石田雨竜

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石田 雨竜(いしだ うりゅう)は、久保帯人作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『BLEACH』に登場する架空の人物。アニメの声優杉山紀彰(年少時代: 本田貴子)。

プロフィール[編集]

  • 身長:171cm
  • 体重:55kg
  • 血液型:AB型
  • 誕生日:11月6日

注意以降に核心部分が記述されています。

人物[編集]

絶滅させられたはずの対虚退魔眷族『滅却師(クインシー)』の生き残りのひとり。滅却師は200年前に滅ぼされたため、護廷十三隊涅マユリ破面のザエルアポロ・グランツ等の科学者(マッドサイエンティスト)達に「希少種」と呼ばれる。黒崎一護のクラスメイトである。

一学期の中間考査、期末考査は連続で学年トップ。裁縫が特技で手芸部員1年生にして部長。投げ上げた布を空中で縫う荒業を持つ。その腕にイヤミと敬意をこめて「メガネミシン」と影で呼ばれる。その腕は現世組の衣服を用意する、破けたコンのぬいぐるみをアレンジ込みで修復するなどに重宝されており、小説では、尸魂界で長身の勇音の洋服を作ったり、四番隊の女性死神に現世の服の型紙を書き感謝されている。茶渡泰虎曰く、女物の服を作る才能がある。しかし自身が「かっこいい」と考えている感性に関しては一部のキャラ(主にコン)から批判されている。得意料理はサバの味噌煮(単行本では筑前煮も得意と言っている)。また教養も高く、破面たちが主に使うスペイン語の用語の意味を理解している。

過去の事件において、師匠である祖父が死んだことが原因で、死神を異常に嫌っており一護との勝負で虚を呼び寄せる撒き餌を撒くという周囲を脅威に晒す様な非常に危険な行為を用いてでも、滅却師の力を証明しようとしたが、一護と接触するうちに考え方が変わってゆき、文句を言いつつも一護たちの傍にいるようになる。しかし常に自分は滅却師であることを主張することを忘れない。幼い頃に死別した祖父・石田宗弦を尊敬しているが、金にならないという理由で滅却師を否定する父・竜弦とは考え方の違いから反発しており、親元を離れアパートで一人暮らしをしている。

尸魂界編[編集]

ルキアを尸魂界へ連れて行こうとする恋次との対決に敗れてから、散霊手套を使いこなすための修行を行い一護達と共に尸魂界へ同行。涅マユリとの戦闘において祖父の死の真実を知り、滅却師最終形態で戦い、卍解状態のマユリを一撃で倒すものの、その代償で滅却師としての能力を失う。やちるにはなぜかエンピツ呼ばわりされていた。

破面編[編集]

現世に戻った後、死神とその仲間に今後一切かかわらないという条件の元、竜弦との修行により力を取り戻す。その後、父に下された条件の、こじ付けで導き出した穴を突き、井上織姫救出のため、一護・茶渡と共に虚圏に侵入。虚夜宮(ラス・ノーチェス)進入後はチルッチ交戦時からペッシェ・ガティーシェと同行する羽目になる。

使用武器[編集]

BLEACHの項にも書かれている通り、滅却師の関連用語の一部に、ドイツ語系の表現が使われている(例:魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー/Seele Schneider)…英語の『Soul Cutter』と同義)。

