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| − | [[アートディレクション]] | + | [[アートディレクション]]した作品には、NYアートディレクターズクラブ展の出品作である福島県地域政策グループのパンフレット、「未来地球は新エネタイプ！」がある。 |
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== 池袋の葛西== | == 池袋の葛西== | ||
| − | 加賀が[[ろくでなしBLUES]]の[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]の仕事を始めたのは、まだ弱冠18才のときだった。それから[[多摩美術大学]]を[[卒業]]するまでの16年間、[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]という[[キャラクター]]とつきあっていく事になる。[[ろくでなしBLUES]]の連載終了まで、[[集英社]]にアイディアを提供し続けるという熱の入れようだった。[[ろくでなしBLUES]]の[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]という[[キャラクター]]の外見のモデルであり<ref>ろくでなしBLUES 321話「Too much…」薬師寺の擬音より</ref>、[[葛西裕一|葛西]]を描いていた。 | + | 加賀が[[ろくでなしBLUES]]の[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]の仕事を始めたのは、まだ弱冠18才のときだった。それから[[多摩美術大学]]を[[卒業]]するまでの16年間、[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]という[[キャラクター]]とつきあっていく事になる。[[ろくでなしBLUES]]の連載終了まで、[[集英社]]にアイディアを提供し続けるという熱の入れようだった。[[ろくでなしBLUES]]の[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]という[[キャラクター]]の外見のモデルであり<ref>ろくでなしBLUES 321話「Too much…」薬師寺の擬音より</ref>、[[葛西裕一|葛西]]を描いていた。[[プロデュース]]は[[糸井重里]]、担当編集者は[[鳥嶋和彦]]だった。 |
== 黒澤修二== | == 黒澤修二== | ||
| − | 漫画「[[サムライソルジャー]]」の[[黒澤修二]]は[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]のその後を書きたいと懇願した作者の[[山本隆一郎]]と[[加賀充|加賀]]本人の合意の元に成立している。[[黒澤修二]]の監修は[[池袋警察署]]と[[渋谷警察署]]であり、検証は[[東京地検特捜部]]である。[[山本隆一郎]]と[[加賀充|加賀]]が直接会話をしたのは2000年の事であり、[[2012年]]の雑誌「[[ヤングジャンプ]]」における[[エピソード]]は[[2000年]]に実際にあった事である。漫画「[[サムライソルジャー]]」は漫画「[[ろくでなしBLUES]]」の続編とも言える立ち位置で[[森田まさのり]]公認である。「[[サムライソルジャー]]」の主役は「[[渋谷美術学院]]」の現校長であり、[[渋谷美術学院]]の設立に際し、[[加賀充|加賀]]に協力を要請していた。[[黒澤修二]]としての[[加賀充|加賀]]の行動には[[横浜地方検察庁|横浜地検]]がついていた。[[黒澤修二]]としての[[加賀充|加賀]]が組んでいるのは元[[東京地検特捜部]]／現[[弁護士]]の[[若狭勝]]であり、[[リスペクト]]しているのは故・[[映画監督]]の[[黒澤明]]である。一人称の「オイラ」は漢字で「己等」であり、「俺等」（おれら）の転である。すべてにおけるいきさつは[[西暦]][[2000年]] | + | 漫画「[[サムライソルジャー]]」の[[黒澤修二]]は[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]のその後を書きたいと懇願した作者の[[山本隆一郎]]と[[加賀充|加賀]]本人の合意の元に成立している。