海王みちる
海王みちる (かいおう みちる)は、武内直子作の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物。TVアニメ版での声優は勝生真沙子。
人物[編集]
セーラーネプチューンに変身する。優雅な才女。画家にしてバイオリニスト。水泳も得意でよくマンションのプールで一人で泳いでいた。海の荒れる音を感じることができる。アニメ版ではスターライツ(Starsに登場した戦士たち)とコンサートで共演したこともある(ちなみにうさぎたち5人はこのコンサートのチケットをみちる本人から貰ったりする)。良家の令嬢という説がある(はるか談)。そのためか「御機嫌よう」や「遅くてよ」等のお嬢様言葉が多数出てきた。天王はるかと共に無限学園へ通っていた。無限学園崩壊後しばらくバイオリニストの仕事に専念していたが、第五期でははるかと共に、うさぎ達と同じ十番高校へと編入した。番外編で敵に対して、「はるかがいない世界なんて守ってもしょうがない」と言い放っている。
ゴールデンタイム放送での天王はるかとの同性愛に近いような妖しい仲は、一般の視聴者やファンの間で物議を醸した[1]。
プロフィール[編集]
- 年齢:16〜18歳
- 身長:166cm
- 誕生日:3月6日。
- 誕生石:アクアマリン
- 星座:魚座
- 血液型:O型
- 好きな色:マリンブルー
- 好きな食べ物:刺身
- 苦手な食べ物:木耳(きくらげ)
- 好きな教科:音楽
- 苦手な教科:なし
- 趣味:化粧品集め
- 特技:水泳、バイオリン
- 将来の夢:バイオリニスト
セーラーネプチューン[編集]
海王星を守護星に持つ海洋と抱擁の戦士。 手鏡のタリスマンであるディープ・アクア・ミラーで海を操り真実を暴く。決め台詞は「(同じく、)新たな時代に誘われて、セーラーネプチューン、優雅に活躍」3人集合時には「深海の星、海王星を守護に持つ、抱擁の戦士セーラーネプチューン」。戦闘については、ウラヌスのサポートに回ることも多い。攻撃力は高く、外部太陽系では太陽系外の敵に最初に接するため、ネプチューン最強説もある。イメージカラーはマリンブルー。
第4部原作では海王星のプリンセスの城としてトリトンキャッスルという城を持っている。
- 備考
- ネプチューン=ローマ神話のネプトゥヌス、ギリシャ神話のポセイドンは、海神、馬の神。タリスマンのディープ・アクア・ミラーは三種の神器の八咫鏡から。海王星、冥王星は、天王星の発見により未知の惑星の存在する可能性が認知され、既知の惑星の軌道を精査して、予測とのずれをその外側に存在する未知の惑星の引力の影響と仮定し、存在予想地点を望遠鏡で調査して発見された。神話と天体の特性との関わりが薄い事は天王はるかの項を参照。
- 第1期当時、まだセーラー戦士がすべて揃っていなかった頃のファンダムでは、同人誌などの二次創作において、セーラーネプチューン役に海野ぐりおが充てられることがたびたびあった。もちろんこの予想は大きく外れることとなる。
セーラーネプチューンの必殺技[編集]
- 深水没(ディープ・サブマージ)
- 海水をエネルギー球体として敵に投げつける技。技のスピードは全セーラー戦士の中でも1,2を争う。
- 深海鏡射(サブマリン・リフレクション)
- 魔具(タリスマン)の一つ深水の镜(ディープ・アクア・ミラー)の鏡面光線反射が敵に向かって一直線に伸び、敵を攻撃する。アニメでは他に敵の弱点なども暴く(劇場版SuperSより)。
- 深海提琴潮流(サブマリン・ヴァイオリン・タイド。原作第5期)
- ヴァイオリンの音波で潮流を形成し、相手を絡め取る。
- ギャラクティカ提琴潮流(原作第5期)
脚注[編集]
- ↑ ちなみに、アニメ北米版放送では、はるか(アマーラ)とみちる(ミッシェル)は従姉妹という設定になっている。また日本のテレビ放送版のような同性愛を匂わせるはるか(アマーラ)とみちる(ミッシェル)の妖しい言葉、行動が、妖しくない(同性愛でない)ように改編されている。
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