弧雀(コジャク)
大気中に偏在する霊子を押し固めて形成される弓矢。放たれる矢の破壊力は集められる霊子の量に比例し、それに合わせて形態も変化する。石田はこの弧雀を発生させる際に、媒介として「滅却師十字(クインシークロス)」を用いているが、石田の父・竜弦の弓は、五角形の滅却十字を核とするものではない。
散霊手套(サンレイシュトウ)
霊子を高レベルで拡散させる力を持つ手袋。これをつけた状態で七日七夜弓を成す事が出来れば、散霊手套の霊子拡散能力を上回る霊子集束能力と、それを長時間持続させる力を身に付けた事となり、滅却師の高みに限りなく近づくことが出来る。ただし、そうなると、その霊子集束能力は散霊手套の拡散能力無しには自身でも制御し切れないものとなり、散霊手套を外すと霊子集束レベルが爆発的に向上し人間が使用できるレベルではなくなってしまうため、余程の才のある者で無い限り滅却師の力を失ってしまう。
滅却師最終形態(クインシー・レットシュティール)
散霊手套をはずしたときの形態。霊子集束レベルが爆発的に向上し、大気中に偏在する霊子のみならず、霊子で構成された尸魂界の物質をも分解して自身の武器として再構築する事ができ、涅マユリはその様を「霊子の隷属」と評していた。そのときの戦闘能力は通常時とは桁違いに高く、卍解したマユリを一撃で倒している。
銀嶺弧雀(ギンレイコジャク)
五角形の滅却十字を媒介に形成される特殊な形状の弓。霊力を取り戻した石田の新たな霊子兵装。弓を引きっぱなしにしていると無数の矢が次々と放たれ、最大で1200発の連射が可能。アニメでは虚の大群を一掃するために用いられている。
銀筒(ギントウ)
滅却師が霊力を溜めた筒状の道具。これを使って術を発動することができる。あらかじめ霊力を溜めておく必要がある旧式の道具だが、使い方次第では大虚クラスの霊力を持つ虚とも渡り合える。
聖噬(ハイゼン)
「大気の戦陣を杯に受けよ(レンゼ・フォルメル・ヴェント・イ・グラール)」の口上で発動。銀筒を複数使用。柱上の結界で相手を攻撃する。
緑杯(ヴォルコール)
「盃よ西方に傾け(イ・シェンク・ツァイヒ)」の口上で発動。銀筒を二本使用。衝撃波を起こし、落下などの衝撃から自分の身を守ることができる。
五架縛(グリッツ)
「銀鞭下りて五手石床に堕つ(ツィエルトクリーク・フォン・キーツ・ハルト・フィエルト)」の口上で発動。銀筒を一本使用。五つの帯で相手を縛り付ける。
装身具
アニメのみに登場。涅ネムから滅却師の力を失っていた石田雨竜に手渡され、これにより雨竜は力を取り戻す。出力は安定せず、タイミングによって強さが変わる。
魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー)
滅却師唯一の刃を持った武器。
雨竜の父、竜弦が院長を勤める空座総合病院内の隠し倉庫から拝借してきたもの、それによりペッシェに泥棒呼ばわりされる。
外見は柄から青い光が出て刃になっているが、チェーンソーのような武器であり、刀身の表面を霊子が一秒に300万回も往復している。振動で切ることにより対象の霊子結合を弱め対象物の霊子を自身の霊子として奪いやすくすることが出来る。また、霊子を拡散させる敵との戦闘に際し、柄頭に霊子を蓄え、それを消費し、刃を一時的に回復出来る。後述の破芒陣(シュプリンガー)は、それを応用した技である。
その外見や使い方からと誤解されやすいが実体はであり、霊子兵装と共に弓矢として使用される。
破芒陣(シュプレンガー)
ゼーレシュナイダーを使って描いた滅却印(クインシーツァイヒェン)の陣に敵を閉じ込め、銀筒に集めた霊子をゼーレシュナイダーに流し込むことで陣内で爆発を起こす技。尚、術式に時間が掛かる性質上、一対一の戦闘で使用するのには不向き。
飛廉脚(ヒレンキャク)
滅却師の高等歩法。足元に作った霊子の流れに乗ることで高速移動が可能となる。

アニメ[編集]

アニメオリジナルのバウント編では、尸魂界進出を目論む狩矢らバウント達に狙われることとなる。狩矢と敵対する中、自らを助けたバウントの芳野に母親の面影を重ね惹かれる。芳野を狩矢に殺されてから滅却師の力を取り戻すために修行に励むが、涅ネムに渡された滅却師の戦闘用装身具により一時的に滅却師の力を取り戻す。そして、瀞霊廷内でヨシを倒し、狩矢と対峙し善戦するが装身具が壊れたため、一護に後を託し退却した。原作では全く触れてはいないが、アニメでは雨竜が自分の母親のことを「いつも笑っているのに泣いているようだった」といっている。

関連項目[編集]