「魔法少女リリカルなのは」の版間の差分

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;魔法少女リリカルなのは
 
;魔法少女リリカルなのは
# [[ivory (アダルトゲームブランド)|ivory]]制作・[[スペースプロジェクト#JANIS|JANIS]]発売の[[アダルトゲーム|18禁]][[恋愛シミュレーションゲーム]]作品『[[とらいあんぐるハート#とらいあんぐるハート3 ~Sweet Songs Forever~|とらいあんぐるハート3 ~Sweet Songs Forever~]]』において、ゲームクリア後のおまけシナリオとして収録された「CMスポット」において新番組として予告された架空の[[テレビアニメ]]作品のタイトル。本編のパロディ的な内容で嘘企画であると明記されており、後に実際に制作された作品である2.~4.のいずれとも全くの別物である。
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* [[ivory (アダルトゲームブランド)|ivory]]制作・[[スペースプロジェクト#JANIS|JANIS]]発売の[[アダルトゲーム|18禁]][[恋愛アドベンチャーゲーム]]作品『[[とらいあんぐるハートシリーズ|とらいあんぐるハート]]』シリーズ内の作品。
# 1.の[[ファンディスク]]『[[とらいあんぐるハート#とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱|とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱]]』に収録されているミニシナリオ。狭義にはこの作品が4.の原作にあたる<ref>広義には[[とらいあんぐるハート]]シリーズ全体を指す。</ref>が、実質的には1.をはじめとした[[とらいあんぐるハート]]シリーズの後日談にあたる作品であり4.とは全くの別物である。
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# 『[[とらいあんぐるハート3 〜Sweet Songs Forever〜]]』において、ゲームクリア後のおまけシナリオとして収録された「CMスポット」において新番組として予告された架空のテレビアニメ作品のタイトル。本編のパロディ的な内容で嘘企画であると明記されており、後に実際に制作された以下に挙げるいずれの作品とも全くの別物である。
# [[とらいあんぐるハート#とらいあんぐるハート ~Sweet Songs Forever~|1.のOVA版]]に先行して発売されたミュージッククリップ集『[[とらいあんぐるハート#とらいあんぐるハート ~Sweet Songs Forever~ サウンドステージVA|とらいあんぐるハート ~Sweet Songs Forever~ サウンドステージVA]]』に2.のオープニングアニメという名目で収録されている短編アニメ作品<ref>正式なタイトルは『'''リリカル・マジック ~素敵な魔法~'''』。また、曲名でもある。</ref>。なお、この作品及びOVA本編は4.と同一スタッフによる制作である。
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# 1.の[[ファンディスク]]『[[とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱]]』に収録されているミニシナリオ。狭義にはこの作品がテレビアニメ版の原作にあたる<ref>広義には[[とらいあんぐるハートシリーズ]]全体を指す。</ref>が、実質的には1.をはじめとした[[とらいあんぐるハートシリーズ]]全体の後日談にあたる作品でありテレビアニメ版とは全くの別物である。
# 1.~3.から[[スピンオフ作品|スピンオフ]]し、世界設定を大幅に変更した上で制作された[[テレビアニメ]]作品。以下のシリーズ3作品からなる。
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# [[とらいあんぐるハート3 〜Sweet Songs Forever〜#とらいあんぐるハート 〜Sweet Songs Forever〜|1.のOVA版]]に先行して発売されたミュージッククリップ集『[[とらいあんぐるハート3 〜Sweet Songs Forever〜#とらいあんぐるハート 〜Sweet Songs Forever〜 サウンドステージVA|とらいあんぐるハート 〜Sweet Songs Forever〜 サウンドステージVA]]』に2.のオープニングアニメという名目で収録されている短編アニメ作品<ref>正式なトラックタイトルは『'''リリカル・マジック 〜素敵な魔法〜'''』。また、曲名でもある。</ref>。なお、この作品及びOVA本編はテレビアニメ版と同一スタッフによる制作である。
## 第1期『'''魔法少女リリカルなのは'''』は、2004年10月から2004年12月にかけて全13話が放送された。
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* 上記から[[スピンオフ作品|スピンオフ]]し、世界設定を大幅に変更した上で制作された[[テレビアニメ]]作品のシリーズ。<br />''シリーズ全体の概要に関しては[[魔法少女リリカルなのはシリーズ]]を、登場人物に関しては[[魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物]]を参照。''
## 第2期『'''魔法少女リリカルなのはA's'''(エース)』は、2005年10月から2005年12月にかけて全13話が放送された。
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# 第1期『'''魔法少女リリカルなのは'''』は、2004年10月から2004年12月にかけて全13話が放送された。'''本項ではこの作品について記述する。'''
## 第3期『'''魔法少女リリカルなのはStrikerS'''(ストライカーズ)』は、2007年4月から放送中である。全26話予定。
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# 第2期『'''[[魔法少女リリカルなのはA's]]'''(エース)』は、2005年10月から2005年12月にかけて全13話が放送された。
本項では主に4.のシリーズについて記述する。登場人物に関しては[[魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物]]を、背景設定に関しては[[魔法少女リリカルなのはシリーズの背景設定]]を参照。また、1.~3.に関しては[[とらいあんぐるハート]]を参照。
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# 第3期『'''[[魔法少女リリカルなのはStrikerS]]'''(ストライカーズ)』は、2007年4月から2007年9月にかけて全26話が放送された。
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# 劇場版『'''[[魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st]]'''』の製作が2008年7月に発表された。第1期をベースとした、新設定・新デザインによるパラレルストーリー<ref>[[メガミマガジン]]通巻100号記念特大号「魔法少女リリカルなのは特集」/[http://www.mainichi.jp/enta/mantan/news/20080730mog00m200023000c.html 魔法少女リリカルなのは:劇場版アニメ化決定 第1シリーズをリニューアルし09年公開へ(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)]</ref>。
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# 第4期は以下の2作品からなる。
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#* 『'''[[魔法戦記リリカルなのはForce]]'''(フォース)』は、「[[娘TYPE]]」Vol.1から連載中の漫画作品。
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#* 『'''[[魔法少女リリカルなのはViVid]]'''(ヴィヴィッド)』は、「[[月刊コンプエース]]」2009年7月号から連載中の漫画作品。
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『'''魔法少女リリカルなのは'''』('''まほうしょうじょりりかるなのは'''、英:''Magical girl lyrical Nanoha'')シリーズは、2004年10月から2007年9月にかけて[[UHFアニメ|独立UHF系]]([[幹事局]]は全シリーズ[[テレビ埼玉|テレ玉]]{{要出典}})で全3シリーズが放送された<ref>第3期の放送予定を含む。</ref>[[テレビアニメ]]作品、及びこれを中心とした[[ドラマCD]]作品、[[漫画]]作品、[[ライトノベル]]作品である。『'''リリなの'''』と略されることがある。
 
  
2006年8月の[[コミックマーケット|コミックマーケット70]]において第3期シリーズ『[[魔法少女リリカルなのはStrikerS]](ストライカーズ)』の制作が発表され、2007年4月から放送中である。
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{{Infobox animanga/Header
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|タイトル=魔法少女リリカルなのは
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|ジャンル=[[魔法少女アニメ]]
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|原作=[[都築真紀]]/[[ivory (アダルトゲームブランド)|ivory]]
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|脚本=[[都築真紀]]
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|アニメーション制作=[[セブン・アークス]]
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|製作=なのはPROJECT
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|放送局={{flagicon|Japan}}[[#放送局|放送局]]参照<br/>[[台湾]]:Momo Kids<br/>[[香港]]:HKCTV<br/>{{flagicon|South Korea}}Qwiny<br/>[[タイ]]:TrueVisions<br/>[[マレーシア]]NTV7<br/>
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|放送開始=2004年10月
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|話数=全13話
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|メディア=ドラマCD
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|著者='''原作''' [[都築真紀]]/[[ivory (アダルトゲームブランド)|ivory]]<br />'''文''' [[都築真紀]]
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|出版社={{flagicon|Japan}} [[学研ホールディングス|学習研究社]]<br />台湾・香港 [[台湾国際角川書店]]
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 +
|発売日=2005年9月27日
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* [[魔法少女リリカルなのはシリーズ]]
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** [[魔法少女リリカルなのはA's]]
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** [[魔法少女リリカルなのはStrikerS]]
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** [[魔法戦記リリカルなのはForce]]
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** [[魔法少女リリカルなのはViVid]]
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** [[魔法少女リリカルなのは サウンドステージ]]
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* [[とらいあんぐるハートシリーズ]]
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** [[とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱]]
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{{ウィキプロジェクト アニメ}}
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『'''魔法少女リリカルなのは'''』(まほうしょうじょリリカルなのは、{{lang-en-short|Magical girl lyrical Nanoha}})は、[[全国独立UHF放送協議会|独立UHF系各局]]で2004年10月から12月にかけて全13話が放送された[[テレビアニメ]]作品。『[[魔法少女リリカルなのはシリーズ]]』の第1期の作品である。
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キャッチコピーは「'''魔法少女、はじめました。'''」
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
=== 作品の成立 ===
+
本作は、[[テレビアニメ]]としての、『[[魔法少女リリカルなのはシリーズ]]』の第1作目にあたり、良くも悪くもこのシリーズの流れを決定付けた作品である。
本シリーズは、2000年に[[ivory (アダルトゲームブランド)|ivory]]が制作し[[スペースプロジェクト#JANIS|JANIS]]が発売した[[アダルトゲーム|18禁]][[恋愛シミュレーションゲーム]]作品『[[とらいあんぐるハート#とらいあんぐるハート3 ~Sweet Songs Forever~|とらいあんぐるハート3 ~Sweet Songs Forever~]]』(通称『とらハ3』)のおまけの「CMスポット」という名前のCMテロップ(この段階ではスタッフがシャレで作った'''嘘企画'''であった)と、それを発展させた2001年発売の同作の[[ファンディスク]]『[[とらいあんぐるハート#とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱|とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱]]』内のミニシナリオ全13話を原作とした[[テレビアニメ]]シリーズであり、[[スピンオフ作品]]の一種である。
+
  
