まるか食品

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
本項目「まるか食品」は、Robby wellsによって先編集権が主張されています「同意を得ないリバート」「記事の置き換え・白紙化」等の不正改竄は荒らしとみなされブロックされますので、ご注意ください。また、このテンプレートを剥す行為も荒らしとみなされますのでご注意下さい。どうしても自分の意に沿う編集をされたい場合はまるか食品 (2)という様な感じでフォークを立ててください。

まるか食品株式会社(まるかしょくひん)は、群馬県伊勢崎市に本社を置く食品メーカー。東日本を中心に長年販売されていた「ペヤングソースやきそば」の製造・販売元。

「まるか食品」という社名は、創業者の丸橋嘉蔵の姓と名を1字ずつ取って、丸嘉→まるか、と名付けられた。同名企業として海産珍味およびスナック類の製造販売を行うまるか食品(本社:広島県尾道市)があるが、本項のまるか食品とは全くの無関係である。

沿革[編集]

  • 1929年(昭和4年)5月 - 伊勢崎市川久保町で前身となる乾麺類の製造販売を営む。
  • 1962年(昭和37年)
    • 4月 - 「有限会社丸橋製麺工場」を設立。
    • 10月 - インスタントラーメンの製造を開始。
  • 1964年(昭和39年)3月 - 「まるか食品株式会社」を設立。
  • 1969年(昭和44年)1月 - 「有限会社丸橋製麺工場」と「まるか食品株式会社」を合併「まるか食品株式会社」となる。
  • 1973年(昭和48年)7月 - 製造を開始。「ペヤングヌードル」を発売。
  • 1975年(昭和50年)3月 - 業界初の四角い容器のカップめん「ペヤングソースやきそば」を発売する。
  • 1986年(昭和61年)1月 - 東京都台東区上野に「まるか商事株式会社」東京営業所を開設。
  • 1989年(平成元年)7月 - 「有限会社エムケイ流通」を設立。
  • 1990年(平成2年)
    • 3月 - 「株式会社ペヤング」を設立。
    • 6月 - 「株式会社丸善開発」を設立。
  • 1997年(平成9年)12月 - 「株式会社丸善商事」と「株式会社丸善開発」を合併「株式会社丸善開発」となる。
    • 「株式会社新興パック」と「まるか食品株式会社」を合併「まるか食品株式会社」となる。
    • 「株式会社エムケイ流通」と「まるか商事株式会社」を合併「まるか商事株式会社」となる。
  • 2002年(平成14年)10月 - 日本食糧新聞社より食品産業功労賞を受賞[1]
  • 2008年(平成20年)
    • 3月 - 「まるか食品株式会社」と「ペヤングソースやきそば」のWEBサイトを開設。
    • 5月 - 大阪市城東区に「まるか商事株式会社」大阪営業所を開設。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月 - 「ペヤング」女子ソフトボール部設立。
    • 11月 - 「ペヤング」女子ソフトボールクラブ 2010年度日本女子ソフトボール2部リーグへの昇格が決定。
  • 2014年(平成26年)
    • 12月2日 - ツイッターでの投稿から、ぺヤングの商品の一部に虫の死骸が混入している疑惑が浮上。当初は安全管理に不備はないと、この疑惑を否定した。
    • 12月11日 - その後の保健所の調査の結果、製造段階で虫が入り込んでいた可能性が高まる。最終的には、同日付で本社工場・赤堀工場での生産を停止し、全商品を翌年2月までをめどに販売を自粛することを発表した(詳細は後述)。
  • 2015年(平成27年)
    • 4月2日 - 「ぺヤング ソースやきそば」の製造・販売再開を決定。首都圏での販売再開は6月8日から、全国での販売再開は7月の予定。

事業所・工場[編集]

赤堀工場
群馬県伊勢崎市下触町1101-1

女子ソフトボール部[編集]

2009年(平成21年)1月、創業以来初の社内クラブ活動となる女子ソフトボール部を結成。チーム名は、同社のブランド名を冠した「ペヤング ソフトボールクラブ」で、2010年(平成22年)度の日本リーグ1部昇格を確定させた。

ペヤングソースやきそば[編集]

概要[編集]

ペヤングソースやきそば」は1975年(昭和50年)3月[2]カップ焼きそばとして発売開始。「日清焼そばU.F.O.」(日清食品)、「マルちゃんやきそば弁当」(東洋水産)とともにカップ焼きそばのロングセラー商品である。「まるか食品」の企業名はあまり世間では認知されていないが、この「ペヤング」ブランドは主力販売地域内では、非常に高い知名度を誇る。

