両澤千晶

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両澤 千晶(もろさわ ちあき) は、アニメ作品の三流以下の素人レベルの脚本家機動戦士ガンダムSEED機動戦士ガンダムSEED DESTINYなどの脚本・シリーズ構成を手掛ける。
『機動戦士ガンダムSEED』の監督を務めた福田己津央の妻である。

略歴[編集]

「新世紀GPXサイバーフォーミュラOVAシリーズコンプリートファイル」でのインタビュー記事が正しいならば、サイバーフォーミュラOVA版のストーリーを福田と家で話すのを切っ掛けに脚本を任されるようになったのがプロ活動の始まりのようである。それ以前の経歴は不明だが、同人活動をしていたという噂もある。

往年のガンダムファン、特にSEEDシリーズに批判的なファンからは「(福田の)嫁」と呼ばれる。夫である福田とセットでの呼び名は「負債(夫妻)」である(主に蔑称として使われている)。

作品の傾向[編集]

両澤の脚本の仕事は夫の福田が監督した作品にほぼ限られている。(コネで抜擢されているため)

緊迫した対決シーン等では、必要以上にセリフが少なくなる傾向がある。

女性向け同人誌要素もしばしば散見される。やおい描写は得意だが、ロボットアクションなどの戦闘シーンは非常に苦手。特定キャラクターへの偏愛が色濃く、当初のメイン設定をも覆す傾向がままある。[1]

インタビューでは主にメインのキャラクターについて語ることが大半であり、それ以外の物語の要素には触れる事が少ない。明らかにキラサイドを贔屓[2]していたため、アンチ以外からも「脚本家の手法ではない」「自慰行為」と評される。

また、フレイ・アルスターの項にもあるように、元々フレイを人間爆弾的な役割にするつもりだった、と脚本家とは思えないようなことまで言っている。(該当項目にもあるように、脚本家なら自らが生み出したキャラクターには少なからずも愛着があるはずである。このことからも両澤はフレイというキャラのモデルになった人間にあからさまな敵意を抱いていることがわかる)

彼女の悪いところは他人の書いた脚本を勝手に自分好みの趣向に書き換えてしまうことである。「GEAR戦士電童」で、登場するスバルは本当は女性として描かれるはずであった。しかし、やおい好きな両澤はスバルのキャラクター設定を勝手に変えてしまい、小林靖子と大喧嘩になったという話がある。[3]

福田の監督作品が多くないこともあり、ほぼそれのみに参加する両澤はガンダムSEEDシリーズを手がける前は非常に寡作だった。96年にデビューしてから2001年に至るまでに執筆が確認される脚本数はサイバーのOVAで合計13話、電童では4話、アウトロースターで1話。他に、これらの作品のドラマCDでの脚本なども手掛けているが、それらを合わせても、実質6年間程でも30分×2クール(26話)分すらも脚本を書いていない。さらにテレビ作品での脚本執筆は電童とアウトロースターで総計5話と非常に少なかった。無論、一年間の長期にわたるテレビ作品を手掛けた経験はガンダムSEEDまで皆無だった。

また、遅筆であることが一部の製作側の人間のコラム、ブログ等でほのめかされている。一話の脚本を書くのに10日以上もかかっていると言われている。[4]

機動戦士ガンダムSEED」の企画の際、監督の福田に「この作品の脚本を一任させろ。でなきゃ離婚してやる」と福田を脅迫したという噂もちらほら囁かれている。

脚本家としての下積み修行を、全くしておらず福田のコネで抜擢されているため実力は皆無とアンチなアニメファンから批判されている。

但し、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』において、地球軍=アメリカ、ザフト(シン・アスカ)=反米勢力としてお得意の反米思想を展開しようとしていた当作のプロデューサー・竹田菁滋氏の意思に真っ向から対立し、地球軍=中ソ(共産主義国家。竹田菁滋氏の好む思想を有した国家軍)、ザフト=アメリカという風にほぼ正反対に覆したという点においては、意図的なのか偶然だったのかはいまだ不明ではあるが[5]、他のもう少し優秀なクリエイター(例・『コードギアス』の監督の谷口悟朗氏)ですらもなしえなかった快挙であると言えるのかもしれない。

作品[編集]

脚注[編集]

  1. 代表的な例としては、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』において本来主人公とされていたはずのシン・アスカの出番が本来脇役であるはずの前作主人公キラ・ヤマトよりも少ない上に、悪役的な印象を強くする描写が多く、48話ではエンドロール・クレジットの出番が1番目から3番目に落とされ、事実上の主役交代という前代未聞の事態となった。…ただし、これに関しては氏だけの責任であると一概に言い切れず、当初は地球軍=アメリカの予定がデストロイガンダムによる虐殺以降どちらかと言えば地球軍=共産国家になってしまった関係でむしろザフト=アメリカ(基本的に敵(地球軍)に対して常に強者の立場、ザフトの総帥ギルバート・デュランダルが策謀に長けた人物である事etc.)になってしまった事を苦々しく思ったプロデューサーの竹田菁滋氏の意思も少なからず絡んでいるという向きもある。(因みに、前述のシン・アスカが悪役的に描かれるようになったのも、この頃が起点になっている)
  2. これも当初の予定と異なり、ザフト=アメリカという構図になってしまった為、本来のザフトのスタンスである反米少数勢力を急遽かれらに当て嵌めたとも解釈出来る。ちなみに、オーブ側にユウナというキャラクターがいるが、彼は本来「アメリカに尻尾を振る日本」を暗示していたが、前述のように地球軍が竹田菁滋氏の好きな共産国家の様相を呈してしまった為、存在理由そのものが無意味化してしまったのは、皮肉という他にない。
  3. 他にも、DESTINYにおいてシンが主役から降板するような展開になったのも、シンの声優である鈴村が両澤の脚本に対して難色を示し、抗議したのが原因だ、という噂まである。あくまで噂レベルであるものの、こういう噂が流れる時点で脚本家としては同なのだろうか、という声もある。ちなみに、シンの声優が鈴村になったのは監督の福田直々の指名である。
  4. SEED DESTINYにおいて、バンクが大量に使われたのは有名(インパルスがストライクになっているなど)だが、それも両澤の脚本の遅れにより、作画が間に合わなかったのが原因である。
  5. ちなみに、最終的には劇中において地球軍はザフトに敗れている。
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