アニメ本編3シリーズと、本編のサイドストーリーとキャラクターソングを収録した[[ドラマCD]]『サウンドステージ01~03』『サウンドステージA's01~03』各3巻、原作者[[都築真紀]]による小説作品『魔法少女リリカルなのは』<ref>一連の作品は全体でひとつの作品として構成されている(ただし一応アニメ本編のみを見てもストーリーは分かるようになっている)が、この小説版のみは第1期本編の後半部分を再構成したものとなっている。</ref>及び原作・[[都築真紀]]、作画・[[長谷川光司]]の漫画作品『魔法少女リリカルなのはA's THE COMICS』『魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS』からなる。
+
原作となったゲーム『[[とらいあんぐるハートシリーズ]]』のシナリオを担当した[[都築真紀]]が本作の全話の脚本も担当したのだが、当初から都築は「ゲームをそのままアニメ化することは難しい」という持論を持っており、また原作の『リリカルなのは』は『とらいあんぐるハート』という土壌があって初めて成立するもので、原作の『リリカルなのは』の部分だけをアニメ化しても上手くいかないと考えていたため、登場人物の設定を流用しただけで、内容についてはオリジナルで行くことに決めていた<ref name="vfb">『魔法少女リリカルなのは/魔法少女リリカルなのはA's ビジュアルファンブック』[[晋遊舎]]、2006年、138ページ。</ref>。また、当初から[[UHFアニメ]]として深夜に放送されることは決まっていたため、その時間帯に視聴する層にアピールするため、派手なアクションを取り入れたとも語っている<ref name="vfb" />。
  
[[テレビアニメ]]化にあたっては、原作のシナリオを担当した[[都築真紀]]が自ら脚本を手がけているが、世界観や[[魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物|登場人物]]の設定等が原作とは大幅な変更がなされている。都築自身も原作とは[[パラレルワールド]]であるとの意味の発言を、自身のサイトや雑誌のインタビューなどでしている。
+
一方で、原作では重要なファクターだった男女間の恋愛というものは本作では極力オミットされ<ref>同サイトのweb拍手レス「[http://web.archive.org/web/20060903220425/homepage1.nifty.com/tuz/log2005-1.htm 過去ログ(*´A`)2005年1月〜]」の5/10などを信じるならば、恋愛もまた「アニメで表現するのは難しい」テーマだと考えていたようだ。</ref>、代わりになのはと、当初敵対する立場だったフェイトという2人の少女の間で、次第に友情が育まれていく様が丁寧に描かれていた。
  
=== 評価 ===
+
また、従来は単なる「道具」としてしか描かれないことが多かった「魔法の杖」を、自立判断し英語で喋る<ref>担当声優にネイティブスピーカーを起用していたことも。</ref>パートナーとして描いたことも特徴の1つである。
元々、原作は上記のようにファンに向けた[[ジョーク]]から生まれ、[[恋愛]]モノとして形を得たが、テレビアニメ版は打って変わってシリアスな[[魔法少女]]モノである。アニメ化の時点や各シリーズ毎でキャラクターの性格や作風に若干の差異がある。
+
  
序盤は典型的な「変身ヒロインもの」の作風だが、次第に派手な演出の戦闘が目立つようになり、最終的には「'''熱血バトル魔法アクションアニメ'''」<ref>『A's』のDVDのCM(このCMはDVD第4巻に映像特典として収録されている)で実際に使用されたキャッチコピーである。</ref>や「魔'''砲'''少女アニメ」<ref>主人公・[[高町なのは]]役の[[田村ゆかり]]の発言から。ちなみに田村がラジオドラマ版に出演していた『[[成恵の世界]]』の[[劇中劇]]『[[魔砲少女四号ちゃん]]』からの借用でもあるが、内容的には無関係である(田村は『[[魔砲使い黒姫]]』を知っていて言っているのかどうかについては不明)。</ref>と言われるまでなった。しかしそういったある種の少年誌(例・[[週刊少年ジャンプ]])的なノリとは裏腹に、その物語・設定・展開等々、これまでの全関連作品すべてに見られる傾向として社会・組織の複雑な人間関係やしがらみ、そして種々の社会・政治的要素が重要な部分に絡んでいるなど、実質的な内容面においては、リアル社会に相通ずる「大人びた生臭さ」を色濃く漂わせた作風となっている。
+
<!--これらの点を、視聴者はおおむね好意的に受け止め、製作側も試聴者側の好評を得て、放送終了後いくばくもたたないうちに、-->
 +
<!--検証不能な部分をコメントアウト-->
 +
2004年12月に、全13話の放映を終了した『魔法少女リリカルなのは』だったが、翌年2月のファンイベント「リリカルパーティ」にて、早くも続編である『[[魔法少女リリカルなのはA's]]』の製作が公式に発表された。
  
「呪文をソフトウェアとみなす」「魔法発動に[[テクノロジー]]的な要素を用いる」など、「[[魔法]]」を、「幻想」ではなく、「超科学」的存在として扱っている。こうした魔法的要素に科学技術的概念を取り入れる、あるいは、魔法と科学を同一の体系的軸線上に位置づける発想については、SF作家・[[アーサー・C・クラーク]]の「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」という言葉などにも垣間見られる。
+
== ストーリー ==
 +
自称・平凡な小学3年生'''[[高町なのは]]'''は言葉を話す[[フェレット]]が負傷し倒れているところを発見、保護する。フェレットの正体は異世界ミッドチルダからやってきた少年'''ユーノ・スクライア'''だった。
  
=== StrikerSの作品概要 ===
+
彼がこの世界に来た理由。それは彼が発掘した'''ロストロギア'''(異世界に存在した高度な魔法技術の遺産)「'''ジュエルシード'''」が散らばってしまったためであった。成り行きから事情を知ったなのはは、ユーノと共にジュエルシードを集め、封印することを決意した。
前作『[[魔法少女リリカルなのは|魔法少女リリカルなのはA's]]』本編の10年後を舞台としている<ref>『[[#漫画版|StrikerS THE COMICS]]』第1話・第2話は前作の6年後が舞台。</ref>
+
<!--ユーノから魔法の訓練を受けながら、順調にジュエルシードを集めていたなのは。だがその前に、同じくジュエルシードを集める黒衣の魔法少女、'''フェイト・テスタロッサ'''が現れる。心ならずもフェイトとジュエルシードを奪い合う羽目になるなのは、突如現れた第三勢力の時空管理局と、そこに所属する魔法使い、クロノの登場。そして、次第に明らかになっていくフェイトの目的と、その背後にいる人物の存在。複雑になってゆく事態の中で、フェイトに寂しさの影を感じたなのはは、彼女と友達になりたいと願うようになっていく。-->
  
既存の主要キャラの立場が大きく変わり、一定の地位を得ている者が多くなっている。また新キャラも多数登場。特に本作では『機動六課』に配属された四人の新人フォワードの面々(スバル・ナカジマ等)の友情と成長を主軸に描いており、彼女ら新キャラが物語に深く関わっている。その一方で舞台も日本の町([[とらいあんぐるハート|原作]]の舞台でもある海鳴市)から、次元世界全域へと広がり、その影響から前作までに比べて登場回数が著しく少なくなったキャラもいる。これらの事から、前2作とは大きく異なる性格を持つ点も多い。
+
== 登場人物 ==
 +
{{see|魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物}}
  
前2作はそれぞれ1クール全13話で構成され、なおかつ4:3サイズでの製作・放送だったのが、本作は2クール全26話予定であり、16:9サイズのワイド画面での製作となっている。なおCMも含めて[[映像編集|完パケ]]納品されている関係上、すべての局で[[レターボックス (映像技術)|レターボックス]]状態で放送されており、地上デジタル放送では全局[[額縁放送]]となるため、録画には注意が必要である。またDVDについても[[スクイーズ]]ではなく[[レターボックス (映像技術)|レターボックス]]での販売となる予定である。2007年現在の新作アニメDVDでレターボックス形式で販売されることは地上デジタル放送が普及しつつある今となっては異例の事態であり、DVDの画質を懸念する声があがっている(レターボックス方式はワイドテレビでの視聴を想定していないため)。
+
== 用語 ==
 
+
;ロストロギア
{{ネタバレ}}
+
:過去に何らかの要因で消失した世界、ないしは滅んだ古代文明で造られた遺産の総称。多くは現存技術では到達出来ていない超高度な技術で造られた物で、使い方次第では世界はおろか全次元を崩壊させかねない程危険な物もあり、これらを確保・管理する事が「時空管理局」の任務の一つである。
 
+
;ジュエルシード
== あらすじ ==
+
:「ロストロギア」の一種で、碧眼の瞳を思わせる色と形状をした宝石。
=== 魔法少女リリカルなのは ===
+
:全部で21個存在し、それぞれシリアルナンバーとして[[ローマ数字]]がふられている。一つ一つが強大な「魔力」の結晶体で、周囲の生物が抱いた願望(自覚の有る無しに関わらず)を叶える特性を持っている。ユーノ・スクライアが発掘、その後の事故で海鳴市周辺に漂流する。
キャッチコピーは「'''魔法少女、はじめました。'''」。
+
:「PT事件」の中核であると同時に、高町なのはが「魔導師」となり、フェイト・テスタロッサや「時空管理局」と出会うきっかけとなった「ロストロギア」である。
 
+
:なお、後年の事件である「JS事件」([[魔法少女リリカルなのはStrikerS]]参照)でも登場する。
自称・平凡な小学3年生'''[[高町なのは]]'''は異世界ミッドチルダからやってきた言葉を話す[[フェレット]]、'''ユーノ・スクライア'''が負傷し倒れているところを発見、保護する。
+
;プロジェクトF.A.T.E
 
