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2016年7月3日 (日) 11:03時点における最新版
府中競馬正門前駅(ふちゅうけいばせいもんまええき)は、東京都府中市八幡町一丁目にある京王電鉄競馬場線の駅である。駅番号はKO46。1955年(昭和30年)4月29日に開業した。
駅構造[編集]
競馬場線の終着駅で頭端式ホーム2面2線を有する地上駅である。南側の線路(1番線)には線路の両側にホームがあり、列車到着時には両方のドアを開けて乗降に対応することができる。頭端部に改札口があり、改札口を出るとそのまま東京競馬場への陸橋につながる。
平日は2両編成のワンマン列車、土曜・休日は非開催日を含めて8両編成が中心に運転され、競馬開催時を除きほとんどの列車は1番線を使用する。なお、一時期、平日朝ラッシュ時に新宿行各駅停車が設定されており、この列車は特定都市鉄道整備促進特別措置法(特特事業。朝ラッシュピーク時に新宿に到着する全電車を10両編成にする)の対象となったことから、2番線は10両編成分の有効長を持つ。
競馬開催時は新線新宿行の臨時急行が5本運行される[1]。この臨時急行に10両編成の電車が使用されることがあるため、臨時急行はすべて2番線からの発車となる。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | 競馬場線 | 東府中・新宿・都営新宿線・京王八王子・高尾山口方面 |
1番線には降車専用のホームもあるが、現在は使用されていない。
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は3,115人である[2]。定期外の利用者が圧倒的に多いのが特徴である[3]。
開業以降の一日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[4] |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1955年(昭和30年) | 926 [5] | ||
1960年(昭和35年) | 1,830 | ||
1965年(昭和40年) | 3,275 | ||
1970年(昭和45年) | 7,159 | ||
1974年(昭和49年) | 8,841 [6] | ||
1975年(昭和50年) | 8,405 | ||
1980年(昭和55年) | 6,058 | ||
1985年(昭和60年) | 3,769 | ||
1990年(平成 | 2年)5,756 | 2,663 | [7] |
1991年(平成 | 3年)2,932 | [8] | |
1992年(平成 | 4年)3,047 | [9] | |
1993年(平成 | 5年)3,175 | [10] | |
1994年(平成 | 6年)3,523 | [11] | |
1995年(平成 | 7年)7,480 | 3,555 | [12] |
1996年(平成 | 8年)3,304 | [13] | |
1997年(平成 | 9年)3,118 | [14] | |
1998年(平成10年) | 3,167 | [15] | |
1999年(平成11年) | 3,120 | [16] | |
2000年(平成12年) | 7,225 | 3,022 | [17] |
2001年(平成13年) | 2,682 | [18] | |
2002年(平成14年) | 1,885 | [19] | |
2003年(平成15年) | 4,705 | 2,142 | [20] |
2004年(平成16年) | 4,417 | 1,986 | [21] |
2005年(平成17年) | 3,877 | 1,910 | [22] |
2006年(平成18年) | 3,396 | 1,795 | [23] |
2007年(平成19年) | 3,619 | 1,937 | [24] |
2008年(平成20年) | 3,479 | 1,841 | [25] |
2009年(平成21年) | 3,379 | 1,756 | [26] |
2010年(平成22年) | 3,163 | 1,630 | [27] |
2011年(平成23年) | 2,944 | 1,511 | [28] |
2012年(平成24年) | 3,088 | 1,581 | [29] |
2013年(平成25年) | 3,115 |
駅周辺[編集]
当駅は東京競馬場の最寄り駅であり、競馬開催日には多くの人で混雑するが、非開催日は閑散としている。競馬場以外には小さな商店などがあるが、住宅が多い。大きな商業施設は500m程離れている。また、東京競馬場への陸橋の入口付近には黄金馬像「アハルテケ像」がある。府中駅、東府中駅が徒歩圏にある(当駅から約600m)。当駅は始発が遅く終電が早い為(当駅始発列車は始発は6時台、終電は平日が22時台で土休日は21時台、到着列車は始発は6時台、終電は21時台)、当駅の終電から始発までの時間帯は府中駅を使うことになる。時間当たりの発着電車は20分おきの3本。
その他[編集]
平日は乗降客が少ないため、広告やテレビコマーシャルなどのロケーション撮影が頻繁に行われている[30][31]。過去には当駅のホーム構造を利用し、電車の中を通り抜け、反対側のホームに出てしまうといったアイデアが使用された事もある。また、当駅の自動改札機を発馬機ゲートに見立てた日本中央競馬会 (JRA) のCMも存在していた。
かつて在籍していた5000系の先頭車前面行先表示器の当駅の表示コマには、東京競馬場にちなみ馬の蹄鉄がバックにデザインされていた。
当駅が開業する前にも、東府中駅は「臨時競馬場前駅」と称した事があった。
駅名の由来[編集]
東京競馬場の最寄り駅であるが、同競馬場の通称である「府中競馬場」にちなみ、「府中競馬正門前」と名付けられている。正式名称の「東京競馬場」でないのは、かつて日本国有鉄道(国鉄)下河原線に東京競馬場前駅が存在したためである。
隣の駅[編集]
- 京王電鉄
- 競馬場線
- ■急行(競馬開催時の上りのみ運転)・■各駅停車
- 東府中駅 (KO23) - 府中競馬正門前駅 (KO46)
- ■急行(競馬開催時の上りのみ運転)・■各駅停車
脚注[編集]
- ↑ (2015-09-25) 時刻表 京王線 府中競馬正門前 ◇東府中方面(開催日) 土休日 2015-09-25 [ arch. ] 2015-12-01
- ↑ 京王グループ 1日の駅別乗降人員
- ↑ 2012年度の乗車人員では、定期利用者が年間40千人なのに対し、定期外利用者は537千人である。
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 競馬場線開業年度
- ↑ 当駅の乗降人員最高値年度
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)227ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)233ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ↑ () なぜ、京王線はロケが多いの? 街はぴ [ arch. ] 2013-11-4
- ↑ () 撮影実績 京王グループ [ arch. ] 2013-11-4
関連項目[編集]
- 日本の鉄道駅一覧
- 喜劇 駅前競馬 - ロケ地の一部。
- それでもボクはやってない - 主人公が痴漢で逮捕された駅のロケ地として使われた。