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2016年2月27日に3DSで配信された。特例として通信対戦可能になっている。2DS同梱発売された | 2016年2月27日に3DSで配信された。特例として通信対戦可能になっている。2DS同梱発売された | ||
+ | 有野課長もやった。VC緑でやった。今回の目的はいつものようにエンディングでなく11月18日までにすべてのポケモンスカウトすることだった | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2020年1月17日 (金) 22:04時点における最新版
『ポケットモンスター 赤・緑』(ポケットモンスター あか・みどり)は任天堂より発売されたゲームボーイ用ゲームソフトの総称。ジャンルはRPGで、ポケットモンスターシリーズ本編の第1作である。1996年2月27日に最初のバージョンである『ポケットモンスター 赤』と『ポケットモンスター 緑』が同時発売された。この2つに由来して、後述の2つも含めたバージョン違いのソフトの総称として『赤・緑』が用いられるが、これは単に『赤』と『緑』のみを指す場合もある。
ソフトは『赤』『緑』を含めて4種類のバージョンが存在し、『ポケットモンスター 青』(-あお)が1996年10月15日に、『ポケットモンスター ピカチュウ』が1998年9月12日にそれぞれ発売された。ゲームシステム・ストーリーは基本的に全く同じで通信機能にも互換性があるが、現れるポケモンの種類をはじめとして細かい違いが存在する。この項ではこれら4つのバージョンについて扱い、リメイク版である『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』は別項で解説する。
『ポケットモンスター 赤・緑』[編集]
発売情報[編集]
- 1996年2月27日日本国内発売
- 対象ゲーム機:ゲームボーイ
- パッケージのポケモン:『赤』リザードン 『緑』フシギバナ
- 売上本数:『赤』約418万本でゲームボーイソフト史上売上第3位。『緑』は約404万本で第4位。RPG史上では『赤』が第1位、『緑』が第3位。さらに、『赤』『緑』を同一タイトルとして捉えた場合、売り上げは『スーパーマリオブラザーズ』を上回る。ミリオンセラー#ゲームソフトも参照。
- 当作品の大ヒットにより、当時縮小傾向にあった携帯ゲーム機市場が再活性化した。
概要[編集]
150種のポケモンを捕まえてポケモン図鑑を完成させることを目指す、ひとりのポケモントレーナーの少年とそのライバルの物語。やがては主な目標が「ポケモンリーグ」で勝ち進むことに定まっていき、旅の目的として8つのポケモンジムを巡りリーグ出場資格を得るということも兼ねるようになる。物語の舞台は「カントー地方」だが、ゲームの中では序盤の「タウンマップ」入手イベントにたった一度出てくるだけであり、「カントー地方」という言葉が広く知られるようになったのは、続編の『ポケットモンスター 金・銀』が発売されてからである。
プレゼント企画などでしか登場しない“幻のポケモン”「ミュウ」が話題を呼んだ(ミュウを加えると151種類となる。全ポケモンのリストは第1世代を参照)。通常のプレイではミュウは名前しか明かされず、開発者の遊び心によって「データはあるがゲームには登場させない」ことにしたとされる(イベントでプレゼントすることも視野に入れていたという説もある)。バグを利用した非公式な裏技、またはデータを編集する改造ツールを使うとデータを得る事が出来てしまうこともあるが、ゲームのデータを破壊する場合がある。公式にはイベントなどで配られていた。以降の全シリーズにも通常では入手不可の幻のポケモンが設定される。
非常にバグが多いことでも有名である。先述のミュウ入手法の他、けつばんなど多種多様なバグ技が広く浸透していた。本作は非公表だがバージョンアップを繰り返しており、その度に実行できるバグ技は少なくなっている。 YouTubeでアブもやった