+
:詳細は[[魔法少女リリカルなのはStrikerS#用語|こちら]]
彼がこの世界に来た理由。それは彼が発掘した'''ロストロギア'''(異世界に存在した高度な魔法技術の遺産)「'''ジュエルシード'''」が散らばってしまったためであった。成り行きから事情を知ったなのはは、ユーノと共にジュエルシードを集め、封印する事を決意した。
+
;傀儡兵(くぐつへい)
 
+
:所有者の意に従い、行動する人型機械。往々にして戦闘用であり、西洋風の鎧と武器を武装した様な姿をしている。
=== 魔法少女リリカルなのはA's ===
+
;アルハザード<ref> 原作の[[都築真紀]][[ワイルドアームズシリーズ]]のファンであり、ワイルドアームズシリーズにも人物として「[[ワイルドアームズ#魔族|アルハザード]]」が登場する。</ref>
キャッチコピーは「'''魔法少女、続けています。'''」。
+
:またの名を「忘れられし都」。古代ベルカよりさらに昔に存在したといわれている世界で、そこには時を操り、死者さえも蘇らせる秘術があるという。だが次元断層に沈みその存在は伝説上のものとされ、実在しないというのが通説。しかしプレシア・テスタロッサはジュエルシードの力で次元震を起こしアルハザードへの航行を果たそうとした事から、リンディ・ハラオウンは「彼女はアルハザードの実在を確認していたのではないか」と推測した。<ref>『[[魔法少女リリカルなのはStrikerS]]』でも取り上げられ「アルハザードの遺児」なる人物が出てくるが本作の段階ではまだ具体的な設定が作られておらず、都築もアトランティスやムー大陸のようなものとコメントしている。</ref>
 
+
;虚数空間
次元世界を揺るがした「'''PT事件(プレシア・テスタロッサ事件)'''」からおよそ半年後の12月。'''[[高町なのは]]'''は戦いを通じて得た絆を胸に魔法の訓練を続けていた。
+
:次元断層によって引き起こされる空間の穴。あらゆる魔法が消去される無限の空間が広がり、一度落ちれば重力の続く限り墜落を続け、二度と出る事は出来ない。
 
+
;海鳴市
ある夜、そんな彼女の下に「所属不明の魔導師が急速接近中」との警告が響く。不穏なものを感じながらも、それを迎えるべく家を出るなのは。それが、後に「'''闇の書事件'''」と呼ばれる、ある冬の悲しく優しい出来事の幕開けだった。
+
:海に隣接した街で、第1期からA'sまでの主な舞台。海辺といっても山もあれば丘もあり、果てには温泉宿やスーパー銭湯も備えた、至れり尽くせりな街。登場人物のほとんどはこの街に住んでいる。土地に関する設定は原作からの変更がほとんど無いため[[とらいあんぐるハートシリーズ#地名|こちら]]も参照。
 
+
;翠屋
=== 魔法少女リリカルなのはStrikerS ===
+
:海鳴市にある、高町家が家族営業する喫茶店。洋菓子類の販売も行っており、店の雰囲気や味には定評がある。今でこそ人気の店だが、一時は高町士郎の重傷によって経営が傾いたことがある。
キャッチコピーは「'''魔法少女、育てます。'''」。
+
 
+
「'''闇の書事件'''」([[魔法少女リリカルなのは|魔法少女リリカルなのはA's]])から10年後。19歳になった'''高町なのは'''、'''フェイト・T・ハラオウン'''、'''八神はやて'''の3人は、育まれた絆を胸に、それぞれの夢を追うべく時空管理局に所属。一流の魔導師として活躍していた。
+
 
+
そんな中で新たに発見されたロストロギア「'''レリック'''」と、それを狙う謎の機械兵器「ガジェットドローン」の出現。「'''レリック事件'''」と呼ばれるそれらの状況に対応するため、八神はやてはロストロギア関連の任務を扱うための部隊「'''機動六課'''」を立ち上げる。
+
 
+
一方、遡ること4年前。'''スバル・ナカジマ'''は空港火災に巻き込まれた際、なのはによって命を救われる。自身の理想を体現したかのような彼女に憧れたスバルは、満天の星空の下、管理局の魔導師になることを決意する。
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+
4年後、紆余曲折の末に晴れて管理局の新人魔導師となったスバルは、訓練校時代からのコンビパートナー、'''ティアナ・ランスター'''と共に魔導師の昇格試験に挑んでいた。それを見つめるのは「機動六課」の有望な人材として二人に目をつけたはやてとフェイト、そしてなのは。三人が見つめる中、試験開始を告げるリインフォースII(ツヴァイ)とともに『StrikerS』の物語が幕をあける。
+
  
 
== スタッフ ==
 
== スタッフ ==
=== 魔法少女リリカルなのは ===
 
 
* 原作:[[都築真紀]]/[[ivory (アダルトゲームブランド)|ivory]]
 
* 原作:[[都築真紀]]/[[ivory (アダルトゲームブランド)|ivory]]
 
* 監督:[[新房昭之]]
 
* 監督:[[新房昭之]]
* 脚本:[[都築真紀]]
+
* プロデューサー:[[三嶋章夫]]
* キャラクターデザイン:[[奥田泰弘]]
+
* スーパーバイザー:田中辰弥
* 美術監督・美術設定:[[片平真司]]
+
* 脚本:都築真紀
* 色彩設定:[[田崎智子]]
+
* [[キャラクターデザイン]]:奥田泰弘
* 撮影監督:[[森下成一]]
+
* [[美術監督]]・美術設定:片平真司
* 文芸監修:[[久島一仁]]
+
* [[色彩設定]]:田崎智子
* プロップデザイン:[[斎藤良成]]
+
* [[撮影監督]]:森下成一
* ビジュアルエフェクト:[[藤野智史]]([[スタジオトゥインクル]])、[[草川啓造]]
+
** 撮影:スタジオトゥインクル
* 編集:[[関一彦]]
+
* 文芸監修:久島一仁
 +
* プロップデザイン・メカニック作画監督:[[斉藤良成|斎藤良成]]
 +
* ビジュアルエフェクト:藤野智史(スタジオトゥインクル)、[[草川啓造]]
 +
* 編集:関一彦(関編集室)
 +
** ビデオ編集:[[東京現像所]](山本洋平、居村智仁)
 
* 音楽:[[佐野広明]]
 
* 音楽:[[佐野広明]]
* 音響監督:[[亀山俊樹]]
+
* [[音響監督]]:[[亀山俊樹]]
* エグゼクティブプロデューサー:[[田中勇 (プロデューサー)|田中勇]]
+
* プロデューサー:[[三嶋章夫]]
+
* アニメーションプロデューサー:[[上村修]]
+
* アニメーション制作:[[セブン・アークス]]
+
* [[グロス請け|制作協力]]:[[アークトゥールス]](1・2・5・6・8~13話)、[[サニーサイドアップ]](3話)、[[フィール (アニメーション制作会社)|フィール]](4・7話)
+
 
+
=== 魔法少女リリカルなのはA's ===
+
* 原作:[[都築真紀]]/[[ivory (アダルトゲームブランド)|ivory]]
+
* 監督:[[草川啓造]]
+
* 脚本:[[都築真紀]]
+
* キャラクターデザイン:[[奥田泰弘]]
+
* 技術監督・美術設定:[[片平真司]]
+
* 色彩設定:[[田崎智子]]
+
* ビジュアルデザイン:[[斎藤良成]]
+
* ビジュアルエフェクト:[[南口大助]]
+
* 撮影監督:[[小澤次雄]](あどりぶ)
+
* 編集:[[関一彦]]([[関編集室]])
+
* 音楽:[[佐野広明]]
+
* 音響監督:[[亀山俊樹]]
+
* アニメーション制作:[[セブン・アークス]]
+
* [[グロス請け|制作協力]]:[[アークトゥールス]](1・3・5~13話)、[[スタジオ旗艦]](4話)
+
 
+
=== 魔法少女リリカルなのはStrikerS ===
+
* 原作・脚本:[[都築真紀]]
+
* 監督:[[草川啓造]]
+
* プロデューサー:三嶋章夫、田中辰弥
+
* エグゼクティブプロデューサー:上村修
+
* キャラクターデザイン:[[奥田泰弘]]
+
* メカニックデザイン:[[宮澤努]]
+
* ビジュアルデザイン:[[斉藤良成|斎藤良成]]
+
* 美術監督・美術設定:片平真司
+
* 美術監督補佐:仲田優子
+
* 色彩設計:田崎智子
+
* 撮影監督・3DCGI監督:中山敦史
+
* 撮影:[[デジタルネットワークアニメーション]]
+
* 編集:布施由美子、野尻由紀子
+
* オフライン編集:[[ウインズ]]
+
* オフライン編集協力:ジェイ・フィルム(古谷桃子)
+
* ビデオ編集:[[東京現像所]](山本洋平、大谷美香子)
+
* 音楽:[[佐野広明]]
+
* 音響監督:[[亀山俊樹]]  
+
* 録音スタジオ:OPレクイエムスタジオ
+
 
* ミキサー:大坪恵美
 
* ミキサー:大坪恵美
 
* 音響効果:高梨絵美([[ena (音響効果)|ena]])
 
* 音響効果:高梨絵美([[ena (音響効果)|ena]])
 +
* 録音スタジオ:OPレクエイムスタジオ
 
* 音響制作:[[オムニバスプロモーション]]
 
* 音響制作:[[オムニバスプロモーション]]
* 音響制作デスク:神田直美
+
* オープニングアニメーション
* 制作統括:江里口武志
+
** 演出:草川啓造、作画監督:奥田泰弘
* 設定制作:乗松祐太郎
+
* エンディングアニメーション:[[鈴木博文 (アニメーター)|鈴木博文]]
* 制作管理:畑中悠介
+
* 制作デスク:千原剛
* アシスタントディレクター:小平麻紀
+
* 制作管理:高江勇次
* プロモーション:向後由紀子、石岡朋子、黒木宏昌
+
* プロモーション:曾津明子、石岡朋子、向後友紀子
* スーパーバイザー:田中勇
+
* アシスタントプロデューサー:岩瀬繁功
* アソシエイトプロデューサー:岩瀬繁功
+
* [[エグゼクティブプロデューサー]]:田中勇
 +
* アニメーションプロデューサー:上村修
 