名称は、1973年(昭和48年)7月に誕生した[3]「ペヤング」ブランド(後述参照)のソース焼きそばであることから[4][5]

カップ焼きそばとして初めて四角いパッケージを使用している。理由として、当時主流だった円形パッケージを使用した他社の真似はしたくないという差別化と、「屋台の焼きそば」で使用されていた容器からの発想によるものである[4]

希望小売価格は、長らく155円(税抜)だったが、小麦価格の引き上げに伴い2008年(平成20年)1月より170円(税抜)へ改定された。

味付けは発売開始以降一切変えておらず、ソースは液体状で他社と違いあっさりした「まろやかソース」を使用し、そのソースを吸収しやすいように小麦の配合を工夫した麺を採用している[6]。この液体ソースを業界で初めて開発したのは、まるか食品である(それまでのカップ焼きそばは、全て「粉末ソース」であった)。また麺は具材を絡みやすくするために従来とは反対に粗い方の面を上にして容器に入っている[7]

販売地域については、長らく静岡県から青森県までを中心に販売されてきたが、2008年(平成20年)大阪市城東区に関連会社の「まるか商事大阪営業所」を開設して以降、西日本地区での販路拡大を図っており、2009年(平成21年)8月時点では在阪テレビ局でも「ペヤング」ブランドのテレビCMを見ることができるなど、近畿地方でも販売範囲と知名度が拡大しつつある。北海道では、昭和時代に通常販売していたが、販売不振を理由に北海道エリアより撤退。2014年の段階では、後述の販売停止直前まで一部の小売企業での販売(「各地域の販売状況」節を参照)が可能となっている。以上の事例のように、店頭でも広範囲で購入が可能になりつつあった(詳細は後述参照)。

メディア[編集]

CM[編集]

  • 桂小益(現在の9代目桂文楽)は、17年間CMキャラクターを務めた。
    • 2代目社長である丸橋善一は、 CMを制作するにあたって「四角い顔」のタレントの起用を第一条件にあげており[7]、小益は、当時の人気番組『末廣演芸会』の大喜利「末広珍芸シリーズ」で四角い顔を売り物にしていた。
    • 最初のCMは、小益による「四角くって食べやすい。気が利いてるよな。」「ビッグだよ! ペヤングソース焼そば。」というもの。
    • 続くバージョンは、小益が扮する焼そば屋台の店主とランニング中に通りかかった柔道部員たちによる「どうだい味は?」「まろやか〜」「もう一丁いく〜?」「おっす!」というやりとり。
  • 1987年(昭和62年)には林家こん平出演バージョンも放送された。
  • 1992年(平成4年)から立川志の輔が起用され、その後山田隆夫との共演スタイルが長年続いている。
  • 2007年(平成19年)4月には、映画『パッチギ! LOVE&PEACE』のタイアップで映画監督の井筒和幸が起用され、「ダテに長いことやってまへんで」のキャッチコピーで「座り込み編」と「長続き編」が放送された。
  • 2009年(平成21年)9月からのCMは、ペヤングソフトボールクラブの選手と志の輔・山田の共演バージョンが放送されている。
  • 2013年(平成25年)10月に発売が開始された「ペヤングソースやきそば ハーフ&ハーフ」には、タレントでコラムニストのマツコ・デラックスが出演、「超大盛」のCMにも出演している。CM出演前の2012年にマツコの出演している「月曜から夜ふかし」で、激辛ペヤングが紹介されている。

主なスポンサー番組(終了した番組も含む)[編集]

※スポンサークレジットは「ペヤングソースやきそば」

現在
過去

タイアップ[編集]