[[黒澤修二]]の監修は[[池袋警察署]]と[[渋谷警察署]]であり、検証は[[東京地検特捜部]]である。[[山本隆一郎]]と[[加賀充|加賀]]が直接会話をしたのは2000年の事であり、[[2012年]]の雑誌「[[ヤングジャンプ]]」における[[エピソード]]は[[2000年]]に実際にあった事である。漫画「[[サムライソルジャー]]」は漫画「[[ろくでなしBLUES]]」の続編とも言える立ち位置で[[森田まさのり]]公認である。「[[サムライソルジャー]]」の主役は「[[渋谷美術学院]]」の現校長であり、[[渋谷美術学院]]の設立に際し、[[加賀充|加賀]]に協力を要請していた。[[黒澤修二]]としての[[加賀充|加賀]]の行動には[[横浜地方検察庁|横浜地検]]がついていた。[[黒澤修二]]としての[[加賀充|加賀]]が組んでいるのは元[[東京地検特捜部]]／現[[弁護士]]の[[若狭勝]]であり、[[リスペクト]]しているのは故・[[映画監督]]の[[黒澤明]]である。一人称の「オイラ」は漢字で「己等」であり、「俺等」（おれら）の転である。すべてにおけるいきさつは[[西暦]][[2000年]]の事である。なお現在では[[加賀充|本人]]は描かれているキャラクターに対して「過去の事」との思いが強く、黒澤修二というキャラクターにほとんど乗ってはいない。物語の中核を為しているのは警察によるシナリオである。今となっては[[加賀充|本人]]にとっては外伝のようなものである。 |
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| + | [[加賀充|加賀]]は[[GTO]]の作者である[[藤沢とおる]]から外見だけを貸してほしいと言われた事があり、[[GTO]]に登場する[[弾間龍二]]の外見のモデルとなっている。[[弾間龍二]]におけるすべてが[[加賀充|加賀]]にあてはまるという訳ではないが、[[弾間龍二]]は物語を構築する上での[[キーパーソン]]的な役割を担っているキャラクターである。[[加賀充|加賀]]は[[GTO]]の作者である[[藤沢とおる]]から「絵で負ける訳にはいかない」と言われた事があり、かつて「絵勝負」をした事があった。 | ||
== DIOの世界== | == DIOの世界== | ||
[[ジョジョの奇妙な冒険]]27巻「DIOの世界」の表紙イラストは加賀の手によるものである。その他、編集者[[椛島良介]]の取り計らいによる事から、加賀と[[荒木飛呂彦]]が互いにアイディアを出し合ったネタがところどころ、ジョジョの作中には散りばめられている。 | [[ジョジョの奇妙な冒険]]27巻「DIOの世界」の表紙イラストは加賀の手によるものである。その他、編集者[[椛島良介]]の取り計らいによる事から、加賀と[[荒木飛呂彦]]が互いにアイディアを出し合ったネタがところどころ、ジョジョの作中には散りばめられている。 | ||
== 波風ミナト== | == 波風ミナト== | ||
| − | [[漫画]][[NALUTO]] | + | [[漫画]]「[[NALUTO]]」における[[DRAGONBALL ]][[ドラゴンボール]]の[[孫悟空（ドラゴンボール）|孫悟空]]の立ち位置は[[波風ミナト]]となっており、その経緯としては[[編集者]]である[[鳥嶋和彦]]に対して[[加賀充|加賀]]が自身の[[ウェブサイト]]について問い合わせたところから発展し、作者である[[岸本斉史]]の手により[[漫画]]「[[NALUTO]]」における[[DRAGONBALL ]][[ドラゴンボール]]の[[孫悟空（ドラゴンボール）|孫悟空]]の[[派生キャラクター]]としての位置付けとして[[波風ミナト]]という[[キャラクター]]が描かれる事となった。現在も[[漫画]]「[[NALUTO]]」の連載は続いている。 |
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== DRAGON BALL ドラゴンボール== | == DRAGON BALL ドラゴンボール== | ||