* アニメーション制作:[[セブン・アークス]]
 
* アニメーション制作:[[セブン・アークス]]
 +
* [[グロス請け|制作協力]]:[[アークトゥールス]](1・2・5・6・8〜13話)、[[サニーサイドアップ (アニメ制作会社)|サニーサイドアップ]](3話)、[[フィール (アニメーション制作会社)|フィール]](4・7話)
 +
* 製作:[[製作委員会方式|なのはPROJECT]]
  
 
== 主題歌 ==
 
== 主題歌 ==
=== 魔法少女リリカルなのは ===
+
; オープニングテーマ「[[innocent starter]]」
;オープニング「[[innocent starter]]」
+
: 作詞:水樹奈々 作曲・編曲:大平勉 歌:[[水樹奈々]]([[キングレコード]])
:作詞:水樹奈々 作曲・編曲:大平勉 歌:[[水樹奈々]]
+
; エンディングテーマ「[[Little Wish 〜lyrical step〜]]」
;エンディング「[[Little Wish~lyrical step~]]」
+
: 作詞:[[椎名可憐]] 作曲・編曲:[[太田雅友]] 歌:[[田村ゆかり]]([[コナミデジタルエンタテインメント|コナミメディアエンタテインメント]])
:作詞:[[椎名可憐]] 作曲・編曲:[[太田雅友]] 歌:[[田村ゆかり]]
+
; 挿入歌(第12話)「[[ALIVE&KICKING|Take a shot]]」
;挿入歌(第12話)「[[ALIVE&KICKING|Take a shot]]」
+
: 作詞・作曲・編曲:[[矢吹俊郎]] 歌:水樹奈々
:作詞・作曲・編曲:矢吹俊郎 歌:[[水樹奈々]]
+
  
=== 魔法少女リリカルなのはA's ===
+
==サブタイトル ==
;オープニング「[[ETERNAL BLAZE]]」
+
{| class="wikitable" style="font-size:small"
:作詞:[[水樹奈々]] 作曲・編曲:[[上松範康]] 歌:[[水樹奈々]]
+
;エンディング「[[Spiritual Garden]]」
+
:作詞:[[三井ゆき子]] 作曲・編曲:[[太田雅友]] 歌:[[田村ゆかり]]
+
;挿入歌(第11話):「[[Snow Rain]]」
+
:作詞:[[都築真紀]] 作曲:[[happy soul man]] 編曲:[[安井歩]] 歌:[[植田佳奈]]
+
;挿入歌(第12話):「[[SUPER GENERATION|BRAVE PHOENIX]]」
+
:作詞・作曲・編曲:[[上松範康]] 歌:[[水樹奈々]]
+
 
+
=== 魔法少女リリカルなのはStrikerS ===
+
;オープニング(第1期)「[[SECRET AMBITION]]」
+
:2007年4月18日発売
+
:作詞:水樹奈々 作曲:[[志倉千代丸]] 編曲:[[藤間仁]]([[Elements Garden]]) 歌:[[水樹奈々]]
+
;オープニング(第2期)「[[MASSIVE WONDERS]]」
+
:2007年8月22日発売予定
+
:歌:水樹奈々
+
;エンディング(第1期)「[[星空のSpica]]」
+
:2007年5月9日発売
+
:作詞:[[椎名可憐]] 作曲・編曲:[[太田雅友]] 歌:[[田村ゆかり]]
+
;エンディング(第2期)「[[Beautiful Amulet]]」
+
:2007年8月1日発売予定
+
:歌:田村ゆかり
+
;挿入歌(第8話):「[[魔法少女リリカルなのはStrikerS サウンドステージ01|空色の約束]]」
+
:2007年5月23日発売
+
:作詞:[[都築真紀]] 作曲・編曲:[[佐野広明]] 歌:[[斉藤千和]]
+
 
+
== サブタイトル ==
+
=== 魔法少女リリカルなのは ===
+
{| border="1" class="wikitable" style="margin-left:auto; margin-right:auto;"
+
 
|-
 
|-
! サブタイトル
+
!話数!!サブタイトル!!脚本!!演出!!絵コンテ!!作画監督!!総作画監督!!DVD収録巻
! 脚本
+
! 演出
+
! 絵コンテ
+
! 作画監督
+
! DVD収録巻
+
 
|-
 
|-
| 第一話 それは不思議な出会いなの?
+
|1||それは不思議な出会いなの?||rowspan="13"|[[都築真紀]]||[[草川啓造]]||一分寸僚安||奥田泰弘||rowspan="2"|-||rowspan="3"|Vol.1
| rowspan="13" | [[都築真紀]]
+
| [[草川啓造]]
+
| [[一分寸僚安]]
+
| [[奥田泰弘]]
+
| rowspan="3" | Vol.1
+
 
|-
 
|-
| 第二話 魔法の呪文はリリカルなの?
+
|2||魔法の呪文はリリカルなの?||秋田谷典昭||田所修||田中千幸
| [[秋田谷典昭]]
+
| [[田所修]]
+
| [[田中千幸]]
+
 
|-
 
|-
| 第三話 街は危険がいっぱいなの?
+
|3||街は危険がいっぱいなの?||守田芸成||[[小寺勝之|こでらかつゆき]]||高梨光||奥田泰弘
| [[守田芸成]]
+
| [[こでらかつゆき]]
+
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[高梨光]](作画監督)
+
 
|-
 
|-
| 第四話 ライバル!?もうひとりの魔法少女なの!
+
|4||ライバル!?もうひとりの魔法少女なの!||colspan="2" align="center"|阿部雅司||[[大田和寛]]||rowspan="2"|-||rowspan="3"|Vol.2
| [[阿部雅司 (アニメーター)|阿部雅司]]
+
| [[阿部雅司 (アニメーター)|阿部雅司]]
+
| [[大田和寛]]
+
| rowspan="3" | Vol.2
+
 
|-
 
|-
| 第五話 ここは湯のまち、海鳴温泉なの!
+
|5||ここは湯のまち、海鳴温泉なの||[[斉藤良成]]||rowspan="2"|こでらかつゆき||斉藤良成
| [[斉藤良成]]
+
| [[こでらかつゆき]]
+
| [[斉藤良成]]
+
 
|-
 
|-
| 第六話 わかりあえない気持なの?
+
|6||わかりあえない気持ちなの?||上坪涼樹||田中千幸||奥田泰弘
| [[上坪涼樹]]
+
| [[こでらかつゆき]]
+
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[田中千幸]](作画監督)
+
 
|-
 
|-
| 第七話 三人目の魔法使いなの!?
+
|7||三人目の魔法使いなの!?||colspan="2" align="center"|阿部雅司||大田和寛||-||rowspan="3"|Vol.3
| [[阿部雅司 (アニメーター)|阿部雅司]]
+
| [[阿部雅司 (アニメーター)|阿部雅司]]
+
| [[大田和寛]]
+
| rowspan="3" | Vol.3
+
 
|-
 
|-
| 第八話 それは大いなる危機なの?
+
|8||それは大いなる危機なの?||西山明樹彦||田所修||高鉾誠||奥田泰弘
| [[西山明樹彦]]
+
| [[田所修]]
+
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[高鉾誠]](作画監督)
+
 
|-
 
|-
| 第九話 決戦は海の上でなの
+
|9||決戦は海の上でなの||上坪涼樹||こでらかつゆき||友岡新平||-
| [[上坪涼樹]]
+
| [[こでらかつゆき]]
+
| [[友岡新平]]
+
 
|-
 
|-
| 第十話 それぞれの胸の誓いなの
+
|10||それぞれの胸の誓いなの||中山岳洋||rowspan="2"|田所修||中山岳洋||rowspan="3"|奥田泰弘||rowspan="2"|Vol.4
| [[中山岳洋]]
+
| [[田所修]]
+
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[中山岳洋]](作画監督)
+
| rowspan="2" | Vol.4
+
 
|-
 
|-
| 第十一話 思い出は時の彼方なの
+
|11||思い出は時の彼方なの||草川啓造||田中千幸
| [[草川啓造]]
+
| [[田所修]]
+
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[田中千幸]](作画監督)
+
 
|-
 
|-
| 第十二話 宿命が閉じるときなの
+
|12||宿命が閉じるときなの||斉藤良成||rowspan="2"|こでらかつゆき||金子誠・水上ろんど<br />斉藤良成(メカニック)<br />友岡新平(エフェクト)||rowspan="2"|Vol.5
| [[斉藤良成]]
+
| [[こでらかつゆき]]
+
| 脚注参照<ref>総作画監督:[[奥田泰弘]]、作画監督:[[金子誠 (アニメーター)|金子誠]]・[[水上ろんど]]、メカニック作画監督:[[斉藤良成]]、エフェクト作画監督:[[友岡新平]]。</ref>
+
| rowspan="2" | Vol.5
+
 
|-
 
|-
| 第十三話 なまえをよんで
+
|13||なまえをよんで||上坪涼樹||奥田泰弘||-
| [[上坪涼樹]]
+
| [[こでらかつゆき]]
+
| [[奥田泰弘]]
+
 
|}
 
|}
 
=== 魔法少女リリカルなのはA's ===
 
{| border="1" class="wikitable" style="margin-left:auto; margin-right:auto;"
 
|-
 
! サブタイトル
 
! 脚本
 
! 演出
 
! 絵コンテ
 
! 作画監督
 
! DVD収録巻
 
|-
 
| 第一話 はじまりは突然になの
 
| rowspan="13" | [[都築真紀]]
 
| [[草川啓造]]
 
| [[草川啓造]]
 
| [[奥田泰弘]]
 
| rowspan="3" | Vol.1
 
|-
 
| 第二話 戦いの嵐、ふたたびなの
 
| [[斎藤良成]]
 
| [[武蔵境孝]]
 