  • 2006年(平成18年)5月16日にTBSで放映されたバラエティ番組『リンカーン』内で、「5月11日に誕生日を迎えた浜田雅功に、大好物であるペヤングを浜田に食べてもらおう」という企画を行い、通常サイズのペヤングソースやきそば1200食分を使用した「超巨大ペヤング」の作製に出演者が挑戦した。湯切りの工程で悪戦苦闘するも、試行錯誤を経て見事成功した。番組放送終了後、その反響から翌月売り上げが2割増加し、まるか食品本社の社員食堂では、その番組を放映した。
  • 2007年(平成19年)8月頃から、映画『ワルボロ』とタイアップした限定パッケージの「ペヤングソースやきそば超大盛」が発売されている。パッケージには「選ぶんだったら超大盛!「ハンパしない」が<ワルボロ流>!!」というキャッチフレーズが書かれている。
  • 2012年 (平成24年) 8月14日から、『ファミリーマート×初音ミクキャンペーン』限定商品として、「ネギ塩やきそば」が発売されている。これは初音ミクが唄った楽曲「ペヤングだばぁ」にちなんだ商品であり、パッケージがカップに熱溶着されたフタとシュリンクラップでできているため、通常のペヤングソースやきそばに比べて、湯切りの際に麺がカップからこぼれ落ちてしまうアクシデント(これをだばぁと称した)が少ないとされる。

不祥事[編集]

製品への虫の混入[編集]

2014年(平成26年)12月2日、大学生(当時)が「ペヤングからゴキブリ出てきた」というメッセージと、湯を入れていない乾燥麺の内部にゴキブリと見られる虫が入り込んでいる画像をTwitter(ツイッター)に投稿した。群馬県伊勢崎保健所は「製造過程での混入の恐れを排除できない」として商品の自主回収を指導。12月4日、まるか食品は「通常の製造工程上ではこのような混入は考えられないこと」としながらも[8]、当該製品と同日中に同じラインで製造された「ペヤング ハーフ&ハーフ激辛やきそば」と「ペヤング ハーフ&ハーフカレーやきそば」の自主回収を実施した[9][10]

当初、まるか食品はメディアに対して「製造過程で虫が混入するなんてありえない」「虫が混入していたという苦情も初めて」とコメントしていたものの、後になって「『初めて』というのは虫の混入全般を指したものではないので、訂正してもらいたい。今回のような大きな虫が麺に混入しているという苦情は初めてということで、小さな虫の苦情は過去にも何件かあった」と訂正するなどしていた[11]

12月11日、当該商品を外部機関により分析した結果、異物は雌のクロゴキブリの成虫と判明した。この際、虫に付着していた油と製造工場で使用している油が一致した、とTBSが報じたが、記事は何らかの理由により速やか[12]に削除された[13]。同日、まるか食品は「製造過程での混入の可能性が否定できない」として、本社工場・赤堀工場での生産を停止し、ペヤング全商品を販売休止とした[14][15][16]

12月12日には、同社を通じて外部機関による検査結果を報道各社が改めて報じ、混入していた虫の体内酵素「カタラーゼ」の働きが失われており、加熱されていたことが判明。虫に付着していた油が工場使用のものと同一かは、検体が小さいことから確認できていないとした。また工場内に設置された約30台の監視カメラの映像を確認した結果、何者かが意図的に混入した可能性を否定している。なお、同社は自主回収が発生した際に、その費用を手当てするための「リコール保険」に加入していないこともわかった[17]。一方で、同社の担当者は産経新聞の取材に対し、「油の一致がわからない以上、製造過程での混入を断言できない。第三者が虫を加熱死させ、製造後の商品へ意図的に混入した可能性もある。」と話している。一連の異物混入事案に対する同社の対応には「食の安全への認識が甘い」と全国から非難が殺到する中で、広島県の同名企業が同社との関係を誤解される事態に発展し、広島県の同名企業は急遽ホームページ上で「群馬県のまるか食品株式会社」とは無関係である旨の告知を行った[18]

虫が混入した製品を発見して投稿した大学生は、その後まるか食品とのやり取りの経緯をツイッターに投稿し「結果がでるまで元のtweetを消しておいてほしいとのことですので一時的に、削除させていただきます」として、投稿した画像を削除した[8]。この大学生の一連の処置について、ツイッター上では肯定的に評価する声が多かったものの、画像の捏造を疑ったり販売中止を嘆いたりする一部の人々からは大学生に対して非難と中傷が浴びせられ、週刊文春からも「告発学生の仰天食生活」という否定的なタイトルとともに記事に取り上げられた。最終的に大学生は虫の混入が真実であることを訴えたあとアカウント削除に追い込まれた[19]

商品[編集]

1990年代まではわかめラーメン、ワンタンうどんなどさまざまなアイテムを展開していたが、同業大手である日清食品東洋水産などに押され、近年は主力の「ソースやきそば」に注力しており、その他の定番商材は「ペヤングヌードル」と、その派生商品程度となっている。ただし散発的に、過去のヒット商品を復刻することがある。

