「日本テレビ平日夕方アニメ・特撮枠」の版間の差分

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===金曜日夕方6時台前半枠===
 
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[[テレビ東京]]を除く在京キー4局で平日夕方6時台にアニメ・特撮の新作を放送したのは、日テレが最後となり、当該枠の新作はアニメのみの放送だった。
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[[テレビ東京]]を除く在京キー4局で平日夕方6時台にアニメ・特撮の新作を放送したのは日テレが最後となり、当該枠の新作はアニメのみの放送だった。
 
*ムーの白鯨(読売テレビホスト) 1980.4〜9 関西地区より先行ネットで放送
 
*ムーの白鯨(読売テレビホスト) 1980.4〜9 関西地区より先行ネットで放送
  
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===木曜日夕方5時台後半枠===
 
===木曜日夕方5時台後半枠===
  
兄弟拳バイクロッサー 1985.1〜1985.9 終盤予算が尽きた為、8月で本編終了。最後の1ヶ月は傑作選で凌いだ
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兄弟拳バイクロッサー(特撮) 1985.1〜1985.9 終盤予算が尽きた為、8月で本編終了。最後の1ヶ月は傑作選で凌いだ
  
 
蒼き流星SPTレイズナー 1985.10〜1986.6 「夕やけニャンニャン」を相手に善戦しテコ入れをするも、三洋電機の降板、関連商品売上不振で3クール短縮打ち切りが決まり、最終回前話から最終回へいきなりストーリーが飛んだのは余りに有名。説明不足分はOVAで補完した。
 
蒼き流星SPTレイズナー 1985.10〜1986.6 「夕やけニャンニャン」を相手に善戦しテコ入れをするも、三洋電機の降板、関連商品売上不振で3クール短縮打ち切りが決まり、最終回前話から最終回へいきなりストーリーが飛んだのは余りに有名。説明不足分はOVAで補完した。
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==第二期(1988年〜1996年)==
 
==第二期(1988年〜1996年)==
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[[1988年]]にゴールデンタイムで帯情報番組「追跡」が編成された為、その副作用で誕生した枠であり、一時期は定着した。…かに見えたが、平成不況に入り地方局では帯地元情報番組を放送する様になった事と、スポンサーが付かなくなり、結局はアンパンマンのみが生き残った。
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===月曜日5時台前半枠===
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[[それいけ!アンパンマン]] 1988.10〜放送中 当該枠最長寿放送のアニメと同時に、枠移動後も時差ネットや打ち切り局を出しながらも放送中。
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トランスフォーマー超神マスターフォース 1988.4〜1989.3
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トランスフォーマーV 1989.3〜12 [[日本テレビ]]で放送された[[トランスフォーマー]]シリーズ最終作で、予定より放送短縮となった。
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つる姫じゃ! 1990.1〜12 [[読売テレビ]]ではこれ以前に視聴者無視の怠慢編成を組んだ為、日テレの怒りを買い、本作から「エースをねらえ!」を除き、「あしたへフリーキック」迄が供給差し止めの報復を喰らい未ネットとなる。
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エースをねらえ! 1991.1〜3 放送期間調整の為OVAを転用し、読売テレビでは「エースをねらえ!ファイナルステージ」を含めローカル枠で完全放送された。
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ちいさなおばけアッチコッチソッチ 1991.4〜1992.3 実質関東ローカルのみの放送で、後に一部地域でも遅れネットで放送された。
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あしたへフリーキック 1992.4〜9 日本テレビ側の契約ミスで半年で打ち切りとなり、他地方局やNHK-BSで完全放送された。
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超電動ロボ鉄人28号FX 1992.10〜1993.3 日曜日午前中からの移動で、そのまま打ち切りの局もあった。最終回が総集編と言う構成で、久々に読売テレビでネットされるも土曜早朝の編成だった。
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(この間は再放送)
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レッドバロン 1994.4〜1995.3 曾ての特撮をリメイクしたオリジナル作品で同枠最終作。
  
 
==第三期(1996〜2016年)==
 
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サイバーマン(特撮) 1989年放送予定 東宝が製作予定だったサイバーコップの続編企画で、此方は巨大ヒーローを予定していた。この企画をベースにテレビ東京系アニメ「[[機甲警察メタルジャック]]」が、円谷プロの「電光超人ビッグマン」と結び付きTBS特撮「[[電光超人グリッドマン]]」がそれぞれ誕生した。
 
サイバーマン(特撮) 1989年放送予定 東宝が製作予定だったサイバーコップの続編企画で、此方は巨大ヒーローを予定していた。この企画をベースにテレビ東京系アニメ「[[機甲警察メタルジャック]]」が、円谷プロの「電光超人ビッグマン」と結び付きTBS特撮「[[電光超人グリッドマン]]」がそれぞれ誕生した。
  
