フジテレビ・関西テレビ共同制作日曜夜10時枠

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フジテレビ・関西テレビ共同制作日曜夜10時枠(ふじてれび・かんさいてれびきょうどうせいさくにちようよるじゅうじわく)は1997年4月よりフジテレビ関西テレビとの共同制作でFNS系列にて毎週日曜夜10時に放送している枠である。

枠の歴史[編集]

  • 1974年10月より編成されていた関西テレビ制作日曜夜10時30分枠(当時は「パンチDEデート」)(~1992年9月末で枠終了。1992年10月以降フジテレビ制作枠に変更。当時は関西では放送されていなかった深夜からの昇格クイズ番組「カルトQ」を放送していた。)ともともと日曜21:00枠で放送されていた「ラブラブショー」が1973年10月7日に移動されてきたフジテレビ日曜夜10時枠(1992年9月で枠終了。1992年10月以降は関西テレビ制作日曜夜10時枠として日曜22時枠のフジテレビと日曜22時30分枠の関西テレビの制作枠)を交換したのがきっかけだが、枠交換後、日曜夜10時枠は「新伍&紳助のあぶない話」が長続きしていたが、番組終了後失速していく。一方の日曜夜10時30分枠はフジテレビ日曜夜10時30分枠として、「カルトQ」や「料理の鉄人」(放送初期)などを送り出してきた。
  • しかし、1997年4月の改編で日曜日の「プロ野球ニュース」の一時終了(半年後の10月改編で番組は復活する。)と日曜夜11時45分から「ボキャブラ天国」を放送する編成が決まり、これを受けてフジテレビと関西テレビの共同制作による日曜22時(夜10時)の新大型生ワイドを制作することになり、とんねるずを司会に起用したスポーツニュース「Grade-A」が開始となった。ところが、「Grade-A」はNHK総合の「サンデースポーツ」等の影響から視聴率が低迷しわずか半年で終了。同年秋からはスポーツニュースを「プロ野球ニュース」に戻して、情報番組「スーパーナイト」が開始となる。この番組は安定した視聴率を記録し、2001年には放送時間拡大に伴って「EZ!TV」にリニューアルした。
  • 2005年、司会に爆笑問題を起用してバラエティ要素を取り入れた「週刊人物ライブ スタ☆メン」が開始となる。開始当初は高視聴率を記録していたが2006年頃から徐々に苦戦するようになりコーナーの廃止・新設やタイトルを「スタ☆メン」にリニューアルするなどのテコ入れを行なったが、2007年1月には21時枠の「発掘!あるある大事典II」の捏造発覚による打ち切りによるつなぎ番組として2週連続で急遽拡大版を放送した所、裏番組の「おしゃれイズム」・「中井正広のブラックバラエティ」(日本テレビ系)や「日曜洋画劇場」(テレビ朝日系)等の影響から視聴率が一桁を割り込むようにもなった為、同年春に終了した。後番組として「新報道プレミアA」が開始となったが、開始当初は視聴率一桁が珍しくなく「スタ☆メン」以上に低迷していた。次第にリニューアルや番組内容の浸透で視聴率が安定するようになったが、2008年6月に会社全体に経費削減の風潮が高まった煽りから打ち切りとなった。
  • 2008年7月に「サキヨミ」が開始となるが、開始直後に司会の山本モナが不倫スキャンダルにより降板。その後も同局のアナウンサーで繋ぎ同年秋に「サキヨミLIVE」にリニューアルするが、視聴率は10%前後と苦戦を強いられている。
  • ちなみに枠誕生当初、前半枠は前番組「カジノザウルス」から引き続き提供していたKINCHO(大日本除虫菊)一社提供枠で後半枠は三菱電機一社提供枠だった(KINCHOは「情報ライブEZ!TV」の途中で降板。三菱電機も「トロイの木馬」のスポンサーになるため「スーパーナイト」の途中で降板し、以降はすべて複数社提供となっている。2008年11月現在は前半がトヨタ自動車DaiwaHouse生産技術などの複数社提供、後半枠が再春館製薬所旭化成大正製薬など30秒の複数社提供)。2008年10月までは前半枠にサッポロビール・2008年9月まではさらにアステラス製薬が後半枠にはかつて損保ジャパン日産自動車佐川急便などがそれぞれ提供していた。
  • クロスネット局のテレビ宮崎は、本来の日曜夜10時枠は日本テレビ系列の編成だが、2009年3月22日のみフジテレビの特別番組の放送のため、21:00~23:35まで同時ネットで放送される。テレビ宮崎で日曜夜10時枠でのフジテレビの同時ネットは、1996年7月のFNSの日以来約13年ぶりとなる。

現在の番組[編集]

  • サキヨミLIVE(2008年7月6日~、22:00~23:11)※10月6日より「サキヨミ」から改名し、放送時間も縮小。

過去の番組[編集]

脚注[編集]

  1. 当初のタイトルは『EZ!TV』。
  2. 当初のタイトルは『週刊人物ライブ スタ☆メン』。