理由ある太郎

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理由ある太郎
放送局 日本の旗 日本
ジャンル バラエティ番組
放送期間 2008年4月18日 - 9月19日 20
放送時間 毎週金曜 23:00 - 23:30 30
制作局 フジテレビ
企画/PD 宮道治朗(CP)
監督/総指揮
演出 木村剛蜜谷浩弥
原作
脚本
出演者 内村光良ウッチャンナンチャン
ナレーション 小野敦子井上和彦春日由実
音声
字幕 文字多重放送
データ放送
オープニング 日本昔ばなし」(作曲 - 北原じゅん
エンディング
公式サイト 理由ある太郎 - フジテレビ
特記事項:
テンプレート

理由ある太郎』(りゆうあるたろう)は、2008年4月18日から同年9月19日までフジテレビ系列で毎週金曜23:00 - 23:30(JST)に放送されていた雑学系バラエティ番組である。レギュラー開始前(2008年1月1日)に特別番組が1回放送された。略称「ある太郎」。

概要[編集]

世の中に理由のないものはないというコンセプトに基づき、日常生活において、あえて調べようとは思わない疑問(例:指の関節がなる理由)や当然と思っていた事柄(例:母の日にカーネーションを贈る理由)にスポットを当てた雑学バラエティー。元日深夜の時間帯としては健闘したためレギュラー化が決定した。(視聴率はビデオリサーチ・関東地区調べ)

構成[編集]

プレゼンター(番組中では「理由プレゼンター」と呼ばれる)はそれぞれ持参した「雑学」をプレゼンする。「理由」を知りたい5人のパネリスト(番組中では「知識人パネラー」と呼ばれる)たちは、まずタイトルだけで「知りたい」か「知らなくても良い」かを決める(ファーストジャッジ)。知らなくてもよいというパネリストに対し、プレゼンターは理由のさわりを示して、ある程度定められた制限時間内にパネリストをなんとか翻意させようとする。パネリストは制限時間内であれば「知りたい」に変更することが可能である。そして「知りたい」を選択したパネリストは「1ノグチ(=1000円)」をエアシューターによって支払い、その合計額がプレゼンターの出演料に上乗せされる。最後まで「知らなくても良い」を表明したパネリストには目隠しとヘッドホンがつけられ、理由を知ることはできない。また、最後まで全員が「知らなくて良い」になった場合、理由は放送されず、視聴者も知ることができない[1]。番組初期ではファーストジャッジに対しファイナルジャッジがあり、ファイナルジャッジでパネリストそれぞれの意思が決定された。

特別番組においては、理由によってそれぞれ金額を決めていた。また、パネリストたちは番組終了後、スタジオの出口でまとめて現金を支払った。

ファーストジャッジで全員が「知りたい」となった場合は、「ALL 知りたい PERFECT BONUS」に突入し、1000円札の野口英世の肖像を立体にしたマスクをかぶった「ノグチくん」が出てきてダンスを披露[2]、他のプレゼンターたちに1000円の「おひねり」が配られた。

また、中期頃からはクレジットタイトル時に、内村光良とノグチくんによる寸劇が流された。

演出・VTR[編集]

2008年6月27日放送分以前[編集]

理由のVTRでは、冒頭に田舎の一軒家の縁側でくつろぐ老婆と子供達(男の子と女の子)が登場。おばあちゃんが本棚にある「理由の書いてある本」を取り出し、子供達にそれを読み聞かせる形で解説VTRに入る。特別番組では、子役たちが老婆に質問する形の解説VTRが入っていた。解説VTRは専門家に対するインタビューなどによって構成されており、理由によってはイラストなどで解説される。田口トモロヲのナレーションによる『プロジェクトX』風の演出で解説されることもあった。また番組タイトル、理由VTRのBGM(作曲 - 北原じゅん)など『まんが日本昔ばなし』を連想させる演出、場面が多く見られるのが特徴である。