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[内田孝]](作画監督)<br />[[斎藤良成]](エフェクト作画監督)
 
|-
 
| 第三話 再会、そしてお引っ越しなの!
 
| [[栗本宏志]]
 
| [[武蔵境孝]]
 
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[尾尻進矢]](作画監督)
 
|-
 
| 第四話 新たなる力、起動なの!
 
| [[佐土原武之]]
 
| [[三島由紀世]]<br />[[佐土原武之]]<br />[[斎藤良成]]
 
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[澤崎誠]](作画監督)
 
| rowspan="2" | Vol.2
 
|-
 
| 第五話 それは小さな願いなの(前編)
 
| [[西村博昭]]
 
| [[武内宣之]]
 
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[宇佐美皓一]](作画監督)
 
|-
 
| 第六話 それは小さな願いなの(後編)
 
| [[畠山茂樹]]
 
| [[高山誠]]
 
| [[小森篤]]
 
| rowspan="2" | Vol.3
 
|-
 
| 第七話 壊れた過去と現在となの
 
| [[斎藤良成]]
 
| [[斎藤良成]]
 
| [[斎藤良成]]
 
|-
 
| 第八話 悲しい決意、勇気の選択なの
 
| [[栗本宏志]]
 
| [[武蔵境孝]]
 
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[木下裕孝]](作画監督)
 
| rowspan="2" | Vol.4
 
|-
 
| 第九話 クリスマス・イブ
 
| [[佐土原武之]]
 
| [[武蔵境孝]]
 
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[内田孝]]・[[岡本健一郎]](作画監督)
 
|-
 
| 第十話 運命
 
| [[畠山茂樹]]
 
| [[高山誠]]
 
| [[小森篤]]・[[高鋒誠]](作画監督)<br />[[藤本明子]](作画監督補佐)
 
| rowspan="2" | Vol.5
 
|-
 
| 第十一話 聖夜の贈り物
 
| [[栗本宏志]]
 
| [[武内宣之]]
 
| [[奥田泰弘]](総作画監督)<br />[[田中ちゆき]](作画監督)
 
|-
 
| 第十二話 夜の終わり、旅の終わり
 
| [[西村博昭]]・[[佐土原武之]]
 
| [[くるおひろし]]
 
| [[二宮壮史]]・[[斎藤良成]](作画監督)<br />[[加藤剣]]・[[岡本健一郎]](作画監督補佐)
 
| rowspan="2" | Vol.6
 
|-
 
| 第十三話 スタンバイ・レディ
 
| [[畠山茂樹]]
 
| [[坂田純一]]
 
| [[小森篤]]・[[高鋒誠]](作画監督)<br />[[藤本明子]](作画監督補佐)
 
|}
 
 
=== 魔法少女リリカルなのはStrikerS ===
 
#空への翼
 
#機動六課
 
#集結
 
#ファースト・アラート
 
#星と雷
 
#進展
 
#ホテル・アグスタ
 
#願い、ふたりで
 
#たいせつなこと
 
#機動六課のある休日(前編)
 
#機動六課のある休日(後編)
 
#ナンバーズ
 
#命の理由
 
#Mothers&Children
 
  
 
== 放送局 ==
 
== 放送局 ==
=== 魔法少女リリカルなのは ===
+
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center"
{| class="wikitable" border="1" cellpadding="1" cellspacing="2" style="margin-left:auto; margin-right:auto;"
+
!放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時
|-
+
!align="center"|放送対象地域
+
!align="center"|放送局
+
!align="center"|放送期間
+
!align="center"|放送曜日及び放送時間
+
|-
+
|align="center"|[[岐阜県]]
+
|align="center"|[[岐阜放送]]
+
|align="center"|2004年10月1日~12月24日
+
|align="center"|金曜 24時10分~24時40分
+
|-
+
|align="center"|[[埼玉県]]
+
|align="center"|[[テレビ埼玉|テレ玉]]
+
|rowspan=3 align="center"|2004年10月2日~12月25日
+
|align="center"|土曜 24時30分~25時00分
+
 
|-
 
|-
|align="center"|[[三重県]]
+
|[[岐阜県]]||[[岐阜放送]]||[[2004年]][[10月1日]] - [[12月24日]]||金曜 24時10分 - 24時40分
|align="center"|[[三重テレビ]]<ref>1話で放送事故があり、翌週に再放送、最終週に2話放送した。</ref>
+
|align="center"|土曜 26時20分~26時50分
+
 
|-
 
|-
|align="center"|[[大阪府]]
+
|[[埼玉県]]||[[テレビ埼玉]]||rowspan=3|2004年[[10月2日]] - [[12月25日]]||土曜 24時30分 - 25時00分
|align="center"|[[テレビ大阪]]
+
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+
 
|-
 
|-
|align="center"|[[千葉県]]
+
|[[三重県]]||[[三重テレビ放送|三重テレビ]]<ref>1話で放送事故があり、翌週に再放送、最終週に2話放送した。</ref>||土曜 26時20分 - 26時50分
|align="center"|[[千葉テレビ放送|ちばテレビ]]
+
|align="center"|2004年10月4日~12月27日
+
|align="center"|月曜 25時40分~26時10分
+
 
|-
 
|-
|align="center"|[[神奈川県]]
+
|[[大阪府]]||[[テレビ大阪]]<ref>本放送においては、地上波の放映局ではシリーズを通して唯一のキー局系列局である。</ref>||土曜 27時10分 - 27時40分
|align="center"|[[テレビ神奈川|tvk]]
+
|align="center"|2004年10月7日~12月30日
+
|align="center"|木曜 25時35分~26時05分
+
 
|-
 
|-
|align="center"|[[CS放送]]
+
|[[千葉県]]||[[千葉テレビ放送|ちばテレビ]]||2004年[[10月4日]] - [[12月27日]]||月曜 25時40分 - 26時10分
|align="center"|[[ファミリー劇場]]
+
|align="center"|2006年5月1日
+
|align="center"|金曜 23時30分~6時00分
+
 
|-
 
|-
 +
|[[神奈川県]]||[[テレビ神奈川|tvk]]||2004年[[10月7日]] - [[12月30日]]||木曜 25時35分 - 26時05分
 
|}
 
|}
 
=== 魔法少女リリカルなのはA's ===
 
{| class="wikitable" border="1" cellpadding="1" cellspacing="2" style="margin-left:auto; margin-right:auto;"
 
|-
 
!align="center"|放送対象地域
 
!align="center"|放送局
 
!align="center"|放送期間
 
!align="center"|放送曜日及び放送時間
 
|-
 
|align="center"|[[千葉県]]
 
|align="center"|[[千葉テレビ放送|ちばテレビ]]
 
|align="center"|2005年10月1日~12月24日
 
|align="center"|土曜 25時35分~26時05分
 
|-
 
|align="center"|[[三重県]]
 
|align="center"|[[三重テレビ]]
 
|rowspan=3 align="center"|2005年10月4日~12月27日
 
|align="center"|火曜 24時30分~25時00分
 
|-
 
|align="center"|[[埼玉県]]
 
|align="center"|[[テレビ埼玉|テレ玉]]
 
|align="center"|火曜 25時30分~26時00分
 
|-
 
|align="center"|[[兵庫県]]
 
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|-
 
|align="center"|[[神奈川県]]
 
|align="center"|[[テレビ神奈川|tvk]]
 
|align="center"|2005年10月6日~12月29日
 
|align="center"|木曜 25時45分~26時15分
 
|-
 
|align="center"|[[CS放送]]
 
|align="center"|[[ファミリー劇場]]
 
|align="center"|2006年5月2日
 
|align="center"|土曜 23時30分~6時00分
 
|-
 
|}
 
 
{{前後番組
 
|放送局=[[千葉テレビ放送|ちばテレビ]]
 
|放送枠=土曜25:35枠
 
|番組名=魔法少女リリカルなのはA's
 
|前番組=[[あまえないでよっ!!]]
 
|次番組=[[あまえないでよっ!!|あまえないでよっ!!喝!!]]
 
}}
 
 
=== 魔法少女リリカルなのはStrikerS ===
 
{{番組}}
 
{| border="1" class="wikitable" style="margin-left:auto; margin-right:auto;"
 
|-
 
| 放送地域
 
| 放送局
 
| 放送期間
 
| 放送時間
 
|-
 
| [[和歌山県]]
 
| [[テレビ和歌山]]
 
| 2007年4月1日 -
 
| 日曜 25:10~25:40
 
|-
 
| [[三重県]]
 
| [[三重テレビ放送|三重テレビ]]
 
| 2007年4月2日 -
 
| 月曜 26:00~26:30
 
|-
 
| [[京都府]]
 
| [[京都放送|KBS京都]]
 
| 2007年4月3日 -
 
| 火曜 26:00~26:30
 
|-
 
| [[千葉県]]
 
| [[千葉テレビ放送|チバテレビ]]
 
| 2007年4月3日 -
 
| 火曜 26:30~27:00
 
|-
 
| [[埼玉県]]
 
| [[テレビ埼玉|テレ玉]](幹事局{{要出典}})
 
| 2007年4月5日 -
 
| 木曜 25:00~25:30
 
|-
 
| [[東京都]]
 
| [[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]
 
| 2007年4月6日 -
 
| 金曜 26:30~27:00
 
|-
 
| [[神奈川県]]
 
| [[テレビ神奈川|tvk]]
 
| 2007年4月6日 -
 
| 金曜 27:15~27:45
 
|-
 
| CS放送<br />ケーブルテレビ
 
| [[ファミリー劇場]]
 
| 2007年4月14日 -<br />2007年4月16日 -<br />2007年4月18日 -
 
| 土曜 13:30~14:00<br />月曜 20:00~20:30<br />水曜 26:30~27:00
 
|}
 
関西地区においては第1期が[[テレビ大阪]]、『A's』が[[サンテレビジョン|サンテレビ]]で放送されていたが、本作ではKBS京都とテレビ和歌山の放送となったため、「関西地区では各シリーズごとにネット局が異なる」ことになる。また、TOKYO MXではシリーズ初放送である。
 