※上記のように、2014年12月に発生した虫の混入事件によりすべて発売休止中。

ペヤングブランド[編集]

商品のブランド『ペヤング』は1973年(昭和48年)7月に発売開始[2]となった「ペヤングヌードル」から使用開始[3]。語源は「ペア+ヤング」で、当時カップ麺袋麺と比べ高価でファッション要素が強い食品であったことから、カップ麺を高いと感じた若いカップルには2人で1つのものを仲良く食べて欲しいという願いから[4]である(前述の9代目文楽が、2015年に行われたインタビュー取材で「ペヤングの名は自分が考案した」という趣旨の主張をしているが、真偽は定かでない[20])。

  • ペヤングソースやきそば(まるか食品の主力商品である)
    • 標準 - 商品パッケージには「Big」の表記がある。この由来は、カップ焼きそばが発売された当初の麺重量は60〜65グラムが主流だったのに対し、業界初の試みとして麺重量を90グラムで発売したことによるもの[4]。これに他社も追従し、レギュラーサイズでこの麺重量が主流となり定着した[4]
    • 大盛 - 2008年(平成20年)より、他社製品と同じくフィルムのフタのものにリニューアルした。
    • 超大盛(標準サイズ2個分に相当) - 2004年(平成16年)8月発売開始[21]。カロリーは1,099kcal。
  • ぺヤング超大盛やきそば ハーフ&ハーフ
  • ペヤング 激辛焼きそば
  • ペヤング 新和風焼き蕎麦
    • しょうゆ
  • ペヤング ナポリやんやきそば
  • ペヤング ポテトやきそば
  • ペヤングヌードル
    • 醤油
  • ペヤングネギみそヌードル
  • ペヤング豚骨ヌードル
  • ペヤングにんにくカレーヌードル

過去に存在した商品[編集]

  • ペヤングソースやきそば
    • パーティーサイズ - 1989年頃に発売された。現在の超大盛サイズよりも5グラム多く、箸が二膳ついていた。外部リンク参照。
    • 広東風(大盛)
    • 四川風(大盛)
    • ミニ
    • からしマヨネーズ 大盛 - 発売当初は標準サイズで発売されていたが一時販売を休止。2008年(平成20年)7月に大盛サイズとして再発売。ソースの味はオリジナルのペヤングソースやきそばよりも濃厚で、ケンコーマヨネーズ製の特製からしマヨネーズが添付されている。
  • ペヤング チョイ!辛やきそば - ペヤングソースやきそばの兄弟品である。
    • 標準
    • 大盛
  • ペヤング ジャージャー焼きそば(大盛のみ)
  • ペヤング のり塩ポテトやきそば
  • ペヤング スープやきそば - お湯捨て不要の、スープで食べるカップ焼きそば。甘口ソースがスープの役目を果たす。
  • ペヤング ネギ塩ヤキソバ - ファミリーマート初音ミクのコラボ商品。パイパンPの楽曲「ペヤングだばあ」をモチーフとした商品。ただし、容器の関係上「NOだばあ」の表記がある[22]
  • ペヤング 濃厚ソースやきそば ヴァンガード(大盛のみ) - カードファイト!! ヴァンガードとのコラボ商品。ペヤング完全限定カード2種を含む全4種のカードの内の1枚のカードが添付されている。
  • ペヤング 牛たん塩やきそば(大盛)
  • ペヤング たらこやきそば
    • たらこソース
  • ペヤング ペペロンチーノ風やきそば - 2013年7月8日よりコンビニエンスストア先行(一部除く)にて販売開始
    • ペペロンチーノ風ソース
  • ペヤング亭
    • しょうゆらあめん
    • しおラーメン
  • ペヤングヌードル
    • カレー
    • とんこつ
  • ペヤング 超大盛らあめん
    • 醤油
    • 味噌
  • ペヤング コクうま! ワンタンメン
  • ペヤング わかめラーメン - しょうゆ味、みそ味。バーで客が「お湯割り!」とバーテンダーに声をかける内容のテレビCMを展開。現在発売中のMARUKAわかめラーメン、MARUKAみそわかめラーメンとは別の商品である。
  • ペヤング 塩やきそば
  • ペヤング 餃子ラーメン
  • ペヤング ラーメンライス
    • カップラーメン+フリーズドライのお茶漬け - カップラーメンとお茶漬けがセットとなった商品。一時、期間限定で復刻版として登場することもある。
    • ペヤングラーメンチャーハン(カップラーメンとチャーハン風フリーズドライ米飯加工品)
      なお、ペヤングラーメンライスの「カップラーメン+フリーズドライのお茶漬け」と「ペヤングラーメンチャーハン」については、西日本でも一時的に販売された。試験販売と推察される。
  • ペヤング やきそば&ワンタン - 期間限定で復刻版の時期あり。
  • しっぽくうどん - 丼形カップのしっぽくうどんで、2007年(平成19年)に関東地方の一部の百貨店で販売された例がある。
  • ペヤング グルメイン
  • ペヤング チョイ!辛ラーメン
    • 醤油
    • 味噌
  • ペヤング 激辛ラーメン
    • 醤油
    • 味噌
  • ペヤング 野菜ラーメン
    • 醤油
    • 味噌
  • ペヤング 麺太
    • 醤油
    • 味噌
  • ペヤング 中華スープワンタン(旧・ペヤング ワンタン)
    • 標準
    • 3個パック
    • スープワンタンバラエティーパック
  • ペヤング ふる里うどん - 冬季限定。幅広麺を使用。
    • しょうゆ
    • みそ
    • しお
  • ペヤング 味の大関 - 1960年代に袋入り即席ラーメンとして発売されていたシリーズをカップ麺として再発売。
    ファイル:Ajinooozeki.jpg
    復刻版「味の大関」
    具がきざみネギだけのラーメンで、しょうゆ・みそは『復刻版』の表記を付けている。
    • しょうゆ
    • みそ
    • しお
    • とんこつ