恐竜冒険記ジュラトリッパー 1993年放送予定 「海モモ」の次番組として放送予定だったが、当該枠撤退が決まり共同出資先のイタリアで先行放送される。日本では年後の[[1995年]]に[[テレビ東京]]へ移籍の上漸く日の目を見る事となった。なお、日テレで放送したとしても当初より3クールの予定だった。
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恐竜冒険記ジュラトリッパー 1993年放送予定 「海モモ」の次番組として放送予定だったが、当該枠撤退が決まり共同出資先のイタリアで先行放送される。日本では2年後の[[1995年]]に[[テレビ東京]]へ移籍の上漸く日の目を見る事となった。なお、日テレで放送したとしても当初より3クールの予定だった。
  
 
機獣警備隊ビーストガンナー 1993年放送予定 「ママは小学4年生」の次番組として放送予定だったが、93年春以降裏番組に同一製作プロの「[[機動戦士Vガンダム]]」の導入が決まった事と、スポンサーを予定していた[[タカラ]](現・[[タカラトミー]])が難色を示し、1話完成後にお蔵入りが決まる。故・[[芦田豊雄]]がキャラデザをを故・井内秀治が総監督をそれぞれ務める予定で、此方はロボットアニメではなく、変身ヒーローモノだった。
 
機獣警備隊ビーストガンナー 1993年放送予定 「ママは小学4年生」の次番組として放送予定だったが、93年春以降裏番組に同一製作プロの「[[機動戦士Vガンダム]]」の導入が決まった事と、スポンサーを予定していた[[タカラ]](現・[[タカラトミー]])が難色を示し、1話完成後にお蔵入りが決まる。故・[[芦田豊雄]]がキャラデザをを故・井内秀治が総監督をそれぞれ務める予定で、此方はロボットアニメではなく、変身ヒーローモノだった。
  
 
マッハバロン 1995年放送予定 レッドバロンの次番組として一部雑誌で記事もあったが、企画倒れに終わった模様。
 
マッハバロン 1995年放送予定 レッドバロンの次番組として一部雑誌で記事もあったが、企画倒れに終わった模様。

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概要[編集]

日本テレビ平日夕方アニメ・特撮枠とは、1980年から2016年迄存在した放送枠であり、1995年春以降は事実上「それいけ!アンパンマン」のみの放送だった。

主に平日夕方6時台と夕方5時台が併存していた1980年から1988年迄の第一期と、平日夕方5時台前半が主流だった1988年から1996年迄の第二期と、実質「それいけ!アンパンマン」が孤軍奮闘した1996年から2016年の第三期に大別される。何もニュース番組や情報番組の拡大や第二期はバブル崩壊の不況でスポンサーが付かなくなったのと、地元帯情報番組が導入され放送枠確保が困難になった事で姿を消した。

ごく僅かな時期に特撮番組も放送されていたのも特徴で、ローカルセールス枠だった為、当時地方局が二局が相場だった事もあり、遅れネットや後日再放送枠で纏めて放送や、未放送に終わった地域も少なくなかった。だが、第二期当時ある地域では視聴者無視の怠慢な編成を組んだ為、日テレが激怒。一部番組の供給差し止め等の報復(作品によっては二度と見られない幻の番組となったものもあった)を行い、深夜枠が主体となった21世紀になってからも対立が続いたが、最終的には独立局での代替ネットで一応の解決を見た。

第一期(1980年〜1988年)[編集]

金曜日夕方6時台前半枠[編集]

テレビ東京を除く在京キー4局で平日夕方6時台にアニメ・特撮の新作を放送したのは日テレが最後となり、当該枠の新作はアニメのみの放送だった。

  • ムーの白鯨(読売テレビホスト) 1980.4〜9 関西地区より先行ネットで放送
  • 太陽の使者鉄人28号 1980.10〜1981.9 ホスト局を日本テレビへ交替。読売テレビも半年後に同時ネットに
  • 魔法の天使クリーミーマミ 1983.7〜1984.6 ぴえろ魔法少女の記念すべき第1作目で1年3か月ぶりに再開
  • 魔法の妖精ペルシャ 1984.7〜1985.6 本作のみ漫画原作作品であるが、大胆に脚色された
  • 魔法のスターマジカルエミ 1985.7〜1986.3 なかなかの良作
  • 魔法の天使パステルユーミ 1986.4〜8 唯一変身しない作品と同時に後1ヶ月を残り突然打ち切りとなった最終作で、残り1ヶ月は特撮のバイクロッサーと同様に傑作選の再放送で凌いだ

金曜日夕方5時台後半枠[編集]

  • 六神合体ゴッドマーズ 1982.4〜12 枠移動後1年間の予定が更に1クール延長となった

(この間は別ジャンル番組)

  • ピュア島の仲間たち 1983.7〜12 同枠初の純然たる新作
  • 星雲仮面マシンマン(特撮) 1984.1〜9 唐突に始まった初の特撮番組
  • 機甲界ガリアン 1984.10〜1985.3 予定より放送短縮

(この間は別ジャンル番組)

  • Bugってハニー 1986.10〜1987.9 この時期の最終作

→シティーハンター2枠移動まで再放送や他ジャンルの別番組を放送

金曜日夕方5時台前半枠[編集]