 
[[ファミリー劇場]]では、これまでのシリーズで行なわれていた「地上波放送終了後の全話一挙放送」から、「同時期の週一の放送」となった。
 
 
{{前後番組
 
|放送局=[[京都放送|KBS京都]]
 
|放送枠=火曜26:00枠
 
|前番組=[[パンプキン・シザーズ]]
 
|次番組=-
 
}}
 
  
 
== 関連作品 ==
 
== 関連作品 ==
 
=== CD ===
 
=== CD ===
全て[[キングレコード]]より発売<ref>ただし同社のアニメ系レーベルとして知られる[[スターチャイルド]]ではなく[[キングレコードVC制作部|VC制作部]]の制作である。</ref>。サウンドステージ<ref>この名称は本作の親作品である[[とらいあんぐるハート]]シリーズの[[ドラマCD]]シリーズに由来。ただしそちらは「SoundStage」と表記する。</ref>は本編の合間を[[ドラマCD]]にした番外編である。また、A'sの[[サウンドトラック]]はセルDVD各巻に付属しており、単品としては発売されていない<ref>このような方法をとる場合は初回特典とすることが多いが、本作においてはそうではない。</ref>。
+
全て[[キングレコード]]より発売<ref>ただし同社のアニメ系レーベルとして知られる[[スターチャイルド]]ではなく[[キングレコードVC制作部|VC制作部]]の制作である。</ref>。サウンドステージ<ref>この名称は本作の親作品である[[とらいあんぐるハートシリーズ]][[とらいあんぐるハート'S サウンドステージ|ドラマCDシリーズ]]に由来。</ref>は本編の合間を[[ドラマCD]]にした番外編である。収録内容の詳細は[[魔法少女リリカルなのは サウンドステージ]]を参照のこと。
* 魔法少女リリカルなのは サウンドステージ01(第2.5話 ドキ!水着でプールで大ピンチなの?、品番・KICA-666)
+
*魔法少女リリカルなのは サウンドステージ01(第2.5話 ドキ!水着でプールで大ピンチなの?、品番・KICA-666)
* 魔法少女リリカルなのは サウンドステージ02(第5.5話 風の向こうの記憶なの、品番・KICA-667)
+
*魔法少女リリカルなのは サウンドステージ02(第5.5話 風の向こうの記憶なの、品番・KICA-667)
* 魔法少女リリカルなのは サウンドステージ03(第14話 それから、品番・KICA-668)
+
*魔法少女リリカルなのは サウンドステージ03(第14話 それから、品番・KICA-668)
* 魔法少女リリカルなのは Original Sound Track(品番・KICA-693)
+
*魔法少女リリカルなのは Original Sound Track(品番・KICA-693)
* 魔法少女リリカルなのはA's サウンドステージ01(第3.5話 ドキドキ!お風呂場は熱き戦場なの!、品番・KICA-733)
+
* 魔法少女リリカルなのはA's サウンドステージ02(第6.5話 今は遠き夜天の光、品番・KICA-743)
+
* 魔法少女リリカルなのはA's サウンドステージ03(第14話 これから、品番・KICA-768)
+
* 魔法少女リリカルなのはA's サウンドステージボーカルベストコレクション(コミックマーケット70で販売・一般非売品)
+
* 魔法少女リリカルなのはStrikerS サウンドステージ01(2007年5月23日発売)
+
*:6話と7話の中間の話。ロストロギアが海鳴市で発見され、機動六課の面々が海鳴市へ出張する話。新人達と海鳴市の人々との邂逅や、ティアナの焦りなどを描く。
+
* 魔法少女リリカルなのはStrikerS サウンドステージ02(2007年7月18日発売予定)
+
  
 
=== DVD ===
 
=== DVD ===
* 魔法少女リリカルなのは Vol.1(品番・KIBA-1138)
+
*魔法少女リリカルなのは Vol.1(品番・KIBA-1138)
* 魔法少女リリカルなのは Vol.2(品番・KIBA-1139)
+
*魔法少女リリカルなのは Vol.2(品番・KIBA-1139)
* 魔法少女リリカルなのは Vol.3(品番・KIBA-1140)
+
*魔法少女リリカルなのは Vol.3(品番・KIBA-1140)
* 魔法少女リリカルなのは Vol.4(品番・KIBA-1141)
+
*魔法少女リリカルなのは Vol.4(品番・KIBA-1141)
* 魔法少女リリカルなのは Vol.5(品番・KIBA-1142)
+
*魔法少女リリカルなのは Vol.5(品番・KIBA-1142)
* 魔法少女リリカルなのはA's Vol.1(品番・KIBA-1301)
+
* 魔法少女リリカルなのはA's Vol.2(品番・KIBA-1302)
+
* 魔法少女リリカルなのはA's Vol.3(品番・KIBA-1303)
+
* 魔法少女リリカルなのはA's Vol.4(品番・KIBA-1304)
+
* 魔法少女リリカルなのはA's Vol.5(品番・KIBA-1305)
+
* 魔法少女リリカルなのはA's Vol.6(品番・KIBA-1306)
+
  
=== 小説 ===
+
===小説 ===
* 魔法少女リリカルなのは(著:[[都築真紀]]/ivory、[[学習研究社]][[メガミ文庫]] ISBN 4-05-903506-8)
+
*魔法少女リリカルなのは(原作:[[都築真紀]]/[[ivory (アダルトゲームブランド)|ivory]]、文:[[都築真紀]]、イラスト:[[奥田泰弘]][[長谷川光司]]、2005年10月11日初版・[[メガミ文庫]]・ISBN 4-05-903506-8)
 
+
=== 漫画 ===
+
;魔法少女リリカルなのはA's THE COMICS
+
:原作・[[都築真紀]]、作画・[[長谷川光司]][[学習研究社]][[月刊コミックNORA|ノーラコミックス]] ISBN 4-05-604335-3。
+
;魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS
+
:原作・[[都築真紀]]、画・[[長谷川光司]]。
+
:「[[メガミマガジン]]」([[学習研究社]])2006年11月号(9月30日発売)より連載中。
+
:『魔法少女リリカルなのはA's』最終話エピローグ終了直後から始まる公式ストーリー。
+
:『A's』本編から6年後、15歳となったなのは達の現状や、スバルとティアナの出会いと訓練校時代などが描かれる。「'''A'sとStrikerSの間の空白を埋める'''」物語とされており、七話の次回予告がStrikerS一話になっている。
+
:作者曰く「読まなくても理解はできるようになっている」。
+
:単行本第1巻が2007年5月30日発売。
+
 
+
== 登場人物 ==
+
以下を参照のこと。
+
* [[魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物]]
+
* 個別項目のある登場人物:[[高町なのは]] - [[フェイト・テスタロッサ]] - [[八神はやて]] - [[クロノ・ハラオウン]] - [[ヴォルケンリッター]]
+
 
+
== デバイス ==
+
''※一般的な意味のデバイスについては[[デバイス|こちらを参照]]のこと。''
+
 
+
『[[魔法少女リリカルなのはシリーズの背景設定#デバイス]]』を参照のこと。
+
 
+
== インヒューレントスキル ==
+
『[[魔法少女リリカルなのはシリーズの背景設定#インヒューレントスキル]]』を参照のこと。
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== 魔法 ==
+
『[[魔法少女リリカルなのはシリーズの背景設定#魔法]]』を参照のこと。
+
 
+
== 時空管理局 ==
+
『[[魔法少女リリカルなのはシリーズの背景設定#時空管理局]]』を参照のこと。
+
 
+
== 用語 ==
+
『[[魔法少女リリカルなのはシリーズの背景設定#用語]]』を参照のこと。
+
  
 
== イベント ==
 
== イベント ==
* リリカル☆パーティー
+
;リリカル☆パーティー
:2005年2月6日に[[STUDIO COAST]]で開催。『A's』の制作はここで発表された。
+
:2005年2月6日に東京・新木場の[[STUDIO COAST]]で開催。『A's』の制作はここで発表された。
* リリカル☆パーティーSP
+
:2005年9月25日に[[STUDIO COAST]]で開催。
+
* リリカル☆パーティーIII
+
:2007年4月1日<ref>『StrikerS』の最速放送局である[[テレビ和歌山]]での第1話放送と同日。</ref>に[[東京ビッグサイト]]で開催。観客7000人という、一テレビアニメ作品のイベントとしては異例の規模での開催となった。また、「19歳になったなのは達は、もう'''少女'''とはいえない?」の質問に対し、参加していた'''出演者10人全員がYesと答えた'''。
+
 