MARUKAブランド[編集]

ディスカウント用のロープライスブランド。すべてオープンプライス商品である。

  • MARUKAわかめラーメン(醤油)
  • MARUKAわかめみそラーメン
  • MARUKAわかめうどん - ただし、スープとかやくの袋には「ペヤング」の文字がある。
  • MARUKA麺乱
    • しょうゆ
    • みそ
    • しお
  • MARUKAソースやきそば - ペヤングソースやきそばの廉価版。
  • MARUKA塩やきそば

各地域の販売状況[編集]

2008年(平成20年)大阪市城東区に関連会社の「まるか商事大阪営業所」を開設して以降、西日本地区での販路拡大を図っており、関東・東北以外の地域でもセブンイレブンam/pm等の、大手コンビニエンスチェーンにおいて販売されている姿が多々確認されており、展開範囲が大幅に拡大している。また香港タイアメリカなど海外でも業者を介して輸入された製品が日本人向けスーパーマーケットなどで販売されている。

北海道地区
  • 北海道の小売企業では、ペヤングの常時販売はされておらず、東洋水産の「やきそば弁当」シリーズが、道内シェアの大半を占め販売されている。ただし、道内にあるドンキホーテジャパンミートの小売企業では、関東地区の卸企業との密接な関係により、自社で仕入れをするため販売(企画販売・在庫処分など)が成立している。現在、ペヤングは、北海道内の卸問屋業者で取扱いのない商品である。これは、過去に自社が北海道地区の販売競争で参入が遅れ、販売不振の煽りを受け撤退したためである。
北陸地区
  • 富山県など「大盛りサイズ」のみ販売している地域もある。北陸地方では基本的に全国シェアの「UFO」と「一平ちゃんソース焼きそば」が殆どである。富山県は、ペヤングソースやきそばのCMキャラクターを務めた「立川志の輔」の出身地でもある。
東海地区
近畿地区
中国地区
四国地区
  • 四国においては、高知県を中心に展開するディスカウントストア、エースワンの店舗のみがペヤングソースやきそばミニ〜超大盛りの全商品を販売している。
  • 徳島市に本社・本部を置く徳島県下を中心に展開するチェーンストア・キョーエイや、松山市に本社置く高知以外の四国と広島に展開のチェーンストア・フジで販売店舗によっては一部商品が税抜100円で買えるところもある。
  • 香川県に本社を置くマルヨシマルナカグループの店舗でも、大店舗を中心に取り扱うところもみられる。主に発売される商品は「ペヤングソースやきそば」(ノーマル)やカップ麺シリーズが中心で、MARUKA(まるか)ブランドの商品や一部のペヤング商品は取り扱っていないことが多い(※徳島県内など)。
九州地区
沖縄地区
  • 沖縄県では、2003年(平成15年)ごろまで那覇市にある「パレットくもじ」のデパートリウボウ地下食品売り場で取り扱っていたことが確認されているが、2006年(平成18年)現在は取り扱っていない。同店従業員によると「ペヤング」に関する問い合わせは多いものの、「再発売の予定は今のところない」との事である。2012年(平成24年)現在、県内の一部のスーパー(りうぼうユニオンなど)やディスカウントストア(Big1(ビッグワン)など)で販売されている。

