「こどもの国駅 (神奈川県)」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(ページの作成:「'''こどもの国駅'''(こどものくにえき)は、神奈川県横浜市青葉区奈良町字中耕地...」)
 
(相違点なし)

2014年8月3日 (日) 17:43時点における最新版

こどもの国駅(こどものくにえき)は、神奈川県横浜市青葉区奈良町字中耕地にある東京急行電鉄こどもの国線。こどもの国線の終着駅である。

名前の通り、遊園地「こどもの国」の南西に位置している。

歴史[編集]

  • 1941年昭和16年) - 国有鉄道横浜線長津田駅からの弾薬庫線建設。
  • 1967年(昭和42年)4月28日 - こどもの国線開通により駅開業。当時の施設保有は社会福祉法人こどもの国協会。
  • 1997年平成9年)8月1日 - こどもの国線の第3種鉄道事業免許がこどもの国協会から横浜高速鉄道に譲渡されたため、同社の所有になる。
  • 2000年(平成12年)3月29日 - こどもの国線が通勤線化される。
  • 2014年(平成26年)2月15日 - 午前7時頃、1番線ホームの屋根が積雪の重みに耐えきれず、約40メートルにわたって崩落[1]。この影響で終日運休したが、翌朝までに屋根を撤去し、運転再開。

駅構造[編集]

行き止まりの単式ホーム1面1線を有する地上駅である。方面標識や番線表示はないが、電車接近時には「まもなく1番線に電車がまいります」との放送が流れる。

ホーム有効長は、開業当初から5両編成の列車の発着が可能なように建設されている。これは当時の皇太子今上天皇)夫妻がこどもの国に来園した際に特別列車の発着と、多客時の臨時列車の運転に対応できるようにしたためである。

無人駅で、通常は長津田駅から遠隔監視を行っており、用事のある乗客には同駅の駅員がインターホンにより対応する。また、FAXも備えている。通常は自動改札機が3通路あるが、行楽時期になると自動改札機の左側にある臨時改札を使用し、こどもの国開園時間中のみ有人駅扱いとなる。なお、臨時改札にはICカード改札機は設置されていない。

PASMOSuicaの使える自動改札機、自動精算機や東急他路線の乗り継ぎを含めた回数券用の自動券売機を設置しているため、駅員無配置でもある程度のことが可能なように整備されている。例えば乗車券を間違って購入してしまった場合、その乗車券をもう一度自動券売機に挿入すると長津田駅からの遠隔操作で払い戻しができるなどの簡単な対応ができるようになっている。また、自動精算機は乗車券を購入しなかった乗客の運賃の支払いにも対応している。

駅舎は横浜高速鉄道の所有で、こどもの国線が横浜高速鉄道に譲渡された際、駅の無人化対応を行った後に改築されたものである。開業当初は、こどもの国園内にある皇太子記念館と同様の形状の屋根を持つ駅舎で、乗車券発売は有人で行っていた。また、ワンマン運転開始以降は列車が到着している時のみの販売となった。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 こどもの国線 恩田長津田方面

線路[編集]

こどもの国線が弾薬庫線であった時代は当駅から先も線路が続いていた。駅前から延びている並木がその線路跡である。当時は、そのまま奈良川を渡り、こどもの国中央広場周辺に貨物ホームが設けられていた。

なお、弾薬庫線時代には、上記の他にも現在のこどもの国 - 恩田間に設けられた信号所から奈良橋バス停留所付近を斜めに横断して奈良川を渡り、こどもの国第2駐車場へ至る線路があった。しかし、こちらも現存せず、一部廃線跡が残るのみとなっている。

利用状況[編集]

一日あたり乗車人員の推移

2013年度の一日平均乗降人員は12,221人[2]である。ただし、2000年度以降は恩田駅から定期券で利用する乗降人員も計上されている。

近年の一日平均乗車人員推移は下表のとおり(但し2000年の通勤線化以降は恩田駅からの定期券利用者も含む)。

年度 一日平均
乗車人員[3]
1998年 569
1999年 655[4]
2000年 3,510
2001年 4,430
2002年 4,675
2003年 4,909
2004年 4,908
2005年 4,880
2006年 5,053
2007年 5,139
2008年 5,288
2009年 5,167
2010年 5,333
2011年 5,434
2012年 5,994

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

隣の駅[編集]

東京急行電鉄
こどもの国線
恩田駅 (KD02) - こどもの国駅 (KD03)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]