『赤』『緑』という色は、主人公が最初の1匹を選ぶため提示される3種のポケモンが「くさ」「ほのお」「みず」の3タイプのポケモンであることから、その中から2色が選ばれた。選択の経緯について田尻智は寒色である青を外したと語っているが、書籍によっては任天堂のキャラクターであるマリオとルイージに因んでいるともされる。なお、この3タイプから1匹目を選ぶ導入は以降のシリーズに踏襲されている(ピカチュウバージョンが唯一の例外)が、シナリオ構成上の理由とシリーズコード作成上の理由との2つが有力である。『赤・緑』系では最初の三種のポケモンは、フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ。なお1作目を『赤・緑』とバージョン分けしているのは日本だけであり、国外では『赤・青』の2バージョン(例えば英語版では『RED・BLUE』表記)で発売されている。国外版『青』の内容は日本語版の『緑』に準じ、日本語版の『青』に該当するものは国外では発売されていない。
「2つのバージョンで通信をしないと全てのキャラが手に入らない」「交換で進化するキャラがいる」「その他にも、通信を利用するとメリットがある」という点は、ソフトの売り上げを伸ばす策略として、以後同じようなシステムを採用したゲームが多く登場した。
『ポケットモンスター 青』[編集]
発売情報[編集]
概要[編集]
『赤・緑』のマイナーチェンジ版。当初は限定生産品として企画されたが、人気のため増産されコンビニエンスストアのローソン限定販売などを経て、一般発売された。『青』というタイトルは、『赤・緑』のパッケージには選ばれなかったカメックス(リザードン・フシギバナと同じく、最初にもらえるポケモンの進化系)の「みず」のイメージカラーを表現したもの。このソフトに限り、小学館のクレジットが入る。
『赤・緑』からの主な変更点として、ポケモンの出現率が『赤・緑』のいずれとも異なることが挙げられ、特に『赤・緑』ではノンプレイヤーキャラクターとの交換でしか手に入らなかったポケモンが出現するようになっている。またポケモンのグラフィックがほぼ全て描き換えられ、図鑑の説明文も異なる。他にはノンプレイヤーキャラクターとのポケモン交換イベントが一新されていたり、一部ダンジョンの地形が変更された。フィールドマップのグラフィックも若干書き換えられ、オープニングシーンも変更されている。
国外版の『赤・青』(『赤・緑』に該当する)バージョンは、グラフィック面ではいずれも日本版の『青』がベースとなっている。セリフ等も基本的には『青』の直訳のため、『赤・緑』と『青』の間で変更された点においては不自然なメッセージが流れる箇所がある(例えば前述のポケモン交換イベントにおいて、ポケモン名こそ差し変わっているが、交換後に起こるある変化を考慮していない)。
当初は小学館の「月刊コロコロコミック」「学年誌」「ゲーム・オン!」誌上での独占通信販売という形であったが、数万もの注文が寄せられて小学館での処理作業がパンクし、購入希望者から多数のクレームがきたという。当時既に、ポケモンの人気が送り手も把握できないほどに膨れ上がっていたための事態である。このため一般発売されるまでの一時期、中古相場が高騰し、1万円以上で取り引きされた場合もあったという。
『ポケットモンスター ピカチュウ』[編集]
発売情報[編集]
概要[編集]
『赤・緑』のマイナーチェンジ版で、アニメ効果で人気を集めたピカチュウを最初のポケモンとしてゲームを始めるバージョン。通称『ピカ版』『黄(開発段階での仮名称。英語では『Yellow』が正式名称)』。劇場アニメ第1作の公開記念に発売された。ゲームからアニメに発展したものが本作のモデルになっており、いわばフィードバックの様相を呈した、ゲームとしては異例の作品となった。初めのポケモンは必ずピカチュウ(ライバルは必ずイーブイ)となる。このピカチュウは特別なものとして扱われるようになっている(後述)。ポケモンのグラフィックはほぼ全てが一新される。
基本的なストーリーは『赤・緑』と全く変わりないが、一部のロケット団員がアニメ版オリジナルキャラクターのムサシとコジロウを思わせるものに差し変わっていたり、『赤・緑・青』で初めに選ぶポケモンが全て仲間になるなど以前のバージョンにはなかったイベントが追加された。これらはいずれもアニメ版のストーリーに基づいている。さらに野生ポケモンの分布や無名の人物のセリフといった細部の要素まで、こと細かに設定を取り入れた作品となっている。このマイナーチェンジ版のイベント追加などのコンセプトは、以降のマイナーチェンジ版にも受け継がれている。
- 当時アニメのカントー編のストーリーが未完であったので、シナリオが進むに従ってアニメとの関連が薄れていく。例えばムサシとコジロウの場合、使用するポケモンはアーボ、ドガースとその進化系アーボックとマタドガス及びニャースのみであり、グレン島以降はアニメを意識した登場人物はほぼ見かけられなくなる。
