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'''セミヌード'''(Semi nude)は[[ヌード写真]]・[[ヌードシーン|映像]]のうち、肌の露出が比較的小さいもののことで、女性の場合「乳首」を隠しているヌードを主に指す。「セミ」は半分といった意味を表す英語の接頭語であり、[[全裸]]([[オールヌード]])に対しての半裸とでも訳されよう。男性の場合、セミヌードという表現はあまりしない。 | '''セミヌード'''(Semi nude)は[[ヌード写真]]・[[ヌードシーン|映像]]のうち、肌の露出が比較的小さいもののことで、女性の場合「乳首」を隠しているヌードを主に指す。「セミ」は半分といった意味を表す英語の接頭語であり、[[全裸]]([[オールヌード]])に対しての半裸とでも訳されよう。男性の場合、セミヌードという表現はあまりしない。 | ||
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モデルが[[女性]]の場合、セミヌードのパターンとして次のようなものがある。上半身を脱いでいても背後から撮影したり、脱いだ衣装や手、小道具などを使って乳首を見せないようにする。 | モデルが[[女性]]の場合、セミヌードのパターンとして次のようなものがある。上半身を脱いでいても背後から撮影したり、脱いだ衣装や手、小道具などを使って乳首を見せないようにする。 | ||
# モデルは全裸だが、乳首・陰毛が写っていない状態(営業上、広告等で「フルヌード」と言い換える事がある) | # モデルは全裸だが、乳首・陰毛が写っていない状態(営業上、広告等で「フルヌード」と言い換える事がある) | ||
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* [[華原朋美]] - 写真集『Crystallize』(2005年)、限定豪華BOX写真集『CrystallizeⅡ+DVD』(2006年) | * [[華原朋美]] - 写真集『Crystallize』(2005年)、限定豪華BOX写真集『CrystallizeⅡ+DVD』(2006年) | ||
* [[宮内玲奈|REINA]]・[[松田律子|LINA]]([[MAX (音楽グループ)|MAX]]) - 写真集『R-017』(2007年)、写真集『月刊RINA』(2006年) | * [[宮内玲奈|REINA]]・[[松田律子|LINA]]([[MAX (音楽グループ)|MAX]]) - 写真集『R-017』(2007年)、写真集『月刊RINA』(2006年) | ||
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* [[堺雅人]] - 写真集 | * [[堺雅人]] - 写真集 | ||
* [[松本潤]] - 雑誌『[[アンアン]]』1548号(2007年2月7日) | * [[松本潤]] - 雑誌『[[アンアン]]』1548号(2007年2月7日) | ||
+ | アーノルドシュワネッカー。映画ターミネーター2 | ||
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セミヌード(Semi nude)はヌード写真・映像のうち、肌の露出が比較的小さいもののことで、女性の場合「乳首」を隠しているヌードを主に指す。「セミ」は半分といった意味を表す英語の接頭語であり、全裸(オールヌード)に対しての半裸とでも訳されよう。男性の場合、セミヌードという表現はあまりしない。
目次
定義[編集]
セミヌードという言葉は話者の主観に頼る部分もあり、厳密な定義が難しい場合もある。
理屈からいえば水着姿や下着姿も裸に近い事になるが、通常はセミヌードといわない。セミヌードという言葉が示す意味は、ほとんどの場合「乳首を見せないヌード」という事である。又、薄い布や濡れたシャツをまとい乳首が透けている場合や、尻部を丸出しにした場合もセミヌードといわれる事がある。
- 女性のヌードで、陰毛を見せている場合はヘアヌード、乳首を見せている場合はオールヌード、乳首を隠している場合をセミヌードという使い分けをする事がしばしばある。
- 写真・映像等の話題性を高める事が求められる広告・報道などにおいては、しばしば誇張された表現が使われ、混乱を招く例も見られる(例:2004年の岩崎恭子のセミヌード)。井上和香の肩を出した広告写真がセミヌードとされた事もある(2003年)。[1]
女性のセミヌード[編集]