+
== パロディ ==
+
他作品に登場した本作のパロディには以下のようなものがある。
+
* [[いぬかみっ!]] - この作品のテレビアニメ版は『A's』の終了後にスタッフがそのままスライドして制作された作品であり、そのためかパロディがたびたび登場している。
+
** 第7話 - のろいうさぎ<ref>ヴィータの騎士甲冑の帽子にデザインされているうさぎ。</ref>がまぎれているカットがある。
+
** 第8話 - 青いバリアジャケットのなのはと青いレイジングハートが表紙に描かれている「魔法少女リリカルなの'''ぱ'''」という同人誌が登場する。
+
** 第15話 - 「リリカル」というタイトルの漫画雑誌が登場する。<!-- 表紙にはやてとリンディっぽい人物が描かれているように見えるのですが、確信できないのでとりあえずコメントアウト -->
+
** 第17話 - ジャケットイラストが第1期のDVD第1巻のパロディになっている「魔法少女マジカルあそこちゃん」というDVDが登場する<ref>「あそこちゃん」という名前はこれ以前に第8話でも登場しているが、そのデザインは本作とはまったく関係のないものであった。</ref>。また、その直後のシーンでは[[メガミマガジン]]2005年2月号に掲載されたピンナップのパロディが背景に登場する。
+
** 第18話 - アバンで「魔法少女マジカルあそこちゃん」の続編「魔法少女あそこちゃんA・T・D(エーストリプルダッシュ)」が放送決定というCM(画面に映るタイトルロゴの配色が『A's』にそっくりである)が流れるシーンがある。
+
** 劇場版 - なのはのコスプレをした変態男が登場する。
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* [[WILD LIFE]] - 「魔法少女リョリョカルつかさ」という「なのはのコスプレネタ」が登場した。
+
* [[ハヤテのごとく!]] - 131話で、ヒロインの[[三千院ナギ]]が主人公の[[綾崎ハヤテ]]をグラーフアイゼンでぶったたくシーンがある。
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* なのは役の[[田村ゆかり]]にまつわる声優ネタ
+
** [[クイズマジックアカデミー]] - [[クイズマジックアカデミーの登場人物#女子生徒|クララ]]が賢者になったときの衣装が白服であり(バリアジャケットのパロディ)、また持っている杖がレイジングハートに似ている。
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** [[おとぎ銃士 赤ずきん]] - 第35話の次回予告の赤ずきんのセリフで「夢の中で、魔法少女になって悪い奴らをやっつけるの」というのがある。
+
**[[ひぐらしのなく頃に]] -「ひぐらしのなく頃に祭公式コンプリートガイド」為崩し編にて梨花が「エクセ●オンモードの発動を承認」というセリフがある。
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== 補足 ==
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* フェイトの姓である「[[フェラーリ・テスタロッサ|テスタロッサ]]」や、ヴォルケンリッター、StrikerSのキャラクターなど、大半のキャラクターの姓名が、[[自動車]]の車種名もしくは自動車メーカーと同じまたは似たものである。
+
* 作品の人気のわりに、漫画版が連載されているなど関係が深い[[メガミマガジン]]を除くと、'''[[アニメ雑誌]]にほとんど取り上げられない'''作品でもある<ref>第1期の制作記者会見の際、取材に来たのが同誌だけであったことがきっかけで、以来同誌との関係が強くなった。</ref>。
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* 『A's』のオープニング「[[ETERNAL BLAZE]]」は2005年10月31日付の[[オリコン]]ウイークリーシングルチャートで声優個人名義での楽曲としては当時の歴代最高順位にあたる2位を記録している<ref>また、これ以前の声優個人名義での楽曲の最高順位は[[林原めぐみ]]の「[[Northern lights]]」(『[[シャーマンキング]]』の後期オープニング、2002年4月8日付)の3位であった。</ref>。また、『StrikerS』のオープニング「[[SECRET AMBITION]]」も2007年4月30日付の同チャートで声優個人名義での楽曲としては先の記録以来となる2位を記録している。なお「1位を記録した声優個人名義での楽曲」はいまだ現れていない。
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* 2006年8月11日~13日に渡って開催された[[コミックマーケット]]70においては、企業ブースの限定販売グッズを前回(コミックマーケット69)の約3倍の数量を用意したにも関わらず、初日の販売開始から昼頃までにCD以外のグッズが全て完売するという異例の事態が起こった。救済措置として「来店証明書」を3000枚限定で発行し、2日目・3日目に分けて来場者に配布して後日(2006年8月28日~)公式HP上にて「来店証明書」所持者限定で、同一商品の通販を行なった。
+
* シリーズ3作品合計で4クール全52話となり、[[アダルトゲーム]]原作の[[テレビアニメ]]作品としては最も長い作品となる<ref>『[[D.C. ~ダ・カーポ~]]』のテレビアニメ版もシリーズ2作品合計で4クール全52話であるが、同作は第1期が変則的な構成であるため本作の方が本編の時間が長くなる。なお本作は[[スピンオフ作品]]であるため、[[アダルトゲーム]]そのものの[[アニメ化]]作品としては同作が依然最長である。</ref>。また、[[UHFアニメ]]で3シリーズ放送した初の作品でもある<ref>[[テレビアニメ]]と[[OVA]]の組み合わせなどの例を除いた、テレビ放送のみでの事例として。</ref>。
+
* [[ドワンゴ]]が運営する携帯サイト・[[携帯ゲーム百選]]においてミニゲームが配信されている。
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* 日本以外ではマレーシアの[[ntv7]]、韓国の[[オンメディア|Qwiny]]、台湾の[[MOMO親子台]]で放送されている。
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* 2007年6月現在の[[アンサイクロペディア]]日本語版において、[[uncyclopedia:ja:魔法少女リリカルなのは|本作の記事]]がアクセス回数第1位となっている。
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
* [http://www.nanoha.com/archive/ 公式サイト(第1期)]
+
* [http://www.nanoha.com/archive/ 公式サイト]
* [http://www.nanoha.com/archive2/ 公式サイト(第2期)]
+
* [http://www.nanoha.com/ 公式サイト(第3期)]
+
* [http://nanoha.julynet.jp/ NanohaWiki]
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{{Wikipedia/Ja}}
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{{魔法少女リリカルなのは}}
  
[[Category:魔法少女リリカルなのは|*]]
+
{{DEFAULTSORT:まほうしようしよりりかるなのは}}
[[Category:2004年のテレビアニメ|まほうしようしよりりかるなのは]]
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[[Category:魔法少女リリカルなのは|* 1]]
[[Category:2005年のテレビアニメ|まほうしようしよりりかるなのは]]
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[[Category:2004年のテレビアニメ]]
[[Category:2007年のテレビアニメ|まほうしようしよりりかるなのは]]
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[[Category:メガミ文庫]]
[[Category:ライトノベル|まほうしようしよりりかるなのは]]
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[[Category:携帯電話アプリゲーム|まほうしようしよりりかるなのは]]
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2009年12月5日 (土) 14:37時点における版

魔法少女リリカルなのは
  1. とらいあんぐるハート3 〜Sweet Songs Forever〜』において、ゲームクリア後のおまけシナリオとして収録された「CMスポット」において新番組として予告された架空のテレビアニメ作品のタイトル。本編のパロディ的な内容で嘘企画であると明記されており、後に実際に制作された以下に挙げるいずれの作品とも全くの別物である。
  2. 1.のファンディスクとらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱』に収録されているミニシナリオ。狭義にはこの作品がテレビアニメ版の原作にあたる[1]が、実質的には1.をはじめとしたとらいあんぐるハートシリーズ全体の後日談にあたる作品でありテレビアニメ版とは全くの別物である。
  3. 1.のOVA版に先行して発売されたミュージッククリップ集『とらいあんぐるハート 〜Sweet Songs Forever〜 サウンドステージVA』に2.のオープニングアニメという名目で収録されている短編アニメ作品[2]。なお、この作品及びOVA本編はテレビアニメ版と同一スタッフによる制作である。
  1. 第1期『魔法少女リリカルなのは』は、2004年10月から2004年12月にかけて全13話が放送された。本項ではこの作品について記述する。
  2. 第2期『魔法少女リリカルなのはA's(エース)』は、2005年10月から2005年12月にかけて全13話が放送された。
  3. 第3期『魔法少女リリカルなのはStrikerS(ストライカーズ)』は、2007年4月から2007年9月にかけて全26話が放送された。
  4. 劇場版『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』の製作が2008年7月に発表された。第1期をベースとした、新設定・新デザインによるパラレルストーリー[3]
  5. 第4期は以下の2作品からなる。

魔法少女リリカルなのはシリーズ > [[{{{2}}}]] > [[{{{3}}}]] > [[{{{4}}}]] > [[{{{5}}}]] > [[{{{6}}}]] > 魔法少女リリカルなのは
魔法少女リリカルなのは
[[Image:|0250px|]]
ジャンル 魔法少女アニメ
テレビアニメ:
原作 都築真紀/ivory
総監督
監督 新房昭之
シリーズディレクター
チーフディレクター
企画
シリーズ構成
脚本 都築真紀
キャラクターデザイン 奥田泰弘
メカニックデザイン
音楽
アニメーション制作 セブン・アークス
製作 なのはPROJECT
放送局 日本の旗 日本放送局参照
台湾:Momo Kids
香港:HKCTV
大韓民国の旗 韓国Qwiny
タイ:TrueVisions
マレーシアNTV7
放送期間 2004年10月 - 12月
話数 全13話
その他
コピーライト表記 ©なのはPROJECT
ドラマCD:魔法少女リリカルなのは サウンドステージ
原作
制作 ディスカバリー
脚本
演出
放送局
番組
書籍
発売元 セブンエイト
販売元 キングレコード
レーベル キングレコード(VC制作部担当)
発売日
発表期間 2004年11月26日 - 2005年4月6日
販売価格
売上本数
レイティング
収録時間
話数
枚数 全3巻
その他
小説:魔法少女リリカルなのは
著者 原作 都築真紀/ivory
都築真紀
イラスト カバー・口絵 奥田泰弘
本文 長谷川光司
出版社 日本の旗 日本 学習研究社
台湾・香港 台湾国際角川書店
掲載誌
レーベル メガミ文庫
発売日 2005年9月27日
発表期間 -
巻数 全1巻
話数
その他
関連作品
* 魔法少女リリカルなのはシリーズ
テンプレート使用方法 ノート

魔法少女リリカルなのは』(まほうしょうじょリリカルなのは、Magical girl lyrical Nanoha)は、独立UHF系各局で2004年10月から12月にかけて全13話が放送されたテレビアニメ作品。『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の第1期の作品である。

キャッチコピーは「魔法少女、はじめました。

概要

本作は、テレビアニメとしての、『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の第1作目にあたり、良くも悪くもこのシリーズの流れを決定付けた作品である。

原作となったゲーム『とらいあんぐるハートシリーズ』のシナリオを担当した都築真紀が本作の全話の脚本も担当したのだが、当初から都築は「ゲームをそのままアニメ化することは難しい」という持論を持っており、また原作の『リリカルなのは』は『とらいあんぐるハート』という土壌があって初めて成立するもので、原作の『リリカルなのは』の部分だけをアニメ化しても上手くいかないと考えていたため、登場人物の設定を流用しただけで、内容についてはオリジナルで行くことに決めていた[4]。また、当初からUHFアニメとして深夜に放送されることは決まっていたため、その時間帯に視聴する層にアピールするため、派手なアクションを取り入れたとも語っている[4]