- 『赤・緑』では最初のポケモンをどれにするかによってライバルのポケモンが変わるが、『ピカチュウ』ではライバル関連イベントの結果でイーブイの進化が3パターンに分かれる。
他、ジムリーダーのポケモンとそのわざ構成が大幅に変更されている。それ以外にも『青』でも見られたような細かい設定変更が本作でもなされている。ポケモン達のグラフィックが「アニメ塗り」調になったのを筆頭に、図鑑説明文、交換イベントなどが全て新しくなっている。さらに、ピカチュウをはじめ数種類のポケモンはレベルアップや技マシンで覚える技に追加や変更があり、多くは『金・銀』以降にも反映されている。例として、ピカチュウは「10まんボルト」「たたきつける」などを新たに覚えるようになり、これは『エメラルド』に至るまでの9作品で共通となっている。
また、本作同士の通信対戦の際に通常の「コロシアム」の他に「コロシアム2」を選択することができ、実際のイベントや『ポケモンスタジアム』における公式ルールに即した対戦をすることができる。また同作品より前に発売されていたハード『ポケットプリンタ』にも接続可能で、ゲーム中のポケモン図鑑や手持ちポケモン、後述のミニゲームのハイスコア等が印刷出来る。
日本国外版である『Pokémon Yellow Version』はゲームボーイカラーに対応し、日本版をスーパーゲームボーイでプレイしたときと同様のカラー表示になる。また、このソフトは「最も早いミリオンセラー」としてギネスブックに登録されている。
ピカチュウについて[編集]
本作の冒頭で主人公の仲間になるピカチュウには以下のような特徴がある。なお本作において、ピカチュウは最初に仲間になるもの以外、「赤・緑・青」と違って野生では出現しない。
- 主人公が手に入れたピカチュウはアニメ版と同様に、モンスターボールには入らず主人公の後ろに付いてくる。
- 移動中はいつでも話しかけられる。プレイヤーの行動次第で上下する「ごきげん」や「なつき度」、そのほかイベントによって表情が変化する。「なつき度」の要素が組み込まれた初めてのポケモンである。その他のポケモンはポケットモンスター 金・銀以降。
- アニメ版のピカチュウの声優である大谷育江の声がゲーム内ピカチュウの鳴き声として用いられている。状況に応じて何種類もの声が聞ける(その他のポケモンは従来の作品同様である)。
- 「かみなりのいし」を使ってライチュウに進化させる事は出来ない。やはりアニメ版のエピソードに由来。
- 通信で他のデータに転送すれば進化させる事は可能だが、その場合元のデータに戻してもそのライチュウは普通のポケモンと同じ扱いである。
- 『ポケモンスタジアム2』『ポケモンスタジアム金銀』でこのピカチュウを使用すると、鳴き声が大谷育江の声になる。通常のピカチュウの場合は他のポケモン同様、リアルにアレンジされた従来通りの鳴き声となる。また、「なみのり」で使われるサーフボードのデザインも違う。
- 本作では表示・効果ともに無いが、「でんきだま」(ピカチュウの特殊攻撃力を2倍にするアイテム)を持っていることが『金・銀・クリスタル』バージョンに送ることで明らかになる。
- これらの特徴は、オーキド博士からもらったピカチュウのみの特徴。通信で他のピカチュウを送り込んでも普通のポケモンと同じ扱いである。
わざ「なみのり」を覚えたピカチュウ(本作で仲間にしたピカチュウである必要はない)が必要な隠しミニゲーム『ピカチュウのサマービーチ』がプレイできるほか、フィールド上でなみのりを使用するとサーフボードに乗ったピカチュウの姿で水上を移動できる。通常、ピカチュウは「なみのり」を覚えられないので、タイアップキャンペーンや『ポケモンスタジアム』のボーナスイベントを利用する必要がある(サーフボードに乗るアクションは後続作にも引き継がれた)。
同時期に「なみのりピカチュウ」と同じように「そらをとぶピカチュウ」というものも取り上げられたが、こちらはキャンペーン配布のみでゲーム内で手に入れることは出来ず、ミニゲームにも関連しない。ちなみにオープニングデモでは波に乗ったり風船で空を飛んでいるピカチュウの姿を見ることができるが、実際にこれらの技を覚えていても、ゲーム内ではあくまでも普通の「ピカチュウ」として扱われる(本編ゲームにおいては後続作でも風船に乗るアクションは見られない)。
補足[編集]