2008年7月4日放送分以降[編集]

以前のような演出は無くなり、ほとんどの演出は番組独自の演出となった。解説VTRもすぐに入るようになり、ナレーションも変更されている。ただし、理由と理由の間に入る番組ロゴが表示される場面(アイキャッチ)では『まんが日本昔ばなし』のBGMをそのまま使用していた。

2008年9月以降[編集]

「理由プレゼンター」、「1ノグチ」、「ノグチくんのダンス」等の基本構成が無くなり、オールロケや単なる理由の連発などになった。 最終回はラストで「理由ある太郎が終わる理由」を尋ねられた内村が、「世の中には知らなくても良い理由もある」と答え、ノグチくんを弔う場面で終了した。

出演者[編集]

司会者
主なプレゼンター
主なパネラー

ナレーション[編集]

特別番組[編集]

備考[編集]

  • ナレーションの小野敦子を除くVTR出演者およびノグチくん役の情報(名前)はクレジットでも流されておらず、非公開となっている。ただ、一部の役は公式サイトで出演情報を公開している。なお、ノグチくんのキャストは最終回まで非公開とされた(途中の回で「明らかに背が低くなった」と言われていることから、複数いると思われる)。なお、番組内で内村はノグチくんを指して相方です」というシーンがあったが、本当に彼の「相方」である南原清隆が演じていたかどうかは不明である。

スタッフ[編集]

パイロット版[編集]

  • 制作:吉田正樹
  • プロデューサー:坪井貴史
  • チーフプロデューサー:宮道治朗
  • 制作:フジテレビバラエティ制作センター
  • 制作著作:フジテレビ

レギュラー版[編集]

  • 製作:吉田正樹
  • 構成:酒井健作岐部昌幸、安部裕之、杉本みな子
  • リサーチ:上村知子、窪田基樹
  • 美術プロデューサー:古江学
  • セットデザイン:棈木陽次
  • 美術進行:内山高太郎
  • 大道具:卜部徹夫
  • アクリル装飾:織田秀幸
  • 装飾:羽染香樹
  • 電飾:岸和幸
  • 生花装飾:安藤岳
  • 特殊美術:高橋明
  • 特殊装置:石田俊一
  • 衣裳:山田斉
  • メイク:水落万里子
  • CGプロデュース:久保田幸
  • CGディレクター:鈴木鉄平
  • CGデザイン:三塚篤
  • イラスト:関谷美岐
  • タイトル・ロゴ:山形憲一
  • SW:小川利行
  • CAM:池田孝宏
  • VE:高木稔
  • AUD:片山勇
  • 照明:小林敦洋
  • マルチ:太田和明
  • 音響効果:斉藤信之
  • VTR編集:岩崎秀徳、榎本祐紀
  • MA:足達健太郎
  • TK:星美香
  • 編成:立松嗣章
  • 広報:佐々木順子
  • デスク:森次千香子
  • キャスティングプロデューサー:永瀬琢也、伊勢本裕之
  • AP:内海雅、倉科知美
  • AD:金森泰彦、斎藤貴次、大里健太、大美賀将行
  • ディレクター:石武士、小林智武、伊藤嘉彦、平山圭介
  • 演出:木村剛蜜谷浩弥
  • プロデューサー:藤沼聡、江本薫
  • チーフプロデューサー:宮道治朗
  • 技術協力:ニユーテレスFLTIMAGICA、インターナショナルクリエイティブ
  • 制作著作:フジテレビ

脚注[編集]

  1. そうなったのはビビる大木(2008年4月26日放送分)のみだった。
  2. この時に流れている音楽は、ジプシー・キングスの『ボラーレ(Volare)』である。

外部リンク[編集]

フジテレビ系列 金曜23:00枠
前番組理由ある太郎
(2008年4月 - 9月)
次番組
スリルな夜VivaVivaV6
木曜23時枠から移動】


テンプレート:内村光良
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