一方で、原作では重要なファクターだった男女間の恋愛というものは本作では極力オミットされ[5]、代わりになのはと、当初敵対する立場だったフェイトという2人の少女の間で、次第に友情が育まれていく様が丁寧に描かれていた。

また、従来は単なる「道具」としてしか描かれないことが多かった「魔法の杖」を、自立判断し英語で喋る[6]パートナーとして描いたことも特徴の1つである。

2004年12月に、全13話の放映を終了した『魔法少女リリカルなのは』だったが、翌年2月のファンイベント「リリカルパーティ」にて、早くも続編である『魔法少女リリカルなのはA's』の製作が公式に発表された。

ストーリー

自称・平凡な小学3年生高町なのはは言葉を話すフェレットが負傷し倒れているところを発見、保護する。フェレットの正体は異世界ミッドチルダからやってきた少年ユーノ・スクライアだった。

彼がこの世界に来た理由。それは彼が発掘したロストロギア(異世界に存在した高度な魔法技術の遺産)「ジュエルシード」が散らばってしまったためであった。成り行きから事情を知ったなのはは、ユーノと共にジュエルシードを集め、封印することを決意した。

登場人物

魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物 を参照

用語

ロストロギア
過去に何らかの要因で消失した世界、ないしは滅んだ古代文明で造られた遺産の総称。多くは現存技術では到達出来ていない超高度な技術で造られた物で、使い方次第では世界はおろか全次元を崩壊させかねない程危険な物もあり、これらを確保・管理する事が「時空管理局」の任務の一つである。
ジュエルシード
「ロストロギア」の一種で、碧眼の瞳を思わせる色と形状をした宝石。
全部で21個存在し、それぞれシリアルナンバーとしてローマ数字がふられている。一つ一つが強大な「魔力」の結晶体で、周囲の生物が抱いた願望(自覚の有る無しに関わらず)を叶える特性を持っている。ユーノ・スクライアが発掘、その後の事故で海鳴市周辺に漂流する。
「PT事件」の中核であると同時に、高町なのはが「魔導師」となり、フェイト・テスタロッサや「時空管理局」と出会うきっかけとなった「ロストロギア」である。
なお、後年の事件である「JS事件」(魔法少女リリカルなのはStrikerS参照)でも登場する。
プロジェクトF.A.T.E
詳細はこちら
傀儡兵(くぐつへい)
所有者の意に従い、行動する人型機械。往々にして戦闘用であり、西洋風の鎧と武器を武装した様な姿をしている。
アルハザード[7]
またの名を「忘れられし都」。古代ベルカよりさらに昔に存在したといわれている世界で、そこには時を操り、死者さえも蘇らせる秘術があるという。だが次元断層に沈みその存在は伝説上のものとされ、実在しないというのが通説。しかしプレシア・テスタロッサはジュエルシードの力で次元震を起こしアルハザードへの航行を果たそうとした事から、リンディ・ハラオウンは「彼女はアルハザードの実在を確認していたのではないか」と推測した。[8]
虚数空間
次元断層によって引き起こされる空間の穴。あらゆる魔法が消去される無限の空間が広がり、一度落ちれば重力の続く限り墜落を続け、二度と出る事は出来ない。
海鳴市
海に隣接した街で、第1期からA'sまでの主な舞台。海辺といっても山もあれば丘もあり、果てには温泉宿やスーパー銭湯も備えた、至れり尽くせりな街。登場人物のほとんどはこの街に住んでいる。土地に関する設定は原作からの変更がほとんど無いためこちらも参照。
翠屋
海鳴市にある、高町家が家族営業する喫茶店。洋菓子類の販売も行っており、店の雰囲気や味には定評がある。今でこそ人気の店だが、一時は高町士郎の重傷によって経営が傾いたことがある。

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ「innocent starter
作詞:水樹奈々 作曲・編曲:大平勉 歌:水樹奈々キングレコード
エンディングテーマ「Little Wish 〜lyrical step〜
作詞:椎名可憐 作曲・編曲:太田雅友 歌:田村ゆかりコナミメディアエンタテインメント
挿入歌(第12話)「Take a shot
作詞・作曲・編曲:矢吹俊郎 歌:水樹奈々

サブタイトル

話数 サブタイトル 脚本 演出 絵コンテ 作画監督 総作画監督 DVD収録巻
1 それは不思議な出会いなの? 都築真紀 草川啓造 一分寸僚安 奥田泰弘 - Vol.1
2 魔法の呪文はリリカルなの? 秋田谷典昭 田所修 田中千幸
3 街は危険がいっぱいなの? 守田芸成 こでらかつゆき 高梨光 奥田泰弘
4 ライバル!?もうひとりの魔法少女なの! 阿部雅司 大田和寛 - Vol.2
5 ここは湯のまち、海鳴温泉なの 斉藤良成 こでらかつゆき 斉藤良成
6 わかりあえない気持ちなの? 上坪涼樹 田中千幸 奥田泰弘
7 三人目の魔法使いなの!? 阿部雅司 大田和寛 - Vol.3
8 それは大いなる危機なの? 西山明樹彦 田所修 高鉾誠 奥田泰弘
9 決戦は海の上でなの 上坪涼樹 こでらかつゆき 友岡新平 -
10 それぞれの胸の誓いなの 中山岳洋 田所修 中山岳洋 奥田泰弘 Vol.4
11 思い出は時の彼方なの 草川啓造 田中千幸
12 宿命が閉じるときなの 斉藤良成 こでらかつゆき 金子誠・水上ろんど
斉藤良成(メカニック)
友岡新平(エフェクト)
Vol.5
13 なまえをよんで 上坪涼樹 奥田泰弘 -

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時
岐阜県 岐阜放送 2004年10月1日 - 12月24日 金曜 24時10分 - 24時40分
埼玉県 テレビ埼玉 2004年10月2日 - 12月25日 土曜 24時30分 - 25時00分
三重県 三重テレビ[9] 土曜 26時20分 - 26時50分
大阪府 テレビ大阪[10] 土曜 27時10分 - 27時40分
千葉県 ちばテレビ 2004年10月4日 - 12月27日 月曜 25時40分 - 26時10分
神奈川県 tvk 2004年10月7日 - 12月30日 木曜 25時35分 - 26時05分

関連作品

CD

全てキングレコードより発売[11]。サウンドステージ[12]は本編の合間をドラマCDにした番外編である。収録内容の詳細は魔法少女リリカルなのは サウンドステージを参照のこと。

  • 魔法少女リリカルなのは サウンドステージ01(第2.5話 ドキ!水着でプールで大ピンチなの?、品番・KICA-666)
  • 魔法少女リリカルなのは サウンドステージ02(第5.5話 風の向こうの記憶なの、品番・KICA-667)
  • 魔法少女リリカルなのは サウンドステージ03(第14話 それから、品番・KICA-668)
  • 魔法少女リリカルなのは Original Sound Track(品番・KICA-693)

DVD

  • 魔法少女リリカルなのは Vol.1(品番・KIBA-1138)
  • 魔法少女リリカルなのは Vol.2(品番・KIBA-1139)
  • 魔法少女リリカルなのは Vol.3(品番・KIBA-1140)
  • 魔法少女リリカルなのは Vol.4(品番・KIBA-1141)
  • 魔法少女リリカルなのは Vol.5(品番・KIBA-1142)

小説

イベント

リリカル☆パーティー
2005年2月6日に東京・新木場のSTUDIO COASTで開催。『A's』の制作はここで発表された。

脚注

  1. 広義にはとらいあんぐるハートシリーズ全体を指す。
  2. 正式なトラックタイトルは『リリカル・マジック 〜素敵な魔法〜』。また、曲名でもある。
  3. メガミマガジン通巻100号記念特大号「魔法少女リリカルなのは特集」/魔法少女リリカルなのは:劇場版アニメ化決定 第1シリーズをリニューアルし09年公開へ(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)
  4. 4.0 4.1 『魔法少女リリカルなのは/魔法少女リリカルなのはA's ビジュアルファンブック』晋遊舎、2006年、138ページ。
  5. 同サイトのweb拍手レス「過去ログ(*´A`)2005年1月〜」の5/10などを信じるならば、恋愛もまた「アニメで表現するのは難しい」テーマだと考えていたようだ。
  6. 担当声優にネイティブスピーカーを起用していたことも。
  7. 原作の都築真紀ワイルドアームズシリーズのファンであり、ワイルドアームズシリーズにも人物として「アルハザード」が登場する。
  8. 魔法少女リリカルなのはStrikerS』でも取り上げられ「アルハザードの遺児」なる人物が出てくるが本作の段階ではまだ具体的な設定が作られておらず、都築もアトランティスやムー大陸のようなものとコメントしている。
  9. 1話で放送事故があり、翌週に再放送、最終週に2話放送した。
  10. 本放送においては、地上波の放映局ではシリーズを通して唯一のキー局系列局である。
  11. ただし同社のアニメ系レーベルとして知られるスターチャイルドではなくVC制作部の制作である。
  12. この名称は本作の親作品であるとらいあんぐるハートシリーズドラマCDシリーズに由来。

外部リンク

魔法少女リリカルなのはシリーズ
作品 第1期劇場版) - A's - StrikerS - 第4期Force - ViVid) - サウンドステージ
登場人物 主人公 なのは - フェイト - はやて
ヴォルケンリッター シグナム - ヴィータ - シャマル - ザフィーラ
その他主要人物 ユーノ - アルフ - クロノ
機動六課 前線フォワード部隊(スバル - ティアナ - エリオ - キャロ
時空管理局 A's関連 - 陸士108部隊 - その他
魔法関係の勢力 テスタロッサ家関係 - 闇の書関係 ヴィヴィオ - 聖王教会 - スカリエッティ & ナンバーズ - ルーテシア一行
海鳴市の人々 高町家 - その他の人々
カテゴリ Category:魔法少女リリカルなのは