モデルが女性の場合、セミヌードのパターンとして次のようなものがある。上半身を脱いでいても背後から撮影したり、脱いだ衣装や手、小道具などを使って乳首を見せないようにする。
- モデルは全裸だが、乳首・陰毛が写っていない状態(営業上、広告等で「フルヌード」と言い換える事がある)
- モデルは半裸(上半身裸など)だが、乳首が写っていない状態
- モデルがごく薄い衣類を身に付けており、体の輪郭や色が透けている状態
このほか、乳首が写っているトップレスの状態や、単に下着姿である状態もセミヌードと呼ばれる事があるが、一般的ではない。
なお、陰毛が写っている場合は全体の露出度が小さくてもヘアヌードとされるのが一般的である(例:スカートをたくし上げ、ショーツをずらす。上半身は着衣で下半身裸。など)
セミヌードになったことがある女性有名人[編集]
セミヌードは身体の一部が隠れるためモデル側の抵抗感が比較的少なく、又、ヘアヌード・オールヌードとは区別され、芸術的なイメージもあるためか、人気のある有名タレントが公開する事もある。さらに、テレビCMやCDジャケットなどでは通常のヌードがはばかられるため、セミヌードとする場合が多い。
セミヌード小史[編集]
大正時代の赤玉ポートワイン(寿屋 (現:サントリー))のポスターは有名(1922年)。今日の基準ではソフトなもので、セミヌードといえないかもしれないが、当時は物議をかもした。
男性グラビア誌を中心に、全裸にはなっても、乳首だけは見せない、という強い主張をもったグラビアモデルの系譜があった。1980年頃、浅野裕子(浅野ゆう子)が月刊『プレイボーイ』誌で披露したセミヌードは、乳首こそ見せないものの、ほとんど全裸であり、ファンを驚かせた。武田久美子の一連の写真集は貝殻水着など大胆なポーズにも関わらず中々乳首を見せず、長い間ファンをイライラさせた(後にヘアヌードを発表)。渡辺美奈代も全裸になっても乳首は見せなかった。
又、一般的なセミヌードとは違うものの意外な露出として話題になったものとしては田村英里子の半ケツヌード、宮沢りえのふんどし写真などがある。
映画、テレビドラマ[編集]
- 上戸彩 - テレビドラマ『涙をふいて』(2000年)
- 混浴露天風呂連続殺人シリーズ
写真集、イメージビデオ (DVD)[編集]
- 辺見えみり - 写真集『EMIRI GRAPH』(1998年)
- 牧瀬里穂 - 写真集『epoch』(2000年)
- 島崎和歌子 - 写真集『WAKAKO』(2001年)
- 後藤理沙 - 写真集『reflect』、写真集『from here to Reality』(2002年)、イメージDVD『from here to Reality』(2005年)
- 上原多香子 - 写真集『Vingt Takako』(2003年)、写真集『Veintitres+DVD』(2006年)
- すほうれいこ - 写真集『月刊すほうれいこ』(2003年)、写真集『カモミール+DVD』(2005年)
- 岩崎恭子 - 写真集『METAMORPHOSES』(2004年)、イメージDVD『oro』(2005年)
- バルセロナオリンピックにおいて、史上最年少の14歳で金メダルを獲得した元水泳選手。
- AKINA - 写真集『AKINA TRIP』(2005年)
- 青木さやか - 写真集『Où Voyez-vous?』(2005年)
- タイトルの意味はフランス語で「どこ見てんのよ!?」
- 八反安未果 - 写真集『Passion』、イメージDVD『True Love』(2005年)
- 知念里奈 - 写真集『digi+KISHIN girls』、イメージDVD『digi+KISHIN DVD』(2005年)
- 松嶋尚美(オセロ) - 写真集『color“いろ”の魔法』(2005年)
- 梨花 - 写真集『Sweet season Rinka』(2005年)
- 華原朋美 - 写真集『Crystallize』(2005年)、限定豪華BOX写真集『CrystallizeⅡ+DVD』(2006年)
- REINA・LINA(MAX) - 写真集『R-017』(2007年)、写真集『月刊RINA』(2006年)
- 白石麻衣 - 写真集『パスポート』(2017年)
雑誌など[編集]
セミヌード写真を多く載せる雑誌はほとんどが男性誌である。ただし『アンアン』や『フラウ』などの一部の女性誌は女性に人気のある人物については男女問わずセミヌードを掲載している。男性誌ではなくこちらに登場する芸能人も多い。
- 神田うの - 雑誌『アンアン』1175号(1999年7月9日)表紙など