エピソード[編集]

  • 6代目三遊亭圓楽は「ペヤングソースやきそば」が大好物。山田隆夫に頼み込んで、段ボール単位でもらっている[23]
  • ジャンプ放送局で局員を務めていた榎本一夫も「ペヤングソースやきそば」が大好物。標準サイズの入れ物の大きさや重さ、値段を基準とした“ペヤング算”を考案(ネタ)して紙面で披露していたほどである。
  • 埼玉西武ライオンズ坂田遼はペヤングソース焼きそばが大好物である[24]。ただし、カロリー制限などの事情により、現在はホームランを打った時のご褒美に食べるようにしている。

脚注[編集]

  1. 『日本食糧新聞』2002年10月17日付1面。
  2. 2.0 2.1 まるか食品の歩み:1971年(昭和46年)〜1980年(昭和55年) - まるか食品公式サイト
  3. 3.0 3.1 平成時代でも味わえる『昭和の味』のカップ麺 これがペヤングヌードルだ! - All About 2004年10月9日
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 ペヤングソースやきそば スペシャルサイト「ペヤングの秘密」 - まるか食品公式サイト
  5. 一部に『せっかちな口調の「桂文楽」では、「ペアでヤングなソースやきそば」というセリフが縮まって聞こえてしまうと言う理由のため、商品名を「ペアヤングソース焼きそば」。そして「ペヤング」へと変更し、現在の商品名となった』や『問屋やスーパーマーケットなど取引先の担当者が発音しにくいため、商品名が変更された』という都市伝説もある。
  6. お役立ち型録 / カップ焼きそば - YOMIURI ONLINE(読売新聞) 関西発 2010年6月29日
  7. 7.0 7.1 軌跡-ぐんまの開発者たち - 上毛新聞ニュース 2003年8月4日
  8. 8.0 8.1 「ぺヤング」虫混入を告発した大学生 擁護の声は多いものの一部で批判も - J-CASTニュース、2014年12月6日
  9. お客様への大事なお知らせPDF  - まるか食品、2014年12月4日
  10. ペヤング:「虫混入」自主回収を指導 群馬・伊勢崎保健所 - 毎日新聞、2014年12月4日
  11. 「ペヤング」虫混入の苦情初めてではなかった「小さな虫の苦情は過去にも複数あった」 - J-CASTニュース、2014年12月4日
  12. 12月13日未明まで
  13. 「ペヤング」全商品の販売休止、虫混入否定できず - TBS News i 2014年12月11日
  14. 異物混入に関する調査結果と商品販売休止のご案内 - まるか食品(2014年12月11日閲覧)
  15. ペヤング、当面出荷停止 虫混入問題「対策に数カ月」 - 朝日新聞、2014年12月11日
  16. 「ペヤング」まるか食品、全商品の販売を当面の間休止へ 混入の可能性否定できず - ねとらぼ、2014年12月11日
  17. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「fnn141212」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  18. お客様へ「群馬県のまるか食品株式会社」様についてお知らせいたします - まるか食品(2014年12月21日閲覧)
  19. ペヤングの販売休止でなぜか「被害者」が炎上 「ネット告発」をする際に注意すべきことは? WEDGE Infinity(ウェッジ)
  20. 「実はペヤングの名付け親は私です」17年間、初代CMキャラクターを務めた師匠が窮地にエール - 週プレNEWS
  21. 2倍サイズ「ペヤング超大盛」は誰のため? - エキサイトニュース 2007年6月22日
  22. 「初音ミクネギ塩ヤキソバ」「ぽっぴっぽー未来野菜」を見つけたので買ってきた Gigazine 2012年8月13日
  23. 六代目圓楽 山田隆夫にカップ焼きそばを要求し犬猿の仲に
  24. 坂田、大好物「ペヤング超大盛」に別れ…西武 スポーツ報知

外部リンク[編集]