| − | 高校時代の加賀は毎年のように[[槇村（シティーハンター）|鳥山明]]と面会する事があり、[[ドラゴンボール]]に深いところまで携わっていた。[[週刊少年ジャンプ]]の愛読者であった加賀が[[槇村（シティーハンター）|鳥山明]]宛に手紙を数多く送り、[[槇村（シティーハンター）|鳥山明]]が実際に加賀と話をしないと連載を続けられないから、との事からである。加賀のキャラクター性が[[槇村（シティーハンター）|鳥山明]]の目にとまり、漫画家として実際に漫画に出てみないか、との事から派生したキャラクターが漫画「[[ろくでなしBLUES]]」の[[葛西]]（[[池袋の葛西]]）である。[[加賀充]]は[[DRAGONBALL ]][[ドラゴンボール]]において主人公である[[孫悟空（ドラゴンボール）|孫悟空]]として描かれていた。なお、[[加賀充|加賀]]本人も[[DRAGONBALL ]][[ドラゴンボール]]の絵を書くのは得意である。ただし[[客観的]]事実からなる自己表現とも言える[[孫悟空（ドラゴンボール）|孫悟空]]をメインに書く事は稀であり、デザイン等で縁のある[[サブキャラクター|脇役]]（[[ベジータ]]等）を引き立たせる書き方がメインである。 | + | 高校時代の加賀は毎年のように[[槇村（シティーハンター）|鳥山明]]と面会する事があり、[[ドラゴンボール]]に深いところまで携わっていた。[[週刊少年ジャンプ]]の愛読者であった加賀が[[槇村（シティーハンター）|鳥山明]]宛に手紙を数多く送り、[[槇村（シティーハンター）|鳥山明]]が実際に加賀と話をしないと連載を続けられないから、との事からである。加賀のキャラクター性が[[槇村（シティーハンター）|鳥山明]]の目にとまり、漫画家として実際に漫画に出てみないか、との事から派生したキャラクターが漫画「[[ろくでなしBLUES]]」の[[葛西]]（[[池袋の葛西]]）である。[[加賀充]]は[[DRAGONBALL ]][[ドラゴンボール]]において主人公である[[孫悟空（ドラゴンボール）|孫悟空]]として描かれていた。なお、[[加賀充|加賀]]本人も[[DRAGONBALL ]][[ドラゴンボール]]の絵を書くのは得意である。ただし[[客観的]]事実からなる自己表現とも言える[[孫悟空（ドラゴンボール）|孫悟空]]をメインに書く事は稀であり、デザイン等で縁のある[[サブキャラクター|脇役]]（[[ベジータ]]等）を引き立たせる書き方がメインである。[[2013年]]公開の映画「[[ドラゴンボールZ神と神]]」も上記の[[サムライソルジャー]]同様、自身の約13年前のエピソードである事から、[[加賀充|本人]]はあまり関心がない。ただし、光栄に思い、誇りとなっている。 |
== 賞歴== | == 賞歴== | ||
2015年4月23日 (木) 20:59時点における最新版
加賀充（かが みつる、1974年2月26日 -は日本のアーティスト、漫画家。福島県出身。
多摩美術大学デザイン学科卒業後、多数の公募展に入賞・入選を重ねた後にフリーで活動中。 アートディレクションした作品には、NYアートディレクターズクラブ展の出品作である福島県地域政策グループのパンフレット、「未来地球は新エネタイプ！」がある。
目次
略歴[編集]
大学専攻は生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻。 福島県で青年期を送る。小・中学校と剣道部に所属。高校では空手愛好会に所属し、慶應大学拳法部のOBたちと練習で汗を流しながらの美術部員。多摩美術大学では考古学者江上波夫に師事。
人物像[編集]
自称、ディープなアッパー系の浪漫派。 グラフィックアーティストでもあるから、そういう作品も制作している。 「古代の日本には大陸と深い関わりがあった」という哲学を持っている。
ファッション[編集]
黒い帽子に上下黒の服装をたまにするというのは、笑ゥせぇるすまんの喪黒福造を意識しての事で、高校時代からだという。喪黒福造の「ドーン」というモノマネをしていたところ、そっくりだと同級生に言われ、それからすっかりその気になってしまったという。しかし、あまりそのような真似をしていると、よくないものだと本人も自覚しているらしく、近年、加賀のファッションにあまりその傾向は見られない。また、色が違うというだけでインディ・ジョーンズを意識してとの事、だという見方もある。
池袋の葛西[編集]
加賀がろくでなしBLUESの池袋の葛西の仕事を始めたのは、まだ弱冠18才のときだった。それから多摩美術大学を卒業するまでの16年間、池袋の葛西というキャラクターとつきあっていく事になる。ろくでなしBLUESの連載終了まで、集英社にアイディアを提供し続けるという熱の入れようだった。ろくでなしBLUESの池袋の葛西というキャラクターの外見のモデルであり[1]、葛西を描いていた。プロデュースは糸井重里、担当編集者は鳥嶋和彦だった。
黒澤修二[編集]