- 奥菜恵 - 雑誌『フラウ』2002年11月12日号の表紙など
- 佐藤江梨子 - 雑誌『フラウ』2003年6月24日号の表紙など
- SHIHO - 雑誌『アンアン』1391号(2003年11月26日)表紙など
- 吉井怜 - 雑誌『フラウ』2004年6月22日号の表紙など
- 宮地真緒 - 雑誌『フラウ』2004年10月26日号の表紙など
- 米倉涼子 - 雑誌『アンアン』1431号(2004年9月22日)表紙など
- 山田優 - 雑誌『アンアン』1446号(2005年1月12日)表紙
- 沖縄アクターズスクール出身の人気ファッションモデル。
CM・広告[編集]
- 黒谷友香 - 『たかの友梨ビューティクリニック』CM(2004年)
- 同じくセミヌードのGacktと共演した。
CDジャケット[編集]
- 浜崎あゆみ - シングル『appears』アルバム『LOVEppears』(1999年)『RAINBOW』(2002年)ジャケット写真
- hitomi - アルバム『LOVE LIFE』ジャケット写真(2000年)
- ソニン - シングル『カレーライスの女』ジャケット写真、プロモーションビデオ(2002年)
- 相川七瀬 - アルバム『Crimson』ジャケット写真(1998年)
- 宮地真緒 - シングル『愛する他に…』ジャケット写真(2004年)CMと関連
- 八反安未果 - シングル『TRAP』ジャケット写真(2004年)
- 華原朋美 - アルバム『naked』ジャケット写真(2005年)
- 舞(元Ruppina・工藤舞) - シングル『Reborn』ジャケット写真、プロモーションビデオ(2005年)など
- 小柳ゆき - シングル『誓い』ジャケット写真(2006年)
- DOUBLE - シングル『SPRING LOVE』ジャケット写真、プロモーションビデオ(2007年)
その他[編集]
男性のセミヌード[編集]
モデルが男性の場合、主な用法には以下のようなものがある。
- モデルが全裸で、陰毛・陰茎が写っていない状態。
- モデルが全裸で、陰毛が写っているが陰茎が写っていない状態。
- モデルが上半身裸(トップレス)である状態。
このように、男性における「セミヌード」という語の用途は女性のそれと大きく異なる。とくに、乳首の露出の有無が重要視されず、また上半身裸が通常のヌードに分類されることがほとんどないことは両者の最も重要な違いであるといえる。
また、モデルの陰毛が写っている状態であっても、陰茎が写っていなければセミヌードに含める場合も多い。これはセミヌードの定義を前述の「完全なヌードではない状態」に設定していることになるが、女性とは違いこの定義が使われることは男性ではそれほど珍しいことではない。男性は腹部から陰茎が突出しており、全裸で前面から撮影すればこれがそのまま映像に写りこむのが自然な状態である。このため、陰茎の写っていない男性ヌードは不自然であり、完全なヌードとはみなされにくいのである。この状況は、外性器が突出しておらず陰毛に隠れることが多い女性とは対照的であるといえる。
ただし日本の場合、「男性ヌード」と称されるもののほとんどは陰毛が写っていない。前述のように、全裸の男性を正面から撮影すると陰茎が写ってしまうことが多いが、陰茎は日本国内においては通常修正が必要である。しかしこれを写さずに陰毛だけを画面内に収めようとすると不自然なポーズ・アングルをとらざるをえなくなることが多いため、日本の男性ヌード写真は必然的にセミヌードが多くなるのである。
セミヌードになったことがある男性有名人[編集]
- 香取慎吾 - ドラマ『透明人間』、雑誌『アンアン』1165号(1999年4月30日)表紙など
- 岡田准一 - 雑誌『アンアン』1381号(2003年9月24日)表紙など
- T.M.Revolution - 写真集『SEVENTH HEAVEN』
- Gackt - 雑誌『フラウ』2002年7月23日号の表紙など
- 本木雅弘 - 写真集
- 永井大 - フォト&エッセイ集『画竜点睛』(2004年10月26日)
- 成宮寛貴 - 雑誌『アンアン』1481号(2005年10月5日)表紙など
- 藤原竜也 - 写真集『no control』(2005年10月25日)
- 山下智久 - ドラマ『カバチタレ!』
- 小池徹平 - 写真集
- 小栗旬-映画『隣人13号』
- GOT'S(FLOWのベーシスト) - シングル『Go!!!』のPVにて。映画「ターミネーター」のパロディー。
- 堺雅人 - 写真集
- 松本潤 - 雑誌『アンアン』1548号(2007年2月7日)
アーノルドシュワネッカー。映画ターミネーター2