魔境伝説アクロバンチ 1982.10〜12 全国ネットから枠移動でそのまま打ち切りの地域もあった

(この間は再放送や別ジャンル番組を放送)

戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 1985.10〜1986.11 土曜日午前中から枠移動

トランスフォーマー2010 1986.11〜1987.6

トランスフォーマー ザ⭐︎ヘッドマスターズ 1987.7〜1988.3

→以後第二期の火曜日夕方5時台前半へ移動

木曜日夕方5時台後半枠[編集]

兄弟拳バイクロッサー(特撮) 1985.1〜1985.9 終盤予算が尽きた為、8月で本編終了。最後の1ヶ月は傑作選で凌いだ

蒼き流星SPTレイズナー 1985.10〜1986.6 「夕やけニャンニャン」を相手に善戦しテコ入れをするも、三洋電機の降板、関連商品売上不振で3クール短縮打ち切りが決まり、最終回前話から最終回へいきなりストーリーが飛んだのは余りに有名。説明不足分はOVAで補完した。

ドリモグだぁ! 1987.1〜9 アクロバンチと同様、全国ネットから降格となった同枠最終作

第二期(1988年〜1996年)[編集]

1988年にゴールデンタイムで帯情報番組「追跡」が編成された為、その副作用で誕生した枠であり、一時期は定着した。…かに見えたが、平成不況に入り地方局では帯地元情報番組を放送する様になった事と、スポンサーが付かなくなり、結局はアンパンマンのみが生き残った。

月曜日5時台前半枠[編集]

それいけ!アンパンマン 1988.10〜放送中 当該枠最長寿放送のアニメと同時に、枠移動後も時差ネットや打ち切り局を出しながらも放送中。

火曜日5時台前半枠[編集]

トランスフォーマー超神マスターフォース 1988.4〜1989.3

トランスフォーマーV 1989.3〜12 日本テレビで放送されたトランスフォーマーシリーズ最終作で、予定より放送短縮となった。

つる姫じゃ! 1990.1〜12 読売テレビではこれ以前に視聴者無視の怠慢編成を組んだ為、日テレの怒りを買い、本作から「エースをねらえ!」を除き、「あしたへフリーキック」迄が供給差し止めの報復を喰らい未ネットとなる。

エースをねらえ! 1991.1〜3 放送期間調整の為OVAを転用し、読売テレビでは「エースをねらえ!ファイナルステージ」を含めローカル枠で完全放送された。

ちいさなおばけアッチコッチソッチ 1991.4〜1992.3 実質関東ローカルのみの放送で、後に一部地域でも遅れネットで放送された。

あしたへフリーキック 1992.4〜9 日本テレビ側の契約ミスで半年で打ち切りとなり、他地方局やNHK-BSで完全放送された。

超電動ロボ鉄人28号FX 1992.10〜1993.3 日曜日午前中からの移動で、そのまま打ち切りの局もあった。最終回が総集編と言う構成で、久々に読売テレビでネットされるも土曜早朝の編成だった。

(この間は再放送)

レッドバロン 1994.4〜1995.3 曾ての特撮をリメイクしたオリジナル作品で同枠最終作。

第三期(1996〜2016年)[編集]

実質上アンパンマンのみの放送であったが、時折深夜アニメの再放送も組まれていた。

金曜夕方5時台前半→金曜夕方4時台前半→金曜夕方4時台後半[編集]

それいけ!アンパンマン 1996.10〜2016.3 この頃は既に他地域では平日午前中や土日早朝に放送されたり、ネット打ち切りの地域もあったが、孤軍奮闘も虚しく、2016年春の改編では遂に日本テレビでも金曜日午前中へ時間帯移動となった。

幻の番組[編集]

サイバーマン(特撮) 1989年放送予定 東宝が製作予定だったサイバーコップの続編企画で、此方は巨大ヒーローを予定していた。この企画をベースにテレビ東京系アニメ「機甲警察メタルジャック」が、円谷プロの「電光超人ビッグマン」と結び付きTBS特撮「電光超人グリッドマン」がそれぞれ誕生した。

恐竜冒険記ジュラトリッパー 1993年放送予定 「海モモ」の次番組として放送予定だったが、当該枠撤退が決まり共同出資先のイタリアで先行放送される。日本では2年後の1995年テレビ東京へ移籍の上漸く日の目を見る事となった。なお、日テレで放送したとしても当初より3クールの予定だった。

機獣警備隊ビーストガンナー 1993年放送予定 「ママは小学4年生」の次番組として放送予定だったが、93年春以降裏番組に同一製作プロの「機動戦士Vガンダム」の導入が決まった事と、スポンサーを予定していたタカラ(現・タカラトミー)が難色を示し、1話完成後にお蔵入りが決まる。故・芦田豊雄がキャラデザをを故・井内秀治が総監督をそれぞれ務める予定で、此方はロボットアニメではなく、変身ヒーローモノだった。

マッハバロン 1995年放送予定 レッドバロンの次番組として一部雑誌で記事もあったが、企画倒れに終わった模様。