漫画「サムライソルジャー」の黒澤修二は池袋の葛西のその後を書きたいと懇願した作者の山本隆一郎と加賀本人の合意の元に成立している。黒澤修二の監修は池袋警察署と渋谷警察署であり、検証は東京地検特捜部である。山本隆一郎と加賀が直接会話をしたのは2000年の事であり、2012年の雑誌「ヤングジャンプ」におけるエピソードは2000年に実際にあった事である。漫画「サムライソルジャー」は漫画「ろくでなしBLUES」の続編とも言える立ち位置で森田まさのり公認である。「サムライソルジャー」の主役は「渋谷美術学院」の現校長であり、渋谷美術学院の設立に際し、加賀に協力を要請していた。黒澤修二としての加賀の行動には横浜地検がついていた。黒澤修二としての加賀が組んでいるのは元東京地検特捜部／現弁護士の若狭勝であり、リスペクトしているのは故・映画監督の黒澤明である。一人称の「オイラ」は漢字で「己等」であり、「俺等」（おれら）の転である。すべてにおけるいきさつは西暦2000年の事である。なお現在では本人は描かれているキャラクターに対して「過去の事」との思いが強く、黒澤修二というキャラクターにほとんど乗ってはいない。物語の中核を為しているのは警察によるシナリオである。今となっては本人にとっては外伝のようなものである。
弾間龍二[編集]
加賀はGTOの作者である藤沢とおるから外見だけを貸してほしいと言われた事があり、GTOに登場する弾間龍二の外見のモデルとなっている。弾間龍二におけるすべてが加賀にあてはまるという訳ではないが、弾間龍二は物語を構築する上でのキーパーソン的な役割を担っているキャラクターである。加賀はGTOの作者である藤沢とおるから「絵で負ける訳にはいかない」と言われた事があり、かつて「絵勝負」をした事があった。
DIOの世界[編集]
ジョジョの奇妙な冒険27巻「DIOの世界」の表紙イラストは加賀の手によるものである。その他、編集者椛島良介の取り計らいによる事から、加賀と荒木飛呂彦が互いにアイディアを出し合ったネタがところどころ、ジョジョの作中には散りばめられている。
波風ミナト[編集]
漫画「NALUTO」におけるDRAGONBALL ドラゴンボールの孫悟空の立ち位置は波風ミナトとなっており、その経緯としては編集者である鳥嶋和彦に対して加賀が自身のウェブサイトについて問い合わせたところから発展し、作者である岸本斉史の手により漫画「NALUTO」におけるDRAGONBALL ドラゴンボールの孫悟空の派生キャラクターとしての位置付けとして波風ミナトというキャラクターが描かれる事となった。現在も漫画「NALUTO」の連載は続いている。
DRAGON BALL ドラゴンボール[編集]
高校時代の加賀は毎年のように鳥山明と面会する事があり、ドラゴンボールに深いところまで携わっていた。週刊少年ジャンプの愛読者であった加賀が鳥山明宛に手紙を数多く送り、鳥山明が実際に加賀と話をしないと連載を続けられないから、との事からである。加賀のキャラクター性が鳥山明の目にとまり、漫画家として実際に漫画に出てみないか、との事から派生したキャラクターが漫画「ろくでなしBLUES」の葛西（池袋の葛西）である。加賀充はDRAGONBALL ドラゴンボールにおいて主人公である孫悟空として描かれていた。なお、加賀本人もDRAGONBALL ドラゴンボールの絵を書くのは得意である。ただし客観的事実からなる自己表現とも言える孫悟空をメインに書く事は稀であり、デザイン等で縁のある脇役（ベジータ等）を引き立たせる書き方がメインである。2013年公開の映画「ドラゴンボールZ神と神」も上記のサムライソルジャー同様、自身の約13年前のエピソードである事から、本人はあまり関心がない。ただし、光栄に思い、誇りとなっている。
賞歴[編集]
- 1995年：第5回グラフィックアートひとつぼ展入選
- 2001年：第11回ART BOX大賞展入選、JACA日本ビジュアルアート展2001入選
- 2006年：トーキョーワンダーウォール2006入選、mixiギャラリーヨシダプロ賞
- 2010年：第39回いわき市民美術展覧会 有限会社平電子印刷所賞、仲畑流万能川柳入選
展示歴[編集]
- 1995年：渋谷ギャラリー319
- 1996年：「300人の腕時計自慢」展（ガーディアン・ガーデン）
- 1997年：「美味しい絵皿100VS100」展（ガーディアン・ガーデン）
- 1998年：「200人のこだわり温度計」展（ガーディアン・ガーデン）
- 2007年：渋谷に来いの物語展 (渋谷宇宙百貨内ART WAD'S）、「アートワッズTシャツ展」
- 2008年：「@hitotsubo.jp」（ガーディアン・ガーデン）
脚注[編集]
- ↑ ろくでなしBLUES 321話「Too much…」薬師寺の擬音より