コロコロコミックで最初に販売が告知された時には「ポケットモンスター2(当時の仮題)金・銀の発売が延期になってしまいました」とお詫びの最後に掲載されていただけであった。また、その時には「ポケットモンスター ピカチュウ(黄色)バージョン」という前3作と同じように色の名前も付けられていた。なお、実際に『金・銀』が発売されたのはこの1年以上後であり、一部数名のスタッフによる価値観相違による社内トラブルが原因であることが後年判明している。
この作品では、バグの多くが修正されている。ただし赤・緑・青とのデータ交換は、本来あり得ない状態になっていても全面的に可能。また、主人公の部屋にあったゲーム機がスーパーファミコンになっている(日本以外での赤・緑等の輸出版において、ゲーム機が「SUPER NINTENDO(または「SNES」)」とされていた)。
テレビCMにはニャース(声優:犬山犬子(現・犬山イヌコ))が出演していた。
登場人物[編集]
ポケットモンスターの登場人物を参照。
悪の組織[編集]
上記の三作品には、ロケット団というマフィア集団が現れる。この集団は、次作以降に登場するマグマ団・アクア団やギンガ団のように、自分たちの野望を実現するために活動しているのではなく、ただ金儲けのために悪さをしている。このロケット団を倒すのも、ゲームの目的のひとつである。
世界観[編集]
本作はカントー地方が舞台となっている。マップの原型は日本の「関東地方」で、町の名称は色の名前となっている。また、町の色と各町のジムリーダーの持つバッジの色は連動している。
ポケットモンスターの地名一覧 を参照
関連商品[編集]
メディアファクトリーより、このゲームのサウンドトラックCDが発売されている。
- ゲームボーイ『ポケモン』のサウンドがまるごと入って、遊べるCD(1997年発売)
- 「ポケモンひけるかな?」(1998年発売) 楽譜にCDが付いた本。
その他[編集]
- 小学館から発行された公式ガイドブック(攻略本)の表紙に、主人公・ライバルと並んで茶髪ロングと黒いワンピースを着た少女が描かれている。彼女はゲーム本編には登場しない。
- 主人公の部屋にはファミリーコンピュータが置いてあり(外見はスーパーファミコン)、以後のシリーズでも主人公の部屋に任天堂製のハードが置かれることが定番となる。また、主人公の母親が観ている映画はアメリカの映画『スタンド・バイ・ミー』である[1]。
2016年2月27日に3DSで配信された。特例として通信対戦可能になっている。2DS同梱発売された 有野課長もやった。VC緑でやった。今回の目的はいつものようにエンディングでなく11月18日までにすべてのポケモンスカウトすることだった
脚注[編集]
関連項目[編集]
世界観[編集]
ポケモン[編集]
- 概説
- ポケットモンスター (架空の生物)
- ポケモン一覧 (全国図鑑順)
- 1-51(25:ピカチュウ) - 52-101 - 102-151(151:ミュウ) - 152-201 - 202-251 - 252-297 - 298-342 - 343-386 - 387-440 - 441-493 - 494-545 - 546-598 - 599-649 - 650-721 - 722-809- 810-
- バグポケモン・デマポケモン
人物[編集]
地理[編集]
ゲーム[編集]
本編[編集]
GB[編集]
- 第1世代 赤・緑・青・ピカチュウ
- 第2世代 金・銀・クリスタル
GBA[編集]
- 第3世代
- オリジナル ルビー・サファイア・エメラルド
- リメイク ファイアレッド・リーフグリーン
DS[編集]
- 第4世代
- オリジナル ダイヤモンド・パール・プラチナ
- リメイク ハートゴールド・ソウルシルバー
- 第5世代 ブラック・ホワイト(2)
3DS[編集]
- 第6世代
- オリジナル X・Y
- リメイク オメガルビー・アルファサファイア
- 第7世代 サン・ムーン
- 第7世代
その他[編集]
関連する人物[編集]
関連企業[編集]
反ポケモン勢力[編集]
- 日野晃博 - レベルファイブ - 妖怪ウォッチ - 朝鮮民主主義人民共和国 - 大韓民国 - 中華人民共和国 - 民進党 - 社民党 - 共産党 - デジタルポケットモンスター (デジモン) - たまごっち - バンダイ - ロボットポンコッツ - 真・女真転生デビルチルドレン - モンスタープラネット - グリー - 小西紀行 - ミラクルぐっち - 中核派ca:Pokémon Vermell
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