]